ヤマレコ

HOME > 山行記録一覧 > 山行記録の表示
記録ID: 792026 全員に公開 雪山ハイキング霊仙・伊吹・藤原

余呉・音波山〜下谷山 スノーシューでブナ林を楽しむ

日程 2016年01月03日(日) [日帰り]
メンバー hermit-crab
天候くもり時々晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
北陸道・木之本IC出口より国道365号を北上、栃ノ木峠手前のベルク余呉スキー場(現在は営業中止)の案内看板からベルク余呉スキー場への道を入ったすぐが登山口。
案内看板のすぐ先、国道沿いに広い駐車場あり。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
Web Services by Yahoo! JAPAN
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
6時間22分
休憩
1時間47分
合計
8時間9分
S国道沿い駐車地07:2908:00県境出合08:24740m鉄塔【スノーシュー装着】08:3908:58三角点・栃ノ木09:0009:24巡視路分岐09:2510:09音波山10:2011:00902P11:47下谷山12:4313:17902P13:49音波山13:5214:19巡視路分岐14:2814:43三角点・栃ノ木14:4415:14県境出合15:19610m鉄塔【スノーシュー脱着】15:2815:38国道沿い駐車地G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
雪山ハイクですから、その時の雪の状況でコースタイムは全くかわってきますので、あくまで参考程度にしてください。
コース状況/
危険箇所等
余呉トレイルのコースですが、そのコンセプト通り必要最小限の登山道であり、道標などはありません。
音波山手前までは鉄塔送電線巡視路を使いますので整備された道ですが、その先の余呉トレイル専用道からは積雪のため道はないも同然の状態となっています。
丘陵地のような複雑な地形の尾根が続きますので、道迷いに対する備えは十分にしてお出かけください。
当日の積雪状況はスノーシューが10センチくらい沈む程度。尾根芯のヤブはまだ埋まっておらず、トラバースでのアップダウンを余儀なくされるところもありました。
その他周辺情報ウッディパル余呉 (宿泊・余呉トレイルマップの販売・スノーシューガイドなど)
http://woodypal.jp/

写真

ベルク余呉スキー場案内看板前の駐車地
すぐ先にも広い駐車場あり
2016年01月03日 07:29撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
ベルク余呉スキー場案内看板前の駐車地
すぐ先にも広い駐車場あり
2
ベルク余呉スキー場への道はノートレース
営業中止になったスキー場ですから当然か
2016年01月03日 07:30撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
ベルク余呉スキー場への道はノートレース
営業中止になったスキー場ですから当然か
すぐ左手に下りて尾根末端へ
傾斜した道でちょっと歩きにくい
2016年01月03日 07:31撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
すぐ左手に下りて尾根末端へ
傾斜した道でちょっと歩きにくい
送電線巡視路の階段はいきなりの急登
思惑通りのノートレースにニンマリ
2016年01月03日 07:32撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
送電線巡視路の階段はいきなりの急登
思惑通りのノートレースにニンマリ
ベルク余呉スキー場のある尾根
2016年01月03日 07:47撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
ベルク余呉スキー場のある尾根
2
滋賀・福井県境あたりから雪が増えてきました
2016年01月03日 07:58撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
滋賀・福井県境あたりから雪が増えてきました
まだ雪のつながりが疑わしいのでスノーシュー装着はおあずけ
沈み量はまだこんな感じ
2016年01月03日 08:08撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
まだ雪のつながりが疑わしいのでスノーシュー装着はおあずけ
沈み量はまだこんな感じ
目指す下谷山は遠いです
左手から回り込んでいきます
2016年01月03日 08:23撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
目指す下谷山は遠いです
左手から回り込んでいきます
2
余呉高原リゾート・ヤップの見える鉄塔
2016年01月03日 08:24撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
余呉高原リゾート・ヤップの見える鉄塔
まだ雪が足りず営業していません
2016年01月03日 08:37撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
まだ雪が足りず営業していません
1
ここでいよいよ今シーズン初のスノーシュー装着です
2016年01月03日 08:38撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
ここでいよいよ今シーズン初のスノーシュー装着です
2
こんな感じでスノーシューがないとキビシイです
雪があって一安心
これくらい沈みます
2016年01月03日 08:40撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
こんな感じでスノーシューがないとキビシイです
雪があって一安心
これくらい沈みます
1
左手尾根芯はまだヤブが埋まっていません
巡視路にまだ道型がありますのでそちらを
2016年01月03日 08:44撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
左手尾根芯はまだヤブが埋まっていません
巡視路にまだ道型がありますのでそちらを
1
ブナ林が続き出したタイミングで晴れてきました
2016年01月03日 08:52撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
ブナ林が続き出したタイミングで晴れてきました
北の福井県方面へ幅広な尾根が分岐
巡視路は南へ大きく折れます
2016年01月03日 08:55撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北の福井県方面へ幅広な尾根が分岐
巡視路は南へ大きく折れます
1
すぐに三角点・栃ノ木
その横には関西電力の無線中継所
2016年01月03日 08:59撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
すぐに三角点・栃ノ木
その横には関西電力の無線中継所
しばらく送電線下の切り開きを行きます
スキー場に送電線&鉄塔、無線中継所と人工物いっぱい(-_-;)
2016年01月03日 09:10撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
しばらく送電線下の切り開きを行きます
スキー場に送電線&鉄塔、無線中継所と人工物いっぱい(-_-;)
たくさんのブナが伐採されたんでしょう
2016年01月03日 09:13撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
たくさんのブナが伐採されたんでしょう
1
でもブナ並木になっているところもあり
2016年01月03日 09:16撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
でもブナ並木になっているところもあり
2
こんなところは気持ちよく歩けます
2016年01月03日 09:17撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
こんなところは気持ちよく歩けます
3
送電線巡視路分岐で供用区間は終わり
ここから先は余呉トレイル専用道
2016年01月03日 09:24撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
送電線巡視路分岐で供用区間は終わり
ここから先は余呉トレイル専用道
いきなり道がどこだかわからない
でもノートレースは嬉しいですね
2016年01月03日 09:29撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
いきなり道がどこだかわからない
でもノートレースは嬉しいですね
1
丘陵地のような尾根
ほぼブナの純林ですが若い木が多い
2016年01月03日 09:38撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
丘陵地のような尾根
ほぼブナの純林ですが若い木が多い
灌木とユキツバキのヤブっぽい箇所
かなりうるさいです
2016年01月03日 09:52撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
灌木とユキツバキのヤブっぽい箇所
かなりうるさいです
またすっきりしたブナ林
でも尾根芯はヤブで歩けません
2016年01月03日 09:59撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
またすっきりしたブナ林
でも尾根芯はヤブで歩けません
1
迫力のブナ登場
2016年01月03日 10:04撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
迫力のブナ登場
2
音波山のヌシ?
2016年01月03日 10:05撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
音波山のヌシ?
3
ちょこっと灌木を漕いで音波山山頂へ
すでに結構足に来てます^^;
2016年01月03日 10:09撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
ちょこっと灌木を漕いで音波山山頂へ
すでに結構足に来てます^^;
1
眼下の大音波谷は植林が見えないのが素晴らしい
余呉の山々の展望は地味ですけど
2016年01月03日 10:19撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
眼下の大音波谷は植林が見えないのが素晴らしい
余呉の山々の展望は地味ですけど
3
時間はかかりそうですが下谷山へ向かいます
2016年01月03日 10:22撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
時間はかかりそうですが下谷山へ向かいます
1
これもいいブナでした
2016年01月03日 10:23撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
これもいいブナでした
3
トラバースでアップダウンしながら進みます
2016年01月03日 10:29撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
トラバースでアップダウンしながら進みます
1
福井県側へ広い尾根がいくつも派生する複雑な地形
2016年01月03日 10:35撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
福井県側へ広い尾根がいくつも派生する複雑な地形
景色がずっと変わり映えしません
進路を間違えないよう慎重に進みます
2016年01月03日 10:37撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
景色がずっと変わり映えしません
進路を間違えないよう慎重に進みます
1
ガスってたら怖いと思います
でも平和で気持ちのいい尾根でもあるんです
2016年01月03日 10:39撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
ガスってたら怖いと思います
でも平和で気持ちのいい尾根でもあるんです
1
谷間はまだヤブが立っていてスッキリしません
2016年01月03日 11:11撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
谷間はまだヤブが立っていてスッキリしません
下谷山山頂近くのハイライトシーンで完全に曇ってしまいました
2016年01月03日 11:31撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
下谷山山頂近くのハイライトシーンで完全に曇ってしまいました
下谷山山頂
広さはありません
2016年01月03日 11:47撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
下谷山山頂
広さはありません
1
もっと雪が積もらないと展望は得られませんね
南の尾根と大黒山
2016年01月03日 11:48撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
もっと雪が積もらないと展望は得られませんね
南の尾根と大黒山
2
時間に余裕はありませんがキムチ鍋ランチです
ニラを忘れる痛いミス!
2016年01月03日 12:03撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
時間に余裕はありませんがキムチ鍋ランチです
ニラを忘れる痛いミス!
1
下山でも晴れてくれませんでした
このあたりすごくいいトコロなんですが
2016年01月03日 12:51撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
下山でも晴れてくれませんでした
このあたりすごくいいトコロなんですが
2
音波山のヌシに帰還を告げて
2016年01月03日 13:52撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
音波山のヌシに帰還を告げて
3
あそこまで行ってきたんだなぁと振り返る
右奥が下谷山かな?
2016年01月03日 14:54撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
あそこまで行ってきたんだなぁと振り返る
右奥が下谷山かな?
1
下山は最後の鉄塔までスノーシューを引っ張りました
そこからの薄い雪でよく滑る最後の急な階段が一番の核心でした(^^ゞ
2016年01月03日 15:20撮影 by E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
下山は最後の鉄塔までスノーシューを引っ張りました
そこからの薄い雪でよく滑る最後の急な階段が一番の核心でした(^^ゞ
1

感想/記録

 ここ数年は、新春初ハイクは奥美濃のマイナーヤブ山でスノーシューというのが恒例になっていますが、今年の少雪ではどうやらそれは叶いそうもありません。いやすでに元旦に、初日の出ツボ足ハイクで今年の初ハイクは済ましてしまったのですが(^^ゞ
 でもやっぱり三が日のうちにスノーシューハイクをやっておきたい。でも今の奥美濃の雪の情報がなく、最近のヤマレコにも奥美濃の山のレコはあがってきません。もし雪がないなら、また晴れ予報の南信あたりでお茶を濁すのが無難だろうか?
 前夜まで踏ん切りがつかず悩んでいたところ、ついにヤマレコに奥美濃・小津権現山レコがあがってきました。レコは最盛期には完全埋没する山頂の祠が、まだ丸出しの状況を伝えていました。それを見てやはりもっと豪雪の地へ行かなければということで、滋賀・福井の県境へと向かうことを決めたのでした。情報に感謝です。ポチッと拍手を送らせていただきました。
 そんなわけで選んだ山は、ノートレースが期待できそうということで、今回で3度目となる余呉トレイルの栃ノ木峠からの音波山〜下谷山です。

【国道沿い駐車地〜三角点・栃ノ木】
 正月3日ということで心配だった名神の渋滞は杞憂に終わり、スイスイと北陸道へ入り、木之本ICから国道365号線を北上。道に積雪・凍結はみられず、すんなりと国道のベルグ余呉スキー場(営業中止ですが)入口前駐車地に到着。
 さすがに県境近くともなると、国道以外のあらゆるところにそれなりの積雪があります。取付きの巡視路階段も白くなっているのが見えています。これは絶対イケルぞと今冬初めてスノーシューをザックにくくり付けて、スキー場への積雪した道路へと入ります。人間のトレースは皆無で、今年初の入山者になったことは確定です。
 すぐに左下に下りる道を進み尾根末端まで行けば、そこに巡視路の階段が。そのかなりの急登を一気に登れば、気温が高いこともあって汗がドッと吹き出します。
 しばらくで傾斜が緩んで最初の鉄塔に到着。ベルグ余呉スキー場のある幅広の尾根をながめられます。
 ブナも混じる雑木の中、緩い巡視路を進み福井県との県境あたりから積雪が増えてきますが、まだ雪のつながりに信用が置けずそのままツボ足で歩き続けます。今にして思えばこれが体力を消耗させてしまったようです。
 前方に見えてきた下谷山はかなり遠くに見えます。そして雪不足でいまだ営業開始できないスキー場、余呉高原リゾート・ヤップをのぞむ鉄塔広場にて今シーズン初のスノーシュー装着となりました。久々のスノーシューはやはり快適、そして楽しい。
 10センチほど沈み込むという理想の浮きを楽しみながら歩くうち、青空がのぞくようになってきました。尾根芯はまだヤブが埋まっておらず、巡視路にまだ道型があるのでそんなところはそちらを歩き、北側に延びる立派な尾根を左に分けて歩いていけば三角点・栃ノ木に到着です。以前にあった透明な山名プレートは見つけられませんでした。その広場には電力会社の無線中継所。
 
【三角点・栃ノ木〜音波山】
 無線中継所からちょっとしたブナ並木を抜けると送電線下の伐採地を歩くようになります。展望は一気に開けますが、スキー場だの無線中継のアンテナだのと人工物がやたら目につきます。
 それでもすぐ周囲にはブナ林が広がっており、その中を通ったりもします。そしてこれまでたどってきた送電線巡視路とはお別れの時がやってきました。
 送電線を見送り余呉トレイル専用道に踏み込めばいきなり道がありません。ひと一人通るのがやっとの道というのががコンセプトの余呉トレイル、雪が積もればあっという間に見えなくなってしまうというわけです。
 ところどころにある赤テープを繋いで丘陵地のような広い尾根を緩く登っていきます。このあたり、ほぼブナの純林ですが若い細い木がほとんど。
 急に灌木とユキツバキのヤブっぽい道となり、そこをかき分けてまたすっきりとしたブナ林になると斜面に立派なブナが散見されるようになります。なかでもひときわ貫録のある大きなブナがあり、そこから稜線へ少し灌木をかき分ければ音波山の山頂に到着です。
 山頂からは南側の展望があるくらいですが、すっきりと晴れていないのですぐ目前の大黒山が目立つ程度でした。すでにかなり足にきていることだし、ザックをおろしてどら焼きでも食べながら少し休んで行きましょう。

【音波山〜下谷山】
 時間的にも疲労感からいっても、音波山までだけでも十分山行は成立するんですが、単独の時は行動を打ち切る踏ん切りがつかないものです。人のせいにはできないので(^^ゞ
 そういうわけでとりあえず下谷山へ向けてスノーシューハイクを再開します。尾根はさらに広くなり、尾根上にいくつもの丘が並ぶような地形にブナ林が展開します。福井県側へゆったりした尾根がいくつもいくつも派生して、そこを丹念に歩けば良いブナが見つけられそうな期待感。しかしそこまでは時間が許してくれません。
 そんな尾根なので進路を間違えないようGPSとにらめっこしながらも、その素晴らしい空間に浸り癒されながら歩いていきます。
 ただ惜しいことに、いつしか空はグレーの雲に支配され、風景は光を失ってしまいました。山頂と南尾根のピークとの鞍部辺りの、このコースのハイライトといえるお気に入りの場所が美しく輝かず残念でした。この場所は早春の残雪期とGWの新緑期の2回とも素晴らしい光景を見せてくれてところなんですが。これはもう一度来なさいってことかな。
 その素晴らしい雰囲気のブナの丘を登りつめて、ついに下谷山山頂に到着です。雲のせいで展望はすっきりせず、余呉の山々が霞んでいます。でも今日は展望よりも雪を選んできたのですから不満無しです。
 さて、静かな貸切の山頂で時間に追われてのキムチ鍋ランチとしましょうか。ところが、あろうことかキムチ鍋の主役の一角であるニラを忘れてくるという大チョンポ!まあそれでも雪の上で食う飯はうまい。〆のうどんまでしっかり楽しみ、満足満足。

【下山】
 このコース、下りも時間がかかるのでのんびりもしていられません。いつもよりずいぶん短い滞在時間で山頂を後にします。
 それでも幾分かは下り基調、広い尾根に行きとは違うところにスノーシューのトレースを刻んだり(ようは迷走?)しながらも、登りよりは早めのコースタイムで音波山に帰還。
 ヌシの大ブナに無事の報告をして、最も信頼すべき己のトレースをたどり、最後の急な巡視路階段を汗をかいて慎重に下り駐車地に帰り着きました。

 雪の情報が手に入らず、一か八かの出撃でしたが、スノーシューができるだけの雪があって一安心でした。
 それでもやっぱり今年の雪は少ないですね。江越美国境の山々(←マニアにしかわからない呼び名?)にポンポコリンに雪が積もる日はやってくるのでしょうか。
訪問者数:436人
-
拍手
関連する記事 by
登山 登山用品 山ごはん ウェア トレイルラン
トレッキング クライミング 富士山 高尾山 日本百名山

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録へのコメント

まだコメントはありません

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
ページの先頭へ