麦草岳へ 避難小屋で宴を楽しむ

2015年11月21日(土) 〜 2015年11月22日(日)

• GPS: 24:08
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,416m
• 下り: 1,409m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:44
• 休憩: 0:33
• 合計: 3:17

9:13 福島Bコース・茶臼山分岐
9:48 9:50 幸ノ川渡渉地点
10:32 10:48 四合目半
11:40 11:55 六合目
12:30 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋

2日目

• 山行: 2:48
• 休憩: 0:50
• 合計: 3:38

5:41 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
6:23 6:32 麦草岳
7:01 7:30 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
8:44 8:56 幸ノ川渡渉地点
9:19 福島Bコース・茶臼山分岐

天候

21日　高曇り　　22日　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

閉鎖スキー場上　広い駐車スペースがあります。　

その他周辺情報

登山口下　丸中山荘温泉500円

写真

11/21 9:09

今日の目的地は七合目避難小屋、各自ストーブの薪を持って出発

11/21 9:09

駐車場は下の白い建物（旧スキー場のレストハウス）にたくさん駐められます。

11/21 9:11

ここがコガラ登山口、まっすぐ進めば茶臼から駒ヶ岳に行ってぐるっと回ってこれます。今回は福島Bコースを行きます。

11/21 9:15

林道の先に麦草岳が見えます。

11/21 9:47

出発から40分弱で幸ノ川の徒渉です。
水量も無いので普通に渡れました。

11/21 10:03

徒渉地点から100mほど標高を稼ぐと、ここが四合目です。

11/21 10:03

11/21 10:34

四合目から力水のある休憩ポイント4合目半まで30分も掛かりました。酒と水と薪で重いザックが堪えました。

11/21 10:47

力水はチョロチョロでしたがおいしい水でした。

11/21 10:47

日が差してきてすこしテンションが上がります。

11/21 11:08

だんだんと列が長くなってしました。

11/21 11:08

茶臼山が見えました。

11/21 11:17

五合目です。四合目から五合目までがやっぱり長い。

11/21 11:52

6合目で休憩

11/21 12:25

見晴らし台から御岳、乗鞍

11/21 12:25

笠と穂高連峰が遠くに望めました。

11/21 12:25

行く先方向の麦草岳

11/21 12:34

ようやく避難小屋に到着です。

11/21 12:34

ここは登山道の交差点です。

11/21 12:38

小屋手前の大岩、登るとしましたが登れませんでした。

11/21 12:42

駒ヶ岳が見えます。

11/21 12:44

小屋の屋根にはソーラーパネル、屋根の向こうに北アルプス。

11/21 12:50

後続も到着です。昼飯がてらさっそく乾杯！
このまま宴会モードに突入、暖かい部屋で幸せです！

11/22 7:22

薪を持ってきましたが小屋にはたっぷりありました。
長椅子には発泡スチロールが敷いてあって快適です。
焚きつけに苦労しましたが後で焚きつけ材があることもわかりました。

11/22 7:22

なんとサンダルもあります。靴箱の上には食べてくださいと餅がありました。

11/22 7:23

ストーブの土間と仕切られた部屋、窓があって明るく清潔です。

11/22 7:23

ロフト構造に「なっています。それぞれマットがありました。

11/22 7:23

水も貯水してありました。

11/22 7:23

それに鍋ややかんまで・・いたりつくせりです。
帰りには掃除をしてきれいにしましたが、本当に小屋を管理している町や建設会社の方々に感謝です。

11/22 6:27

翌日は日の出がてらに麦草岳に登りました。
夜は満点の星空だったのに夜明けともに曇ってしまいました。
山頂まで50分ほど掛かりました。

11/22 6:27

山頂からの眺望です。御岳方面

11/22 6:28

11/22 6:29

茶臼山から将棊頭、向こうに八ヶ岳

11/22 6:29

主峰駒ヶ岳、奥に宝剣岳、手前は木曾前岳

11/22 6:29

木曾前岳の奥に三ノ沢、牙岩

11/22 6:31

木曾南部ノ山々

11/22 6:34

山頂から直ぐの駒岩

11/22 6:36

登ってみようとしましたが断念

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

y-urano

I君が初冬の小屋泊をやりたいというので、近場で以前行ったときに泊まってみたいと思っていた駒ヶ岳七合目避難小屋に行ってきました。

緊急用の薪を使うわけにはいかないと思って、薪持参にして水もしっかり、それにたっぷりと酒それに鍋物と食材、もしもストーブが使えない場合を考えてしっかりした防寒対策とザックはふくれる上がるばかり。
それだけの重い荷物を背負って登った小屋でしたが、想像以上に快適でいたれりつくせりの備品にも驚きました。

この日は他に名古屋から二名と、ちょうどストーブを囲む人数でした。
暖かな小屋での登山談話に弾みました。
ちょっと心残りは当日に麦草岳まで登っておいた方が良かったかなと言うことぐらいでした。

早くに宴会を始めたので七時頃にはお開きとなって寝ましたが、途中ストーブを消そうとしたことで煙が部屋に充満してしまったというプチトラブルもありましたが、快適に眠れました。

夜中満点の星空だったので、日の出を期待しての麦草岳でしたが、残念ながら曇ってしまいました。それでも雪を待つだけの荒涼とした山塊はなかなか迫力がありました。本来ならば軽アイゼンが必要な時期なのですが、全く必要ありませんでした。
初冬の雪山を期待していたのに今年の暖冬にはがっかりです。

下りは2時間ほどで登山口に戻って、直ぐしたの温泉で贅沢な朝風呂に浸かって筋肉痛をほぐしてさっぱりして帰りました。