九州四国遠征その5 篠山(ささやま) 休息日のはずがピークハント・・・。
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 285m
- 下り
- 285m
コースタイム
- 山行
- 1:05
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:16
天候 | 曇り 山頂であられ 下山後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1kmで約200m標高を上げる。階段もあるが、トレイルもある。 ほとんどの人は登山靴を使わないで登ると思うが、登山靴があれば使用した方が良いだろう。 |
写真
感想
昨日の記録です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-789583.html
(九州四国遠征その4 くじゅう連山縦走 大展望と火山風景)
大分市の道の駅で夜を明かした私は「今日は剣山に向かう移動日&休息日だ」と思っているが、フェリーの中でスマホをいじっていると、楽に登れる山があるらしい、しかしかなりの遠回りになる。なんといっても愛媛県と高知県の県境、四国山地が海に落ち込むところ、ここに三百名山2座あり。一つは宇和島市三本杭、もう一つは愛南町と宿毛市にある篠山。三本杭はコースタイム1時間40分、笹山は40分。どうしようか迷ったが、笹山だけなら遠回りして行ってもその日のうちに剣山近くにある道の駅に到着できそうである。
ああ、前の日のうちにフェリーに乗っておれば、8時台にはここに着けたのに、と思うがあくまでも休息日なのだ。
でも、ちょっとだけと思い、休息日ながら篠山に登ることとした。
大変なのは登山ではない、8合目登山口にたどり着くための険道の運転である。幸いにしてアスファルトだが、道は狭く崖側のガードレールもない。見切りの悪い車であればいつ崖に落ちるかわからないという恐怖がここでは一番難しかった。そして、それは登りも下りもである、特に下りは雨の中であった。運転が一番きつい山であった。
8合目駐車場からの登山は本当になんてことない。コースタイム40分、階段と岩の道。そしてのこり300mの所で観世音寺跡に出会った。
用明天皇の勅願所があったといわれる。用明天皇は聖徳太子の父である。その後弘法大使による四国八十八か所番外札所として開設された由緒あるお寺だったという。しかし、明治元年の神仏分離により廃寺となる。
そう、結構有名な場所なのである。
そこからは鹿進入禁止の門をくぐり、山頂に向かう。降りてくるときに2グループ4人とすれ違い、山頂で地元の家族一家と出会う、また帰りには大阪から来たソロの人(私よりも太っていて息が上がっており、階段で座っていた)しか出会わなかった。
山頂で一連の撮影をして昼食をと思うが、その時にほほを叩く冷たいものを感じた。あられである。私は早く車に戻った方がいいと思い、家族連れにその旨を述べ、急いで下りはじめた。おにぎり一個を観世音寺跡にあるベンチに座って食べ、また下る。
駐車場を見るともううっすらと濡れているようだ、慌てて着替えて車を出す。そうするとザーッと雨が降ってきた。山の中の家族、大阪の方はどうなったであろうか・・・。
濡れた林道を下り、宿毛市の国道に出る。須崎まで行かなけれれば高速道路はない、その中で食事をとりたいと思っている。結局、道の駅「なぶら」で、土佐づくり定食(10切れ)を食べる、目の前でわらを焼いて土佐づくりを作っている、近所のスーパーで売っている土佐づくりは、周りが焼きすぎでぼろぼろになっている、これはガスなどを使って焼いたからであろう。しかし、わらで焼くと表面のみ焼き色が付き、焼けた部分は薄い。要は魚のうまみを閉じ込めるだけなのだ。これは美味である。正直、ご飯だけもう一つ食べればよかった・・・。身一つで3口はご飯を食べられる感じだ。
須崎から高速道路に乗りつるぎ町を目指す、しかしつるぎ町でも雨が降っているようだ。九州では道路が氷点下になっても凍るものがなかったので道路の凍結はなかったが、今回は凍るものがあるのである。大丈夫か?と思いながら慎重に運転していく。
南国市のSAで年越しそばを食べる、結構な人が食堂で思い思いの食べ物を食べている。私も、関西風のだしと蕎麦の組み合わせをいただく。
その後、高知から愛媛への峠付近で、フロントガラスに一気にあられがたたきつけられた、次はみぞれ状のものだ、外気温は2度。徳島道は「ユキ50km規制」と出ている、そして「徳島道事故渋滞」との表示・・・。私は、これはまずいと思い徳島道へ行くのをやめ高松道に向かう。そしてSAで情報収集をする。徳島道で雪50km規制、そして上り下り両方で事故、こんなのに突っ込んだら雪で立ち往生じゃないか・・・。
私は明朝に再度情報収集をすることとし、年越しは香川県の道の駅にする。疲れていたのか、紅白歌合戦も半分ほどしか見ずに、寝てしまった。
ちなみに、次の日のレポートは、こんな感じでした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-789723.html
(九州四国遠征その6 妙見山妙見神社で初詣 剣山には行けず)
コメント
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aiさん
より の話が興味深々です。
そのを早く読みたいので、コメント簡単ですがお許しを
hamburg
渋描き隊長、ご訪問ありがとうございます。
地元民以外ここに出向く人は少ないということなのか、私のレコで篠山(ささやま)は31レコ目です。本当に地元民の信仰の山で、他県民が敷かづきにくい山なのでしょう。
そして、私もこういう山に登るのには遠征でなければならず、わざわざここを目指してくることはありません。本当に「一つ引っかけて・・」です。惜しむらくは、前の日に愛媛まで渡っていたら、ここに加えて三本杭にも登れた可能性があったかもという点です。でも、たぶん、私は次の日の剣山(結局登れなかったが)に向けて無理はしなかったように思います。
冬季休業は、10連休近く毎年なりますので、西日本に行くことが多いです。次は三本杭にも登ってみたいですね。
aideieiさん、こん○×は(^o^)/
九州から四国へ…絶景の国ですね もしかして呼ばれたのでしょうか(北海道民ならおわかりですよね ) さすがに険道や酷道のようすは撮れませんでしたか
地元の方に愛されるというのは、やはり宗教色があるんですね。でもそういうほど味わい深いというか、ゆったりしているので好きです
遠征のラストも楽しませていただきます
mamepapa
mamepapaさん、こんにちは。
ここ、もっと人が訪れてもよいような気もするのですけど、ヤマレコでは私の記録が31件目とあまり書かれていないようです。関東や関西の人は本当に四国の端っこのここに行くかなあ、そして1kmで登ってしまえる手軽さから、あまり「山」として地元の人にも認識されていないのかもしれません。
一応日本三百名山・四国百名山なんですけどね・・・。
舗装はしてありますが険道なのは、道幅が狭く、断崖絶壁にガードレールがない、すれ違いができないところが多く、カーブなどではハラハラさせられました。踏み外したら真っ逆さまですから。すれ違ったときに思いました「軽トラ最高、こういう地域で軽トラが人気があるのが分かった。」ですね。
まあ、四国や九州の県道はあてになりません、市町村越えであれば険道になってしまうこと多々です。注意したいところですね。
aideiei 拝
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