八ヶ岳 縞枯山〜83歳と82歳の挑戦！〜

2016年01月03日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.6km
• 登り: 250m
• 下り: 258m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:26

10:14 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
10:49 10:49 雨池峠
11:52 12:00 縞枯山
12:27 12:37 縞枯山展望台
14:49 14:49 五辻
15:40 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

両親：大阪から夜行高速バスで日帰り往復
我々：自家用車
※高速バス「赤羽根停留所無料駐車場」で合流後、北八ヶ岳ロープウェイ駅へ。
※スキー場まで、雪も凍結もなし。ノーマルタイヤで可能な路面でした。

コース状況／危険箇所等

基本的には、8〜12本爪のアイゼンを着用して、雪道での安定を優先しました。雪が少なく、岩や石が出ている箇所が多いので、アイゼンでは歩きにくい時もありました。スノーシューやワカンが活躍しそうな場所は、一か所もありませんでした。

写真

■山頂駅■風もなく、穏やかな気候。いよいよ始まります。

■山頂駅■雪道での安定を優先して、アイゼンを最初から装着。久々で少し手間取りましたが、無事装着。

■山頂駅■これから目指す縞枯山。白くないですね〜。

■山頂駅〜雨池峠■山頂駅をスタートです。

■山頂駅〜雨池峠■空は文句なしの青！

■山頂駅〜雨池峠■アイゼンなくても問題なく歩けます。

■山頂駅〜雨池峠■紺碧の空！樹氷があれば・・・。

■山頂駅〜雨池峠■このあたりは景色を楽しみながらのんびりと。

■山頂駅〜雨池峠■快適な雪道。

■山頂駅〜雨池峠■前方に縞枯山荘の姿が。

■山頂駅〜雨池峠■縞枯山荘。この辺りはいつもなら強風なのに、実に穏やか。

■山頂駅〜雨池峠■雨池峠を目指して。

■山頂駅〜雨池峠■縞枯山荘も、全く凍結していません。

■山頂駅〜雨池峠■五月ころの残雪期のような景色。

■雨池峠■雨池峠に到着。ここから本格的な登りが始まります。

■雨池峠〜頂上■数分登ると開けた景色が。ここはお気に入りの場所です。

■雨池峠〜頂上■ほんの少しの明るい登山道が続きます。

■雨池峠〜頂上■樹林帯へ。斜度も少しアップ気味に。

■雨池峠〜頂上■この辺りは、まだまだ余裕の歩き。

■雨池峠〜頂上■登るにつれ、青空の見える割合が増してきます。「樹氷」と呼ぶには、少しさびしい状態。

■雨池峠〜頂上■順調に高度を上げます。

■雨池峠〜頂上■さらに青空の見える割合が増えてきます。

■雨池峠〜頂上■頂上直下の急勾配。稜線を感じる青空を楽しみながら、もうひとがんばり。

■雨池峠〜頂上■いよいよ頂上に。

■縞枯山頂上■父、到着！

■縞枯山頂上■母、到着。お疲れ様〜。

■縞枯山頂上■合わせて165歳なり〜！

■縞枯山頂上■エビのしっぽを期待してたのですが・・・。しっぽのかけら程度です。

■頂上〜展望台■展望台めざして、気持ちのいい稜線歩き。

■頂上〜展望台■展望が開けます。進行方向に南八ヶ岳の姿が。

■頂上〜展望台■例年なら、白と青のコントラストが見事なのですが。この景色の前で、贅沢な要求です。

■頂上〜展望台■遠くの景色を楽しみながら。

■頂上〜展望台■右方向の遠くに乗鞍、御嶽、北アルプス。

■頂上〜展望台■陽射しの届く樹林帯を歩きます。

■頂上〜展望台■長く伸びる樹木の影が美しい！

■頂上〜展望台■樹木の間の陽射しも美しい！

■頂上〜展望台■この辺りは、風も穏やかで気持ちいいです。

■頂上〜展望台■展望台への分岐。ここでどっか〜んと南八ヶ岳の姿が。展望台までは5分ほど。

■頂上〜展望台■岩が結構出ていて、少し歩きにくい。でも、後方に広がる景気が気持ちいい！

■縞枯山展望台■無事に到着！絶景です。

■縞枯山展望台■真正面に南八ヶ岳！雪はやはり少な目です。

■展望台〜五辻■展望台分岐に戻って、茶臼山方向に下ります。苦手な下りの始まり〜！がんばれ〜！

■展望台〜五辻■ストックワークに気を付けながら慎重に。

■展望台〜五辻■鞍部の標識が見えてきました。ここから右に下って行きます。

■展望台〜五辻■少し下ると、開けたいい休憩ポイントが。でも、風が強いのでここはパス。

■展望台〜五辻■風の少ない所で、ランチタイム！今回は贅沢に「背もたれ付き椅子」で優雅に！

■展望台〜五辻■カップめんもここでは最高のごちそうに！

■展望台〜五辻■じゃ〜〜〜ん！CMみたい？

■展望台〜五辻■まだまだ青空が。

■展望台〜五辻■遠くの景色も楽しめるこの辺りの下りは、実に快適。

■展望台〜五辻■たなびく雲も美しい。

■展望台〜五辻■立ち枯れの樹木も美しい！これが凍結していたら、さらに・・・なのですが。またまた贅沢な要求です。

■展望台〜五辻■ゆっくり、ゆっくり、慎重に。

■五辻■五辻に到着。

■五辻■■「五辻」の標識が。昨年は、雪に埋もれていて、雪面を掘り出した記憶があるのですが。

■五辻〜山頂駅■ここからは、なだらかな登りになります。雪原ではなく、クマザサ原です。

■五辻〜山頂駅■中途半端に木道が出ています。その上に雪が乗っていて、何とも歩きにくい。

■五辻〜山頂駅■森林浴展望台到着。テラス？がむき出しに。

■五辻〜山頂駅■北横岳とロープウェイ駅舎が見えてきました。もう一息。

■五辻〜山頂駅■このあたりも雪原ではなく草原に。

■五辻〜山頂駅■山頂駅前の広場が目の前に。

■五辻〜山頂駅■ここで15：40。最終便（16：00）は問題なし。

■山頂駅■無事帰還。お疲れ様でした。「岳」の三歩さんの言葉を借りるなら「よく頑張った！」です。

■山頂駅■この時間帯の南八ヶ岳の姿は、趣があります。

■山頂駅■縞枯山に別れを告げます。「また何度も来ますからね。」と。

感想

2860

　今回は、大阪の実家の両親と一緒に登ってみました。父82歳、母83歳です。5年ほど前には槍、涸沢辺りも登っていたのですが、それ以降は「立山の一ノ越まで」「栂池自然園散策」程度しか登っていないので、活気づけのために、久々にそれなりの「登山」に挑戦することにしました。
　まだまだ元気そうなので、「大阪からの夜行バスで茅野で合流し、下山後はその日に夜行バスで帰宅」としましたが、もう少し余裕の有る日程のほうがより快適な登山が出来そうです。
　登山自体は、とにかくゆっくりゆっくりです。前向きの転倒だけは避けたいので、ストックワークを大切にしました。母が下山途中で、何度も足がつってしまうというトラブルがありましたが、そのたびに短時間で回復してくれたので、問題なく下山できました。基本的に「何かあったら即撤退」「何かあったら担いでみせる」つもりでしたが、足がつる以外は、全く問題なく歩いていました。ありがたいことです。
　これをきっかけに、安全に十分配慮しながら、無理のない楽しい登山を続けていってほしいものです。

コメント

shotaro521

なんだか感動しました。
ヤマレコで初めてコメント書きたくなりました。いつまでも元気なご両親。暖かく見守る貴方の双方に心が暖かくなりました。これからもどうぞ良い山行を！

2860

Re: なんだか感動しました。
shotaro521 様
　とてもありがたいコメントを寄せていただき、ありがとうございます。
　両親だからという気持ちももちろんありますが、それ以上に毎年登山を楽しんできた登山仲間という意識のほうが強いのかもしれません。その登山仲間が、最近は今一つ山登りへのノリが悪くなってきているので、雪山という新しい魅力を味わって欲しいと考えての今回の山行でした。天候・コース・状況さえ十分に考慮すれば、山は何歳になろうと我々を受け入れてくれると思っています。shotaro521様からのありがたいコメントのおかげで、８０歳を過ぎた「登山仲間」も、山への意欲を高めてくれたようです。感謝いたします。
　両親も、shotaro521様からのコメントを拝見してとても喜んでおり、母から次のような返信がありました。
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　思いがけないコメントを頂いてこちらも感動いたしました。この年になるまで、山に行ける事もさることながらこの様な暖かいコメントを頂けることに胸がいっぱいです。夫とも読ませて頂き、やはり山はいいなと改めて感じました。
　まだまだ二人で１６５歳です。これからもこの感動を大切にしながら、ゆっくりゆっくり登りたいと思っています。
　有難うございました。

shotaro521

Re[2]: なんだか感動しました。
お返事ありがとうございました、さらに暖かい気持ちになりました。もし機会あれば、日向山とか、三方分山などオススメします。いずれも山梨県で八ヶ岳からそう遠くない低山です。日向山は白砂のビーチのような山頂から、サントリー白州工場が眼下にひろがり、正面には八ヶ岳というロケーション（工場見学もできますよ）。また三方分山から見る富士山は、最高の景色のひとつだと思っています。いずれも無理なく登れる山としては、きっと満足度が高いので、宜しければ次の山行の候補に加えてください。これからもどうぞ、ゆっくりゆっくり楽しい登山を。

2860

Re[3]: なんだか感動しました。
shotaro521 様
　山の紹介までしていただき、ありがとうございます。日向山は、北アルプスの燕岳に似たとても雰囲気のいい山だと聞いたことがあります。shotaro521様のコメントからすると、相当魅力的な山のようですね。今後の候補にさせていただきます。
　今回、このようなコメントをいただけたこともあり、改めて「やまっていいいな〜」とその魅力を実感しています。お互いに、これからも楽しい山行を続けていきたいものですね。