スキーラッセル初日は「万計沼と真簾沼へ」

2015年12月18日(金) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 13.9km
• 登り: 757m
• 下り: 744m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 2:28
• 合計: 7:43

7:43 スタート地点
8:03 8:06 入林届小屋
8:07 8:07 空沼岳登山口
10:15 10:15 青沼
10:29 12:39 万計山荘
11:50 11:55 真簾沼
12:35 12:39 万計山荘
12:49 12:49 青沼
14:15 14:15 空沼岳登山口
14:17 14:23 入林届小屋
14:37 ゴール地点

今シーズン初スキー登山です。
札幌では3週間ぶりに、昨日（12/17）から今朝にかけてまとまった雪が降りました。

それでは「スキーで歩きましょう」と。

行き先は、いろいろ迷った結果、空沼方面へ。

ただし、おそらくラッセルが確定（積雪があり、更に平日のため）
このため「行ける所まで」として、取りあえず山荘を目指す事にしました。


本日の空沼、出会った登山者「0名」（駐車車両も私のみ。）
※　北海道上空に相当な寒気が入った様で今晩も降り続くと、帰りのラジオで聞きました

天候

小雪から雪へ。そして真簾沼ではついに吹雪に(^^;)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

本日はノートレースでした。
パウダー系の雪、徐々にラッセル量が増大
万計山荘から先は思う存分ラッセル出来ます。

写真

最終除雪地点にある登山道周辺図です。
山頂まであとひと息ですが、吹雪のため、沼までとしました。心残りはありません。（行けば遭難したかも知れません。）

12/18 7:35

「真駒内川を渡る橋」こちらの手前が最終除雪地点です。数台駐車できるスペースがありました。こちらからスキーでスタート

12/18 7:57

沢に沿って歩き、間もなく夏の登山口です。

12/18 8:00

空沼岳登山口、板を外して渡渉しました。

12/18 8:32

登山道は凸凹でスキーでは歩き難いため、林内を進みました。

12/18 8:33

時々晴れ間がのぞいたり

12/18 8:36

ところどころに標識があり、なんとなく安心感

12/18 9:53

万計沢川を渡渉し、そこにあった標識。山荘までもう少しです。

12/18 10:21

山荘手前では一部トラバースが必要です。慎重に通過

12/18 10:24

以前来た時（夏）、ここでとても感動した事を覚えています。

12/18 10:29

山荘をぱちり(^^)

12/18 10:27

「万計沼」当然のごとく、まっ平ら

12/18 10:33

「来ました！」と、いう事で(^^)v

12/18 11:20

ラッセルで更に進みます。時にはパワーラッセル！

12/18 11:29

迷いそうになる林内などをGPSを活用して通過、真簾沼の手前では風雪が強まり、沼で引き返す事を決断(^^;)

12/18 11:53

「グッジョブ真簾沼！」　風雪が強く、吹雪状態。引き返すのが懸命です。稜線は更にひどいでしょう。

12/18 11:59

林内は風は収まり、良い感じでスノーハイク

12/18 12:36

万計小屋を通過し・・・

12/18 12:36

名残惜しい、万計沼・・・

12/18 12:37

トレースが消えかけています。強い風が吹いた模様。さよなら万計沼！

12/18 13:37

地図だと、広い尾根に見えるのですが、スキーを振り回す地積はあまりありません。

12/18 14:34

そしてクルマまで戻りました。スキー初日、無事終了です

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough オリンパス

感想

Ei-taro

18日、金曜はお休みを頂きました。（休日出勤分です。）

・・・回　想・・・
空沼岳に登ろうかなと、先週から少し考えていました。
漁岳〜空沼岳への縦走、あるいは空沼岳〜狭薄山・・・
そうです、空沼岳はキーポイントになる要点です。

ところがかなり雪が降り、少し気持ちが揺らぎます。
また、金曜の天気予報は「雪・・・」

蓬莱山から見た喜茂別岳にしようか、それとも迷沢山・・・
どちらにしても良いコンディションではありません。

スキー初日でもあり、焦らずに行ける所までとして、空沼岳方面に出る事にしました。


『本格ラッセルに・・・』
朝は5時起き、朝食抜きでブラックコーヒーのみです。
クルマには20センチ程雪が積もっていて、まず除雪
一方、道路の除雪は完了しており、登山口までスムースでした。

最終除雪地点にクルマを止め、もろもろの出発準備。
スノーシューを背中に。スキー（シール付き）を履いて出発

万計沢川に沿った林道を歩き、夏の登山口に到着
冬なのですが、概ね夏道に沿って歩く計画です。

諸所に点在する標識なども参考になります。
ただ、登山道はスキーでは歩きにくいため、林内を歩けるところは登山道から付かず離れずで、高度を上げて行きます。

トレース痕はありましたが、昨日からの積雪で埋まっています。
そして徐々に雪深くなり、ノートレースに。

高度が上がるに連れ、ラッセル感も大きくなり、そして本格ラッセルに(^^)v

『万計沼ー真簾沼』
渡渉を2〜3回、万計沼へ到着
沼に出る時って、あの余波からその瞬間、とても良い時間です。
なんだか「着いたー！」と言う感じがします。

万計沼で記念撮影。
そして、ここまでTシャツでしたので一枚羽織り、更に進みます。

深い雪をラッセル
シールがしっかり利いています。
心臓をあまり上げずのスノーハイク。

終始雪ですが、徐々に雪の量が多くなってきます。
そして真簾沼手前になると、強い風が吹き付けてきます。

「これは良くない。」

真簾沼で引き返そう。と決め向かい風に歩き、沼までやってきました。
林内と違い、風を遮るものがありません。吹雪状態です。
稜線の状態は更に悪いでしょう。
これ以上の前進は無謀、遭難確定です。
スキー初日、上質な雪に思う存分ラッセルしました。満足です。

帰路はラッセルトレースから付かず離れず、スキーをクロカンっぽく滑らせ下山しました。

ところで冬場は、冬体型が有利なのかな？と、思います。
遭難しても生き延びる力、それは体脂肪
と言う事で、冬場は少し体脂肪を付ける事にします(^^)

それではまた！

コメント

mikuri

降りましたね♪
Ei-taroさん、こんばんは~

札幌も雪が消えてなくなりかけていましたが、今朝はドッサリ降りましたものね。
初スキーラッセルされてきたのですね。お疲れ様でした。

空沼岳、距離ありますよね。とても長いイメージあります。
万計沼が目の前に開ける場所は、とても感動する景色ですよね

私はかなり冬体型過ぎるので、少し深雪の中を歩いてみたくなりました

Ei-taro

Re: 降りましたね♪
mikuriさん
会計準備お疲れ様です！ありがとうございます！

新雪ラッセル・・・お腹いっぱいです(^^;)
先頭ラッセル交代要員募集中です(^^)v

そうです！やっぱりあの時、”すばらしい１分間”だと思います。