北高尾山稜〜景信山〜高尾山口 足腰とメンタルの鍛錬?
- GPS
- 08:14
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,345m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:14
天候 | 晴れ(午後雲多し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○北高尾山稜 落ち葉で踏み跡が若干わかりづらい箇所あり。落ち葉の下に隠れている石や木の根での捻挫に注意。道自体は特に危険箇所はなし。 ○奥高尾縦走路 雨のせいか霜のせいか、若干泥濘箇所あり。 |
写真
感想
今日は西丹沢、檜洞丸に行く予定でしたが、若干寝坊し始発バスに間に合わず、計画変更を余儀なくされました。思案した結果、この機会に北高尾山稜を歩いてみることに。北高尾はきついという話をよく聞くので、足腰を鍛えるトレーニング目的の山行にします。
登りルートは高尾駅から駒木野経由です。駒木野から登山口への道がわかりづらいと聞いていましたが、実際に行ってみて、たしかにわかりづらかったです。先行者が1名いたので何とかなりましたが、誰もいなければ高確率で迷っていたでしょう。備忘録も兼ねて、写真に詳細な道のりをアップしておきます。
一番わかりづらい箇所は登山口で、山中に入ってしまえば迷うようところは特にありませんが、この時期は落ち葉で踏み跡が隠れているため、進行方向がわかりづらい場所も若干ありました。よく見るとすぐに踏み跡は見つかりますが、この山域は全体的に道標や赤テープが非常に少ないので、あせらず慎重な行動が必要かと思います。
肝心のコースは、噂にたがわぬ激しいアップダウンでした。次々に現れる大小のピークをすべて、巻かずに、きっちり登って下るようにコースがつけられています。そして、登りほぼ直登。このぐらいの標高差であればと軽く考えていましたが、早々に足腰にダメージが蓄積し、ペースが落ちてきました。加えて、樹林帯の地味で代わり映えのしない景観が続くこともあり、徐々にメンタルにもダメージが蓄積されてきます。リタイヤも頭をよぎりましたが、まともなエスケープルートも少ないので、結局は前に進むしかありません。堂所山までの道が、本当に長く感じました。
やっとのことで堂所山に着いた時は、心身ともに疲労困憊。道中出会った人は12人で、うち8人はトレランの方でした。高尾界隈とは思えない静かなコースですが、このきつさを考えると、さもありなんという感じです。当初は陣馬山まで進む予定でしたが、もうヘロヘロなので、最短で下山できそうな景信山経由に変更しました。
北高尾から来ると、奥高尾縦走路は整備が行き届き本当に歩きやすく感じます。景信山の茶屋で天ぷらを食べてメンタルも復活したので、城山、高尾山まで足を伸ばしての下山に再度行き先を変更しましたが、城山の登りで足が止まり、早速後悔することになりました。(笑)残りのピークは、全部巻き道を使って回避。最終的に1号路に合流し、人波に流されてそのまま高尾山口まで下りました。
北高尾山稜は、標高差で数字として現れる以上に、歩きごたえのある手ごわいコースでした。ハードなコースを歩き切るための「心技体」、特にメンタルの部分が鍛えられるコースかもしれません。(笑)
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