足和田山・本栖湖テン泊・竜ヶ岳
コースタイム
2日目:本栖湖キャンプ場9:30〜登山口9:45〜あずまや・石仏11:00〜12:15竜ヶ岳山頂13:00〜あずまや・石仏13:35〜登山口14:30〜本栖湖バス停15:05
天候 | 晴れ・夜中は強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
河口湖〜一本木(バス)→風穴〜本栖湖入口 本栖湖〜河口湖(バス) 快速山梨富士(指定席520円) ※河口湖〜富士急ハイランド〜富士山駅までは進行方向が逆。 わざわざ椅子を回転させてもすぐに戻すことになるので忘れないように。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
霜柱がいっぱい(^^)凍結はなし 竜ヶ岳は霜が融けてぬかるんで滑りそうな所があったけど 基本的には手軽なハイキングコース |
その他周辺情報 | 本栖湖キャンプ場1,000円 冬場のトイレは一箇所(紙なし和式ボットン) 水場の利用は朝9時〜午後4時 年始には閉栓するらしい |
写真
感想
( ̄∀ ̄;)フフフ、捻挫して以来の、一ヶ月ぶり、復活の山行です!
まずは足慣らしに、13年前に登った思い出のある足和田山で軽くジャブ、
そして竜ヶ岳登山口のある本栖湖キャンプ場にてテン泊を楽しみ、
翌日はゆっくりめに起きて、これまた5年ほど前に登ったことのある竜ヶ岳へ。
2座とも手軽なわりに展望が良いので、捻挫明けにはちょうどいい。
12/26 朝 前日の残業がたたって起きるのが辛く、山行を断念しかける
布団の中でグズグズしながら、予定より一時間以上遅れてシャワーを浴びる。
予約していたホリデー快速河口湖号はキャンセルし、快速山梨富士号に変更。
ホットサンドメーカーなど山ごはんに気合いを入れた分、着替えはなし(だって寒いに決まってるから)、行動食すら持って行くのを忘れました。
一番後ろの席を予約したつもりが一番前だったのはショックでしたが(荷物を後ろに置きたかった)、仕方ないので重い思いをして棚に乗せました。
中央線なら大月方面は下りになり座席番号1が一番後ろになるはずですが、この電車は富士山めがけて上りという考え方なのか、一番前だったのでげす。
河口湖に到着すると、すぐにバス停に並んで一本木へ。
私が大人になってから初めて登った山、足和田山の登山口です。
もう13年も経ってますからきっと以前より整備されているとは思いますが、
あの時はこの程度で怖い怖い言ってたなんてどんだけ高所恐怖症?
捻挫した足も問題なく、ああ山歩きっていいもんだなぁと思いながら五湖台へ。
ここはほぼ記憶通り。写真を撮ったら歩き続けて、次の展望地、三湖台へ。
いやー、ここはずいぶん変わったと思います。すごく整備されてました。
ラッキーなことに誰もいなかったので、しばらく独り占めして絶景を楽しむ。
このすぐ先が紅葉台ですが、観光客は多分ここまで来ないと思います。
もったいな〜い。こんな広いのに、ここでキャンプしたい!
そして紅葉台。お店で何か食べようと思ったら、今日はお母ちゃんがいないので何も出せないと店番の父ちゃん。(;´ Д`)オナカスイター
紅葉台からバス停に下りようか迷いましたが、まだ時間があるからそのまま東海自然歩道を歩き続け、ちょびっと樹海遊歩道も歩いて風穴バス停へ。
しかし冬場で本数が少なく、次のバスは一時間以上待ち…寒いよー(;o;)
ヒマなので、トイレで夜になったら着ようと思っていた「+2℃暖かい」シャツを着込んでおいたら、ほんと温かくて助かりました。
やっと来たバスに乗って、精進湖経由(大回り)にイライラしていると、なんと、精進湖って富士山が目の前にドーン!じゃありませんか!
しかも、何かテント張ってる…。うそ…、ここもテン泊できるの?
だったらここの方が良かったかも…(; ̄Д ̄)
と思いながら、いきなり降りる決断力もなくて、そのまま本栖湖へ。
しかも、本栖湖入口までしか行かないバスだと思って入口で降りたんだけど、バスは「本栖湖」バス停まで行くやつでした…(; ̄Д ̄)
無駄に一駅前で降りて、一駅分歩いた私です(すぐそこだけど)。
すでに空は薄暗く、ここからキャンプ場までも15分ほどあります。怖いです。
すでにヘッドランプを点けるレベル。街灯も少ない。来た事があるとはいえ、怖い…。
キャンプ場に着いたものの、もはや真っ暗に近い状態。それでも、車を乗り入れてテント張ってる人が何組かいたので、これなら怖くないと安心しました。
今はダイヤモンド富士の季節でもあるから、誰かしらいるだろうとは思ったけれど、もし誰もいなかったらバスで引き返そうと思っていましたから。
今の時期は管理事務所に人が常駐していないので、一人では恐怖すぎるのです。
トイレの位置を確認したものの、バンガローエリアなので多分この辺はテント張っちゃいけないはず。どこに張ろうか考えてももう暗いから道がハッキリわからず、まさか朝起きたら道の真ん中にテント張ってたなんてハズカシイし…と思い、ほんと困って「もう帰っちゃおうかな…」と思ったりもしましたが、焚き火の跡を見つけて「誰かがテント張った跡だろう」と思い、安心してようやくテント設営。風も少々ありましたが、久しぶりのせいか手に力が入らず、なかなか設営できない。それでも焦らず気長にふんばって、何とか完了。ちなみに、水場の利用は朝9時〜午後4時まで!もし水場をアテにして水を持って来なかったら、大変なところでした。
やっと落ち着けるところですが、次はごはんを作らなければ。
本日のメニューは、豚肉・しめじ・油揚げの味噌汁にうどんをぶっこみます。
バカでも出来るレシピですが、すごく美味しかったです!
しかし、実はテントを設営した場所が若干斜めっていたため、バランスを崩して鍋が倒れてしまいました…(; ̄Д ̄)※火は倒してないです。
しかし幸いなことにテントを設営した場所が斜めっていたおかげで、鍋からこぼれた汁が左の角に流れて集まってくれたため、タオルで吸い取って難を逃れました。
そしてうどんを食し、美味しかったけどお腹いっぱいになっちゃったから、残りは明日の朝にまた水を足して食べようと思い、蓋を閉めようとして、バカだからベコッとつぶしちゃったのです。これ、X-potという鍋で、ペコっってつぶせるやつなんです。
ペコってつぶしちゃったので、汁が溢れてまたテントの左角に流れてゆきました。
(; ̄Д ̄)一度ならず二度までも…私ってどんだけアホ?
そして夜。着込んでるせいなのかとても温かく、上着を着なくても外に出てトイレに行けるぐらいでした。ローソクランタンの火にまどろみながら、至福のひととき♡
と思いきや、夜が更けるにつれて、風が強くなってまいりました。
テントが揺れる、フライシートがバタバタいう、怖いしうるさいし眠れな〜い!
でもまぁいいや、飛ばされなけりゃ結果オーライだ。
登山中風が強いよりは、今強い方が良い。いつも思うけど、テントってすごいよね。
こんなんで雨風雪をしのげるのだもの。テント万歳。おやすみなさい。
12/27 朝方。風もほとんどなくなりました。
ダイヤモンド富士めあてに登る人が多いのか、賑やかです(うるせーよ)。
テン泊でなく車で今来た人も。正直、こんなにいるの?ってぐらい大勢に感じました。私はテントの中でまどろんでいましたが。朝は苦手なので、ご来光とかに無縁の私です。ここでゆっくりしなかったら何のためのテン泊がわからへんもの。
明るくなってからも、駐車場がかなり埋まっていたり、登山者がパラパラとひっきりなしに通るのにもビックリ。竜ヶ岳って人気あるンだなぁ。
私は昨日の残りの豚汁に水と味噌を足して、うどんを入れ仕上げに卵を入れて朝食。
竜ヶ岳登るのめんどくせーな、白糸の滝でも観に行こうかななんて思いながらテント撤収。困ったことに私はもう水がありません。水場が使えるのは9時から…。
しかも、なんかおっきい方がしたくなりましたが、キャンプ場のトイレではちょっと難しい。持参したトイレットペーパーが残り少ないのです。これはヤバい…。
バス停からキャンプ場までの間に2箇所トイレがあったので、竜ヶ岳に登るのはやめて、そっちのトイレに行ってそのままバスに乗ろう…と思い、キャンプ場を後にしました。その前に、管理人のおじさんが来たので料金を払いました。
そして車道の途中にあったトイレに入ってみたら思いのほか綺麗!
もちろん洋式で暖房便座でトイレットペーパーも豊富で、快適に用を足した私はヤル気が出て来て、キャンプ場に戻って竜ヶ岳に登ることにしました。
そもそも竜ヶ岳に登らなければ、あのキャンプ場に泊まった意味が無い。
もう管理人のおじさんも来たので、水場も使えるので問題なし。
それでも精神力はMAXではなく、あずまや・石仏のところでリターンしようかなぁと思いながら登りました。
竜ヶ岳は2時間もかからずに登れてしまう手軽な山です。
私のように重いテン泊装備を背負って登ってる奴なんかいませン。
「えらい荷物ですな。縦走ですか?」と通りすがりの男性に言われました(笑)
しかし、登山者が多いと言っても、コースが短いためすでに下山する人多数。
面倒なすれ違いもそれほど多くなく、わりと快適に静かな山歩きができました。
でも霜が融けてぐちゃぐちゃになっている道がけっこうあり、登るのはいいけど下りは滑るかもなぁ…と、また捻挫の恐怖が頭をよぎります。
約半分の地点であるあずまや・石仏に到着すると、富士山の展望も良いし「もうここでいいかな…」と思ってしまった私。10分ほど迷いながら佇んでいました。
捻挫あがりだし、無理することないや、下ろう!と思いつつ、ちょっと道を確認しに山頂方面へ歩き、何だ大丈夫そうじゃんと思ってそのまま登ることにしました。
ずっと富士山や樹海が見えているため気持ちが良く、どんどん足が進みます。
そして山頂。ランチタイムの人で賑やかでした。
私はそれほどお腹は空いていませんでしたが、せっかく持って来たホットサンドメーカーを使いたいと思い、腰を下ろして昼食。イングリッシュマフィンを焼き、ココアを飲んでくつろぎ、下山開始。滑りそうな箇所もあって難儀しましたが、傾斜はきつくないので問題なし。何とかストックなしで、思ったより早く下山出来ました。
そしてバス停まで歩き、バスがちょっと遅れていたおかげでちょうどよく乗ることが出来て、とてもラッキーでした。しかし河口湖駅は外国人観光客で大混雑。私が予約した快速電車の時間まで1時間余り。風もけっこうあって、駅も店の中じゃないと寒くて辛かった…。富士山コロッケとフランスドッグを食べ、近くのコンビニであんまんを食べ、唐揚げ棒とフルーツゼリーは電車の中で食べました。ちと食い過ぎた。
こんなテン泊山行も悪くないな、と大満足の復活登山となりました( ̄∀ ̄)
imonee様
まずは、無事”山”復活、大変おめでとうございます。(←個人的にはimonee様の”日記”の方がタイプなんですけど… ←失礼しましたぁ!)
それにしても今回”も”、目的の80%くらいは「テント」泊だったんじゃないのですか?だって、「感想」欄を読んでいると、”山登り”や”捻挫回復”のことより”テント”のことや”お料理”の事の方がいっぱい、&”楽しく!?”書いてあったような気がしたもんで…
imonee様のテントに対する愛情がどんどん高まっていくのはとても良いとは思うのですが、勢い余って将来、新宿駅の地下コンコースや電車のガード下あたりで年がら年中”テント”張っちゃうんじゃないのか、と少々心配しております。
とはいえともかく無事、登山復活何よりでした。来年はお互い怪我無く登山したいものですね(←実は私、先日近くの山道の丸太に滑って、ドッテ〜ンと尻もちつきました。怪我はしませんでしたが、ズボンが悲惨な結果に…)
(^^)aochanman777さんこんにちは。
おほほ、テン泊がすっかり楽しくなっちゃったものですから。
今回の山は登ったことがあるのでサラッと流しました(笑)
大丈夫です、テントを張る場所はとても重要ですから、少なくとも新宿はイヤです。
北海道とかの秘境駅だったらテント張る価値がありますネ
もう登山 復活ですかあ、うらやましいなあ。わたしはまだ骨折中なので3ヶ月は無理でしょう。捻挫は大丈夫でしたか。でも食欲満々で絶好調のようですね 。
あのホットプレート、キャンプ用品でよく見かけいいなあと思っておりましが、かなり重たいですよね?大丈夫でしたか。
あと気になるのは、この時期の就寝時の服装とシュラフですがいかがでしたでしょうか。
シュラフはダウン何グラム仕様ですか。モンベルですか?イスカ?ナンガ? もしモンベルだったら#0?ですか?
ご来光と無縁というの笑えました。私も同じでーす。ご来光 見るくらいなら、ぬくぬくのんびり寝てたい派ですよね。テン場撤収かならずビリです。
ではよいお年をー。足イテテテ。
(^^)iga1966さんこんにちは。
シュラフはモンベル#0です。←寒がり
ホットサンドメーカーちょっと重いですが、深く考えずに持って行けばよいのです。
私は固形燃料派だから、網でパンを焼くと気のせいか変な風味がついちゃう感じなので。
足はおかげさまですっかり良くなりました。
登山は足が要ですから、お大事になさってください。
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