奥久慈 檜山と夢想滝〜矢祭山駅から周回

2015年11月22日(日) [日帰り]

• GPS: 03:47
• 距離: 7.6km
• 登り: 614m
• 下り: 607m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:23
• 休憩: 0:21
• 合計: 2:44

9:19 矢祭山駅
9:26 9:27 新夢想橋
10:08 10:08 檜山登山口
10:33 10:40 檜山
11:00 11:00 檜山登山口
11:38 11:51 夢想滝
11:55 11:55 あゆのつり橋
12:03 矢祭山駅

○コース参考
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド7　茨城県の山　「7　檜山」

天候

アクセス

利用交通機関：

電車

常陸大子→矢祭山　JR水郡線　240


起点・終点：矢祭山駅

矢祭山→常陸大子→水戸　JR水郡線　　　3,350
水戸→東京　　　　　　　JR常磐線　　　↑　特急ひたち　1,550
東京→新宿　　　　　　　JR中央線快速　↑
新宿→町田　　　　　　　小田急　　　　370　特急はこね　410

コース状況／危険箇所等

・檜山の山頂までよく整備された歩きやすい道。
・夢想滝近くの遊歩道は、少し荒れた感じで道は細め。檜山の登山道以上に注意が必要。
・山頂寄りよりも、麓寄りの方がたくさんの道が入り組んでいて難しいが、要所に道標とか簡易な地図があるので大丈夫。

写真

11/22 7:40

前日に上小川駅前で買ったホワイトプリンのカフェオレ味。
宿で朝食後に頂く。

11/22 8:10

久慈川に架かる池田橋は、架け替え工事中で車は通れない。

11/22 8:10

池田橋から朝の久慈川。

11/22 8:21

常陸大子駅。
郡山方面の次の電車は09:05。ひとつ前は06:57。
7時台から8時台には一本もない！

11/22 8:25

駅に着くのが早すぎたので駅前をぶらぶらと。
駅前にある機関車は昭和13年製造のC12。
約30年間九州各地で活躍し、昭和42年に水郡線へ。
昭和45年の無煙化によって退役。

11/22 8:39

水郡線のカラフルな列車。
ドアを開け閉めして点検中。

11/22 8:42

ホームの端から常陸大子駅。
・・・ヒマなのです；

11/22 8:44

ホームから、昨日登った男体山が見えた。

11/22 8:52

列車が到着。
ここで後ろ2両を切り離して、さらに10分ほど待ってから、やっと出発。

11/22 9:16

そして、あっという間に矢祭山駅。
常陸大子駅から2駅10分ほど。

11/22 9:16

矢祭山駅は、赤い木造の駅舎。

11/22 9:17

矢祭山駅。
奥久慈エリアではあるけれど、ここは福島県。

11/22 9:19

駅前の店はもう営業していた。
なぜか自衛隊の人がたくさん。
皆さん楽しげに買い食いしているので緊急事態ではないようだ。

11/22 9:22

早速、紅葉。

11/22 9:24

しばらく川沿いを進み、赤い欄干の新夢想橋を渡る。

11/22 9:26

新夢想橋から、南側。
水郡線の鉄橋がある。

11/22 9:27

同じく新夢想橋から、北側。
岩峰が凄い。

11/22 9:27

ちょうど目線の高さに咲いていたノッポさん。

11/22 9:29

岩と久慈川。

11/22 9:30

水郡線の鉄橋を潜る。

11/22 9:33

檜山へは登山口までの道がたくさんある。
青の道「のんびり楽しむ人向けのルート」を行くことにした。

11/22 9:34

落ち葉の絨毯。

11/22 9:36

道は複雑だが、道標があるので安心。

11/22 9:36

サクサク落ち葉に紅葉がいい感じ。

11/22 9:38

これも見事。

11/22 9:39

道標の上に。

11/22 9:39

整備はされているけれど、歩く人は少なそうな感じの道。

11/22 9:45

ひとつ目の四阿。
でも展望はない。

11/22 9:50

道は歩きやすいけれど・・・けっこう急坂。
前日の疲れもあって、足取りは重め。

11/22 9:52

ふたつ目の四阿。
ここも展望なし。
山側は屋根が低いので頭をぶつけないように注意。
・・・こんな狭い傾斜地に作らなくても；

11/22 9:57

少し開けて、向こうに見えるのが檜山かな？

11/22 9:59

林道に飛び出す。

11/22 10:04

サクサク落ち葉の林道。

11/22 10:08

林道が広くなっているところに、檜山の登山口。

11/22 10:11

登山道もとても歩きやすい道。
晴れていればな〜

11/22 10:29

ひたすら登ってこの石仏に出会うと、山頂は近い。

11/22 10:30

祠のある広場。
ここが山頂・・・ではなかった。
左手をさらに奥へ。

11/22 10:32

短く急坂を登ると・・・

11/22 10:33

ここが、山頂。

11/22 10:33

三角点のある檜山の山頂に到着。
あまり広くない。
展望は木の合間からそこそこ、といった感じ。

11/22 10:36

あの歪な稜線は奥久慈岩稜かな？

11/22 10:36

奥久慈男体山。

11/22 10:39

北側。
東館のあたりだろうか。

11/22 10:42

下りはのんびり紅葉を探しながら。

11/22 10:44

八溝山はどっちだろう。
左奥の方かな？

11/22 10:45

これもいい色。

11/22 10:46

紅葉は残り少なくなっている。

11/22 10:54

11/22 10:56

突き出た白い岩。
名のある岩だろうか？

11/22 11:02

林道からの紅葉。

11/22 11:04

やっぱり曇り空が惜しい感じ。

11/22 11:06

紫。

11/22 11:16

あれ、いつの間にか「険しい道に挑みたい人向けのルート」に入っていた。
分岐を見逃したようだが・・・もともとこのコースを歩くつもりだったので、まあ、いいか。

11/22 11:17

アカマツだらけの尾根。
両脇はけっこう断崖。

11/22 11:22

沢に向かって下り始めると・・・倒木が道を塞いでいる。

11/22 11:23

倒木を迂回するルートがあったようだが、上からだと気が付かなかった・・・

11/22 11:23

一旦沢に下りて、急傾斜の階段を登る。

11/22 11:30

このあたりは遊歩道のはずだが・・・檜山の登山道よりも細い道。

11/22 11:31

木の合間から、岩壁と久慈川が見えた。

11/22 11:35

崖っぷちの四阿。

11/22 11:35

四阿から、矢祭山。

11/22 11:35

下には、あゆのつり橋。

11/22 11:37

谷底まで下りると、岩だらけ。

11/22 11:38

谷の奥に進むと・・・ものすごい巨岩。

11/22 11:39

不意に、合格さん。

11/22 11:40

先ほどの巨岩の側面に、大穴がある。

11/22 11:41

その大穴をよく見ると、石仏。
乙女観音というらしい。

11/22 11:44

巨岩の大穴に向かう階段を登ると・・・

11/22 11:45

小さな社がある。

11/22 11:46

そして巨岩の隣に、夢想滝。

11/22 11:47

滝と紫。

11/22 11:48

夢想滝。
滝自体はそれほど大きな滝ではないが・・・

11/22 11:50

滝の周辺の景観が凄い。

11/22 11:51

再び岩間の道を戻る。

11/22 11:52

岩の上に石仏。

11/22 11:52

今度は、おりこうさん。

11/22 11:55

沢沿いの歩道を行くと、久慈川に架かる「あゆのつり橋」。

11/22 11:55

あゆのつり橋。
正面に矢祭山。
頑丈でほとんど揺れない。

11/22 11:56

あゆのつり橋から、北側。
岩壁下の川沿いにも歩道がある。

11/22 11:57

あゆのつり橋から、南側。

11/22 11:58

川沿いの岩と紅葉。

11/22 11:59

あゆのつり橋。
今度は逆から。
右側の岩の中腹に先ほどの四阿が見える。

11/22 12:01

水郡線の線路を渡る。
遮断機どころか、警報もない。

11/22 12:01

矢祭山駅。

11/22 12:10

駅向かいの店で昼食。
駅前の駐車場はいっぱいになっている。

11/22 12:23

なんとなく、つくね。

11/22 12:33

そして、名物の、あゆ定食。

11/22 12:53

矢祭山の山頂まで探検する気力はないので、電車の時間まで矢祭山公園を散歩することに。
月見橋。

11/22 12:56

矢祭山公園の探鳥コースを歩いてみる。
矢祭山もけっこう岩が多い山。

11/22 12:57

ちょっといい眺め。
と、このあたりでゴロゴロと、空ではなくお腹が鳴り出す。
引き返して駅へ・・・

11/22 12:58

月見橋は紅葉がいい感じ。

11/22 12:59

季節を間違えたツツジがたくさん咲いている。

11/22 13:00

とりあえずこれだけでも撮っておこう・・・

11/22 13:12

そして駅に戻ってトイレに駆け込む・・・

11/22 13:33

今回はこれで終了。
矢祭山は、ツツジの頃にまた改めて、かな。

11/22 13:35

さあ、帰りも4時間超の長い道のり。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

WashiTabi

前日の男体山と長福山に続いて、奥久慈ローカル線の旅2日目。（1日目は別レコで。末尾の「関連」を参照）
常陸大子駅からJR水郡線に乗って県境を越え、福島県に入って最初の駅、矢祭山駅から檜山を歩いた。
前日の疲れもあるので、2日目は軽めに。
檜山だけなら3時間ほどで周回出来る。
余力があれば、矢祭山の山頂も目指そうかと思っていたが・・・

分県本では「初めてのハイキングに向く山」と書かれているが、まさにそんな感じ。
道標も充実していて、道は山頂に至るまで程よく手入れされた歩きやすい道。
川あり岩ありつり橋ありで、大展望・・・というわけにはいかないが、そこそこに展望もある。
そして、夢想滝も見どころ。
滝そのものはそれほど大きくないのだが、周囲の迫り来るような巨岩が凄い。
紅葉は高いところではほとんど終わっていたが、川沿いにはまだ残っていて、なかなか良かった。

それにしても、紅葉時の連休だというのに貸し切り状態。
矢祭駅の辺りと夢想滝から「あゆのつり橋」にかけては観光している人がそれなりにいるけれど、檜山の登山道では登りでも下りでも、誰にも会わなかった。

駅近くには、店が数軒並んでいて、食事には困らない。
名物は、あゆ。
軒先に串焼きがたくさん並んでいる。

駅前の店で昼食後、次の列車は30分後。
その次の列車はさらに2時間後・・・
どんより曇り空だし、公式な登山道がない矢祭山の山頂まで探検する元気はないので、次の列車の時間まで中腹の矢祭山公園を歩きまわることにした。
で、紅葉を眺めつつ歩いていると・・・
ゴロゴロと鳴り出したのは空、ではなくお腹・・・
駅に戻ってトイレに駆け込んで・・・終了。
矢祭山はツツジの名所でもあるので、その頃にでもまた改めて、とうことで。

というわけで、秋の奥久慈。
やっぱりここは「岩と紅葉」。
人気の男体山とか袋田の滝周辺もいいけれど、常陸大子から北のエリアに足を延ばすと、けっこう静かな山歩きが楽しめそう。

〜〜〜関連〜〜〜
○1日目　奥久慈　男体山と女体山（長福山）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-767776.html
○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/nQgv2uhNDek8PHKB6