山上ヶ岳 冬の大峰を楽しんできました。
- GPS
- 07:13
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,023m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:13
907 一本松茶屋
1009-27 洞辻茶屋
1106-18 鐘掛岩
1133-37 西の覗き
1158-1209 山上ケ岳
1230-1325 日本岩
1405-11 洞辻茶屋
1451 一本松茶屋
1525 清浄大橋
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 出638 着845 水分消費350ml ケストレル48 シエルパ |
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感想
そろそろ、関西でも雪の山を楽しめる季節になってきたのに
今年は暖冬のために、山々の積雪もない。
ならば、例年なら今の時期には雪に埋もれて容易に人を寄せ付けない
「大峰」の山々にも行くことができるんじゃないか・・・
それではと・・・ お気に入りの「山上ヶ岳」行ってみることにした。
事前に12月18日のkumatoriさんの記録で「山上ヶ岳」―「レンゲ辻」間は
トラバースを通過するのが、危険そうだったので
慎重派の私は清浄大橋からのピストンにすることにした。
当日の朝は、暗い中を車で運転すると道路の凍結が見えないのが怖くて
明るくなってから自宅をスタートした。そうそう、私は慎重派なのである。
遅めのスタートのお蔭で、駐車しようと目論んでいた「母子堂」の駐車場は
8時前には満車で仕方なくそれより奥の「大橋茶屋」の駐車場に車をとめた。
いつもの如く、ザックの荷物を整理して登山用の靴下を履き
それから、登山靴に足を入れてほどけぬようにと・・・きつく靴ひもを縛った。
そして、車外からキーをロックした。寸分違わぬ登山前のいつもの所作である。
大丈夫だ・・・ 忘れ物はない。昨晩には荷物のチェックリストで確認した。
ところが、ところが歩き始めようとすると登山靴の中に違和感が・・・
まさか、まさかと思いながら登山靴の靴ひもを緩めて、そこから足を出し
登山靴の中を覗いてみると・・・
登山靴の底にはあるはずのインソールがなかった。
久しぶりにアイゼンを装着できる固めの登山靴を用意した際に
インソールを入れるのを忘れたようだ・・・
一瞬、今日は撤退して登山をやめようかとも思ったが
ここまで来て帰るのは勿体ない。
登山靴の紐をきつめに縛れば何とかなるんじゃないとかと思い
登山靴をいつも以上にきつく靴ひもで縛り登山を開始した。
すると、歩き始めて数分で登山靴の中で足が動くのがわかり
「これ以上の歩行は無理」と判断した。
だが、次の瞬間に「靴下を二重履きする」というアイディアが浮かんだ。
以前に登山靴の靴擦れで悩んだ時にいろいろ調べた際に
靴擦れの対策としてそんな対処方もあったからだ。
幸いに慎重派の私はいざという時のために予備の靴下はザックの中に一足入れてある。
ものは試しで、早速に靴下を二重履きにして歩行してみた。
すると、一回り大きくなった足はインソールのない登山靴にはいい感じでフィットした。
それから以降は違和感なく今日一日を歩き通すことができた。
それから以降は特段のエピソードはなく
稲村方面には登山者が多く登っていたようだが
山上ケ岳方面は登山者も少なくて静かに歩くことができた。
積雪状況はと言えば数センチ程度で行者道と平成新道の分岐までは
アイゼンもチェーンアイゼンも不要だった。
歩きながらも雪が少ないことによる残念な気持ちと
雪が少ないからこそ山頂まで登れるうれしさと
複雑な気持ちを抱えながら登り続けた。
それに天気は快晴。
上を見上げれば青い空が広がり登山には申し分ないコンディションだった。
ただ、残念なことに時間が経つにつれ
木々を白く彩らせていた霧氷が溶けてきたことだ。
「もう少し、早い時間から登っていれば・・・」と軽く後悔した。
展望のいい「鐘掛岩」に登り、それからは「西の覗き」にも寄ってみた。
それまでは誰にも会うことはなかったが、ここで初めての2人組の登山者に会った。
そして最後にはいよいよ「山上ケ岳」のピークに・・・
そこからは「弥山」そして「稲村」と大峰の山並みを眺めることができた。
前述の通りkumatoriさんの記録で「山上ヶ岳」―「レンゲ辻」間は
危険ルートなので本日は歩く気はないが
そこから少し下ってからの眺めは絶景なので
少しだけ下ってからもと来たルートに引き返した。
最後は実は初めて来る「日本岩」にて昼食を摂る。
先に単独の男性(堺市在住)がおられて
いい天気にいい展望なので挨拶してから少し話をした。
淹れていたコーヒーはすっかり冷めてしまったが心は温まった。
その後はぼんやりと独り静かに昼食を摂った。
そろそろ、下山しようかな?と荷物をまとめていると
単独の男性がやって来て、その方とも話をした。
するとその方も堺市在住の方だった。今日は堺市民に縁がある一日のようだ。
レンゲ谷から登って来られたそうだ。そこを下山するのはリスキーに思えたので
「清浄大橋に方面から下山した方が安全ですよ」とアドバイスを残して私は下山した。
いい時に山上ヶ岳に行かれましたね!
これからどんどん雪深くなるので危ないですね。
行者道は毎年事故が起きているように聞いています。
真っ白な世界より、今時分の霧氷が新鮮でコントラストがあって
いいような気がします。
いい景観の写真を見せていただきました。ありがとうございました。
そしてお疲れさまでした
s_fujiwaraさん
今年は暖冬なので、こんな私でもこの時期に山上ヶ岳に行けました。
例年なら、登山口まで車で行くのも一苦労で無理だった思います。
一応、スタッドレスタイヤで行ったのですが当日はノーマルタイヤでも大丈夫なほどに
洞川も積雪も、凍結もありませんでした。
実は高見山か明神平も行先の候補だったのですが
積雪も霧氷もないと思って、大峰方面に切り替えて正解でした。
鐘掛岩から高見山の山頂も見えたのですが、霧氷はなさそうでしたし・・・
そんな訳で状況は変わるかもですが年内は霧氷を狙うなら大峰がいいと思いますよ。
この時期によくも山上ヶ岳に行かれましたね。
今年だけで吉野〜山上ヶ岳間だけで3人行方不明になったままです。
どうかお気をつけて。
でも天気良くて暖かそうですね。
青空と白い雪とのコンビネーションは最高ですね!
インソール忘れたことは私は過去に一度だけあります。
orisさんのことだから、次からインソールの予備もザックに忍ばせてそうですね。
ソックスの予備は私も毎度持っていきますが、ザックの中ではなく、温泉セットの中に入れて車に残置です。
もしかしてソックスの予備の予備もおありだったのでは?(≧∇≦)
キバラーさん
そうですね。
例年ならこの時期に山上ヶ岳は無理ですが、今年は暖冬なので行けましたね。
雪景色の大峰なんてそんなに見れないので、貴重なものが見られてよかったです。
キバラーさんも過去にインソールをお忘れでしたか・・・
次回からは荷物のチェックリストにインソールを確認も項目に入れておきます。
それと、キバラーさんの方が断然に詳しいと思いますが
登山用のバックアップのアイフォンの充電器を購入しましたよ。
日帰り用は
http://www.amazon.co.jp/dp/B007W0A3SK/ref=pe_492632_159100282_TE_item
複数日用は
http://www.amazon.co.jp/dp/B00P8TDWUI/ref=pe_492632_169829912_TE_dp_1
です。
日帰り用はエネループの単3が使えるのでガーミンの電池との汎用性もあり、
ザックの中に放置していても問題ないし、軽いので選びました。
充電は40パーセントほどしかできませんが・・・
今後、キバラーさんのブログの記事でスマホ関係の
登山向けの用具やアプリの紹介を楽しみにしています。
インソールわしも忘れたことがありますが、キッチンペーパー敷いて歩きました。
全く役には立ちませんでした
この日の山上ヶ岳はあまりの天気の良さと空の青さに感動を覚えました。
霧氷自体は少々残念でしたが、それを補って余りある絶景でしたね
kote2さん
kote2さんもインソール忘れはありましたか・・・
なかったときはショックでしたね。
一瞬撤退も考えましたが晴天と遠くに見える白い山並みを見るに行くことを決断しました。
雪の大峰なので不安もあったのですが、kote2さんはじめ先行者の足跡があったので
安心して歩くことができました。ありがとうございました!
レコを読んで気が付いたのですが行者道と平成新道の分岐点にある看板は
kote2さんが表に向けられたのですね・・・
タイトルを見て、「え?慎重派(←笑)のオリスさんが?!」ってびっくりしたけど、無事に帰ってきてくれてよかったです
行けない山だけに、絶景を羨ましく思いながら写真に癒されましたぁ
青と白は、ほんっとに美しいです(●´ω`●)
ステキ・レコ、ありがとうございます!
しかし、インソール!!
わたしも先日忘れたばかりなので、仲間がいて嬉しいです
でも、ほんと、気づいた瞬間はショックですよねー(笑)
ぽーさん
ぽーさんもインソール忘れがありましたか・・・
私だけじゃなくて、みなさんインソール忘れをされておられるんですね・・・
大峰は例年は雪深いのですが、今年は暖冬で行くことができました。
幸いに危険個所もなく、無事に帰ってくることができました。
山の状況は行ってみないとわからないこともありますので
積雪状況によっては、途中で撤退も考えておりました。
ピストンなので下山時はルート状況がわかるので、あえて今回はピストンにしました。
慎重派なので、一応考えて登っておりますです。
orisさん、こんちは〜
冬は始まったばかりですが、雪少ないですね。
毎年の印象では、年末近くにドカンと雪降るイメージですが、
近畿圏内で雪を楽しむのは、年明けからでしょうか
遠くに見える弥山と手前の稲村の眺め。
視界も良くて、奇麗な画が撮れましたね。
年内もう一回くらい、山計画してはるんですかぁ?
私は11月からオフ会にかけて、そして以降もずっと忙しくて、
おそらく10月の南奥駈道が、登り納めになりそうです。
popoiさん
そうですね。山の雪は来年に期待しましょう。
そう言えば、いつぞやにpopoiさんも冬に山上ヶ岳を登ってはりましたね。
その時は、もっとルートは厳しかったと思いますが・・・
今年は結局、山はご一緒できなかったですね。
来年こそ、ぜひご一緒しましょう。タイミングが合って憧れの劔に登れたらいいですね。
今年の登り納めは12月27日になりそうです。
天気がよければですが、青空専門家とご一緒することになりそうです。
行先は未定で、積雪と霧氷の状況次第となります。
せっかくお誘いいただいたのに、写真を見たら私も行けばよかった
霧氷に遠望が楽しめて最高でしたね。
私も冬の山上が岳付近の雪に覆われた参道や宿坊は大好きです。
普段なかなか行けないからこそ、現在の積雪量はまさに絶好でしたね
みなさんインソール忘れが多いようですが、私は靴に入れっぱなしなんで
そんな心配は皆無です。
遠望の眺望は比良だと思います。今年冬の頂仙岳からも見えてました。
metsさん
読みは当たりましたよ。
雪深い大峰ですが、ピンポイントで行くことができました。
おまけに天気も快晴でした。
雪と霧氷の山上ヶ岳は滅多に来られないので貴重な体験ができました。
ですが、冬の山はこれからです。
ぜひ、来年にでもご一緒しましょうね。
また、スケジュールをメールください。
あの白い山並みは比良山系ですか・・・
orisさん、こんばんは。
先日の釈迦ヶ岳をご一緒して以来ですね。
そーいえばorisさんもレコがあがっていないなぁと思っていました。
この日は快晴で最高の天気で良かったですね。
インソール忘れは、私も一度だけあります。
その時は近くの山だったので、家までとりに帰りましたが…
それ以来登山靴を用意する時には必ずインソールはチェック
するようにしています。大峯までいってなかったらショックですものね
また機会があればご一緒して下さい。
しーさん
そうですね。釈迦をご一緒して以来の山になりました。
今年になってから、昨年よりも山に行くという執着が低下してきて
月に2回ほどでもいいかなと思うようになりました。
別に回数を決めて登っているわけじゃありませんが・・・
そう言えばしーさんも山はご無沙汰されていますね。
まあ、お互いに楽しいペースで登りましょう。
こちらこそ、また気が向いたらお誘いします。
少し早いですがよいお年をお過ごしくださいね。
山上ですれ違いましたか?
いい天気でよかったですね
potnouseさん
すれ違ったかどうかは、記憶が定かじゃありませんが
お互いにいい天気の日に同じ場所で同じ時間帯に
大峰の雪景色を楽しめたことは確かですね。
日本岩でお会いしました。
あれから無事に清浄大橋へ下ってレンゲ谷登山口でクルマも回収できました。
冬場の単独行は注意しないといけませんね。
山頂からの見晴らし最高でしたね。
mo-ri-taさん
コメントありがとうございます。
あれから少し気になってはいたのですが
ご無事に下山されて、車のUターンも問題なくご帰宅されましたか・・・
ホントに当日は、天気よくて展望も最高でしたね。
私は週末を中心に金剛・台高・大峰の山を歩くていますので
また、どこかでお目にかかれるかもしれませんね。
その時はご遠慮なく声を掛けてくださいね。
また、お目にかかれる日を楽しみにしています。
それに拙い記録ばかりですがたまにはヤマレコも覗いてやってくださいね。
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