誰もいない 蛇峠山（1,664.4m）

2015年12月28日(月) [日帰り]

• GPS: 03:23
• 距離: 4.8km
• 登り: 354m
• 下り: 353m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:26
• 休憩: 1:49
• 合計: 3:15

10:50 「もみじ橋」駐車場
11:05 11:15 馬の背
11:45 11:58 蛇峠山 狼煙台
12:04 12:10 蛇峠山
12:15 13:15 蛇峠山 狼煙台
13:34 13:54 馬の背
14:05 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

治部坂峠より別荘地を通り「もみじ橋」まで自動車。

コース状況／危険箇所等

冬季でも「もみじ橋」まで車で入りことができます。積雪の場合は注意。普通車3台まで駐車可能。

写真

12/28 10:50

冬季は「もみじ橋」まで車で入れます。
ただし、普通車3台駐車可能。

12/28 10:58

車道より尾根道を進みます。

12/28 11:10

11:05　馬の背到着

12/28 11:09

馬の背からの展望。

12/28 11:07

中央アルプス　南駒ヶ岳

12/28 11:07

南アルプス　仙丈ヶ岳

12/28 11:08

大川入山

12/28 13:38

電子基準点観測点番号：960616
基準点名：浪合
成果品質：1974年以降観測されている
北緯 35°20′37″.4466　東経 137°40′35″.0293
標高(m) 1455.98　　楕円体高 1498.83

12/28 11:14

馬の背のゲート。
春から秋季はここまで車で入れます。
電波中継局の保守車が入っていたためゲートは開いていました。

12/28 11:21

尾根道を進む。

12/28 11:36

11:36　ここより電波中継局帯に入ります。
一番手前はKDDIの平谷中継局。

12/28 11:45

蛇峠レーダー雨量計。

12/28 12:25

狼煙台の展望地に到着
伊那谷（盆地）、御嶽山、北、中央、南アルプス、八ヶ岳連峰が展望できます。

12/28 11:48

北・中央アルプスの展望

12/28 11:49

御嶽山

12/28 11:51

左より　乗鞍、穂高、槍ヶ岳

12/28 11:51

左より　（西）駒ヶ岳、宝剣岳、南駒ヶ岳

12/28 11:52

南アルプスの展望

12/28 11:54

左より　荒川岳、赤石岳、兎岳、聖岳

12/28 11:54

左より　北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳

12/28 11:54

仙丈ヶ岳

12/28 11:54

天竜川に架かる阿島橋が確認できます。
すぐ上流にリニア新幹線の橋梁が予定されています。

12/28 11:55

大川入山

12/28 11:56

武田信玄軍が使用した狼煙台跡。
現在はヘリポートもあります。

12/28 11:57

蛇峠山の頂上には少し降りて登ります。

12/28 11:56

この岩は、 珪長質（石英、長石）の花崗岩。
蛇峠辺りの地質は、後期白亜紀8.2−8.4千万前の伊奈川花崗岩に分類されています。

12/28 12:03

基準点名：蛇峠
等級種別：二等三角点
成果区分 世界測地系(測地成果2011)
北緯 35°20′29″.0394　東経 137°41′17″.5548
標高(m) 1664.39

12/28 12:07

蛇峠山展望台からの南アルプス

12/28 12:09

蛇峠山展望台の記念写真

12/28 12:33

レーダー雨量計と記念写真。
約30年間の話ですが同様の施設「三ッ峠レーダー雨量計」のレーダー方程式の雨滴定数B、β解析を行いました。

12/28 12:45

茶臼山と三州方面。

12/28 12:45

写真の中心あたりが、先週登った寧比曽岳と思われます。

12/28 12:56

本日の昼食。
Iwataniジュニアバーナーが活躍しています。I

12/28 13:45

13:45　「馬の背」のベンチ

12/28 13:50

大川入山を背に記念撮影。

12/28 13:50

「馬の背」より見える風力発電のプロペラ。
恵那市(上矢作村)風力発電設。

12/28 13:53

大川入山

12/28 14:06

14:05　「もみじ橋」駐車場着

撮影機器：

FinePix F600EXR 富士フイルム

感想

JJ0JVL

　官公庁、大手企業が仕事納めの12月28日休暇を取り、誰もいない蛇峠山にのんびり登りました。
　今回は、マウンテンブーツ（防寒長靴）での初めての山行。靴擦れを心配しましたが、足にフィットし、アイスバーンでも滑ることもなく、これなら20cm程度の積雪なら十分軽登山ができそうです。

　この山は深田久弥氏が生前最後に登った山で「百名山以外の名山50」に書かれているとおりでした。
　「美しい白樺の森の中を通り抜けて、馬の背と称する丸山に達する。そこから急な坂を登り切ると、平坦な尾根に出る。蛇峠山の頂上三角点はそこの尾根の果てにあった。(中略)
　北のかたには中央アルプス(木曽山脈)、これは縦に見る形だが、東のかた南アルプスの連嶺は、私たちの面前に一列横隊で並んでいた。仙丈ヶ岳から白根三山、塩見、赤石、聖岳に至るまでの、三千メートルの日本の最高峰が、まぎれもなく目に痛いほどの輝かしさで、名乗りを上げていた。それらすべての頂きに、かつての私の足跡が残されている。
　1971年の元旦は、かくして私たちだけの山をまた一つ獲得した。」

　暖冬で例年に比べ雪が少なく誰でも登れます。正月に登ってはいかがですか。