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記録ID: 792116 全員に公開 雪山ハイキング甲信越

ぼろぼろの雪山デビュー 四阿山・根子岳

日程 2016年01月05日(火) [日帰り]
メンバー todora5502
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
菅平牧場管理事務所駐車場(冬場は料金無し?)
牧場周辺道路は朝夕は凍結
トイレは事務所圓痢屬海譴茲蠕莠嵶梢米禁止」になっている道路の左上にある(日の出前は暗くて気づかなかった)
登山届けポストはトイレ手前の事務所の前、根子岳へ向かう道(牧場へ登る登山道)と四阿山へ向かう道(進入禁止の車道)との分岐に設置されている。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
10時間0分
休憩
1時間0分
合計
11時間0分
S菅平牧場管理事務所06:1006:20四阿山登山口09:30中四阿09:40中四阿から四阿山への鞍部10:0011:002214m地点11:20根子岳分岐11:50四阿山山頂12:1012:20根子岳分岐13:00鞍部2039m地点13:2015:20根子岳山頂17:10菅平牧場管理事務所G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
菅平牧場管理事務所駐車場・・・日の出前、暗くてよく見えず雪で覆われているので「このへんかな」と思って入り込んだら車(ランクル・スタットレス)がスタックしてしまい、誰もいないので一人で脱出を試みて時間と労力を使ってしまった。脱出後仕方なくトイレ前の道路脇に駐車した。
今年は雪が少ないとはいうものの、初めて出かけるので例年と比べてどうなのか分からない。トレースはしっかりとついていて、ピンクリボンや標識もあるので迷うことはないが、雪が降った後はトレースも分からなくなりそうなので道迷いに要注意。
ストックは必数(当然だが雪山仕様のバスケットに付け替えておく)
途中までアイゼン無しで登ったが、中四阿から下って四阿山を登る手前の鞍部から装着(12本爪)無くても何とかなるかもしれないがその方が登り易かった。四阿山を下りて根子岳へ登るときにはアイゼンの前歯でステップを切りながら登った。軽アイゼンでは苦しかったかもしれない。(自分の技術が未熟だからかもしれない)
ピッケルとワカンも持って行ったので使ってみたが、無くても大丈夫。
所々積雪のある切り立った崖の上の細い道を歩くので、私のような未熟者では注意が必要だった。
雪に倒され登山道を覆っている木や枝がある(雪上に倒れているのではなく、胸や腰のあたりの高さを覆っている)ので、それを越える時に荷物を引っかけてバランスを崩すことがあった。(ニット帽も引っかかり脱げそうになることも)
四阿山から根子岳へ向かう下りはかなり急坂。積雪も深いところで膝ぐらがあるのでバランスを崩しやすい。根子岳方面から登ってきた人とすれ違ったがかなり大変そうだった。
その他周辺情報温泉などに入れる場所もあるが、今回はパスしたのでわからない。

装備

個人装備 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック 輪カンジキ アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 交換レンズ 三脚 予備カメラ ロープ 常備薬 着替一式

写真

夜明け前の牧場
2016年01月05日 06:14撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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夜明け前の牧場
3
突当たり右が管理事務所とトイレ その前から車両進入禁止の道を歩き振り返って撮影
2016年01月05日 06:15撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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突当たり右が管理事務所とトイレ その前から車両進入禁止の道を歩き振り返って撮影
1
菅平の町の灯りがチラチラと見えた
2016年01月05日 06:20撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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菅平の町の灯りがチラチラと見えた
車道をそれて牧場圓里海離押璽箸鬚ぐって登山道に入る
2016年01月05日 06:21撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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車道をそれて牧場圓里海離押璽箸鬚ぐって登山道に入る
1
ゲートをくぐって雪の中のトレースをたよりに歩く
2016年01月05日 06:21撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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ゲートをくぐって雪の中のトレースをたよりに歩く
1
所々に標識がある
2016年01月05日 06:55撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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所々に標識がある
1
1917付近手前 樹林帯をぬけ視界が開ける。南側の山塊。中央は湯ノ丸山と烏帽子岳
2016年01月05日 08:04撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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1917付近手前 樹林帯をぬけ視界が開ける。南側の山塊。中央は湯ノ丸山と烏帽子岳
2
噴煙を上げる浅間山
2016年01月05日 08:20撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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噴煙を上げる浅間山
2
1917m付近
2016年01月05日 08:23撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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1917m付近
雪の尾根道を歩く
2016年01月05日 08:23撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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雪の尾根道を歩く
3
振り返ると登山道手前で町の灯りが見えた菅平のスキー場
2016年01月05日 08:24撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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振り返ると登山道手前で町の灯りが見えた菅平のスキー場
1
根子岳
2016年01月05日 08:36撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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根子岳
6
中四阿
2016年01月05日 09:31撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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中四阿
3
ここから少し下って鞍部へ
2016年01月05日 09:34撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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ここから少し下って鞍部へ
2
中四阿の岩場の下をの道を振り返って
2016年01月05日 09:35撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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中四阿の岩場の下をの道を振り返って
中四阿を下った鞍部
2016年01月05日 09:42撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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中四阿を下った鞍部
1
鞍部から四阿山への登りを見上げる
2016年01月05日 09:42撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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鞍部から四阿山への登りを見上げる
トレースに沿って登りに取りかかる ここからアイゼンとピッケルを使用
2016年01月05日 10:03撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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トレースに沿って登りに取りかかる ここからアイゼンとピッケルを使用
1
2214m付近 広い尾根になっている
2016年01月05日 10:57撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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2214m付近 広い尾根になっている
1
南側の山々 左端は浅間山
2016年01月05日 10:58撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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南側の山々 左端は浅間山
3
広いゆったりとした尾根を登る。正面に四阿山山頂 左側のボケはレンズの曇り
2016年01月05日 11:01撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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広いゆったりとした尾根を登る。正面に四阿山山頂 左側のボケはレンズの曇り
1
雪が溶けてまた凍り、つららになっている
2016年01月05日 11:12撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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雪が溶けてまた凍り、つららになっている
1
2274m地点 左は根子岳へ右は四阿山山頂へ
2016年01月05日 11:21撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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2274m地点 左は根子岳へ右は四阿山山頂へ
2
山頂へ最後の登り
2016年01月05日 11:35撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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山頂へ最後の登り
4
山頂手前の社 ここを回り込むと山頂へ到着
2016年01月05日 11:51撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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山頂手前の社 ここを回り込むと山頂へ到着
3
四阿山 山頂到着 2354m
2016年01月05日 11:54撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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四阿山 山頂到着 2354m
9
山頂から南の山々 左側の木の向こうが浅間山 右端が湯ノ丸山と烏帽子岳
2016年01月05日 11:55撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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山頂から南の山々 左側の木の向こうが浅間山 右端が湯ノ丸山と烏帽子岳
1
山頂から西側 雲が出てきてしまい北アルプスは見えなかった。残念!
2016年01月05日 11:56撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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山頂から西側 雲が出てきてしまい北アルプスは見えなかった。残念!
根子岳との分岐に戻ってきた。左は登ってきた道。右奥へ進む。
2016年01月05日 12:18撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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根子岳との分岐に戻ってきた。左は登ってきた道。右奥へ進む。
四阿山から根子岳への下山道は雪が深い
2016年01月05日 12:22撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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四阿山から根子岳への下山道は雪が深い
1
鞍部から 右の尾根に出て根子岳山頂を目指す 山頂は奥のピークのその向こう側でここからは見えない
2016年01月05日 13:03撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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鞍部から 右の尾根に出て根子岳山頂を目指す 山頂は奥のピークのその向こう側でここからは見えない
6
根子岳へ向かう一つ目のピークに到着 ここからは大きな岩がたくさん
2016年01月05日 14:05撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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根子岳へ向かう一つ目のピークに到着 ここからは大きな岩がたくさん
1
二つ目のピークの手前から振り返る 中央右が四阿山
2016年01月05日 14:40撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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二つ目のピークの手前から振り返る 中央右が四阿山
3
三つ目のピークから菅平方面を見おろす
2016年01月05日 14:52撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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三つ目のピークから菅平方面を見おろす
2
根子岳山頂までもう少し
2016年01月05日 15:16撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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根子岳山頂までもう少し
3
山頂到着!予定よりも1時間も遅れてしまったなあ。出発が40分遅れだったから仕方が無いか・・・
2016年01月05日 15:19撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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山頂到着!予定よりも1時間も遅れてしまったなあ。出発が40分遅れだったから仕方が無いか・・・
7
とりあえず鐘をカンカンと2回鳴らして急いで下山
2016年01月05日 15:19撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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とりあえず鐘をカンカンと2回鳴らして急いで下山
3
とにかく17時前の日没に間に合うようにひたすら山を下る。
2016年01月05日 15:20撮影 by NIKON D810, NIKON CORPORATION
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とにかく17時前の日没に間に合うようにひたすら山を下る。
1
撮影機材:

感想/記録

 5:15に管理事務所駐車場に到着したが、暗いし、雪で覆われているしでどこに駐車すればよいか分からずスペースを探している内に若干下り坂に入り込み車がスタック。助けを呼ぶわけにもいかず、ひたすら脱出を試み、30分ほどかかってなんとか脱出し、その後道沿いに駐車して準備、出発した。5:30出発の予定よりも40分遅れ。
 牧場圓療仍各札押璽箸鬚ぐって進む。結構雪は積もっているが、数日間雪が降っていないのでトレースはしかりと付いていた。樹林帯を登っていると夜が明け、尾根へ出ると視界は良好。湯の丸山、烏帽子岳、浅間山などが目に飛び込んでくる。
 ひたすら尾根を歩き中四阿へ。中四阿の道標がないのでどこだか分からないでいたが、地形図を見て確認。そこから少し下って鞍部の標識前で朝食をとった。
 ここからはぐっと登りになりそうなので、12本爪アイゼンをつけた。せっかく持ってきたのだからということで、ポールを収納し、ピッケルを使うことにした。結論から言うとポールの方がよかったかな。
 根子岳への道との分岐手前は広くて気持ちのよい尾根が広がり、眺望も最高。雪の白さと空の青さが目にしみる。
 分岐を過ぎて山頂を目指す。最後の登りを登り切るとまだ新しそうな社があった。一瞬「頂上?」と思ったが、山頂表示が見当たらない。その先もトレースが付いているのでたどってみると、あった、あった・・・山頂の朽ちた社と表示。
 計画では正午までにここに到着しなければ、そのままピストンで下山することにしていたが、なんとかタイムリミットの5分前だったので、根子岳まわりで下山を決定。急いで分岐まで戻り、根子岳方面へ下る。
 ところが、この下りの急なこと・・・おまけに雪が吹き溜まって、結構深いところもある。四苦八苦しながら下山していると、反対方面から登ってきた女性登山者に出会った。登りに入って結構きつそう。この先がさらに急な傾斜なんだよねと思いながら、「ここは結構きついですね。」と声をかけると、「この先(根子岳)の登りも結構ですよ。」と声が帰ってきた。「牧場からですか?」と尋ねるとそうだと言う。僕と反対ルートで登ってきているのだ。「上は風が強いから気をつけてくださいね。」と言ってすれ違った。
 ようやく鞍部におりて根子岳を見上げる。「ありゃ・・・これをまた登り返すのか・・・」と気持ちが萎える。南斜面は雪が溶け笹藪がかなり出ているが、尾根にはしっかりと雪が残っている。トレースは雪の上へ続いている。
 遅い昼食を食べ、ピッケルをポールに持ち替えていざ出発!
 13:15分。根子岳山頂までどのくらいかかるだろうか。予定では14:00に山頂だったがどうやら無理。日没の17時前までに下山しないと暗くなり危険。幸いなことに雲が多くなってきたとはいえ晴れていたので、日没後若干は明るさも残っているだろうが。
 根子岳山頂は小ピークを三つ越えた先にある。トレースをたどりながら登るが、ズボッと膝上まで踏み込んだり、堅くてステップを切りづらかったりしたが何とか歩を進める。数日前まで6本爪の軽アイゼンにしようか迷ったが、12本爪を持て来て本当によかったと思った。溶けたり凍ったりしてわりと堅い雪だったので、前の2本でしっかりとステップを切りながら進むことができた。一歩一歩そうやって登るので心肺は苦しくないけれど、足を蹴り込むので太ももや膝に負担がかかる。
 ようやく根子岳山頂へ着いたのが15:20分。あと1時間で登山口までは絶対にたどり着けない。日没後の残照を期待して17時頃までには到着しなければと気が焦る。大急ぎで山頂の鐘を2回鳴らし下山をはじめた。
 急いでいるので、足に負担がかからないようにゆっくりなどといっていられない。アイゼンをつけた足でガツンガツンと降りるのでだんだん足に疲労が溜まる。途中でワカンをつける。このワカンはモンベルのライトアルパインスノーボンという製品で、カジタ(カジタックス)のアイゼンにだけ取り付けられ、「スノーシューとワカンのいいとこ取りで特に下りには有効(店員談)」ということだった。ワカンを求めようとしたときに店員に勧められて購入した物だ。
 装着の時間がもったいないが、足も疲れてきたし「下りには有効」という言葉を信じて、せっかく持ってきたのだからと装着してみた。歩き始めると結構これは優れもの。アイゼンだけより足の負担も少ないし、滑ることもない。若干足を広げて歩かなければならないのは普通のワカンでも同じ。積雪に切れ込むような細いトレースでは少し戸惑うが、これも他のワカンでも同じ。とにかく急げ急げ!と思いながら歩いていると、携帯電話がなった。「なんだよ!こんな時に電話するなよ。」とてっきり妻が僕の無事を確認するためにだと思ったが、確かめるとそうではなく職場から。今日は僕は土曜日出勤した代休をもらって山に入っているのだ。
 ひとしきり用件を聞き、話をして、「今、山から下山中なんです。」と言うと「それはすみません。せっかくの休みなのに。」とやりとりして電話を切った。
 まだ日はある。急げ急げ・・・とにかくひたすら下った。
牧場のあずまや(ここからの景色もなかなかいいのだが、それを楽しんでいる暇はない。)を過ぎてそろそろ日没。残照の中を牧場沿いに下る。
 20分かけて17:09に管理事務所前に停めた車に到着。ワカンとアイゼンを外して車に投げ込む。とにかく疲れた。何も食べたくないし、話したくもない。とはいっても単独行だったので話し相手もいなかったのだが。
 こうして僕の雪山デビューは終わった。スキー場で板を担いでゲレンデを登る等ということは何度もやっているが(これもかなりきつい)、スノートレッキングとはいかなるものか?という感じでチャレンジ。とにかく時間に追われてしまったことが問題だ。夏シーズンの標準時間を参考にそれにかなりプラスして計画をしたが、ただでさえ人様より歩行速度が遅い僕でありながら、出発もアクシデントで遅れてしまったのが災いした。立ち止まっては写真撮影などというのも積み重なると結構な時間ロスになっているのだろう。とにかく残照でまわりが見える間に下山してこれたのはよかった。一歩間違えると・・・である。
 「雪山は雪山なりの時間をしっかり考えて無理をせずに」だ。そんなこと、あちこちで聞いたり読んだりしているのに、今更ながら実感を持って理解をしたような気がしている。今度計画を立てるときにはきっと役に立つだろうなあ。

 
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登録日: 2013/11/12
投稿数: 899
2016/1/6 18:03
 お疲れ様でした。
初めまして☺
福島のFUKUSIMAと申します。
最初の雪山で、歩行時間が10時間とは、結構ハードだと思いますが、無事、暗くなる前に戻れて良かったですね。(^-^)
私も、カジタのアイゼンなので、スノーボンのことは気になっていました。やはり、下りでは有効なのですね。とても、参考になりました。m(._.)m
登録日: 2013/7/21
投稿数: 12
2016/1/6 18:41
 Re: お疲れ様でした。
FUKUSIMAさん コメントをありがとうございます。
いろいろと下調べをして思い切って出かけはしましたが、このありさまです。
スノーボンは普通のワカンと違って、深雪で埋まってラッセルするときも足を後ろへ持ち上げる労力が少なくてよいみたいです。この日は装着しなくてもよかったのですが、試してみたいという欲求に駆られてつけてみました。結果、アイゼンだけの時より楽だったような気がします。

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