裏同心ルンゼ
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
「裏同心凍ったよー」とメパンナさんに教えていただき、ご一緒させていただきました。
先週あたりの各種ブログなどを拝見すると、いい感じで凍っているようだったので、今週末はベストな状態かもね?ウシシと思っていたのですが、前日の季節外れの暖かい気温でかなり溶けちゃってました。
雪なんてほとんどなくて、滝にたどり着くまでもタイヘン。
ヘロヘロに疲れてしまったのは体力不足ということだけではなく、雪がなかったからに違いない。そうだ、そう思おう。
北沢を歩いているとYZ社長がすごい勢いでやって来ました。
そして「裏同心はスクリュー使えないから、フリーソロになるよー」と不穏な言葉を残して追い抜いて行きました。
ま、でも取りあえず行ってみましょ。
実際行ってみたら、刺さらないほど薄いということはありませんでしたが、ユルユルの脆い氷で、果たして効いているのか怪しい感じではありました。
雪がなくて水が流れる沢を汗だくになりながら詰めて行くと、ようやくF1登場。
右側は全く凍っていませんでした。
ジャンケンの結果、まずはメパンナさんリード。
朝イチでしたが、危なげなくスルッと。
続くF2は自分リード。
二段あるナメ滝からちょっと傾斜のある三段目に続く長めの滝で、ロープが足りなくなりそうなので、三段目の手前でピッチを切る。
ナメ滝だけでは可哀想ということで、三段目も引き続きリードさせていただくも、落ち口を越えて見えたF3を見て唖然。
ほとんど溶けちゃっていて、氷がなーい。
えー、ここで終わりーと一瞬思いましたが、先行パーティが登っており、何とか登れるラインはあるようで、ほっと一安心。
F3は右の立ったラインしか登れそうになく、リードしていいですよと言われて、あらそうですかと登りましたが、けっこう悪かった。
登ること自体はともかく、氷が脆くて、アックスを振っても表面の氷がポロポロ取れてしまうので、パンプしてしまいました。
昨シーズン講習で習ったムーブなどすっかり忘れて、腕の力で登ったような…。
F4のナメ滝はノーロープでフリーソロ。
最後のF5はメパンナさんリード。
ここで先行パーティを待っているとき、人頭ほどもある大きな落氷がビレイヤーのヘルメットを直撃してビックリ。
一瞬倒れ込んだものの、何事もなかったようでよかったです。
ビレイ位置は大事ですね。
ここも、メパンナさんが危なげなくリードしてメインの滝は終了。
その先に見えるF6はトポに涸れ棚と書いてあり、実際そのように見えたので、右の凍ったルンゼへ。
意外に長そうで、ルンゼを越えると確保支点が作れるかどうか分からなかったので、途中の緩いところまで自分が登って確保支点を作り、その後メパンナさんがリード。
氷の部分を越えて、やがて姿が見えなくなってしまいましたが、かなり登らないと支点が作れないようで、どんどんロープが伸びて一杯になってしまったので、ビレイ解除して登り始める。
しばらくしたら確保されたようなので、引き続き登ってルンゼを越える。
その後、大同心稜に合流するまでのわずかな登りがきつかったー。
大同心ルンゼを詰めて稜線まで行くプランは勘弁していただきました。
体力なくて、ゴメンよー。
大同心稜の下りは自分だけアイゼンを早目に外したのが失敗で、雪がなくて凍っていて、エライ時間をかけてしまいました。
そして、大同心稜下部でまた失敗を。
お互いに目視できないところまで自分が先行してしまい、時々待ってみるものの中々来ないので、登山道と合流するところで待ってみるものの、30分以上経っても来ない。
怪我でもしたのかしら?さすがにまずいなと思い、取りあえず赤岳鉱泉まで下りてみたら、なぜかそこにメパンナさんが。
自分がトレースを外して適当に下ったため、知らぬ間に追い越されていたようでした(^^;。
目視できないところまで離れてしまったこと、しかもトレースを見失って適当なところから大同心ルンゼに下りてしまったこと、二重の意味で自分のミスでした。
そんなこんなでかなり遅い下山になってしまいましたが、行きたかった裏同心ルンゼに行けてよかったです。
ご一緒いただいて、ありがとうございました〜^^。
山のアイスマルチはスピードを意識しなければならないので、ゲレンデほど丁寧に登れなかったように思います。
登るとき以外の作業も洗練させなければならないし、経験の積み重ねが必要。
体力の問題もあるし、黄蓮谷への道のりは遠そうだなー。
スピード的にも、裏同心ルンゼを荷物を背負ってオールフリーソロできるぐらいでないとダメなのでしょうね(たぶん)。
こんなに暖かいのにちゃんと凍結してんのかなぁ、と思ってましたが、やはりひどいありさまでしたね
でも登ったんですね〜。すごいなぁ。
しかし、とても12月とは思えない光景です
少し前のレコではもう少し雪があったと思いますが、一気に溶けちゃったんですね〜。
雪山になるのはいったいいつになることやら。
下山のすれ違いはいただけませんね。
ワタシはかつて講習で勝手に降ってしまい、ある人に非難されたことがありますが、誰だったかな〜ん
ブログなどで先週の写真と見比べると、季節が逆戻りしたみたいです。
大同心なんて無雪期と同じ。大同心稜も所々にうっすら雪が残っているだけで、あとは凍っているか土が露出しているだけでした。
朝晩は氷点下になるので、氷はなくならないみたいです。
裏同心も氷結状態はよくありませんが、 普通にたくさんのパーティが入ってました。
アイスはともかく、八ヶ岳や南アルプスは年内は雪山にならないんじゃないかしら?
勝手に下りてしまうと言えば、kanosukeさんですね〜。
まさにそのことを思い出しましたよ。面目ない。
もうアイスに行かれたのですね。さすがです。こんなに暖かいと講習も大丈夫でしょうか?
この度はお付き合いいただき、ありがとうございました(^^)
ラストの大同心稜までの登りは、geraさんがロープ2本持っていてくれたのでそのせいで余計きつかったのかと思います 。
忘れものやら、大同心稜下部での事件やら、八王子IC降り損ねやら、色々ご迷惑をおかけしました(^^;; 懲りずにまたよろしくお願いしまーす!!
さすがにもうしばらくしたら寒気が入るでしょう。
雪は積もらないかもですが。
いずれにしても、塾長が偵察して凍っているエリアを探してきてくれるでしょう!
デナリが営業しているうちに、アックスを研いでもらってください。
なるほど‼ そう言えば、あの登りでロープを2本持っていたのでした。
素直に渡せばよかったー。
こちらこそ色々やらかしてしまいましたが、今後ともよろしくお願いしまーすm(__)m。
それにしても、半マストって意外に便利ですね。
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