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Yamareco

記録ID: 794578
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山市 迎春!椿、梅、躑躅、菜の花開花~新庄山&岩倉山周遊

2016年01月10日(日) [日帰り]
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Machapuchare その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:21
距離
9.0km
登り
433m
下り
420m
歩くペース
ゆっくり
2.02.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:50
休憩
0:30
合計
3:20
13:28
44
スタート地点(三徳園駐車場)
14:12
14:15
12
新庄山登山口
14:27
14:30
11
新庄山頂上(山城跡)
14:41
14:46
4
高尾展望台
14:50
14:52
17
南光台
15:09
15:09
10
明王寺参道入口
15:19
15:22
17
石池
15:39
15:39
15
岩倉山登山口
15:54
16:02
4
岩倉山磐座展望地
16:06
16:07
18
岩倉山頂上
16:25
16:25
7
馬路山池
16:32
16:37
11
明王寺本堂
16:48
ゴール地点(三徳園駐車場)
春の息吹を感じる三徳園、新庄山、明王寺、岩倉山の自然を楽しむコース
歩行距離9km、歩行時間2時間50分、歩行数16,500歩
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 新庄山の登山口となる三徳園(小鳥の森)の駐車場に自動車数十台程停めることができます。また、明王寺(みょうおうじ)の参道入口<写真22>前の県道83号南側にも駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
 三徳園に入らなければ駐車場(スタート地点)から新庄山登山口<写真14>まで数分で行けます。登山口から頂上<写真16>までは岩盤状の道が続きます。傾斜も少し急ですが足場がしっかりとしているので、濡れているときの下り以外は大丈夫だと思います。
 岩倉山周辺は石池<写真23>から岩倉山南の登山口<写真26>までの道(旧生活道)以外は整備されています。石池から南東に向かうと、踏み跡ははっきりしていますが、途中に倒竹があり(標高50mでGPSログの小さく折れ曲がった部分)、そこから果樹園<写真25>まではササをかき分けて進みます。岩倉山頂上の北北東にある祠周辺<写真32>は道がいくつかあるので、どの方向に向かうのか地形図やコンパスで確認が必要です。特に頂上から北に下りるときは、気が付いたら反対方向に向かって歩いていたということもありうるので、コンパスは必携です。
その他周辺情報 三徳園の入園は無料ですが、利用時間は午前9時から午後5時までです。研修館は青少年の団体研修に利用でき、宿泊費は子供310円、大人1250円です。事前に電話での予約が必要です。
01三徳園駐車場
小鳥の森入口の道標の側から駐車場を見下ろしてみました。写真左奥に見えている芝生広場は、週末になるとファミリーでにぎわいます。
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01三徳園駐車場
小鳥の森入口の道標の側から駐車場を見下ろしてみました。写真左奥に見えている芝生広場は、週末になるとファミリーでにぎわいます。
02大王松&農業展示館
三徳園駐車場の北側に大王松(ダイオウショウ)が植えてありました。その名の通り、マツ属でもっとも長い葉を持ち、一塊が人間の頭よりはるかに大きいです。その奥に見えている白い建物が農業展示館で、農機具などを展示してあります。
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02大王松&農業展示館
三徳園駐車場の北側に大王松(ダイオウショウ)が植えてありました。その名の通り、マツ属でもっとも長い葉を持ち、一塊が人間の頭よりはるかに大きいです。その奥に見えている白い建物が農業展示館で、農機具などを展示してあります。
03三徳園水車&池
園内に水車がありましたが、機能しているかどうかはわかりません。
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03三徳園水車&池
園内に水車がありましたが、機能しているかどうかはわかりません。
04ナンテンロード
数m程ですが、ナンテンの並木があり、振り返ってみるときれいでした。
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04ナンテンロード
数m程ですが、ナンテンの並木があり、振り返ってみるときれいでした。
05菜の花
<写真04>のすぐ東隣に小さな菜の花の花壇があり、ちょうど満開でした。ここからさらに奥の梅園に向かうと、白梅と紅梅が1本ずつ咲き始めていました。例年の見頃は3月に入ってからですが、今年は早そうです。
05菜の花
<写真04>のすぐ東隣に小さな菜の花の花壇があり、ちょうど満開でした。ここからさらに奥の梅園に向かうと、白梅と紅梅が1本ずつ咲き始めていました。例年の見頃は3月に入ってからですが、今年は早そうです。
06八重咲ピンクツバキ
最奥のツバキ展示園では、ツバキがいくつか咲いていました。くしゃくしゃになった花弁が特徴の獅子咲きの品種です。「獅子頭(ししがしら)」とは獅子咲きの品種の総称だと思っていましたが、本来はツバキとサザンカの交雑種で<写真08>のような花の形の1品種のことだそうです。関東では「獅子頭」から生まれた品種を寒椿、関西では獅子頭と呼びます。
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06八重咲ピンクツバキ
最奥のツバキ展示園では、ツバキがいくつか咲いていました。くしゃくしゃになった花弁が特徴の獅子咲きの品種です。「獅子頭(ししがしら)」とは獅子咲きの品種の総称だと思っていましたが、本来はツバキとサザンカの交雑種で<写真08>のような花の形の1品種のことだそうです。関東では「獅子頭」から生まれた品種を寒椿、関西では獅子頭と呼びます。
07八重咲薄ピンクツバキ
ほとんど白と言ってもいい淡いピンク色の花はとても清楚できれいでした。咲き始めでした。ツバキ展示園には50種300本のツバキがあるそうですが、密集しているためか、それほどの規模には感じられません。
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07八重咲薄ピンクツバキ
ほとんど白と言ってもいい淡いピンク色の花はとても清楚できれいでした。咲き始めでした。ツバキ展示園には50種300本のツバキがあるそうですが、密集しているためか、それほどの規模には感じられません。
08八重咲斑入りツバキ
数本あり、3〜4分咲きでした。木の根元の辺りに名札がありましたが、忘れてしまいました。
08八重咲斑入りツバキ
数本あり、3〜4分咲きでした。木の根元の辺りに名札がありましたが、忘れてしまいました。
09センダンの実
苦棟子(くれんし)と呼ばれ、しもやけなどに効く漢方薬になりますが、毒があるため食べられません。「栴檀は双葉より芳し」といいますが、このセンダンはビャクダン(白檀)のことです。
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09センダンの実
苦棟子(くれんし)と呼ばれ、しもやけなどに効く漢方薬になりますが、毒があるため食べられません。「栴檀は双葉より芳し」といいますが、このセンダンはビャクダン(白檀)のことです。
10セコイアメスギの実
直径1cm程の実がたくさんできていました。セコイアメスギはメタセコイアと同じくヒノキ科の高木で、セコイアとも呼ばれます。世界最大の木はカリフォルニア州「レッドウッド国立公園」にあり、樹高は110mを超えるそうです。
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10セコイアメスギの実
直径1cm程の実がたくさんできていました。セコイアメスギはメタセコイアと同じくヒノキ科の高木で、セコイアとも呼ばれます。世界最大の木はカリフォルニア州「レッドウッド国立公園」にあり、樹高は110mを超えるそうです。
11コウヨウザンぼっくりの生成過程
コウヨウザン(広葉杉)は中国南部や台湾原産のスギ科の高木です。こちらも直径1cm程の黄緑色の実がなっていました。茶色くなった大きいものは4cm程で、地面にもたくさん落ちていました。見やすくしようと枝を少し引っ張ってしまってごめんなさい。
11コウヨウザンぼっくりの生成過程
コウヨウザン(広葉杉)は中国南部や台湾原産のスギ科の高木です。こちらも直径1cm程の黄緑色の実がなっていました。茶色くなった大きいものは4cm程で、地面にもたくさん落ちていました。見やすくしようと枝を少し引っ張ってしまってごめんなさい。
12紅梅
梅園で咲き始めだったのと同じ品種が咲いていました。こちらのほうが日当たりがいいので3〜4分咲きでした。
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12紅梅
梅園で咲き始めだったのと同じ品種が咲いていました。こちらのほうが日当たりがいいので3〜4分咲きでした。
13白梅
やはり梅園で見かけた品種で、名札には「大栗小梅」と書いてありました。これも3〜4分咲きでした。早咲きで梅干しに適しているそうです。
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13白梅
やはり梅園で見かけた品種で、名札には「大栗小梅」と書いてありました。これも3〜4分咲きでした。早咲きで梅干しに適しているそうです。
14新庄山城跡登山口
三徳園の一番南の道を砂川まで歩くと、新庄山城跡の登山口がありました。鳥居を潜ると岩盤だらけの登山道が続きます。
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14新庄山城跡登山口
三徳園の一番南の道を砂川まで歩くと、新庄山城跡の登山口がありました。鳥居を潜ると岩盤だらけの登山道が続きます。
15登山口横のお稲荷様
<写真14>の向かって左側(東側)に小さな祠と備前焼のお稲荷様がいました。ミニチュアサイズでかわいかったです。
15登山口横のお稲荷様
<写真14>の向かって左側(東側)に小さな祠と備前焼のお稲荷様がいました。ミニチュアサイズでかわいかったです。
16新庄山頂上&城跡&石鉄神社
新庄山の山頂は築城年代が不詳の山城跡です。新庄山城は、天文18年(1549年)に砥石城を攻略した恩賞として宇喜多直家に与えられましたが、その前年に浦上宗景に攻められ焼失した、あるいは永禄2年(1559年)に中山信正・新庄安政の軍勢に攻められ一部を焼失したともいわれています。宇喜多直家は出雲国の尼子経久・安芸国の毛利元就と共に中国地方の三大謀将と言われた武将です。
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16新庄山頂上&城跡&石鉄神社
新庄山の山頂は築城年代が不詳の山城跡です。新庄山城は、天文18年(1549年)に砥石城を攻略した恩賞として宇喜多直家に与えられましたが、その前年に浦上宗景に攻められ焼失した、あるいは永禄2年(1559年)に中山信正・新庄安政の軍勢に攻められ一部を焼失したともいわれています。宇喜多直家は出雲国の尼子経久・安芸国の毛利元就と共に中国地方の三大謀将と言われた武将です。
17新庄山頂上石鉄神社祠
石鉄神社<写真16>の裏に小さな祠がありました。新庄山城跡(奈良部城)城主の新庄助之進と伊予前神寺の分霊を祀っているようでした。
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17新庄山頂上石鉄神社祠
石鉄神社<写真16>の裏に小さな祠がありました。新庄山城跡(奈良部城)城主の新庄助之進と伊予前神寺の分霊を祀っているようでした。
18新庄山から熊山眺望
新庄山の頂上から北東方向に熊山が眺望できます。上部はなだらかなフォルムですが、山肌にはたくさんの岩が露出しています。
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18新庄山から熊山眺望
新庄山の頂上から北東方向に熊山が眺望できます。上部はなだらかなフォルムですが、山肌にはたくさんの岩が露出しています。
19高尾展望台
新庄山の頂上を過ぎると道は緩やかになりました。岩盤もありますが滑る心配はありません。高尾展望台は南西から南東にかけて展望が効き、周辺にコバノミツバツツジが生えた東屋でゆっくり休憩もできます。ここから動画を撮りました。
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19高尾展望台
新庄山の頂上を過ぎると道は緩やかになりました。岩盤もありますが滑る心配はありません。高尾展望台は南西から南東にかけて展望が効き、周辺にコバノミツバツツジが生えた東屋でゆっくり休憩もできます。ここから動画を撮りました。
20南光台
ザレた道を西に進むと急に開けた所に出ました。南方面を望むことができます。
20南光台
ザレた道を西に進むと急に開けた所に出ました。南方面を望むことができます。
21ヒョウタン池&明王寺
明王寺<写真34、35>をいったんスルーしてコンクリート道を下りながら振り返ると、ひょうたん型の池越しに明王寺が見えました。
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21ヒョウタン池&明王寺
明王寺<写真34、35>をいったんスルーしてコンクリート道を下りながら振り返ると、ひょうたん型の池越しに明王寺が見えました。
22明王寺参道入口
舗装道路に出た所です。道の南側にある空き地が明王寺の駐車場のようです。時々通る車に気をつけながら西へと向かいます。
22明王寺参道入口
舗装道路に出た所です。道の南側にある空き地が明王寺の駐車場のようです。時々通る車に気をつけながら西へと向かいます。
23石池
この辺りではもっとも大きな池です。池の東から北東にかけて、なだらかな山がいくつも見えます。三徳園から池の北を周るコースもあります。
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23石池
この辺りではもっとも大きな池です。池の東から北東にかけて、なだらかな山がいくつも見えます。三徳園から池の北を周るコースもあります。
24石池のカルガモ
なぜかこの池にだけカルガモがたくさんいたので動画を撮ってみました。全国でほぼ一年中見られるカモで、くちばしの先端が黄色いのが特徴です。ここから南東に延びるコンクリート道に入りましたが、すぐにガタガタの未舗装道になり、しまいには肩幅程の細道になりました。
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24石池のカルガモ
なぜかこの池にだけカルガモがたくさんいたので動画を撮ってみました。全国でほぼ一年中見られるカモで、くちばしの先端が黄色いのが特徴です。ここから南東に延びるコンクリート道に入りましたが、すぐにガタガタの未舗装道になり、しまいには肩幅程の細道になりました。
25サザンカ&甘夏?&岩倉山
踏み跡はわかる細道をさらに進むと倒竹があり、自分は右に巻きましたが、連れはその下を何とか潜り抜けました。標高50mでGPSログの小さく折れ曲がった部分です。ササをかき分けてなおも進むと、急に果樹園に出ました。ここからはまたきれいなコンクリート道になり、ほっとしました。
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25サザンカ&甘夏?&岩倉山
踏み跡はわかる細道をさらに進むと倒竹があり、自分は右に巻きましたが、連れはその下を何とか潜り抜けました。標高50mでGPSログの小さく折れ曲がった部分です。ササをかき分けてなおも進むと、急に果樹園に出ました。ここからはまたきれいなコンクリート道になり、ほっとしました。
26岩倉山登山口
岩倉八幡宮への道の途中に岩倉山登山口がありました。岩盤を歩く細道はきれいに整備されていました。
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26岩倉山登山口
岩倉八幡宮への道の途中に岩倉山登山口がありました。岩盤を歩く細道はきれいに整備されていました。
27岩倉山コバノミツバツツジ
岩盤がなくなった頃、コバノミツバツツジの花を見つけました。よく咲いていましたが、この木だけでした。磐座展望地<写真28>までコバノミツバツツジロードが断続的に続きます。
27岩倉山コバノミツバツツジ
岩盤がなくなった頃、コバノミツバツツジの花を見つけました。よく咲いていましたが、この木だけでした。磐座展望地<写真28>までコバノミツバツツジロードが断続的に続きます。
28岩倉山磐座展望地
周辺は岩倉山遺跡と呼ばれ、鎌倉から室町時代にかけて磐座として祭祀が行われていたようです。土師器が出土しています。周辺にはコバノミツバツツジが群生しています。
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28岩倉山磐座展望地
周辺は岩倉山遺跡と呼ばれ、鎌倉から室町時代にかけて磐座として祭祀が行われていたようです。土師器が出土しています。周辺にはコバノミツバツツジが群生しています。
29岩倉山磐座より南方面眺望
磐座展望地<写真28>からは北から南西を望むことができます。この少し南から動画を撮りました。ここから引き返し、岩倉山頂上に向かいます。分岐は少しわかりにくいのですが、赤テープがありました。
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29岩倉山磐座より南方面眺望
磐座展望地<写真28>からは北から南西を望むことができます。この少し南から動画を撮りました。ここから引き返し、岩倉山頂上に向かいます。分岐は少しわかりにくいのですが、赤テープがありました。
30岩倉山ピーク標
周辺は木々が茂ってこれがなければ頂上だとはわからないようなロケーションです。一度は見落としてスルーしてしまいました。
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30岩倉山ピーク標
周辺は木々が茂ってこれがなければ頂上だとはわからないようなロケーションです。一度は見落としてスルーしてしまいました。
31岩倉山頂上
ここだけ少し広くなっています。きれいな土の細道を下ってみることにしました。たまにシダが邪魔になりますが、ビニールテープやビニールひもが随所にあり、足元もはっきり見えました。

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31岩倉山頂上
ここだけ少し広くなっています。きれいな土の細道を下ってみることにしました。たまにシダが邪魔になりますが、ビニールテープやビニールひもが随所にあり、足元もはっきり見えました。

32謎の祠?
岡山県の埋蔵文化財の地図によれば、この東南東にある標高110mの小ピークに磐座があるそうです。ここから東に進みましたが、遠回りになりそうだったので、途中で引き返しました。北方面に向かう鉄塔道に出られたのでほっとしました。
32謎の祠?
岡山県の埋蔵文化財の地図によれば、この東南東にある標高110mの小ピークに磐座があるそうです。ここから東に進みましたが、遠回りになりそうだったので、途中で引き返しました。北方面に向かう鉄塔道に出られたのでほっとしました。
33馬路山池より岩倉山望む
舗装道路に出て振り返ると、馬路山池のほとりに岩倉山が見えました。明王寺参道入口<写真22>へと向かいます。
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33馬路山池より岩倉山望む
舗装道路に出て振り返ると、馬路山池のほとりに岩倉山が見えました。明王寺参道入口<写真22>へと向かいます。
34明王寺本堂
参道の石段を上っていると、地蔵堂の脇から本堂が見えてきました。石段を上り切ってから南東へ少し下ると、痔などの病気の人にご利益があるという猿光稲荷大明神があり、近くにカボチャのオブジェがありました。
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34明王寺本堂
参道の石段を上っていると、地蔵堂の脇から本堂が見えてきました。石段を上り切ってから南東へ少し下ると、痔などの病気の人にご利益があるという猿光稲荷大明神があり、近くにカボチャのオブジェがありました。
35明王寺本堂&観音堂&ナス
本堂に戻ると、今度はナスがありました。毘沙門天をご本尊とする本堂の左側の観音堂は、瀬戸内三十三観音霊場十一番札所で、平安時代初期の作とされる聖観音立像は国の重要文化財に指定されています。三徳園駐車場に戻る途中で閉園の予告アナウンスと音楽が流れ始めたので焦りました。
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35明王寺本堂&観音堂&ナス
本堂に戻ると、今度はナスがありました。毘沙門天をご本尊とする本堂の左側の観音堂は、瀬戸内三十三観音霊場十一番札所で、平安時代初期の作とされる聖観音立像は国の重要文化財に指定されています。三徳園駐車場に戻る途中で閉園の予告アナウンスと音楽が流れ始めたので焦りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー 地形図 コンパス ファスナー付クリアーファイル 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 【春の訪れを感じるシーン】
 今回登った山は新庄山125m、高尾137m、岩倉山153mといずれも低山です。当然のことながら厳冬期のこの時期でも雪とは無縁です。その代りに春の訪れを感じさせる植物を見ることができました。菜の花、梅の花、椿の花、コバノミツバツツジの花…と、まだ1月上旬のこの時期に見られる想定をしていなかったので、サプライズでした。暖冬の影響もあるのかもしれませんが、これから数ヶ月の間は、春の訪れと春の深まりを感じさせるシーンを段階的に毎週見られるかと思うと、今後の山行がとても楽しみになります。

 【歴史の点と点を結ぶ山行】
 岡山市の東エリアには“浮田(うきた)”と名の付く固有名詞がいくつかあります。浮田小学校、浮田神社…。また、戦国武将の宇喜多(うきた)氏ゆかりの地もたくさんあります。この“浮田”と“宇喜多”のつながりが初めて今回わかりました。宇喜多氏(うじ)は嫡流は「宇喜多(宇喜田)」、庶流は「浮田」と称しているようです。
 瀬戸内市立図書館には宇喜多氏に関する書籍が30数冊もあるようです。今回の新庄山城跡のみならず、宇喜多直家生誕の地と云われた砥石(といし)城跡、宇喜多直家出世の城と伝えられる乙子城(おとごじょう)跡、下剋上の起点となった浮田(うきた)小学校隣にある亀山城跡、秀吉の高松城の水攻めで功労者となった宇喜多秀家が築城した岡山城など宇喜多家縁の史跡が多数あります。特に最近は行く先々で宇喜多家ゆかりの史跡に出会います。偶然にも歴史の点と点を結ぶ山行を重ね、宇喜多家という備前の国に一時代を築き上げた一族の軌跡を辿ることができました。


 

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