剣ノ山、飯盛山（熊野古道中辺路）

2015年12月25日(金) 〜 2015年12月26日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 61.0km
• 登り: 2,457m
• 下り: 2,391m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:26

9:40 スタート地点
12:12 0:00 稲葉根王子
12:55 0:00 一ノ瀬王子
13:48 0:00 のごし橋
14:49 0:00 滝尻王子
16:06 高原霧の里休憩所

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:11

6:18 高原霧の里休憩所
6:45 0:00 大門王子
7:52 0:00 大阪本王子
8:14 0:00 牛馬童子
8:25 0:00 近露王子
9:20 0:00 継桜王子
11:18 0:00 蛇形地蔵
11:44 0:00 三越峠休憩所
12:54 0:00 発心門王子
13:42 0:00 伏拝王子跡
14:29 0:00 熊野本宮大社
14:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　紀伊田辺駅まで阪和自動車道を使う。和歌山県が近くなりました。
　駅前の観光案内所で熊野古道マップ、中辺路（紀伊田辺〜滝尻王子）と熊野古道めぐり地図帳（中辺路　滝尻王子〜熊野本宮大社・大雲取・小雲取・果無）の地図帳をもらい、観光センターの方から丁寧にコースの状況を説明していただいた。
　

コース状況／危険箇所等

　紀伊田辺から滝尻王子までは町中と道路歩きが多いので歩く人は少ないらしく、中辺路は滝尻王子を起点に選ぶ人が多いと言ってました。　　　　私は、熊野古道を初めて歩くので田辺駅の観光案内所からスタートすることにしました。
　いただいたマップはずいぶん丁寧に作られていてこのマップだけですべて歩くことができました。マップなしで熊野古道を歩くと迷いそうです。
　歩かれる方はぜひこの地図をもらってください。それから山道、沢筋での迂回ルートも時期によってはあるので事前に情報をもらえるのは助かります。古道はよく手入れされていて迷うことはなかったです。ただ林道とか生活路、山の仕事道も交差しているのでマップで確認をしながら歩きました。2万5千分の1の地形図と合わせて見ると迷った時に現在地の確認ができそうです。

その他周辺情報

出発日はどこまで歩くことができるかわからなかったので、近露王子近くの民宿ちかつゆに当日予約しました。温泉もありよかったです。
　今はシーズンオフなので当時泊まる事ができましたが春から秋のシーズンは外国からの宿泊客予約がいっぱいだそうです。

写真

12/25 8:29

紀伊田辺駅前です、すぐ横に観光協がありそこで、マップと熊野古道中辺路情報を聞きました。親切な説明でありがたかった。

12/25 9:08

これから、こんな案内がよく出てきます。これを頼りに進みます。

12/25 9:12

須佐神社まで来てしまった。秋津皇子は気が付かなかった。！！

12/25 9:26

王子跡、これからも王子の遺跡はそれほど目立って大きくは無かったです。

12/25 9:40

熊野古道の道標、王子跡もマップがないと見落としそう。

12/25 9:46

和歌山は日本の発祥！

12/25 9:46

世界遺産に登録されてよかった。丁寧な説明もあるし、日本人としてまだ知ることがたくさんありそう。

12/25 10:30

数年前の台風の大雨で崩れた道がまだ復旧中です。これからもいくつか迂回路があります。

12/25 10:30

迂回ルートでこのトンネルの中を通過しました。

12/25 10:39

八上王子、うーん、習ったことがない王子がたくさん。

12/25 10:56

2つ目のトンネル通過、音が大きいので駆け足で通過しました。

12/25 11:04

おそらく、昔は建物もあったんでしょうが石碑だけです。

12/25 11:15

大きな木の根っこがモニュメントとして寝ています。昔からよく水が出て大きな樹が流されたんでしょうか。

12/25 11:48

一ノ瀬王子だったかな？

12/25 12:18

311号線沿いです、だいぶと足も疲れてきました。

12/25 12:40

日本の歴史で聞いたことがあったかも、こんな人もいたんですね。王子と時代は違うかも。

12/25 12:51

古道の写真も撮ってみたけど、こんな感じ。いいかんじです。

12/25 13:12

いい橋がありました、ここを渡って

12/25 13:12

橋の上から、富田川を眺めてみました、やっと風景が撮れた。町中が多かったので少し歩くのにも気が落ち着いてきた。

12/25 13:19

熊野古道で、歴史の発掘をしてるんですね日本人のルーツ。

12/25 13:41

滝尻王子に到着、今14時50分です。カメラの時間が1時間10分ほど早くなっているのに気が付きませんでした。
もう少し歩こう。

12/25 14:05

胎内くぐり、この中を抜けました。ぎりぎりでしたが通れました。お母さんありがとう、私のいまがあるんですね。

12/25 14:26

今日初めての山、山があってよかった！剣ノ山です。

12/25 14:35

飯盛山、続いて2つ目の山、低くてもうれしいな。

12/25 14:35

尾根筋から、下の村を眺めると村と山と、歴史の古道。人が生活しているこんな道が残っていてよかった。

12/25 15:04

今はシーズンオフらしく、歩く人に会いませんでした。冬は日が落ちるのが早いので今日はここまでにします。

12/26 6:46

翌日、高原熊野高原から古道の道は暗かったのでここまで写真なしです。早朝は獣の気配がたくさん

12/26 7:10

村に朝日がさしてきた、今日も天気よし。快調です

12/26 8:15

継桜王子、大樹と清水、おいしかった。

12/26 8:16

おはようございます、熊野古道は住んでる村をつなぎながら熊野本宮にむかうんですね、当時の方が人が多かったかも、写真の人は地元の人ではありません。

12/26 10:13

湯川王子だったかな？、このあたりで朝外国人のトレッカーに2組ほど会いました。熊野古道も世界的になってきたのかも、外国の人はすごいなー

12/26 10:35

三越峠、熊野本宮ももう少し、元気が出てきた。

12/26 11:00

数年前の大雨で崩れた山の復旧がやっと完了、まだまだほかにもあるので時間がかかるんでしょう。

12/26 11:51

立派な休憩所。これからたくさんの人が歩きに来ると助かります。

12/26 12:31

正面が百前森山（783m）三里富士ともいうそうです。その奥の山並みが果無山脈、説明の看板が立っていました、縦走してみたいですね、説明があると親しみもわいてくる。

12/26 12:40

伏拝王子の南を展望、近くのおじさんが前の木が低いときはここから本宮の鳥居が拝めたから伏拝みと言うんです、一番奥は那智大社方向。熊野は山の国。

12/26 13:19

本宮大社到着、よく歩きました。

12/26 13:21

お正月の準備が忙しそう

12/26 13:32

大きな鳥居でした。

撮影機器：

μ795 SW オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

takaokiyoshi

　初めて熊野古道を歩いてみました。山登りの合間にこのような日本の古道も歩いてみたくなって和歌山にきました。昔、多くの人が熊野の村をつないで峠を越え山道を踏んで通った歴史を道すじに感じながら、少しでも往時の人が歩いた景色と空気を感じればまた楽しいかなと思います。今でも山の中に石畳の古道が出てくるそうです、石畳の道はいくつかありましたが周辺の地形とよくマッチしていました。村の中を通過するとあった人は皆さん親切で古道のことを教えてもらったり、子供は挨拶をしてくれます。村の生活と合わせ古道の整備もされていていつか小辺路も歩いてみたいと思った。大峰、大台、吉野の一部しか登ったことがなかったですがまた世界が広がりました。
　たのしかったです。