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Yamareco

記録ID: 789901
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

年始めからついてない。でも富士山は絶景 大岳山〜鋸山〜奥多摩駅

2016年01月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
04:50
距離
13.1km
登り
1,320m
下り
1,368m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:31
休憩
0:20
合計
4:51
7:18
2
ケーブル下
7:20
7:20
47
8:07
8:13
5
8:18
8:18
15
8:33
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14
8:47
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26
9:13
9:14
16
9:30
9:42
57
10:39
10:39
7
10:46
10:46
45
11:31
11:32
21
11:53
11:53
16
12:09
奥多摩駅
天候 晴れで、無風。穏やかで暖かい一日でした。
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:JR青梅線 御岳駅から御岳駅710発バス(休日ダイヤ始発)にて、ケーブル下(718着/ICカード料金279円)まで。
復路:JR青梅線 奥多摩駅(1244発/青梅行)
コース状況/
危険箇所等
人気のハイキングコースですが、大岳山以降は比較的リスクが高いです。なお、今回は気温が比較的高めだったので、ルート全般を通して凍結はありませんでしたが、天候次第では岩場などを早朝通過する場合などでは凍結に注意が必要です。
◆滝本〜御岳集落〜武蔵御嶽神社
基本的に危険なところはありません。強いて言うなら車に気をつけることでしょうか。
今回ケーブルカーは使いませんでした。舗装された車道を上がっていきます。細くて急なところもありますが、車が通れるレベルなので知れています。御岳集落に入ってからも、神社の鳥居までは舗装路歩きです。鳥居以降は、石段を上がっていきます。傾斜も緩やかで登りやすいですが、累積では結構高度差があります。
なお、今年は1月18日より3月31日まで、ケーブルカーが工事のため全面運休になるそうです。
◆武蔵御嶽神社
現在、朱漆を塗り直しの修繕工事中だそうで、本殿にはシートがかけられていました。ただし、祈祷そのほかは通常通りのようです。私もお札・お守りをお授け頂きました。本殿前の石段上部からは、都心方向の見晴らしがよいです。
◆武蔵御嶽神社〜芥場峠
一般的なハイキングコースで、危険箇所はありません。ロックガーデンに下りずにまっすぐ行けば、ほぼ平坦な道が続きます。最後にひと登りありますが、路面も平坦なので特に問題ないと思います。
◆芥場峠〜大岳山
岩場が出てきます。必要な場所には、クサリあるいはローブが張られており、通過が難しいところはありません。ただ人気ルートとはいえ、小さな子供(就学年齢以下)にはチェーンには手が届かない、よじ登ったりできないといった点から、厳しい気がしました。頻繁に歩かれているため、浮き石等はありませんが、道幅が狭いところや、岩や木の根の上を歩くので、躓き・スリップなどによる転落には注意が必要です。
◆大岳山
南方面から西方面にかけて大展望が開けます。特に富士山は圧巻です。頂上もそれなりに広く、休憩ポイントとしても最適です。数は少ないですが、ベンチもあります。北方面から東方面は樹林により展望はありません。
◆大岳山〜御前山方面への分岐点
大岳山からの下りは急ですが、岩場は少ないです。ただし一箇所通過に注意が必要なクサリ場があります。馬頭刈尾根への分岐まで下ると、以降は多少アップダウンはあるものの、比較的平坦な道になり、快適に歩けます。
◆御前山方面への分岐点〜鋸山〜愛宕山神社下
ここから先のルートは、やはり小さな子供連れはお奨めできません。
すぐに岩場の急登になります。足場はしっかりしているので、見た目ほどはリスクはないと思いますが、つまずきやスリップによる転落には注意です。鋸山のピークは休憩には最適ですが、展望はありません。鋸山を過ぎると、急激に高度を下げていきますが、尾根が細くなってくるため、尾根筋を忠実に、時に岩稜帯になっている箇所を幾度も通ることになります。ルート自体はしっかりしているので、注意すれば特に危険はないと思いますが、クサリ場や左右が切れ落ちているところも少なくなく、疲労時や悪天候時などにはつまずき・スリップには注意が必要です。神社直下で林道に飛び出しますので、しばらく行くと、登計集落経由での奥多摩駅へのルート分岐になっている駐車場につきます。
◆愛宕山神社下〜愛宕山神社〜奥多摩駅
疲れている方は、車道歩きで遠回りにはなりますが、安全な登計集落経由で下山した方が良いと思います。愛宕神社まで駐車場から一登りあります。神社の脇を通過すると一転して参道の下りになりますが、かなり細くて急傾斜です。さらに、途中に石段がありますが、標高差はおよそ50mくらいで、ステップの幅も狭く、急傾斜なため、岩場を通過する以上の注意と集中が必要です(個人的にはこの石段を下りるのが、当日の行程で一番肝を冷やしました)。それを通過すれば傾斜も緩やかになり、しばらく下ると、車道に飛び出します。出て左側(橋のある方)にしばらく進むと、奥多摩駅があります。
その他周辺情報 ◆御岳駅周辺
バスのりばの先にセブンイレブンがあります。
◆御岳集落
土産物店や食堂、旅館などもあり、一部入浴が可能なところもあります。
◆奥多摩駅前
土産物店、食堂などがあります。バス停は駅改札正面です。
青梅駅にて。夜明け前です。
2016年01月03日 06:26撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
3
1/3 6:26
青梅駅にて。夜明け前です。
夜が明けたばかりの御岳駅に到着。始発バスを待ちに、バス停に向かいます。バス停はこの写真だと、左方向になります。
2016年01月03日 06:59撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
1/3 6:59
夜が明けたばかりの御岳駅に到着。始発バスを待ちに、バス停に向かいます。バス停はこの写真だと、左方向になります。
滝本駅から御岳集落へ車道を上ります。このあと、大学生くらいの二人連れハイカーを追い抜きましたが、九十九折りで直前までお互いに認識していませんでした。このため、鉢合わせになり、先方がオバケかと思って3mくらい飛び退くことに(爆)。
2016年01月03日 07:23撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
2
1/3 7:23
滝本駅から御岳集落へ車道を上ります。このあと、大学生くらいの二人連れハイカーを追い抜きましたが、九十九折りで直前までお互いに認識していませんでした。このため、鉢合わせになり、先方がオバケかと思って3mくらい飛び退くことに(爆)。
御嶽山神社直下の土産物店。この時間、まだ開店しているお店は少ないです。
2016年01月03日 08:03撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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1/3 8:03
御嶽山神社直下の土産物店。この時間、まだ開店しているお店は少ないです。
神社下の鳥居。これから石段を登りにかかります。
2016年01月03日 08:03撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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神社下の鳥居。これから石段を登りにかかります。
神職のみなさん。本殿前で何かを供奉されていました。
2016年01月03日 08:08撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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神職のみなさん。本殿前で何かを供奉されていました。
奥社は特に工事等はしていないようです。
2016年01月03日 08:08撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
1/3 8:08
奥社は特に工事等はしていないようです。
本殿前の石段から、都心方向を望む。天気は良好で暖かいです。
2016年01月03日 08:14撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
1
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本殿前の石段から、都心方向を望む。天気は良好で暖かいです。
本殿脇の狛犬。犬をお祀りしているだけあって、ペット連れの方も結構来ていました。
2016年01月03日 08:14撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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本殿脇の狛犬。犬をお祀りしているだけあって、ペット連れの方も結構来ていました。
芥場峠を越えたあたりからの大岳山。もう少ししたら岩場です。
2016年01月03日 08:52撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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芥場峠を越えたあたりからの大岳山。もう少ししたら岩場です。
大岳山下の岩場です。こんな感じの岩場が続きます。
2016年01月03日 09:07撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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大岳山下の岩場です。こんな感じの岩場が続きます。
同じく岩場です。良く歩かれている人気ルートだけに、油断は禁物です。
2016年01月03日 09:08撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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同じく岩場です。良く歩かれている人気ルートだけに、油断は禁物です。
「休業中」の大岳山荘。だいぶ建物に傷みが出てきています。
2016年01月03日 09:13撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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「休業中」の大岳山荘。だいぶ建物に傷みが出てきています。
大岳山頂上。富士山が見事です。
2016年01月03日 09:29撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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大岳山頂上。富士山が見事です。
素晴らしい富士山。疲れも吹き飛びます。
2016年01月03日 09:29撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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1/3 9:29
素晴らしい富士山。疲れも吹き飛びます。
西方面。正面は御前山、左奥に三頭山が見えます。大岳山とあわせて奥多摩三山を形成します。御前山と三頭山の間には大菩薩嶺が見えています。また、御前山の右側には飛龍山から雲取山が見えています。
2016年01月03日 09:29撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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西方面。正面は御前山、左奥に三頭山が見えます。大岳山とあわせて奥多摩三山を形成します。御前山と三頭山の間には大菩薩嶺が見えています。また、御前山の右側には飛龍山から雲取山が見えています。
手前に重畳と連なる尾根は浅間嶺や笹尾根など。絶景哉。
2016年01月03日 09:29撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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手前に重畳と連なる尾根は浅間嶺や笹尾根など。絶景哉。
手前から二つ目の尾根は浅間嶺。その奥は笹尾根です。遠景は左奥に丹沢の蛭ヶ岳から檜洞丸が見えています。その右には大室山から御正体山までの甲相国境尾根が見えています。また、写真ではちょっとわかりにくいのですが、箱根の駒ヶ岳が大室山の左側に少しだけ見えています。
2016年01月03日 09:30撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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手前から二つ目の尾根は浅間嶺。その奥は笹尾根です。遠景は左奥に丹沢の蛭ヶ岳から檜洞丸が見えています。その右には大室山から御正体山までの甲相国境尾根が見えています。また、写真ではちょっとわかりにくいのですが、箱根の駒ヶ岳が大室山の左側に少しだけ見えています。
残月。美しい。
2016年01月03日 09:31撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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1/3 9:31
残月。美しい。
鋸山への道。気持ちの良いルートです。
2016年01月03日 10:12撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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1/3 10:12
鋸山への道。気持ちの良いルートです。
鋸山直下の御前山への分岐。御前山には左側を下って、まずは鋸山林道に出ます。今回は写真正面の右側へ。
2016年01月03日 10:28撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
1
1/3 10:28
鋸山直下の御前山への分岐。御前山には左側を下って、まずは鋸山林道に出ます。今回は写真正面の右側へ。
鋸山。休憩には良いところですが、展望はありません。
2016年01月03日 10:38撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
1
1/3 10:38
鋸山。休憩には良いところですが、展望はありません。
この先はこんな岩場が続きます。この後、カメラが故障orz。
まだまだ撮りたい映像がたくさんあったのに・・・。新年早々ついていません。・・・まあ、厄が払えたと思って、ポジティブに考えましょう。
2016年01月03日 11:19撮影 by  Canon PowerShot A4000 IS, Canon
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1/3 11:19
この先はこんな岩場が続きます。この後、カメラが故障orz。
まだまだ撮りたい映像がたくさんあったのに・・・。新年早々ついていません。・・・まあ、厄が払えたと思って、ポジティブに考えましょう。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 行動食 地図(地形図) コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 カメラ

感想

登り初めと、新年の初詣のため、御岳山の武蔵御嶽神社にお参りに行くことしました。ただ、それだけでは、大晦日から3日間の食っちゃ寝のカロリーが燃焼しないので、大岳山経由で奥多摩駅までをチョイス。
天候も穏やかで暖かく、ちょっと気になっていた凍結もなかったので、非常にしのぎやすかったです。しかしながら、新年早々にカメラが故障orz。おまけに、奥多摩駅に到着したとたんに、目の前で電車が行ってしまうと言う不運。まあ、新年の内にこの程度で厄が払えたと思えば安い物と考えることにしました。今年も一年がんばりたいと思います。

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