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記録ID: 788422 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走富士・御坂

蛾ヶ岳 * 誇り高き姿は碧の香りに*A,H*

日程 2015年12月31日(木) [日帰り]
メンバー kimichin2
天候晴れ、風弱し
アクセス
利用交通機関
電車バス
<第3日>
・甲府駅発5:20 - 市川本町駅着5:49 (320円、身延線はパスモ、スイカを使えない)
・精進バス停発15:23(ほぼ定刻どおり、富士急バス990円) - 河口湖駅着15:52
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.9〜1.0(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち45%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
8時間50分
休憩
15分
合計
9時間5分
S市川本町05:5606:18碑林公園06:41金毘羅神社分岐07:19浅間社入口07:2007:34カライシ山07:44仏岩(烽火台展望台)07:4508:18四尾連峠08:1908:42大畠山08:4308:46四尾連湖分岐08:4709:18西肩峠09:2009:36蛾ヶ岳09:4110:43折門峠10:56地蔵峠10:5811:59八坂峠13:41三方分山13:4214:12阿難坂15:01精進バス停G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
 アンバ峠から八坂峠までは、流れから尾根伝いの道をゆくのが自然だが、山と高原地図や甲府市観光開発課の地図は林道を行けとある。確かに新八坂峠からの二つのルートを考えると、三ツ沢峠経由の方が安全かもしれない。
 新八坂峠からしばらく林道を歩いたのちに登山道に復帰したが、思いがけず危険な直登を強いられた。この三日間で最も緊張した時間だった。
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図 [pdf]

写真

4時50分、甲府駅5分の宿は未だ眠っていた。
2015年12月31日 04:53撮影 by 304SH, SHARP
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4時50分、甲府駅5分の宿は未だ眠っていた。
2
身延線始発列車で山麓駅に向かう。
2015年12月31日 05:07撮影 by 304SH, SHARP
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身延線始発列車で山麓駅に向かう。
4
5時50分、夜明け前の駅を発つ。
2015年12月31日 05:51撮影 by 304SH, SHARP
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5時50分、夜明け前の駅を発つ。
2
碑林公園へ入る。ここよりヘッドランプ装着。
2015年12月31日 06:17撮影 by 304SH, SHARP
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碑林公園へ入る。ここよりヘッドランプ装着。
1
四尾連湖登山道入口。
2015年12月31日 06:22撮影 by 304SH, SHARP
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四尾連湖登山道入口。
2
樹林帯の中はほの暗く、夜明けから30分、ようやくヘッドランプの灯を消す。
2015年12月31日 07:15撮影 by 304SH, SHARP
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樹林帯の中はほの暗く、夜明けから30分、ようやくヘッドランプの灯を消す。
2
450年前に思いを馳せて烽火台へ。
2015年12月31日 07:36撮影 by 304SH, SHARP
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450年前に思いを馳せて烽火台へ。
2
八ヶ岳、茅ヶ岳が朝陽を受けて。
2015年12月31日 07:40撮影 by 304SH, SHARP
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八ヶ岳、茅ヶ岳が朝陽を受けて。
4
広大な甲府盆地。
2015年12月31日 07:47撮影 by 304SH, SHARP
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広大な甲府盆地。
3
崩壊地に架かる鋼製の橋。
2015年12月31日 08:00撮影 by 304SH, SHARP
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崩壊地に架かる鋼製の橋。
2
四尾連峠。ようやく朝陽と対面。
2015年12月31日 08:19撮影 by 304SH, SHARP
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四尾連峠。ようやく朝陽と対面。
2
峠からスイッチバックで東進。
2015年12月31日 08:24撮影 by 304SH, SHARP
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峠からスイッチバックで東進。
2
杉の立ち並ぶ森をゆく。
2015年12月31日 08:26撮影 by 304SH, SHARP
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杉の立ち並ぶ森をゆく。
2
出発から3時間経過、1,000mを超えて大畠山を通過する。
2015年12月31日 08:45撮影 by 304SH, SHARP
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出発から3時間経過、1,000mを超えて大畠山を通過する。
2
樹木が無いとちょっと緊張するやせ尾根。
2015年12月31日 08:52撮影 by 304SH, SHARP
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樹木が無いとちょっと緊張するやせ尾根。
4
西の肩。ここから蛾ヶ岳への急坂。
2015年12月31日 09:19撮影 by 304SH, SHARP
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西の肩。ここから蛾ヶ岳への急坂。
2
蛾ヶ岳山頂。富士は雲の中。
2015年12月31日 09:34撮影 by 304SH, SHARP
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蛾ヶ岳山頂。富士は雲の中。
4
中央に四尾連湖、向こうに甘利山、そして遙か南アルプスの山々。
2015年12月31日 09:35撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中央に四尾連湖、向こうに甘利山、そして遙か南アルプスの山々。
5
八ヶ岳、茅ヶ岳もはっきりと。
2015年12月31日 09:36撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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八ヶ岳、茅ヶ岳もはっきりと。
2
視線を左に、南アルプス全景を収める。
2015年12月31日 09:36撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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視線を左に、南アルプス全景を収める。
3
気持ちの良い尾根道。
2015年12月31日 10:24撮影 by 304SH, SHARP
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気持ちの良い尾根道。
2
折門峠。ここでもスイッチバック。
2015年12月31日 10:44撮影 by 304SH, SHARP
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折門峠。ここでもスイッチバック。
2
ふと見上げれば、今日も高い空。
2015年12月31日 10:52撮影 by 304SH, SHARP
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ふと見上げれば、今日も高い空。
2
地蔵峠。栂の大木。
2015年12月31日 10:57撮影 by 304SH, SHARP
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地蔵峠。栂の大木。
2
歩き始めて6時間。疲れた。たまらず腰を下ろす。アンバ峠と八坂峠間で10分休憩。
2015年12月31日 11:38撮影 by 304SH, SHARP
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歩き始めて6時間。疲れた。たまらず腰を下ろす。アンバ峠と八坂峠間で10分休憩。
1
八坂峠。ここから登って新八坂峠。
2015年12月31日 11:58撮影 by 304SH, SHARP
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八坂峠。ここから登って新八坂峠。
2
釈迦ヶ岳への、垂直に近いロープ場を横目で見ながら、しばらく林道を歩く。
2015年12月31日 12:10撮影 by 304SH, SHARP
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釈迦ヶ岳への、垂直に近いロープ場を横目で見ながら、しばらく林道を歩く。
1
南アルプスが美しい。
2015年12月31日 12:16撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南アルプスが美しい。
5
前方に今日最後の峰、三方分山。
2015年12月31日 12:16撮影 by 304SH, SHARP
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前方に今日最後の峰、三方分山。
2
ここで登山道に復帰。何の気なしに登って行ったが、今日最大の難所だった。
2015年12月31日 12:25撮影 by 304SH, SHARP
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ここで登山道に復帰。何の気なしに登って行ったが、今日最大の難所だった。
2
落葉で見えない道、足場を探りながら登る。標識は優しかったが、緊張を強いられる直登だった。
2015年12月31日 12:45撮影 by 304SH, SHARP
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落葉で見えない道、足場を探りながら登る。標識は優しかったが、緊張を強いられる直登だった。
1
稜線に復帰後、深呼吸を1度。こののち約1時間、撮影もメモもできずに三方分山の頂へ。
2015年12月31日 13:38撮影 by 304SH, SHARP
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稜線に復帰後、深呼吸を1度。こののち約1時間、撮影もメモもできずに三方分山の頂へ。
2
ようやく辿り着いた地で感極まる。が、バスの時間が気になる。シャッター5回分の時間だけで後にする。
2015年12月31日 13:40撮影 by VR360,D760 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ようやく辿り着いた地で感極まる。が、バスの時間が気になる。シャッター5回分の時間だけで後にする。
10
急坂を下り阿難坂。残るは40分あまり。
2015年12月31日 14:12撮影 by 304SH, SHARP
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急坂を下り阿難坂。残るは40分あまり。
2
精進バス停。自販機が1台あった。
2015年12月31日 15:02撮影 by 304SH, SHARP
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精進バス停。自販機が1台あった。
2

感想/記録

 富士に会いたかった。北から西から見つめたかった。冬に登るためとっておいた山々から三山を選んだ。年末の三日間で連続して登る計画。仕事が片付かず、一日送った。思い出深い時間を過ごせた。kimichin

掘仝悗蟾發姿 碧き香り
 軽自動車の衝撃のスピード体験から一夜明け、甲府のビジネスホテルを5時前に出る。身延線ではパスモを使えないことを知り、一旦改札外へ。余裕のある行動は大切だ。始発列車には若者の姿が目立った。市川本町駅、降車したのは私一人、町中を歩く人影はまだない。慎重に道を確かめながら碑林公園を目指す。
 街灯の無くなった公園入口からヘッドランプの灯を点す。樹林帯の中、日の出の時間になっても未だ十分に暗い。麓から7時の時報が聞こえる頃、ようやくヘッドランプを仕舞った。予想に反し、整備された良い道である。烽火台で八ヶ岳、奥秩父連山、甲府盆地を眺めたのち、四尾連峠まで一気に上がる。
 峠は広く、ようやく陽の光を得た。標高1,000mを越え、大畠山を経て蛾ヶ岳へ。頂上直下の急坂は厳しかったが、何とか予定どおり9時30分には着くことができた。残念ながら富士の姿は見えなかったが、南アルプス、八ヶ岳を見渡すことができた。こうして改めてその姿を見ると、古には八ヶ岳の方が富士山よりも高かった気がしてくる。
 蛾ヶ岳からはなだらかな尾根道が続く。広く快適な道、笹尾根や牛の寝を行くようだ。それでも疲れは否めず、地蔵峠を過ぎ、耐え切れず腰を下ろした。出発後6時間が経っており、累積疲労もピークに達していた。
 やがて八坂峠、続き新八坂峠に到達する。林道をしばらく歩き、再び登山道へ。こののち三日間で最大の難所を通過する。落ち葉に隠れた幅20僂曚匹瞭擦妊肇薀弌璽垢掘滑りやすい道を直登する。こんなところで滑落できるか、されどようやく稜線に出たときには情けないほど安堵した。
 三方分山へはこれまでの尾根道と異なり、少し荒れた急坂の道が続いた。山頂では、諦めていた富士を見ることができた。頂に雲を纏っていたが、堂々たる誇り高き姿は、今日の幾つかの試練への報いとなった。この地でその姿を眺めながらゆっくりと過ごしたかったが、1時間半後のバスに丁度乗られる時間だった。シャッターを数回押したのち、出発した。
 阿難坂までは、切り立った崖を見下ろす細い道、ルートに悩む急坂などが続き、気を抜けない。その反動として、精進のバス停までは疲労も重なり気が緩み、到着直前でグローブを落としたことに気付かなかった。地元の方が拾って車で追いついてくれなければ、気づいても引き返す気力があったかどうか。昨日に続き、感謝の気持ちでいっぱいだった。
 そういえば今朝目覚める前に、寝坊して今日の登山を諦める夢を見た。夢で良かった。この素晴らしい時間を得られて本当に良かった。いつしか雲に隠れていた富士の頂がはっきりと見えるようになっていた。改めてその偉大さに畏敬の念と感謝を捧げたい、心から願った。
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