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Yamareco

記録ID: 774703
全員に公開
ハイキング
丹沢

札掛〜一ノ沢峠〜鍋嵐〜大山三峰

2015年12月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:39
距離
15.2km
登り
1,593m
下り
1,588m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:47
休憩
0:50
合計
8:37
7:53
11
8:04
8:10
26
8:36
8:41
25
9:06
9:06
46
9:52
9:52
42
10:34
10:34
43
11:17
11:17
21
11:38
11:38
80
12:58
13:19
106
15:05
15:05
20
15:25
15:40
45
16:25
16:28
2
16:30
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
札掛の駐車場。トイレ等なし。
札掛から宮ヶ瀬方面へしばらく下り、物見峠入口。
札掛から宮ヶ瀬方面へしばらく下り、物見峠入口。
布川に下り、橋を渡ります。
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布川に下り、橋を渡ります。
このあたりは考証林。杉やモミやケヤキなどの大木が多いです。
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このあたりは考証林。杉やモミやケヤキなどの大木が多いです。
沢沿いにある目立つ大木。
2015年12月05日 21:18撮影
12/5 21:18
沢沿いにある目立つ大木。
尾根上に出て、三又になった木。山の神さまは、木の三又の間で休むそうなので、この木に来るかもね。
2015年12月05日 21:19撮影
12/5 21:19
尾根上に出て、三又になった木。山の神さまは、木の三又の間で休むそうなので、この木に来るかもね。
一ノ沢峠を越えて、まだ残ってる紅葉。朝の光を浴びて、輝いていました。
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一ノ沢峠を越えて、まだ残ってる紅葉。朝の光を浴びて、輝いていました。
唐沢林道に下りました。
唐沢林道に下りました。
そのすぐ左手に、この道標。どうやらここから黒岩に下りれるようです。
そのすぐ左手に、この道標。どうやらここから黒岩に下りれるようです。
山腹を巻く崩壊しかかった経路を越えて、唐沢川の支流の沢を渡る橋。
山腹を巻く崩壊しかかった経路を越えて、唐沢川の支流の沢を渡る橋。
唐沢川本流の橋。向こうまで届いてないけど、ぴょんと飛んで渡れました(^^; 水量多いとアウトかな?
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唐沢川本流の橋。向こうまで届いてないけど、ぴょんと飛んで渡れました(^^; 水量多いとアウトかな?
道標はきちんとあるんだけどねぇ。この辺の地形図の破線は全滅みたいです。
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道標はきちんとあるんだけどねぇ。この辺の地形図の破線は全滅みたいです。
「唐沢川」道標からちょっと登って、川沿いの道(の跡)に出る。ここが黒岩ですか。岩があるわけじゃないんですね。ここから鍋嵐の斜面にとりつきました。
「唐沢川」道標からちょっと登って、川沿いの道(の跡)に出る。ここが黒岩ですか。岩があるわけじゃないんですね。ここから鍋嵐の斜面にとりつきました。
この尾根は、710峰を越えるまで、植林の中か、植林と天然林の境界。
この尾根は、710峰を越えるまで、植林の中か、植林と天然林の境界。
シカ柵を越えるか、右か左か、何度も選択しつつ登ります。RPGのダンジョンかw
シカ柵を越えるか、右か左か、何度も選択しつつ登ります。RPGのダンジョンかw
大山北尾根の、ミズヒノ頭かな?
2015年12月05日 21:23撮影
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12/5 21:23
大山北尾根の、ミズヒノ頭かな?
立派な大木は、伐採されずに残されたのかな?
立派な大木は、伐採されずに残されたのかな?
710峰を越えた鞍部から、天然林になります。ちょっと登ったところに、眺めのいいお休み所がありました。丹沢山と丹沢三峰。
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710峰を越えた鞍部から、天然林になります。ちょっと登ったところに、眺めのいいお休み所がありました。丹沢山と丹沢三峰。
中央は雲取山。
崩れやすい急斜面をよじ登ると、
崩れやすい急斜面をよじ登ると、
眺めがさらによくなります。三ノ塔から塔ノ岳まで。
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眺めがさらによくなります。三ノ塔から塔ノ岳まで。
物見峠の向こうに、横浜。
物見峠の向こうに、横浜。
上部は、明るく気持ちよい尾根ですね。
上部は、明るく気持ちよい尾根ですね。
鍋嵐頂上。狭いけど、妙に居心地いい空間。
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鍋嵐頂上。狭いけど、妙に居心地いい空間。
物見峠への稜線から、大山三峰。まだまだ遠いですね。
物見峠への稜線から、大山三峰。まだまだ遠いですね。
このあたりは明るくてほんと気分いい。(というか葉っぱのある季節には来たことない(^^;)
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このあたりは明るくてほんと気分いい。(というか葉っぱのある季節には来たことない(^^;)
宮ヶ瀬湖ちら見。
2015年12月05日 20:49撮影
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12/5 20:49
宮ヶ瀬湖ちら見。
堤川山。熊ノ爪派と能ノ爪派の攻防が見てとれます(^^;
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堤川山。熊ノ爪派と能ノ爪派の攻防が見てとれます(^^;
仏果山方面。
物見峠北の分岐の山の神広場。最高に気分いい場所。
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物見峠北の分岐の山の神広場。最高に気分いい場所。
同所から、三峰。
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同所から、三峰。
三峰途上の崩壊地から、丹沢山、蛭ヶ岳、円山木ノ頭。
三峰途上の崩壊地から、丹沢山、蛭ヶ岳、円山木ノ頭。
同所から、鍋嵐。
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同所から、鍋嵐。
三峰山頂上。
少し戻って、等高線900mで登山道が右に折れるところ、左に折れる尾根。ここに入ります。
少し戻って、等高線900mで登山道が右に折れるところ、左に折れる尾根。ここに入ります。
等高線910圏峰。岩がちな峰かと思っていたら、全然違った。
等高線910圏峰。岩がちな峰かと思っていたら、全然違った。
目指す(706m峰に続く)尾根に入るのは、ちょっと分かりづらい。最初は単なる斜面っぽい。
目指す(706m峰に続く)尾根に入るのは、ちょっと分かりづらい。最初は単なる斜面っぽい。
地形図の崩壊地の右側の尾根に乗ってしまえば、あとはしばらくまっすぐ。写真の左が崩壊地です(古い崩壊地らしく、大したことない)。
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地形図の崩壊地の右側の尾根に乗ってしまえば、あとはしばらくまっすぐ。写真の左が崩壊地です(古い崩壊地らしく、大したことない)。
706m峰手前の鞍部。二種類の木が融合した大木。この先の尾根は経路っぽさがなくなります。もしかしてどちらかの谷沿いに下る経路があるのかな?
706m峰手前の鞍部。二種類の木が融合した大木。この先の尾根は経路っぽさがなくなります。もしかしてどちらかの谷沿いに下る経路があるのかな?
706m峰から西の尾根で下って、唐沢川に出てみることにしました。最初はいい感じ。
706m峰から西の尾根で下って、唐沢川に出てみることにしました。最初はいい感じ。
下部に行くと次第に岩っぽくなってきた。。。これはダメっぽいか?
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下部に行くと次第に岩っぽくなってきた。。。これはダメっぽいか?
あ、これはダメだ。ちょっと上り返して、見た目よさげな北の方にズレてみます。
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あ、これはダメだ。ちょっと上り返して、見た目よさげな北の方にズレてみます。
何か経路跡に見える、これが唐沢川沿いの道の跡?(ちょっと辿ってみたら消えた。獣道だったっぽい)
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何か経路跡に見える、これが唐沢川沿いの道の跡?(ちょっと辿ってみたら消えた。獣道だったっぽい)
そのまましばらく北にトラバースして、唐沢川に下りやすそうな小沢を下って川に出たところ。なんだ、経路は川原ですか(^^;
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そのまましばらく北にトラバースして、唐沢川に下りやすそうな小沢を下って川に出たところ。なんだ、経路は川原ですか(^^;
数分歩いたらすぐに林道の橋が見えてきた。2度ほど渡渉して、
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数分歩いたらすぐに林道の橋が見えてきた。2度ほど渡渉して、
ここから林道に出ました。上に登る経路が見えますね(自分たちは横から出て来た)。どう通ってるのか気になる。
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ここから林道に出ました。上に登る経路が見えますね(自分たちは横から出て来た)。どう通ってるのか気になる。
唐沢林道、もう夕日の鍋嵐方面。
唐沢林道、もう夕日の鍋嵐方面。
精神的に(^^;きつい登り返しで、一ノ沢峠に到着。
精神的に(^^;きつい登り返しで、一ノ沢峠に到着。
この峠近辺も、とても立派な大木が多いです。
この峠近辺も、とても立派な大木が多いです。
橋を渡って林道には出ず、林道対岸の考証林の遊歩道(江戸時代の札掛・煤ヶ谷の古道であり、御林見廻路でもあったらしい)で、札掛に戻ります。
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橋を渡って林道には出ず、林道対岸の考証林の遊歩道(江戸時代の札掛・煤ヶ谷の古道であり、御林見廻路でもあったらしい)で、札掛に戻ります。
「頂上へ」って。。。どこの頂上だよ(^^; まさか、北尾根経由の大山??(違う)
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「頂上へ」って。。。どこの頂上だよ(^^; まさか、北尾根経由の大山??(違う)
途中の東屋と紅葉。
2015年12月05日 21:43撮影
12/5 21:43
途中の東屋と紅葉。
札掛の駐車場の裏手、炭焼き場が県に寄贈されていて、さらに丹沢六木が植えてあるそうです。放置されてるっぽいですが。
札掛の駐車場の裏手、炭焼き場が県に寄贈されていて、さらに丹沢六木が植えてあるそうです。放置されてるっぽいですが。
帰りの菜の花台から。伊豆方面と、下界の夜景がきれい。
2015年12月05日 16:56撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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12/5 16:56
帰りの菜の花台から。伊豆方面と、下界の夜景がきれい。
山中では富士山は一度も見えませんでしたが、これが見れたんだから十分すぎでしょう。
2015年12月05日 20:32撮影
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12/5 20:32
山中では富士山は一度も見えませんでしたが、これが見れたんだから十分すぎでしょう。
撮影機器:

感想

大山三峰の唐沢川側に興味があったので、札掛から鍋嵐を回って三峰を西に下りてみました。唐沢川の黒岩近辺、どうも道などの状況が分からなかったので、まあ実際に行ってみるしか、ということで。。。

考証林は、江戸時代から幕府によって守られ、戦時中には帝国陸軍により伐採されそうになったのを、県林務課の南条完二氏が脅しに屈せず守った森とのこと。おかげで自分たち後世の人間がこの大樹の森を体験できるわけですね。

唐沢川付近の地形図にある破線は、ほぼ全部廃道状態のようです。林道から黒岩に下りる道も、放置された巻き道の例にもれず、斜面に消えかかっていました。
黒岩から鍋嵐の尾根は、シカ柵が多く、迷うことの多い尾根でした。よじ登るような急斜面もありますが、植林を抜けてからは明るいいい尾根です。

鍋嵐から物見峠北の分岐までは、もう登山道ですね。いくつかのピークを越える時、頂上をスルーしてトラバースする経路もありますが、多分まっすぐ頂上を経由した方がいいです。特に物見峠北の分岐手前、以前トラバースルート行ってちょっと怖かったのですが、今回尾根をまっすぐ進んだら、あっという間に着きました。

三峰の706峰経由尾根、北に進んで、地形図の林道きわの崖表示が実際はどうなっているのか、自分は知りません。今回は西に進んで、ちょっと苦労しました(それが楽しかったわけだが(^^;)。
唐沢川沿いの経路、一度歩いてみたいですね。できればヒルもいない、濡れても平気な時期に(いつだよ)。物見峠林道も、どんな感じか様子を見ながら一度歩いてみたいです。

ちなみに、能とか熊とか言われる物見峠北の719峰、ちゃんと堤川山という名前があるそうです。まあ、面白みに欠けますけどね(^^;

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コメント

ゲスト
お疲れさまでした
pebさん、kamotoさん
おはようございます。

快晴の下、鹿柵地帯を迷いながら通過し明るい尾根を歩くあたりのくだりは読んでいるとワクワクしてきます。
札掛とか鍋嵐など名前だけはよく見聞きしますが私にとっては全くの未知の山域でpebさんのレコを読んでいると興味をそそられます。
ぜひこの冬はチャレンジしてみますね。^_^
2015/12/6 8:05
Re: お疲れさまでした
secretmagicさん
おはようございます!
鍋嵐の登り下りの尾根途中、大きな糞を何回か見かけました。やっぱりあのあたりはクマ吉多いみたいです。早めに先方に気づいてもらえるようにする必要がありそうです。
登山道に入ると団体さんが沢山いてにぎやかなのに、ちょっと外れるとこれだけ自然(地形とか動物とか)に対する緊張を要するって、すごいですね。この非日常感がたまりません。
2015/12/6 9:44
Re: お疲れさまでした
706峰からの下りは、標高図からは想像できない抉る様な谷に当たってしまいゾッとしました。secretmagicさんもpeb氏も慣れていると思うので余裕があると思いますが、私は一人ではまず無理です (一人で行けるのは完全整備された、たくさん人のいる登山道のみです
2015/12/6 19:21
ゲスト
Re[2]: お疲れさまでした
kamotoさん、おはようございます。
地形図からは読み取れない険しい谷や尾根があるので、現場で遭遇するとアチャーって感じで悲壮感に包まれ、これどうすんのって焦りますよね
状況によっては余裕なんてない場合も多いですよ。
怖いものはこわいです、たぶんpebさんもそうなんではないかと...
正直、出会いたくはないのですが、少し期待する反面もありひねくれた楽しみのひとつなんでしょうかね。
単独での入山はどのようなコースでもそうだと思いますが、あまり人が入り込まないところでは特にもしもの場合を想像してしまいますね〜。
アングラルート楽しまれているお二人がうらやましいなとレコを読ませていただくたびに思ってしまいます。
2015/12/9 7:41
Re[3]: お疲れさまでした
そうなんですね。
私にとっては苦行にしか思えない道(?)を嬉々として歩く姿は、不思議なものがあります。最近は、道(踏み跡)を探すのに注力しています。道を見失っても、場所を変え、視点を変えると浮き出るように道が見えてくることがあります。まるで人生みたいだなと思います
2015/12/13 10:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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