【素敵な出会い、思わぬ縦走】天狗山・男山

2015年11月22日(日) [日帰り]

• GPS: 04:30
• 距離: 7.3km
• 登り: 534m
• 下り: 995m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:52
• 合計: 4:37

7:47 馬越峠
8:40 8:48 天狗山
10:27 11:11 男山
12:24 男山登山口

天候

おおむねはれ、穏やかな1日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往復：所沢IC〜佐久南IC 141号を南下して小海から124号、2号で馬越峠
駐車：馬越峠の駐車スペース、つめればぎりぎり5台停められるかも。無料

コース状況／危険箇所等

危険個所は見当たらなかったが、枯葉が積もっていて足元が見えない箇所は慎重に。

その他周辺情報

コンビニは141沿いのセブンイレブンが最後。
登山口にもルート上にもトイレはないので済ませておくと良い。

南相木村の瀧見の湯、天狗山を見ながら入れる露天風呂。大人450円。
八千穂高原にある常宿、ペンションぷちはーぶにてだらだらと酒宴。

写真

11/22 7:48

馬越峠に到着、駐車スペースに一番乗り。ノソノソと仕度を開始。

11/22 7:47

南相木村と川上村の村境。平成の大合併でだいぶ減ってしまった村と村の境目。

11/22 7:48

モタクサしてたら2台目がやって来た。男性1人、女性2人のパーティ。軽くご挨拶。ササッと準備を終えて、すぐに出発していった。

11/22 7:48

首なし地蔵にご挨拶して、こちらはのんびりとスタート。

11/22 7:57

カサカサと落ち葉を踏みながら、のんびりゆっくりなハイキング。

11/22 8:01

千曲川沿いに伸びる川上村の集落を見下ろしながらの稜線歩き。

11/22 8:10

やあ、また会ったね。うっすらとブロッケン。

11/22 8:12

午後から崩れるとか何とか言っていた割に、見上げれば気持ちの良い秋の空。どんなもんじゃい。

11/22 8:13

ところによりガス。樹々の隙間から射し込む陽射しが幻想的な情景を創り出す。

11/22 8:13

いたるところに、石楠花の樹が青々と繁る。花咲く時期に再訪しよう。

11/22 8:14

穏やかな晩秋の森。苔も青々と元気。

11/22 8:18

北からガス、南は秋晴れ。女心と秋の空。

11/22 8:25

巨岩、奇岩をぐるりと巻いて進むと。

11/22 8:30

ロープの掛けられた岩場が数か所。

11/22 8:31

振り返れば、千曲川の流域の先に雲を纏った秩父山塊が。

11/22 8:36

あっという間に天狗山への取り付き、山頂の方から先行者の声が聞こえる。

11/22 8:38

なんだか語呂は悪いが、言っている事には概ね同意。

11/22 8:42

藪を抜けるとドドドーンと御座山、眼下には南相木村の集落。

11/22 8:45

山頂。

11/22 8:46

自撮り。先行パーティの方とお話ししたら、男山登山口に車1台デポしてあるのでもし良かったら一緒にとのお誘いいただく。

11/22 8:46

山頂脇にはわりと新しめな祠が。

11/22 8:56

八ヶ岳の主峰様が、ちらりと顔を出した。この後はずっと雲の中にお隠れ。

11/22 8:57

あー歩いて、次はあそこか。

11/22 8:57

村を見下ろす川上バレーカントリークラブ。今年の10月で閉鎖が決まり、ソーラーパネル基地になるとかななんとか...

11/22 9:00

一旦下る。かなり下る。

11/22 9:02

鞍部は奥秩父／八ヶ岳らしい苔の楽園。

11/22 9:05

だいたい中間点のあたりか。

11/22 9:21

すっと伸びた平坦な尾根筋。落葉松の落ち葉を踏みしめながらのんびりと歩く。

11/22 9:25

風が吹いている、その形のまま立ち枯れた草木。ひゅるりら。

11/22 9:34

全く読めませんが、垣越山の小さな山頂標を発見。

11/22 9:41

ゴルフ場の真上あたりから見下ろす。正面が小川山。

11/22 9:39

一瞬だけ雲が切れて小川山の奥から金峰山の五丈石が顔を出した。

11/22 9:44

お好きな人には堪らない感じのクラック。

11/22 9:50

この角度からしかわからないのですが、男山は実は双耳峰。

11/22 9:50

ダケカンバの茂みの奥に鎮座まします、天狗山のどっしりとした山容。一番奥は両神山？

11/22 9:57

苔と石楠花、見事なコラボレーション。

11/22 9:58

際に立つ、なかなかの高度感。

11/22 10:04

再び苔生す尾根筋の森林帯へ。

11/22 10:06

枯葉と苔の森。大きく深呼吸。

11/22 10:07

溢れ出る、侘び寂び。

11/22 10:08

緑色の、陰影。

11/22 10:09

チンアナゴのような、胞子嚢たち。

11/22 10:21

フワフワとサルオガセ。

11/22 10:24

枯葉の中でひときわ輝く白い珊瑚礁。

11/22 10:25

すぐですか？

11/22 10:29

すぐでした。

11/22 10:29

川上村の山男。あ、違った男山。

11/22 10:35

すっかり収穫を終えたレタス畑と、渓谷に架かる川上大橋。

11/22 10:42

八ヶ岳撮影会がスタート。

11/22 10:43

先ほどの申し出に甘えさせていただき、一緒に反対側に抜けることに。

11/22 10:44

雲海に浮かぶ南アルプスの突端たち。よく見るとオベリスクも。

11/22 10:48

五丈石もチラチラ。

11/22 10:59

主峰以外は、割りとスッキリ見える。タイミングによってはにゅうや蓼科山まで見えた。

11/22 10:59

ちょっとズーム。しばらく待ったが赤岳は雲の中でした。

11/22 11:15

一旦山頂直下の分岐に戻り、大深山の集落を目指す。

11/22 11:18

枯葉の降り積もった急峻な下り。一歩づつ確かめながら、慎重に。

11/22 11:21

九十九折な下りが10分ほど続くと。

11/22 11:32

広い林道に合流。

11/22 11:39

ついさっきまでいた山頂が、もうあんなにも上に。

11/22 11:43

ズーム。ピラミダルに尖ったピーク。

11/22 12:12

松ぼっくりを拾い集めながらの、まったり林道歩き。

11/22 12:12

ひと尾根乗り越すと、川上村大深山の集落が見える。

11/22 12:23

九十九折の先が見えたので、少しだけショートカット。

11/22 12:24

デポした車を目視確認。

11/22 12:24

最期のゲートが見えた。

11/22 12:25

動物避けのゲートを通って、ゴール。予定にはなかったコースを楽しめました。出会いに感謝。

11/22 13:10

馬越峠まで乗せて来てもらい、お礼を述べて即席パーティ解散。南相木村の滝見の湯に寄ったら、露天風呂でリーダーのKさんと再会。しばし談笑。

11/22 17:49

滝見の湯の販売所と麓のスーパーで食材買い込み、八千穂高原の常宿のストーブ前できのこ鍋パーティ。日本酒グイグイ。

11/23 12:55

散々飲んだ翌朝、オープン延期になったスキー場の様子を見に。なるほど、これじゃあ無理だなあ。

11/23 12:58

ゲレンデのご意見番、老犬ハッピーも困り顔。

11/23 17:13

散歩して昼寝して、お風呂から上がったら再び宴会スタート。結局延泊して早朝に帰京。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

PENTAX K-50 ペンタックス

感想

otkme

ちょっと長期な出張仕事が21日に終わり帰京。22日の朝起きられたら出かけようかなんてユルく構えていたら4時にパキッと目が覚めて、出発。

土曜は午後から天気崩れるかもなんて予報、それならば軽めのハイキング。母の生まれ故郷、子供の頃よく遊んだ川上村の名峰、天狗山と男山をピストンする計画。

馬越峠の駐車スペースで準備。後から来た松本ナンバーの四駆車から降りてきた3名パーティ、リーダーと思しき男性のリュックにぼくのリュックについているのとお揃いのアルクマのマスコットを目ざとく発見。

先に出発した3名パーティには、天狗山の山頂で追いついた。集合写真のシャッターを押して、しばし談笑。聞けば県内の別々の場所に住んでいる山仲間3人だとか。リーダーのKさんの車が反対側の登山口に置いてあるので、もし馬越峠に戻るなら送っていきますよと素晴らしいご提案頂く。

男山までは一人でぶらぶらと歩き、再び合流した山頂でご提案に乗せていただくことに。即席パーティで反対側の大深山の集落に下山。車中で軽く山トーク。馬越峠まで送ってもらい予定外に素晴らしい縦走完了。

滝見の湯で露天風呂に浸かっていたら、リーダーのKさんと再会。信州百名山の話、地元の虫倉山のお話、ボランティアレンジャーの話などで盛り上がり、すっかりと長湯。素晴らしい出会い、実りの多い山行になった。
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連休最終日はどうせ天気悪いだろうと高を括って、お馴染みのペンションぷちはーぶにて鍋パーティ。日本酒さんざん飲んで起きてみたら、山は穏やかなピクニック日和。

とはいえもうどこに出かける気にもならず、ゲレンデ散歩したり昼寝したり。暖冬の影響で、当初来週の土曜にオープンを予定していたスキー場は、まだただの草原状態。

来たる冬に不安を抱きながらも、素敵な出会いと愉快な酒宴に恵まれた2連休が終了。もう一回ぐらい、雪のない山行になるのかしら？

コメント

HAL011

暖炉に火が入ってると
ぷちはーぶ始まった感がありますね。今週末の冬将軍が長野でも仕事してくれれば良いですが…。

あれ、12月の宝登山は不参加ですか？

otkme

でも実は...
秋でも寒い日は、こっそり火を入れてたりもする。
そして本日八千穂に降雪の報せが。
今シーズンも遊びに行こー！

宝登山、ピンポイントで大阪でした。

こば

Ｋです
今日は〜、同じPENTAファンとして親近感を抱きました。
苔の画像などは流石にセンスを感じさせますね。
滝見の湯までご一緒とは、又何処かでお会いしましょう！

otkme

本当にありがとうございました
mushikuraさん

思っていた以上にお天気にも恵まれ、楽しい１日でしたね。そしておかげさまで、ピストンではなく反対側に抜けるというコース取りもできて大満足な１日でした。

アルクマとPENTAX、なかなか共通点も多くお風呂でもついつい長話になってしまいましたよね。機会があったら虫倉山には是非登ってみたいと思っています。

ありがとうございました！

aonuma1000

ほんとニアミスですね。
こんにちは、otkmeさま

このコースを偶然でも縦走できるとはラッキーですね。
私もミニバイクと軽トラを使って縦走を
とも考えたこともあるのですが、
わざわざそこまでしなくともと実現していません。

それにしても信州百名山やら虫倉山の話題やら
ご一緒していたらわくわくしますね。

虫倉山：中条山岳会の信州山歩き地図の著者
中嶋豊氏は佐久穂町の出身
八千穂高原のプチハーブといい

何か話せば共通の知り合いが出てきそうです。

otkme

ラッキーな縦走
aonuma1000さん

人の少ない山域でのまさかの出会い、本当にラッキーでした。
信州百名山、あまり意識したことなかったのですが、いつの間にかけっこな座数登っていました。件の虫倉山も是非是非登ってみたいと思っています。

実家が岡谷、母方が川上村の出な影響か、この界隈にはよく出没しています。八千穂高原もようやく雪の便りが入り、今年もスキー場に通う予定です。