御前山(小岩バス停→尾根通→湯久保山→御前山→境橋バス停)
- GPS
- 07:18
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 1,716m
コースタイム
天候 | 小雨→霧雨→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
06:58発 立川駅(JR青梅線(普通) [武蔵五日市行き])→07:34着 武蔵五日市駅 07:39発 武蔵五日市駅バス停(西東京バス 五18[西東京] 藤倉行)→08:17着 小岩バス停 ●復路 16:29発 境橋バス停(西東京バス 奥10[西東京] 奥多摩駅行)→16:39着 奥多摩駅バス停 16:57発 奥多摩駅(JR青梅線(ホリデー快速おくたま6号) [東京行き])→17:56着 立川駅 ※参考:武蔵五日市駅 時刻表(五18・五里18 [西東京] 藤倉行) http://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/diagram/BusDiagram?orvCode=00042639&course=0000423802&stopNo=1&date=2015-10-10 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪コース状況≫ 全体的に、この時期の雨天時にはお決まりですが、落ち葉が濡れて滑りやすかったです。 ○尾根通 尾根通は山と高原地図では破線ルートです。踏跡はしっかり付いていますが、道標は少ない(ほとんど無い)です。登山口が分かり難く、私はスマホから下記のshinsanさんのレコを見て正しい道を見つけました(感謝!)。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-638765.html また、登山道が狭いし右側が急斜面ですので、歩行に注意が必要です。 ○御前山⇒境橋バス停 ほとんどの登山道は通行止めで、車道を歩かされます。 ≪登山ポスト≫ ・武蔵五日市駅の改札を出る前の左手にあります。小岩バス停にはありません。 ≪トイレ≫ ・御前山避難小屋にあります。 ≪水≫ ・御前山避難小屋の水場は、チョロチョロとした濁った流れはありましたが、汲む気にはなりませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(1)
ダウン(1)
フリース(1)
ザックのレインカバー(1)
水(2ℓ+スポーツ飲料1ℓ)
行動食
タオル(1)
ティッシュ
ゴミ袋
ウェットティシュ
スマホ(1)
時計(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池
コンパス(1)
1/25000地形図(1)
ガスストーブ(1)
コッヘル(1)
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共同装備 |
ツェルト(1)
ファーストエイドキット(1)
ガイド地図(1)
医薬品
非常食(1)
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感想
少し時間ができたので、奥多摩でしばらく登っていない御前山へ。調べてみたら小岩バス停から登る破線ルートがあって、私の好きな人気のない難解なルートかと思って、そこから登ってみることに決定。尾根通と呼ばれるルート。どんなところだろう?
結果から言うと、尾根通は「おねどおり」と読み、登山道ではなく通りの名前でした。そう、車道なのです。尾根沿いに民家が点在していて、そこに車道があるのです。標高390mから始まって650m付近まで車道が続きます。まあ、なかなか面白いですが、登山の趣旨からは外れていてガッカリ。しかも、車道の登りは同じ筋肉を使い続けるからか、やけに疲れます。
登山道に入ってからは、それなりに期待通りで、御前山に近づくまでは登山者には一人も会いませんでした。ただ、ルートファインディングが難しいかと言えばそんなことはなく、難しかったのは車道からの入り口が分かり難かったぐらい。たしかに道標がほとんどないので初心者向きではないですけど、少なくとも登りに使う分には破線ルートと言うほどではありませんでした。
それでも今回は一つ大きな失敗をして、湯久保山山頂で道を間違えて、湯久保尾根を下山する方へ進んでしまいました。御前山へ向かうルートも地図で見ると一旦標高を下げることが分かっていたし、湯久保山山頂では自分が来た方と反対側の2つしかルートが無かったので、何も考えずに反対側へ進んでしまいました。5分ぐらい歩いて、自分の思っている方角へ道が曲がって行かないので、「結構方向が違う?」と思ってコンパスを見ると、なんと180度反対方向。いや〜、これにはかなり混乱しましたね。「コンパス壊れた?」とか思って、腕時計のコンパス機能でも確認してみましたが、もちろん結果は同じ。混乱して訳が分からなかったのですが、こういう場合は基本に立ち返って、とりあえず最後に場所が確認できている湯久保山山頂まで登り返すことにしました。山頂でコンパスを使って地形図を正置してみて、本来進むべき方向を眺めてみて、ようやく道を間違えた理由が分かりました。落ち葉で踏み跡が隠されていたのですが、たしかにそこにもう一つ道があるのです。さっきは全く気付かなかった道が。ようするに三叉路になっていたということです。まあ、地図上も山頂で三叉路にはなっていたのですけど、分岐の位置が地図とはずれていることなんて良くあることなので、深く考えていませんでした。あらかじめ分かっていて気を付けていたつもりなんですけど、やはりこの時期の落ち葉は怖いですね。
結局、登山口で迷ったのと合わせて時間をかなりロスしたので、山頂に着いたのが予定より大幅に遅くなりました。当初の計画では下山は鋸山経由で鋸尾根だったのですが、下山中に日没が間違いないし、雨で岩が滑るだろうから、安全策を取って境橋バス停へエスケープすることに決定しました(計画書にもエスケープルートとして記載していました)。境橋バス停へのルートが楽なことは前に通って知っていたので、計画書を書いた段階でこのルートをエスケープとして選択していたことは適当だったと思っています。しかし、ここで問題発生。なんと、このルートが随所で通行止め。倒木や崩落などが原因のようです。それで、始終、迂回路の退屈な車道を歩かされました。下山路の7割は車道を歩いたと思います(車道を歩きに来たんじゃないのに...)。登りも尾根通で1/4は車道だったことと合わせると、登山全体の半分ぐらいは車道を歩いていたことになります。あ〜、なんてこった、こんな日もあるものですね。まあ、自分の下調べが足りなかったのが原因ですけど...。
≪今日の反省≫
・山頂から出発するときは、コンパスで方向確認すべし。
・エスケープとして設定したルートの通行情報も事前に確認しておくべし。
反省の多い山行でした。
コメント
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尾根通り、守屋地図ですら「荒廃」という記述しかない道だね。御前山と言えば、湯久保尾根を宮ヶ屋戸まで下ったときに猿の大群がいて、そのまま進んだら横に散ってくれてモーゼのような気分になったことを思いだすなあ。
御前山の登山道は、何年か前の台風以降ずっと通行止めが続いていて、残念。
荒廃ねぇ〜。踏み跡は明瞭だし、蜘蛛の巣や木の枝が登山道を塞いだりということもなかったので、それなりの通行量があると思うよ。ただ、営林関係か何かの入山が多いのか、登り方向での道の分岐が何か所もあった。まあ、尾根のトップを歩けばいいのだから、地形図とコンパスがあれば(そしてそれらを使えば)、道迷いの心配はないと思う。迷うのはバスを降りた直後と登山道の入り口だね。
登山道の通行止めはずっと続いているのかあ。そういえば、前にここを通ったのは何年も前だなぁ〜。隣に車道があるから、復旧作業の優先度が低いんだろうね。
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