鍋割山(マルガヤ尾根,檜岳,雨山等経由)
- GPS
- 07:54
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,593m
- 下り
- 1,587m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:54
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:大倉バス停 → 【タクシー】 → 渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
マルガヤ尾根は,傾斜一辺倒。道標はないもののテープが多く道迷いはあまり心配ないが,急斜面につき下降時の転落に要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
防寒着
熊鈴
|
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備考 | レジャーシート |
感想
今回は,丹沢エリアに行ってきた。メジャーな鍋割山をメインとしながらも,マイナールートを歩く要素も取り入れたいと思い,檜岳南東尾根や(特にマイナーな)マルガヤ尾根を歩くこととした。
始発の列車及びバスで寄(やどりき)バス停に向かい,その後,檜岳南東尾根で檜岳(ひのきだっか)を登った。標高が増すにつれ,遠方の海や生々しく噴煙が立ち上る箱根の山がくっきりと見えてきた。天候は概ね晴れていて,静かに眺望が楽しめる。
檜岳少し手前で檜岳山稜コースと合流する。しばらく平穏な一般道である。この辺で富士山の姿をはっきり見ることができた。丹沢は,関東圏の山岳エリアの中でも富士山に近いこともあって,特に富士山を雄大に見ることができる。また,南アルプスもわずかに見えた。その後,多少のアップダウンを越えながら,雨山,雨山峠等を通過し,鎖場(初心者の鎖場練習には最適。)を経て,鍋割山に到着した。予定のコースタイムより1時間早い到着である。
鍋割山山頂は,多くの人でにぎわっていた。そして,鍋割山荘名物の鍋焼きうどんを食べていた。私も鍋焼きうどんを食べたく鍋割山荘に入ると,注文者の列ができていて大変盛況であった。値段は1000円である。とても美味しく,ボリュームもある。毎日,歩荷(ぼっか)さんが食材等を山頂まで運んでくれているおかげである。
食事も早々に済ませ,今回の山歩きの核心部分である,マルガヤ尾根に向かうこととした。まずは,塔ノ岳方面の主稜線である鍋割山稜を進み,約15分したところにあるマルヤガ尾根分岐に至る。この分岐は,その地点においては,分岐らしい踏み跡もなく分かり難い。しかし,鍋割山稜を歩いていると,正面に,南側に向かって大きな稜線が伸びているのが確認できる。ちょうど,鍋割山からのメジャーな下山路である鍋割南山稜と並行に伸びている尾根である。分岐地点において,尾根上に目をやると,所々の木々にマーキングテープやひも(以下,これらを総称して「テープ」という。)が付いている。これによりマルガヤ尾根の分岐である確信が得られる。
マルガヤ尾根を進むと,前方から1組の登山者が登ってきた。まさかこのようなバリエーションルートにおいて人と遭遇するとは思わなかったのでとても驚いたのであるが,当該登山者も同じように思っており私の方に驚いていた。かなりの急斜面を登ってきたとのこと。心が引き締まる。
しばらくは,通常の斜面をジグザグに歩行する。意外なことに,マルガヤ尾根は,全体的に,踏み跡も明瞭で,親切すぎるくらいにテープが進路を示してくれる。当初憂慮していた枝尾根分岐での道迷いのリスクも低い。
一方,その後,急斜面が容赦なく続き,かつ,道ががれており,歩行に強い集中力と慎重さを要することとなった。進路の左右は,断崖に近いので,危険性が高い。右手(西側)に鍋割南山稜を眺めながら急斜面を進み,一気に高度を下げていく。途中,細尾根とちょっとしたピークを通り,最後は,植林地帯を下降する。
ここで鍋割山後沢乗越コースと合流し,多くの登山者とともに,林道をひたすら歩き,大倉バス停に向かった。
大倉バス停には,多くの登山者が列を作ってバスを待っていたのであるが,幸いなことに,私の後ろに並んでいた登山者と相乗りでタクシーに乗車することとなり,安価にタクシーで渋沢駅まで向かうことができた。
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