滝子山（寂しょう尾根）〜笹子雁ヶ腹摺山（南アルプス展望）

2016年01月09日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,765m
• 下り: 1,753m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:20
• 合計: 9:00

6:45 笹子駅
7:15 7:20 寂悄荘入口分岐
7:40 7:40 高圧線鉄塔No83笛駒線
9:55 10:20 滝子山
10:25 10:25 鎮西ヶ池
11:20 11:20 曲り沢峠
11:25 11:25 大鹿山・景徳院分岐
11:30 11:30 大鹿山
11:40 11:45 大鹿峠
12:20 12:20 東峰
12:25 12:55 お坊山
13:20 13:20 米沢山(ヤダイロ)
14:10 14:25 笹子雁ヶ腹摺山
15:20 15:20 新中橋バス停
15:45 笹子駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

笹子駅

コース状況／危険箇所等

コース全域で雪は全く無し。
寂しょう尾根は上部は岩場がありますが落石などもなくそれほど急ではない。また常に狭い尾根上を登るので道を誤る可能性は無し。破線ルートでなく実線ルートでもよいのでは。滝子山の周辺は防火帯が多いですが防火帯から登山道が分岐するところを間違わないよう注意が必要。大鹿峠〜お坊山は少し踏み跡の薄いところもあります。お坊山〜笹子雁ヶ腹摺山は稜線上なので迷わないがアップダウンが激しい。米沢山からの下りで少しだけ岩場がありますが傾斜は大したことなし。

写真

1/9 6:43

笹子駅出発。3連休で混雑を予想してたのに、ここで下りたのは私以外登山者一人のみ。登山ブームも冬はお休み？

1/9 7:05

中央高速を超える前から滝子山の全容が見えてきます。高いけど案外に町に近い感じ。

1/9 7:14

名前が消えかけて読めません。消えてなくても読めない字ですが。

1/9 7:19

今は営業してない寂悄荘という小屋の前を左折。寂悄荘ってどういう目的で営業してたのでしょうか？

1/9 7:49

一度大鹿林道に出ますが右に10m位で登山口が。いきなりものすごく急で砂で登りにくいところから始まり。

1/9 8:00

寂しょう尾根は広葉樹の日当たりのよい尾根を登ります。春以降葉が出てもこんなに明るいのか。

1/9 8:42

背後に富士山が少しずつ出てきます。結構早い段階から頭が見える。これはかなり登ったところで撮影。

1/9 9:04

なんと南アルプスが見えるではありませんか。左から聖、赤石、荒川岳ですね。北岳〜農鳥岳も見えてたのですが枝が邪魔で撮影しなかったら山に隠れてしまいました。

1/9 9:06

また岩場

1/9 9:07

たまに岩場の横が切り立っている所があります。景色に見とれて滑落しないよう注意。

1/9 9:17

あれこれはどこだっけ？

1/9 9:17

左から聖、赤石、荒川岳。こんどは枝が無いので山にピントが合ってます。一眼レフでないので苦労。

1/9 9:17

荒川岳アップ。昔高校の山岳部の時登ったのは荒川岳（悪沢岳）か赤石岳かもしくは両方か記憶があいまいなので両方登ることにします。

1/9 9:17

赤石岳アップ。左から赤石岳、小赤石岳でしょうか？

1/9 9:18

富士山の全容。右に三つ峠のアンテナも判別できます。

1/9 9:18

よく登る清八山・本社ケ丸。右の高い山は黒岳でしょうか。右下に清八山の登山口の変電所も目視可能です。

1/9 9:23

聖岳〜農鳥岳。北岳・間ノ岳は手前の山に隠れてしまった。

1/9 9:29

が、手前の山を越えて北岳が見え始める。

1/9 9:31

こんな岩を乗り越える所があります。両側に迂回路がありますが切れ落ちているので岩を登った方が安全。

1/9 9:41

浜立山からの景色が抜群との情報がありましたが今日は先が長いので断念して滝子山へ急ぎます。

1/9 9:51

滝子山の手前から甲府盆地越しに白峰三山。この角度からこんなにきれいに見えたのは初めてです。でもなぜかカメラの不具合？で遠景の写真はみんな黒い帯が・・・・・・残念。

1/9 9:52

聖岳〜甲斐駒ケ岳まで。南アルプスのほとんどの高山が見えます。（仙丈ケ岳は北岳の陰でしょうか？それとも鳳凰三山の地蔵岳のところの白いのが仙丈？）

1/9 9:53

しつこく。白峰三山の左の頭だけ見えてるピークは塩見岳でしょうか？

1/9 9:53

鳳凰三山〜甲斐駒ケ岳アップ。甲斐駒の雪すくないですね。

1/9 9:59

無人の滝子山より。これまで誰とも会ってません。なんでこんな絶景なのに。

1/9 10:00

八ヶ岳は雲がかかってます。私の印象ですが、周りに雲が無いのに八ヶ岳だけ雲に覆われていることが多いような。

1/9 10:00

あまりの絶景で小金沢連峰の存在が薄くなります。左から大谷ケ丸、真ん中の頂上が剥げているのが絶景の白谷丸でしょうか？右は未だ上ってない雁ケ腹摺山。

1/9 10:01

この特徴的な山はまさかの大岳山？

1/9 10:14

富士山アップ。陽と陰のコントラストと雪煙がすさまじい。

1/9 10:27

北側なので小川の岸が凍ってます。それにしても南側の寂しょう尾根と北側の気温差がものすごい。

1/9 10:30

大谷ケ丸への分岐ですが今日はいきません。

1/9 10:31

鎮西ケ池からはしばらくは防火帯。うきうきします。がこの後失敗。

1/9 10:40

2度目の大谷ケ丸の分岐で笹子方面の道にいくつもりが左の防火帯をそのまま登ってしまいました。というのも防火帯をこちらに降りてくる単独の方がいたので道標の指す方向を良く確認しませんでした。

1/9 10:44

防火帯の上から白峰三山。この時点では道誤りに気が付いてません。

1/9 10:49

しかしこの防火帯を降りることになっておかしいことに気づきました。以前このコースを通った時の記憶がないし、傾斜が明らかに急すぎです。でも私と同じ間違えの足跡がたくさん。

1/9 10:49

この左側の登山道から下りてくるべきが、右の急斜面の防火帯を降りてきてしまいました。

1/9 10:53

沢の周りが凍ってます

1/9 11:20

曲が沢峠到着。これで昨年6月に小金沢連峰を縦走したルートとつながりました。

1/9 11:32

大鹿山。見る所ないので巻いても良いでしょう。

1/9 11:43

この分岐の右側の崩落がすごいことに。落ちたらまず登ってこれないでしょう。縦走路には全く影響ないですが。

1/9 12:20

大鹿峠からはかなりの登り返してへとへとでお坊山東峰到着。でも景色はいまいち。東峰に寄らないでお坊山に行けばよかった。

1/9 12:29

お坊山で2人組の方に撮って頂きました。ありがとうございます。今回頂上で人がいたのはここのみです。

1/9 12:32

午後になるのに南アルプスがくっきりと。

1/9 12:36

白峰三山もちょっと雲が出ましたが。

1/9 12:38

逆に八ヶ岳の雲が取れましたラッキー。編笠〜権現〜ちょこっと阿弥陀岳〜赤岳〜横岳でしょうか。

1/9 12:39

富士山もまだ見えます。雲ともやがでてきましたが。

1/9 12:40

1/9 12:41

これから行く縦走路方面

1/9 12:52

北岳バットレスもクッキリ

1/9 12:53

勝沼方面

1/9 13:22

米沢山の展望はいまいち。でも北側に少し行けば小金沢連峰が見えたかも。見忘れました。

1/9 14:11

やっと最終目的地に到達。14時過ぎに山頂に居るのは久しぶり

1/9 14:15

南アルプスも

1/9 14:16

八ヶ岳も

1/9 14:24

三つ峠アンテナ遠望

1/9 14:26

山頂直下に反射板。方向的に三つ峠のアンテナを他に反射するためか。

1/9 14:26

1/9 15:05

鉄塔を過ぎて道が分岐してましたが左を選択

1/9 15:20

道路から見た滝子山

1/9 15:23

反射板が車道から見える

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR100 カシオ

感想

shin123

　私の中では八ヶ岳以上の高山の季節は終わているので、今年初めての山として前から気になっていた滝子山の寂しょう尾根に登ることにしました。また笹子雁ケ腹摺山に登ってなかったのでそこまで縦走して、小金沢連峰のルートとの赤線つなぎも兼ねて。しかしほとんどの場所から期待以上の素晴らしい景色が見れました。富士山・南アルプスはほぼ常時、八ヶ岳も後半見えました。他の方のレコで穂高が見えたという信じられない情報がありましたが今回は確認できませんでした。
　ただ寂しょう尾根は思っていたほどおスリルは無い感じでした。縦走の距離は長くお坊山や笹子雁ケ腹摺山への登り返しもかなり厳しく、無数にある小ピークも巻き道がないのでかなり体力が必要という印象です。1か月ぶりの山行きとしてはなかなかハードな内容となりました。