天狗岳 初雪山ソロテント泊
- GPS
- 24:58
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 918m
- 下り
- 908m
コースタイム
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:00
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 5:17
天候 | 両日とも天気は晴れ。9日夜半から風が強くなりました。 夜中に、自分の初雪山ペグ打ちが不安で、めっちゃ嫌々ながら確認のため外に出ましたが、無事にペグがきいていて、むしろ驚きました。 10日に天狗山頂に行きましたが、そこではガスってしまい、景色は臨めず、それが少し心残りです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
あずさ3号で茅野駅まで。茅野駅10:25のバスで渋の湯→11:40ごろ渋の湯着。 茅野駅のバスは3台出てました。私が乗車したのは3台目でしたが、3台とも出発は10:40ごろになりました。 帰り) 10日14:55定刻通り出発のバス。15:55頃茅野駅着。16:20のあずさ26号で帰京。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が大変すくなく、昨シーズンの年末と大違い。岩が多く出ており、むしろ歩きづらかったかも。 しかし、雪の少なさは、テン場的にはありがたかったです。 |
その他周辺情報 | 渋の湯「渋御殿場」にて入浴。バスまで3時間を過ごす必要がありまして、宿のご主人に、「バスまで居ていいですか?」と尋ねたら快諾していただけました。 ただし、屋外はマイナス3度、屋内でもプラス3度と、決して暖かいとはいえない環境。屋内にいることで風は防げましたが、風呂上がりの温まった体がすっかり湯冷めし、さらに凍えるようになってしまいました。orz。 また、ドライヤーがないので、洗った髪は手ぬぐいで覆って帽子をかぶってしのぎました。2日間の中で、最も寒かったかも。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー(2)
ハードシェル(1)
タイツ(3)
ズボン(1)
靴下(4)
グローブ(3)
アウター手袋(1)
予備手袋
防寒着(3)
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー(1)
毛帽子(1)
靴(1)
ザック(1)
サブザック(1)
輪カンジキ
アイゼン(1)
スノーシュー
昼ご飯(1)
行動食(2)
非常食(2)
飲料(3)
水筒(保温性)(1)
レジャーシート(1)
地図(地形図)(1)
コンパス(1)
笛(1)
計画書(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
GPS(1)
筆記用具(1)
ガイド地図(ブック)(1)
ファーストエイドキット(1)
常備薬
日焼け止め(1)
保険証(1)
携帯(1)
時計(1)
サングラス(1)
タオル(2)
ツェルト
ストック
カメラ(1)
ラジオ(1)
テント一式(1)
インナーシート(1)
シュラフ(1)
シュラフカバー(1)
マット(1)
エアマット(1)
細引きやビナやソーンスリング(1)
ショベル(1)
トイレきっと(1)
クッカー(1)
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感想
今回の主目的は、雪の上での初テント泊。とりあえずそれを経験してみたいと、持っているエアライズ1(完全一人用テント)でソロテント泊を楽しんできました。
テントを担ぐのに加えて、重量ある厳冬期用シュラフに、アイゼン、ショベル、シェルなど、とにかく「重量を背負って歩いてみる」こと、そして「寒いテントをどうやて暮らすか」を体験することが目的でした。しかも、雪が少ないため、黒百合ヒュッテでテント泊ユーザーに水が提供できないということから、水は買うか担ぎ上げるしかないとのこと。で、2L=2kgの水を担ぎ上げるという試練。
ともあれ、テン泊が目的ということから、山よりも、初心者が過ごせる雪山テン場ということで、黒百合ヒュッテさんを選択させていただきました。昨年、小屋を利用させていただいたことがあるということで、選んだ次第です。
結果というかなんというか、昨年と比べると圧倒的に少ない雪。そして両日とも晴れ。いずれも、初トライのわたくしにはラッキーでした。昨年のGWの常念山脈縦走も、例年ならば残雪期で厳しい山行になるはずだったのが結果的に救われたのと同じく、天候に恵まれていろいろ体験できています。
雪山テント。
雪は少なかったけど、学びと反省を得ることができました。
雪用ジュラルミンペグは、自信がないまま、こんなもんかな?と埋めたけど、翌朝までしっかりきいてくれていました。夜中に風が強くなり、かなり大きな「バサバサ」という音が聞こえて不安になって眠れなくなってしまったので嫌々ながら外に見に行ったところ、ちゃんとペグがきいていて安心できました。
全部で10か所くらいペグを打ったけど、そのうち、雪埋めしたのは3か所、残りは、雪が少ないので普通のペグ打ち。それら全部、一晩しっかり保ってくれました。抜くのに難儀するほど!だけど、こないだ、年末の奥秩父で凍りついた地面から抜くときよりは難儀しなかったかな。
大きな反省点は、雪の少なさにかまけて、整地をそれほどしなかったため、床がでこぼこでストーブ焚くときにグラグラ。また、寝たときにエアマットが滑る…。ちょっと斜めだったみたい。
とはいえ、初めて使う外張りのスカートを留める際に予備で持って行った細引きが役に立ったりなど、テン泊に細引き予備があることのありがたさや、ロープワークをぼんやりでも知っていてよかったことなど、知識をいろいろ活用できたことがめちゃ楽しかったです。が、手袋をしたまま、凍える手で細引きを結ぶのが困難すぎて。練習あるのみ、なのかなあ…。
もっと雪があったら、アイゼンやピッケルをペグ代わりに使うテクも活用できたのでしょうが、今回はそれはお預け。とはいえ、なんでしょうか、知っている知識総動員、的な知的好奇心をくすぐられる楽しいひと時であったことは間違いありません。。
山を初めてまだ1年半。
この天狗岳、黒百合ヒュッテは、2014年の12月23日にツアーで来て、その晩はサンタコスプレなどしてはしゃいでたのですが、あれから一年か・・・。まさか自分がテントで来ることになるとは!びっくりながら、山を趣味とする奥深さを感じます。
シーズン中に、もっと積もった雪の中、雪かき整地や降雪中設営など、ホントの雪山テン泊も練習してみたいなあ!
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