竜頭山(愛知県設楽町) 初めての「りゅうず山」でお祝いを!
- GPS
- 04:46
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 567m
- 下り
- 560m
コースタイム
天候 | ☀ 温暖 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
きちんと停めれば4台くらい駐車可能と思われますが本日は私達だけでした 登山口はバス停前の民家の間を小川に向かって降りる |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜小竜頭山は急登が続くので登りは危険なしですが下山時は要注意 小竜頭山〜竜頭山は危険個所ありません 竜頭山〜大竜頭山は急な下りなので要注意です 下山時には「大竜頭山まで10分」の標識まで戻り小竜頭との分岐あたりまで短縮コースを歩きましたがGPSまたは地形図とコンパス必携と思います |
その他周辺情報 | 山友のOさんの100名山完踏祝賀山行だったので新城市「やまびこの丘」前夜泊 職員のみなさんが大変親切で気持ちの良い一夜でした 翌朝の登山日には全員のテルモスに熱湯を用意してくださいました |
写真
感想
80才の山友Oさんの100名山完踏お祝いと新年会を兼ねての一泊山行でした。
登山歴60余念の大先輩でありながら、白髪で飄々とし、少年のようないたずらっぽい笑顔いっぱいの彼を巨匠とか、師匠とかの言葉で呼ぶのはちょっと違うような気がして・・・あえて呼ぶとすれば仙人殿としか思い当らないようなOさん。
いまだにケータイもGPSも持たず、カーナビも無いマニュアル車でひたすら地図を読みながら、歩き、走る彼はやっぱり仙人みたいな存在です。
Oさんと小笠山で知り合って20年が経ちました。
会えば冗談ばかり言い合っているけれど10代から山を歩き廻っている彼には「山」に向かう原点みたいなものを教えて頂いたように感じて感謝しています。
交通事情も山小屋設備も何もかもが現在とは違っている中での登山はさぞやと苦労話も伺うつもりでした。
ところが彼の口から放たれる言葉はこれから歩こうとしている山への夢や山にまつわる歴史や山の地質などの話がほとんどでした。
80歳にしてこの心と体の柔軟さにバンザイ!!
いつも歩いている「りゅうとう山」ではなくて「りゅうず山」でしたが
急登、激下り、読図の面白さ有りで低山ながら「小粒でピリリ」感に満ち楽しめる山でした。
気心知れた仲間たちと一緒だったことが更に楽しい要因であったことは言うまでもありません。
感謝です。
余談ですが・・・
「やまびこの丘」宿泊の夜、いつもはほとんどテレビを見ない私ですがどうしても見たい番組が有りました。NHK Eテレ22:00〜の「スイッチインタビュー達人たち 奇跡のふたり」でした。104才医師日野原重明と103歳美術家篠田桃紅の対談でした。久しぶりに見たテレビでこんなに爽快な気分を味わえて、特に女性の歯切れ良い言葉には「哲学者だ!」とつぶやいたとたんインタビュァーが「哲学者ですね」と言ったので感じることは同じと密かに笑ってしまいました。
いつかは訪れる自分の寿命を受け入れる覚悟ができれば潔く生きられるのかも・・・。
今回100名山を60年かけて踏破したOさんと重なるものがあり一層爽快な気分で眠ることが出来たのでした。
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