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記録ID: 771019 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走丹沢

快晴富士!雨山峠-鍋割山-塔ノ岳

日程 2015年11月28日(土) [日帰り]
メンバー zaoluck
天候快晴
アクセス
利用交通機関
電車バス
往路:新松田駅〜寄(やどりき)バス停
復路:大倉バス停〜渋沢駅
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.8〜0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち80%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
5時間51分
休憩
1時間35分
合計
7時間26分
S寄バス停08:2208:49寄大橋(水源林管理棟前ゲート)09:02登山口09:46釜場ノ平09:4709:53寄コシバ沢09:5610:22雨山峠10:2710:36オツボ沢ノ頭10:55茅ノ木棚沢ノ頭10:5611:17鍋割峠11:32オガラ沢分岐11:3511:40鍋割山12:2312:43小丸12:4412:49小丸尾根分岐(二俣分岐・平二山)12:5012:59大丸13:06金冷シ13:23塔ノ岳13:4613:55金冷シ13:59花立14:05花立山荘14:16天神尾根分岐14:1714:27堀山の家14:3714:51駒止茶屋15:14見晴茶屋15:1715:19雑事場ノ平15:28観音茶屋15:48大倉バス停G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
★雨山峠まで:久々に訪ねると崩壊が進んでいましたが、その分、指導標の充実などの整備の手も入って危険個所は減りました。ただし、峠近くで沢の川床に下りる手前の斜面のトラバースが、狭く滑りやすくなっています。鎖につかまり慎重に。
★雨山峠から:何ら問題なし。なお、茅ノ木棚沢の頭付近の長い2つの鎖場は砂岩質の急斜面にあり、上り下りに腕力を要します。
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 ヘッドランプ 予備電池 1/25 000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食 着替え ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 カメラ GPS

写真

快晴。寄バス停を後に雨山方面へ
2015年11月28日 08:24撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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快晴。寄バス停を後に雨山方面へ
林道終点の登山口。登山道は右の森を登るが、
2015年11月28日 09:02撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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林道終点の登山口。登山道は右の森を登るが、
すぐここを左折が近い(先行者は正規ルート)
2015年11月28日 09:04撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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すぐここを左折が近い(先行者は正規ルート)
普通に第1の渡渉(振り返って撮影)
2015年11月28日 09:06撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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普通に第1の渡渉(振り返って撮影)
1
対岸のここを登れば正規ルートを渡渉した道と合流
2015年11月28日 09:07撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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対岸のここを登れば正規ルートを渡渉した道と合流
第2の渡渉。2年前はなかった分かりやすい案内板
2015年11月28日 09:10撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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第2の渡渉。2年前はなかった分かりやすい案内板
第3の渡渉(左方向へ)は左岸の緑っぽい崖が目印
2015年11月28日 09:16撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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第3の渡渉(左方向へ)は左岸の緑っぽい崖が目印
第4の渡渉の案内板
2015年11月28日 09:24撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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第4の渡渉の案内板
対岸の下り用案内板の下には岩に赤字の手製案内が健在
2015年11月28日 09:27撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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対岸の下り用案内板の下には岩に赤字の手製案内が健在
2年前崩落寸前だった道は付け替えられていた(振り返って撮影)
2015年11月28日 09:37撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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2年前崩落寸前だった道は付け替えられていた(振り返って撮影)
寄沢最後の第5の渡渉。対岸の鎖は梯子に替っていた
2015年11月28日 09:40撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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寄沢最後の第5の渡渉。対岸の鎖は梯子に替っていた
コシバ沢を横断する
2015年11月28日 09:53撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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コシバ沢を横断する
色づいた木を発見
2015年11月28日 09:58撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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色づいた木を発見
斜面崩落が進んでちょっと緊張
2015年11月28日 10:05撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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斜面崩落が進んでちょっと緊張
「危険」は、ここまでの滑落の危険の方が大きい
2015年11月28日 10:08撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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「危険」は、ここまでの滑落の危険の方が大きい
右岸の道はほぼ崩れ、指導標のみ残る
2015年11月28日 10:15撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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右岸の道はほぼ崩れ、指導標のみ残る
きれいなナメも崩落で姿を変えた様子
2015年11月28日 10:17撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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きれいなナメも崩落で姿を変えた様子
名物空中標識は健在
2015年11月28日 10:17撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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名物空中標識は健在
雨山峠への取りつきも崩壊して付け替えられていた
2015年11月28日 10:20撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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雨山峠への取りつきも崩壊して付け替えられていた
旧道の残骸
2015年11月28日 10:22撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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旧道の残骸
雨山寄りにちょっと登って雲一つない富士山を撮影
2015年11月28日 10:25撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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雨山寄りにちょっと登って雲一つない富士山を撮影
2
稜線へ出ると主稜が一望。これは檜洞丸
2015年11月28日 10:36撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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稜線へ出ると主稜が一望。これは檜洞丸
左の枝に重なるのが蛭ヶ岳、中央が不動ノ峰、右寄り奥が丹沢山
2015年11月28日 10:58撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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左の枝に重なるのが蛭ヶ岳、中央が不動ノ峰、右寄り奥が丹沢山
1
振り向けば輝く相模湾と大島
2015年11月28日 11:00撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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振り向けば輝く相模湾と大島
1
この前後の鎖場が疲れる
2015年11月28日 11:01撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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この前後の鎖場が疲れる
本当は長くて斜度もあります。鎖を手繰って登る感じ
2015年11月28日 11:04撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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本当は長くて斜度もあります。鎖を手繰って登る感じ
1
箱根の大涌谷の噴気が見える
2015年11月28日 11:07撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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箱根の大涌谷の噴気が見える
やっと、どお〜んと富士山
2015年11月28日 11:09撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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やっと、どお〜んと富士山
3
霜柱。この分だと鍋割山稜はぐちゃぐちゃ?
2015年11月28日 11:12撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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霜柱。この分だと鍋割山稜はぐちゃぐちゃ?
鍋割峠手前のブナ林越しに鍋割山
2015年11月28日 11:13撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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鍋割峠手前のブナ林越しに鍋割山
鍋割への登り口で主稜を一望できる
2015年11月28日 11:20撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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鍋割への登り口で主稜を一望できる
右が蛭ヶ岳、左が臼ヶ岳
2015年11月28日 11:21撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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右が蛭ヶ岳、左が臼ヶ岳
1
鍋割山からのどーんと富士
2015年11月28日 11:33撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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鍋割山からのどーんと富士
1
頂上は大賑わい
2015年11月28日 11:40撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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頂上は大賑わい
2
鍋割山、鍋割山荘と富士山
2015年11月28日 12:28撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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鍋割山、鍋割山荘と富士山
3
平らな頭の三ノ塔とハンググライダー
2015年11月28日 12:52撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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平らな頭の三ノ塔とハンググライダー
左が大山
2015年11月28日 13:13撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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左が大山
塔ノ岳でもう1枚富士山
2015年11月28日 13:21撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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塔ノ岳でもう1枚富士山
1
蛭ヶ岳(左)方面
2015年11月28日 13:22撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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蛭ヶ岳(左)方面
下界は横浜までよく見えた
2015年11月28日 13:45撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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下界は横浜までよく見えた
平な頭の三ノ塔と江の島、三浦半島
2015年11月28日 13:59撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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平な頭の三ノ塔と江の島、三浦半島
堀山の家で売っていた木の実のリース
2015年11月28日 14:36撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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堀山の家で売っていた木の実のリース
1
きれいなモミジはここくらい(見晴茶屋の上)
2015年11月28日 15:07撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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きれいなモミジはここくらい(見晴茶屋の上)
2
無事下山しました
2015年11月28日 15:41撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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無事下山しました
とうとう最後まで快晴でした(渋沢駅より)
2015年11月28日 16:10撮影 by Canon PowerShot S95, Canon
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とうとう最後まで快晴でした(渋沢駅より)
撮影機材:

感想/記録

 ずっと調子の悪かった肺の病名が分かり、ステロイド投与ですっかり咳、痰も取れて、さあ、後は山に登るばかり(笑)。病気のことは日記にアップしたが、医者からは骨粗しょう症の副作用もあるから「適度に運動して」と言われているのを拡大解釈し、天気予報を見て丹沢に繰り出した。
 願った通りの快晴、富士山もバッチリで、冬枯れの鍋割の稜線からは丹沢主稜の山々もしっかり拝めた。鍋割山頂は200人を超すかという大繁盛で、とても鍋焼きうどんを待つ気になれず賞味を断念したが、それ以外は足元も思ったほど泥田状態ではなく、いい山行になった。
 とにかくゼーゼーならない肺が最高! 調子に乗って少々飛ばし過ぎたようで、久々の筋肉痛に襲われている。
    ※    ※    ※    ※
 新松田駅7:55発のバスは、ほぼ満席近い乗車で出発した。11月末の朝にしては暖かいようだが、富士山バッチリの快晴。寄バス停から登山シャツにレインウエアの軽装で北へ向かった。長い車道のアプローチから寄大橋前のゲートで林道へ。ガイドツアーでもあるのか、今朝はゲートが開いて車が中に入っていた。
 40分ほどで林道終点の登山口到着。林の中をちょっと登って、指導標の「雨山峠へ」ではなく、左の「成長の森へ」の道に入る。正規の登山道が登って下るのに対し、こちらはわずかなアップダウンで川辺に出られる。簡単に寄沢を渡渉して進んでいくと、第2の渡渉点の前に黄色い図解入り道標が立っていた。これがあれば、だいぶ迷う人も減ったことだろう。
 暑くなってレインウエアも脱ぐ。第3、第4渡渉点にも同じ図解入り道標が立っていた。ありがたいが、それだけ迷いやすいということ。脆い地質で地形も変わりやすく、2年半前に来た時の道が崩れているのも見かけた。釜場ノ平手前の第5渡渉点の対岸にあった鎖場も梯子に替っている。
 沢を離れて尾根をジグザグに登る。途中、一本赤く色づいた木を見かけたが、今年の紅葉は今一つのようだ。雨天通行注意の看板で尾根を左にそれ、若干下ってコシバ沢。いつもながらほとんど水はない。渡って少し登ると、左下がりの急斜面をトラバースする踏み跡に入った。このあたりが一番剣呑で、足場も砂岩質のようなザラザラだから、鎖で支えないと滑落しそうな区間もある。
 そんな難所をクリアすると、「この先雨天時危険」の看板が見えて沢の中の道となる。確かに大雨の時は危険だが、手前のトラバース区間の方は晴れていようが注意しないと十分危険だ。
 ガレた枯れ沢状態の沢床で女性を1人抜き、鉄製階段で尾根を越えて西隣りの沢へ。短い区間、きれいなナメがあるので好きな場所だが、やはり崩壊で沢床を埋める岩が増えて多少様子が変わっていた。最後に雨山峠へ詰める梯子段も崩れて付け替えられていた。
 ともあれ、久々に息苦しさを感じることなく登り道をこなし、呼吸を整える必要がなかった分、脚がオーバーワークかという状態で峠に到着。少し加減しないと下りで膝に来そうだ。雲一つない空をバックに聳える富士山の写真を撮って一休みした。
 雨山峠からは胸突き八丁をひと登りで鍋割山への稜線に出る。左には葉を落とした樹間から丹沢主稜が良く見える。景色を見ながらゆるゆると平坦な尾根歩きを楽しむ。オツボ沢の源頭を越えたあたりで登りが再開し、長くて足場の滑る鎖場をこなせば茅ノ木棚沢ノ頭だ。下ってすぐ上る2つの鎖場を過ぎれば難所は終わり。振り向くと富士山がどーんと聳えていた。
 ブナ林の平らな尾根を若干下って鍋割峠。この先、階段交じりの坂を上れば鍋割山はもうすぐだ。登りかけたあたりで木々の枝に邪魔されない主稜の展望ポイントがある。先日までならゼイゼイ息を喘がせたであろう登り坂も順調にステップして階段区間を終了。頂上少し下の草地から後ろの富士山をゆっくり眺めつつ、大賑わいの鍋割山荘前に到着した。
 それにしても、ものすごい賑わいだ。塔ノ岳と同じか上回る勢いだろうか。鍋焼きうどんの列も半端ではなく、早々に諦めて持参のカップ麺とお握り、コンビーフの昼食とした。風もほとんどなく暖かい山頂で、眼前に富士山を拝みながら食べるランチは最高だった。
 グループの記念撮影に協力して出発。立ち上がると足がだるい。やはり、飛ばし過ぎたようだ。なだらかに登る小丸、大丸の鍋割山稜をペースを抑えて進んだ。小丸の先で大倉尾根が望める展望ポイントでは、ハンググライダーやパラグライダーがいくつも舞っているのが見えた。
 金冷シで大倉尾根と合流すると、がぜん登山者が増えた。そろそろ下りの方が多い。すれ違いに気を遣いながら一投足で塔ノ岳山頂に到着した。3年前に同じルートを歩いた時とほぼ同じペースのようだ。鍋割山荘に寄らなかった分、尊仏山荘でコーヒーを頼んで大休止した。
 多少雲がかかりつつも、しっかり見えている富士山を右目に大倉尾根を下山にかかる。人が多く、遅いグループほど周囲に気を回す余裕がないから渋滞を作る。抜けそうな所で声を掛けてよけてもらう。すると、後ろからトレランが当方を抜いていく。最近の人気登山道は人々の速度差が大きくなって気を遣う。
 前の若者が快調に進むので、花立の階段地獄を調子に乗って一気に下りたら膝の周囲に鈍痛を感じた。まずいまずいとスピードダウン。堀山の家と見晴らし茶屋で座って休憩を取り、事なきを得た。見晴らし茶屋の上で見たモミジ並木?が、今回唯一まずまずの紅葉スポットだった。
 晩秋の日は落ちるのが早く、3時半にもならないうちにもう夕刻の雰囲気が出てきた。無事、克童窯からアスファルト道路に戻り、大倉バス停へと辿る。途中、建機やダンプの駐車している農家?で、無人販売の棚から大きなブロッコリーを買った。100円。キャベツも大玉が100円だったが、重いのでやめた。
 今回1.5リットル持参し、沢で一度給水した水は観音茶屋付近で尽きた。晩秋の登山にしては暖かく、つまり汗をかいたということだろう。大倉バス停には大勢の登山者がいたものの、頂上で想像したほどではなく、積み残されることもなくバスに乗車できた。
 山の賑わいを実感できたのは、むしろ鶴巻温泉弘法の湯でだった。到着が早めだったので最初は良かったが、どんどん混んで湯船は昔の銭湯状態。ロッカー待ちも出て、早々に着替えて付属のソバ店へ退避した。ここもすぐ満席となり、後から来る客を断る状態になった。まだ午後6時にもなっていない。当方も含めて登山&温泉は老若男女問わず定番コースのようだ。
訪問者数:243人
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