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Yamareco

記録ID: 794095
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

冬の赤岳、ようやく登る 文三郎道〜地蔵尾根

2016年01月09日(土) 〜 2016年01月10日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
27:55
距離
16.7km
登り
1,446m
下り
1,431m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:56
休憩
0:05
合計
4:01
11:32
46
12:18
12:18
17
12:35
12:38
8
12:46
12:48
86
14:14
14:14
79
15:33
2日目
山行
5:38
休憩
1:51
合計
7:29
7:40
70
8:50
8:51
18
9:09
9:09
9
9:18
9:25
9
9:34
9:47
35
10:22
10:35
7
10:42
10:47
39
11:26
12:28
46
13:14
13:16
61
14:17
14:17
4
14:21
14:28
1
14:29
14:30
39
天候 1日目 快晴
2日目 朝のうち曇りのち快晴 夕方曇り
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
バス
茅野駅〜美濃戸口 ¥930
コース状況/
危険箇所等
南沢コースは概ね標高2200mくらいからしっかりとした雪道になります。
何ヵ所かアイスバーンになっているところがありますので滑り止めがあると安心です。
文三郎コースは阿弥陀岳分岐まで圧雪されていて歩き易かったです。
それより上の竜頭峰付近の岩場は雪がついていなくて、ちょっと登りにくかったです。
連休とあって赤岳直下は渋滞していました。
赤岳山頂から地蔵の頭までは所々雪の着きが悪いところがありましたが、そういうところは鎖もでていたりして、特に問題はありませんでした。
地蔵尾根はナイフリッジができていないようですし、圧雪されていて歩き易かったです。

冬の赤岳は初めてですので、例年との比較はできません。
暖冬の影響で雪が少ないようです。全体的に予想していたよりも歩き易かったと思います。
その他周辺情報 行者小屋 1泊2食 ¥9,000
八ヶ岳山荘 日帰り入浴 ¥500(温泉ではありません)
わが人生二度目の美濃戸口から出発です
2016年01月09日 11:27撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/9 11:27
わが人生二度目の美濃戸口から出発です
1時間ほど歩いて美濃戸に到着です
赤岳山荘の前で小休止です
2016年01月09日 12:13撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1時間ほど歩いて美濃戸に到着です
赤岳山荘の前で小休止です
南沢を歩きます
まだ北沢を歩いたことはありません
いつかは歩く日が来るのでしょうか?
2016年01月09日 12:44撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/9 12:44
南沢を歩きます
まだ北沢を歩いたことはありません
いつかは歩く日が来るのでしょうか?
橋を渡って
2016年01月09日 13:02撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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橋を渡って
まだ登山道には雪がありません
2016年01月09日 13:17撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/9 13:17
まだ登山道には雪がありません
けれどもアイスバーン!
油断は禁物です
2016年01月09日 14:03撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/9 14:03
けれどもアイスバーン!
油断は禁物です
カッチカチに凍りついた沢
2016年01月10日 13:15撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 13:15
カッチカチに凍りついた沢
霧氷が綺麗です
標高2200mくらいからしっかりとした雪道になります
2016年01月09日 14:39撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/9 14:39
霧氷が綺麗です
標高2200mくらいからしっかりとした雪道になります
連峰が見えて来ました
2016年01月09日 15:22撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/9 15:22
連峰が見えて来ました
お世話になります行者小屋
外見に反して中はとっても綺麗です
2016年01月09日 15:32撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/9 15:32
お世話になります行者小屋
外見に反して中はとっても綺麗です
夜の赤岳
とりあえず寒いです
冬にテントを張る勇気はまだ持ち合わせておりません
2016年01月09日 18:44撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/9 18:44
夜の赤岳
とりあえず寒いです
冬にテントを張る勇気はまだ持ち合わせておりません
朝の行者小屋
峰々は雲に覆われています
2016年01月10日 07:35撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 7:35
朝の行者小屋
峰々は雲に覆われています
文三郎を登っていきます
2016年01月10日 07:39撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 7:39
文三郎を登っていきます
階段には木の板が貼ってあってアイゼンが引っかからないようになっていました
(階段の上のほうは木の板はなく網状になっているみたいです)
2016年01月10日 08:08撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 8:08
階段には木の板が貼ってあってアイゼンが引っかからないようになっていました
(階段の上のほうは木の板はなく網状になっているみたいです)
樹林帯を抜けました
この景色、冬山っぽいです
2016年01月10日 08:15撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 8:15
樹林帯を抜けました
この景色、冬山っぽいです
中岳です
雲がみるみるうちに取れていきます
2016年01月10日 08:16撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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中岳です
雲がみるみるうちに取れていきます
圧雪されていてとても歩きやすいです
2016年01月10日 08:21撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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圧雪されていてとても歩きやすいです
中岳、そして阿弥陀岳
2016年01月10日 08:25撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 8:25
中岳、そして阿弥陀岳
中岳分岐手前です
自分にとっては貴重な雪山
一歩一歩を噛みしめて丁寧に歩いていきます
2016年01月10日 08:37撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 8:37
中岳分岐手前です
自分にとっては貴重な雪山
一歩一歩を噛みしめて丁寧に歩いていきます
そして中岳分岐です
2016年01月10日 08:44撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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そして中岳分岐です
稜線の風はそれなりです
2016年01月10日 08:46撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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稜線の風はそれなりです
阿弥陀岳〜
2016年01月10日 08:50撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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阿弥陀岳〜
ゴツゴツしてきましたのでより一層慎重に登ります
2016年01月10日 09:00撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 9:00
ゴツゴツしてきましたのでより一層慎重に登ります
山頂直下は渋滞です
2016年01月10日 09:07撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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山頂直下は渋滞です
おっ!あれは富士山ではありませんか!
2016年01月10日 09:16撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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おっ!あれは富士山ではありませんか!
山頂標識の前は記念撮影の行列ができていました
皆さん笑顔です
2016年01月10日 09:24撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 9:24
山頂標識の前は記念撮影の行列ができていました
皆さん笑顔です
赤嶽神社に参拝します
2016年01月10日 09:25撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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赤嶽神社に参拝します
北峰に向かいます
2016年01月10日 09:27撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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北峰に向かいます
北峰から南峰を望みます
2016年01月10日 09:31撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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北峰から南峰を望みます
それでは天望荘へ下ります
2016年01月10日 09:43撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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それでは天望荘へ下ります
山頂を振り返ります
2016年01月10日 09:51撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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山頂を振り返ります
暫しの稜線歩きを楽しみます
2016年01月10日 09:53撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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暫しの稜線歩きを楽しみます
景色に看取られてアイゼンをひっかけないように慎重に下っていきます
2016年01月10日 09:58撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 9:58
景色に看取られてアイゼンをひっかけないように慎重に下っていきます
天望荘への下りです
2016年01月10日 10:00撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 10:00
天望荘への下りです
天望荘で大休止です
風で雪が飛ばされています
2016年01月10日 10:29撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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天望荘で大休止です
風で雪が飛ばされています
そして地蔵の頭です
2016年01月10日 10:40撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 10:40
そして地蔵の頭です
もう一度赤岳を眺めます
2016年01月10日 10:41撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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もう一度赤岳を眺めます
それでは地蔵尾根を下ります
2016年01月10日 10:44撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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それでは地蔵尾根を下ります
地蔵尾根を下っています
ここも圧雪されていて歩きやすかったです
2016年01月10日 10:45撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 10:45
地蔵尾根を下っています
ここも圧雪されていて歩きやすかったです
あの辺りが大同心稜なのかな?
よぅわからんけど…
2016年01月10日 10:48撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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1/10 10:48
あの辺りが大同心稜なのかな?
よぅわからんけど…
この辺りが地蔵尾根の核心部なのでしょうか?
斜面にはステップが切ってあって歩きやすかったです
2016年01月10日 10:54撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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この辺りが地蔵尾根の核心部なのでしょうか?
斜面にはステップが切ってあって歩きやすかったです
降りてきた階段を振り返ります
2016年01月10日 10:57撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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降りてきた階段を振り返ります
そして樹林帯に突入です
2016年01月10日 11:03撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
1/10 11:03
そして樹林帯に突入です
無事に行者小屋まで戻って来れました
2016年01月10日 11:23撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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無事に行者小屋まで戻って来れました
行者小屋のお昼です
2016年01月10日 12:18撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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行者小屋のお昼です
さらば赤岳
また来るぜ!(たぶん)
2016年01月10日 12:20撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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さらば赤岳
また来るぜ!(たぶん)
美濃戸への道を下ります
2016年01月10日 12:25撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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美濃戸への道を下ります
八ヶ岳山荘で汗を流しました
今回も無事に下山できました
2016年01月10日 15:05撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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八ヶ岳山荘で汗を流しました
今回も無事に下山できました
撮影機器:

感想

冬の赤岳。
いつかは登ってみたいと思っていましたが、なかなかその勇気が持てずに一歩を踏み出せないまま過ごしてまいりました。
けれども冬の天狗岳を3回経験しているし、そろそろ赤岳も行ってもいいんじゃないかと少しずつ思うようになってきたのでした。
それは先の年始の4回目の天狗岳山行で確信となったのでした。

悩んだのは文三郎を登るのか、地蔵を登るのか。
いや、文三郎を下るのか、地蔵を下るのか。
要はどちらが下りやすいのかということなんですが…。

色んな人に、そうこの前の天狗岳山行の際にも色んな人に聞いてみました。
たいがい皆さん、「地蔵尾根は下りたくない」と仰っていました。
「地蔵尾根を下るくらいなら横岳に行っちゃう」っていう人もいましたけど…。
でも、その次の言葉は皆さん必ず「文三郎もねぇ…」と続くのでした。
そして皆さん決まったように「中岳道が簡単だよ」と教えてくれるのでした。
結局、自分の目で確かめないとはっきりとはわからないということがわかったのでした。

文三郎を登り地蔵を下る。
最後の決め手は赤岳直下から岩場の下りにちょっと自信が持てなかったこと。
これだと登頂後に天望荘で休憩もできるし、自分なりにこれが一番安全だと判断したのでした。

冬の赤岳。行者小屋から登り始めてから1時間半、なんかあっけなかったです。
行者小屋までゆっくり回ってきても4時間。
拍子抜けするくらい、あっという間の山歩きでした。
天候にも恵まれたということもありますし、雪の少なさをどう判断するか難しいところですが考えていたよりずっと易しく感じました。

むしろ、南沢のなんとも言えない「かったるさ」が印象に残った山行となりました。南沢にももう少し雪がついていれば印象も変わっていたと思いますけど。

それでも、目標としていた冬の赤岳に登ったことには変わりませんし、それなりに楽しい山歩きでした。もうちょっと長く稜線歩きが楽しめたらよかったんですが、今日のところはやめておきました。

次回は雪がもっとたくさんある時に登ってみようと思いますし、いつかは赤岳から硫黄岳の縦走ができるようになったらいいですね。

次の目標もできましたし、やっぱり山いい!

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
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