御堂山(878m)♪奇岩怪岩のじじ岩ばば岩をこたつ岩のテラスで鑑賞♪
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 537m
- 下り
- 524m
コースタイム
11:25 御堂山登山口
12:05 めの滝
12:25 じじ岩ばば岩のコル
12:35 じじ岩ばば岩 12:45
12:55 じじ岩ばば岩のコル
13:05 高石峠への分岐
13:20 御堂山山頂(878m) ランチタイム 13:45
13:55 高石峠への分岐
14:05 峯沢への分岐
15:00 本宿集落
15:15 藤井入口バス停 着
<3時間55分>
天候 | 晴れ&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
<自宅から2時間> |
コース状況/ 危険箇所等 |
○御堂山登山口にある獣避けの電気柵は、膝よりちょっと高い位置に張ってあるので、またぎ越せます。 ○登山道の前半は作業道が続きますが、途中から荒れが目立ち始め、荒れ方がどんどん酷くなっていきます。 ○じじ岩・ばば岩への脇道は、両サイドが急斜面になっています。さらに「こたつ岩」の右側の斜面をトラバースしていくと、じじ岩・ばば岩の真正面に出ます。 ○高石峠との分岐から御堂山山頂への最後の登りは、急登で滑りやすく、特に下りでは張ってあるトラロープでの安全確保が必要です。 ○高石峠方面から「峯沢」を下るコースは、杉林の急坂、岩と倒木の涸れ沢、そして濡れた岩場と、バリエーションルートそのものです。 |
その他周辺情報 | ○本宿どうなつ(古月堂) → http://cogetudou.main.jp/mdonut.html |
写真
感想
2015年の登り納めは、西上州は下仁田町にあるぐんま百名山の御堂山。奇岩怪岩の宝庫である西上州ですが、御堂山の中腹に聳えるじじ岩・ばば岩は、その代表格の岩々です。荒船山方面から国道254号線を進んでくると、ひょろっとした2本の岩が向かい合って立っているように見えてきます。以前からその岩を近くで見てみたいと思っていたのですが、今年は年末になっても積雪がないので、これはチャンスと12月最後の日曜日に決行しました。
日頃から登山者はさほど多くないのか、登山道の中程は、岩がごろごろした涸れ沢の道に、倒れかかっている木々が覆い被さっている状態で、かなり気を遣って慎重に登りました。それでも目の前で見るじじ岩・ばば岩は、遠方の国道から見るよりも遥かにスケール感があり、登って良かったと思える瞬間でした。この満足感を大切にしながらじじ岩・ばば岩の前でランチタイムとしても良かったのですが、あいにくザックをこたつ岩の東部にデポしていたので、ランチは御堂山の山頂までおあずけとなりました。
御堂山山頂手前の急登を登りきると、北側にこれまた岩々の妙義山がすぐ近くに聳え立っていて、その西側にはいつもにも増して噴煙を上げる雪化粧の浅間山が裾野を広げているのが目に飛び込んできます。貸切の山頂でランチタイムとなりましたが、浅間おろしの冷風が吹き付ける午後の時間帯だったので、早々に切り上げて下山をしました。
同じコースを戻っても芸がないと思い、「自己責任で」と沢山の方がヤマレコに書かれていることを覚悟しながら、峯沢沿いを下っていくバリエーションルートをチョイスして下山しました。杉林の急坂、岩と倒木の涸れ沢は想定内でしたが、これでもかと落ち葉が堆積している濡れた岩場を下るときは、正直冷や汗ものでした。ほんの数メートルの高さの岩場でしたが、岩肌の見える部分は沢の水でつるつる滑り、岩が見えない部分は落ち葉が積もっていて、その下がどうなっているのかわかりませんでした。下りる方法をいろいろ考えたのですが、最終的には堆積した落ち葉を取り除きながら岩の引っかかりを探し、一歩一歩足場を確保しながら下りていきました。もっと高さのある滑床だったら、きっと下りられずに引き返すことになったと思います。「道に迷ったら沢を下るな」という山の鉄則を改めて納得した次第です。
下山後は、駐車した場所に「本宿どうなつ」と書かれた大きな看板を目敏く見つけていた妻のリクエストに応え、側道を800m程奥に行ったところにある古月堂という和菓子屋さんに寄って「白あんどうなつ」を買い、がんばった身体にご褒美をあげました。
今年の山行は、4月12日の石尊山から44回を数え、日本百名山10座、ぐんま百名山20座にも登りました。予約激戦の山本小屋ふる里館の宿泊をゲットして車山高原と美ヶ原を散策できたことや、初めての3000m峰、初めての北アルプスでありながらお気楽登山となった乗鞍岳登山を含め、夫婦での貴重な時間を大好きな山行で過ごすことができました。また、新しく購入したミニバンで車中泊できるようにと、ベッドをDIYしたことで、金峰山や雨飾山、甲武信ヶ岳といった県外の百名山にも時間のゆとりをもって登ることができ、登山の幅が少し広がりました。
来年2016年も安全と健康を第一義に有意義な週末山行を遂行していこうと思いますが、再来年2017年の年賀状を飾る標高2017mの雲取山登山だけは決行しようと心に決めています。
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