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Yamareco

記録ID: 784549
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

綿向山・表参道ピストン(雪のない冬道)

2015年12月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
abukata その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:50
距離
9.4km
登り
827m
下り
826m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

GPSが登りの冬道でフリーズ状態になっていましたので、登録したルートは昨年12/21のものです。
御幸橋駐車場8:50
三合目10:00
五合目10:28〜10:30
七合目10:50〜11:00
綿向山頂上11:30〜12:25
ヒミズ谷出合小屋14:00
御幸橋駐車場14:05
天候 快晴、冬道途中で0.9℃が最低気温
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路は名神高速・八日市IC利用、R421→広域農道→日野GCに出合うところで、県道508→広域農道→「西大路」でR477に出合うので左折→「音羽」を左折し県道182→「西明寺口バス停」を右折(ここにバイオトイレと登山ポストあり)→直進方向へ坂を上って右折し坂を下って橋を渡ったところが御幸橋駐車場です。
復路はR477の「西大路」を右折、広域農道→県道508→県道189→R421→石榑トンネルで三重県へ
コース状況/
危険箇所等
全コースを通じて積雪はありませんでした。しかし、夏道(八合目〜九合目経由の山頂)は閉鎖されており、冬道を通らざるを得ません。
雪のない冬道を通るのは初めてでしたが、雪がないにもかかわらず踏跡は明瞭で、どこでも通行可能な雪道よりルートファインディングは楽でした。でも、一本道という訳でもなく、踏跡は複数存在し落葉のルートにはスリップ痕があり、先人のご苦労の程が窺い知れました。
夏道に比べ急勾配なので下りの方が危険と思われがちですが、視界が開ける下山の方が地形の変化やスリップしそな箇所の見極めもできるため、楽に感じました。
その他周辺情報 名神・八日市ICから続くR421沿いにマックスバリュ八日市店があります。コンビニに比べペットボトル飲料は間違いなく安い価格設定です。しかし、既に年末年始モードになっており、弁当・惣菜については品薄で、結局、広域林道へ入る手前にあるセブンイレブン(八日市方面からの最終コンビニ)でその他の買い物をしました。
三重県側からR421を利用する場合は、R421とK140(ミルクロード)の交差点”石榑下”にあるローソンが最終コンビニです。(私の復路ルートでは)
既にご存知の方も多いかと思いますが、R421の政所(まんどころ)辺りに道の駅”奥永源寺渓流の里”が廃校を利用して出来ています。トイレの少ない区間でしたので朗報です。
御幸橋駐車場のツバキです。
2015年12月26日 08:46撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 8:46
御幸橋駐車場のツバキです。
ここから登山道(表参道)がスタートします。
ここまでは砂防堰堤まで地道を進み階段を上がって、林道(舗装)歩きです。
2015年12月26日 09:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 9:14
ここから登山道(表参道)がスタートします。
ここまでは砂防堰堤まで地道を進み階段を上がって、林道(舗装)歩きです。
ヒミズ谷出合小屋です。登山ポストがあります。
2015年12月26日 09:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 9:16
ヒミズ谷出合小屋です。登山ポストがあります。
一合目です。
いつもここまでが長く感じられます。
2015年12月26日 09:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 9:33
一合目です。
いつもここまでが長く感じられます。
二合目です。
2015年12月26日 09:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 9:50
二合目です。
二合目標識にぶら下がっているアワビの殻です。
2015年12月26日 09:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 9:51
二合目標識にぶら下がっているアワビの殻です。
三合目です。
ここで一度、林道に出合います。
2015年12月26日 10:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:04
三合目です。
ここで一度、林道に出合います。
林道を進み、ここから再び登山道(表参道)へ入ります。
2015年12月26日 10:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:07
林道を進み、ここから再び登山道(表参道)へ入ります。
四合目です。
ここまでの途中に”あざみ小屋”があります。
2015年12月26日 10:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:17
四合目です。
ここまでの途中に”あざみ小屋”があります。
五合目避難小屋です。
2015年12月26日 10:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:28
五合目避難小屋です。
五合目小屋からの琵琶湖方面の眺望です。
2015年12月26日 10:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:29
五合目小屋からの琵琶湖方面の眺望です。
五合目は避難小屋のすぐ上です。
2015年12月26日 10:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:30
五合目は避難小屋のすぐ上です。
五合目から避難小屋を振り返ると・・・”若い力”
私は体育祭の時に歌った歌を連想します。
>若い力と感激に
>燃えよ若人胸を張れ
>歓喜あふれるユニホーム
>肩にひとひら花が散る
>花も輝け希望に満ちて
>競え青春 強きもの
2015年12月26日 10:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:30
五合目から避難小屋を振り返ると・・・”若い力”
私は体育祭の時に歌った歌を連想します。
>若い力と感激に
>燃えよ若人胸を張れ
>歓喜あふれるユニホーム
>肩にひとひら花が散る
>花も輝け希望に満ちて
>競え青春 強きもの
六合目です。
七合目へのトラバースルートに突然現れます。
2015年12月26日 10:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:42
六合目です。
七合目へのトラバースルートに突然現れます。
七合目(行者コバ)です。
2015年12月26日 10:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:50
七合目(行者コバ)です。
祠(ほこら)か堂(どう)か迷いますが、拍手は打たずに拝みました。
2015年12月26日 10:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 10:51
祠(ほこら)か堂(どう)か迷いますが、拍手は打たずに拝みました。
七合目でやっと冬景色と遭遇です。
2015年12月26日 10:52撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 10:52
七合目でやっと冬景色と遭遇です。
七合目冬景色(その2)
2015年12月26日 10:52撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4
12/26 10:52
七合目冬景色(その2)
七合目冬景色(その3)
2015年12月26日 10:52撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 10:52
七合目冬景色(その3)
七合目冬景色(その4)
2015年12月26日 10:53撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 10:53
七合目冬景色(その4)
七合目から冬道に入ってすぐの情景です。
2015年12月26日 11:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 11:01
七合目から冬道に入ってすぐの情景です。
緑の葉に雪が残っていました。
2015年12月26日 11:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 11:01
緑の葉に雪が残っていました。
綿向山山頂の大嵩(おおたけ)神社です。
”平成二十八年式年遷宮”の幟(のぼり)が各所にありましたので、来年は建て替えられるのでしょうか?
2015年12月26日 11:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 11:31
綿向山山頂の大嵩(おおたけ)神社です。
”平成二十八年式年遷宮”の幟(のぼり)が各所にありましたので、来年は建て替えられるのでしょうか?
雨乞岳も鎌ヶ岳も良く見えます。
2015年12月26日 11:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 11:32
雨乞岳も鎌ヶ岳も良く見えます。
雨乞岳を中心に据えました。
2015年12月26日 11:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 11:33
雨乞岳を中心に据えました。
雨乞岳山頂付近のアップです。
2015年12月26日 11:37撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 11:37
雨乞岳山頂付近のアップです。
イブネの先にクラシです。
2015年12月26日 11:37撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 11:37
イブネの先にクラシです。
霧氷(海老の尻尾)です。
2015年12月26日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 12:10
霧氷(海老の尻尾)です。
海老の尻尾のアップ(その1)
2015年12月26日 12:13撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:13
海老の尻尾のアップ(その1)
海老の尻尾アップ(その2)
2015年12月26日 12:10撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:10
海老の尻尾アップ(その2)
鎌ヶ岳と雨乞岳(実際は御在所岳)が作る鞍部(武平峠)から知多半島が見えました。
2015年12月26日 12:14撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:14
鎌ヶ岳と雨乞岳(実際は御在所岳)が作る鞍部(武平峠)から知多半島が見えました。
イブネとクラシです。
2015年12月26日 12:14撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:14
イブネとクラシです。
オベリスクかと思いましたが、樹木のようです。
2015年12月26日 12:14撮影 by  E-M10MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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12/26 12:14
オベリスクかと思いましたが、樹木のようです。
山座同定版です。
2015年12月26日 12:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 12:17
山座同定版です。
案山子は健在でした。
”安心してください穿いてますよ”を期待していましたが・・・
確かに案山子での再現は難しそうです。
2015年12月26日 14:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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12/26 14:42
案山子は健在でした。
”安心してください穿いてますよ”を期待していましたが・・・
確かに案山子での再現は難しそうです。

感想

雪山を期待して毎年恒例の綿向山を訪問しました。

雪山装備として、アイゼン、トレッキングポール用のスノーバスケット、ハードシェル、サングラス(嫁はん)を用意しましたが、すべて使用せずでした。
使い捨てカイロ(嫁はん)は非常に温かいとのコメントです。
靴は嫁はんはアイゼンとの絡みで冬用にしているスカルパを使用しましたが、私は今回持参したアイゼンがワンタッチでもセミワンタッチでもないので夏靴のままです。

いつもの通り他の方に道をお譲りしながらゆっくりとしたペースで進みました。登山道には雪はなく、霜や霜柱もありません。一部、ぬかるんでいるところもあり、もっと早い時間に来ていれば路面が凍結していたのではと想像させる局面もありました。

七合目の先で夏道と冬道が分岐しますが、既に夏道はバリケード封鎖されており、冬道が順路となっていました。その冬道ですが、ここにも雪がありません。雪のない冬道を登るのは初めてです。雪がある時はトレースがあっても自由に思い通りのルートを進むことが出来ましたが、雪がないと踏跡が明瞭で、確かにそこをトレースする方が楽に歩けます。

しかし、その踏跡も複数あり、特に落葉を踏みながら進むルートにはスリップ痕があり、先に通られた方のご苦労が偲ばれました。

気温は温度計が落ち着くころには5℃でしたが、標高を増すごとに下がってゆき、五合目で2.8℃、指先が出るタイプのインナー手袋では指先が悴むので、通常のニット手袋を追加した冬道の中で0.9℃という具合でした。

頂上部は風もなく、視界良好で鎌ヶ岳も雨乞岳も良く見えています。
綿向山の主(ぬし)のような”ラリーベルさん”のお姿もお見受けしましたが、ガイドをしていらっしゃるようなご様子だったので、声は掛けませんでした。

私たちは南に向いた木製ベンチで昼食をしましたが、端には犬の糞が三粒ほどあり、敬遠されて空いていたようでした。嫁はんも気にしていましたが、私が糞側に座ることで一件落着です。愛犬同伴の方もお見受けしましたが、”お持ち帰り”の励行をお願いしたいものです。(今回のモノは相当風化していましたので、本日の登山者とは関係ないと思います)

下山は前回は竜王山経由としましたが、今回はピストンを選択。冬道の急下りも何とかクリアして、七合目からは楽なハイキングです。アイゼンを使う雪山ハイキングではアイゼンを外すタイミングに迷うこともある登山道ですが、今回はまったく雪のない表参道でした。

下山後は名物案山子(かかし)を見学してその後、下道(R421)を使い三重県側へ、途中新たに出来た道の駅”奥永源寺渓流の里”へ寄りトイレ休憩とお買い物(みかんと赤こんにゃく)。

三重県に入ると後はお決まりのコースです。阿下喜温泉・あじさいの里で日帰り入浴を皮切りに、いつものフルコースを堪能させて頂きました。

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訪問者数:984人

コメント

ラリーベルさん、お元気でしたか。
ラリーベルさん、
あい変わらすお元気に案内されていましたか。久しくお会いしていません、とい言うことは綿向山はご無沙汰しているということですね。
綺麗な霧氷の写真を拝見して久しぶりに登りたくなってきました。
2015/12/27 13:20
Re: ラリーベルさん、お元気でしたか。
yoshikun1さん、コメントありがとうございます。

ラリーベルさんはお元気そうなご様子でした。
冬季の綿向山では毎回お会いしているように思います。

それと、もうお一方・・・
止まれば死んでしまう回遊魚のような”トレランおじさん”はお見受けしなくなりました。
雪の中を薄着とアイゼンもつけない靴で、1日五往復くらいしておられました。
この方には”トレラン禁止”がお気の毒に感じました。

是非、綿向山を再訪されてください。

どうもありがとうございました。

abukata
2015/12/27 17:50
はじめまして
同じ日に登ってました。何となく頂上入れ違いな感じですね。
急登のぬかるみスリップしまくりで、かなり緊張しました。
2015/12/27 16:20
Re: はじめまして
yas43さん、コメントありがとうございます。

コースタイムからすると確かに入れ違いのようですね。
私たちは鈍足なので、その分スリップもしなかったかと思います。

どうもありがとうございました。

abukata
2015/12/27 17:55
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