山上は別世界 白銀の赤坂山〜寒風周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 853m
- 下り
- 852m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:54
天候 | ルートはほぼガスに包まれました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
武奈の木平から上で積雪がありました。 深いところで膝上ほどでしたが踏み抜きなどはあまりなく、それほどストレスを感じずに歩けました。 栗柄越から寒風のルートは今日はうっすらトレースが残り、辿って歩けました。 トレースのない日もあるので、比較的わかりやすい尾根の地形を地形図で確認しながら歩くのがよさそうです。 寒風手前の稜線には雪庇が付いていました。 育つとかなり大きくなりそうです。 通行時に要注意ですね。 |
その他周辺情報 | 登山口手前に日帰り入浴施設「さらさ」があります。 700円(サウナはなし) |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
先週に赤坂山が白くなってるとの情報をもらい、さっそく行ってみました。
滋賀県でもここはもう福井県との県境。 天気予報では当然のように雲マーク。
でも雪山歩きができるのなら天気は二の次!
いつものように少しでも早い出発を目指しますが、現地着は6時前でした。
登山口のマキノ高原から山を見上げても、暗くて雪の様子はわかりません。
登山口もスキーリゾートのはずなんですが、この標高では雪の気配はありません。
暗い中を登り始めます。
じきに空がうっすら白み始め、大谷山方面の稜線に目をやるといくらか雪を付けているようです。
忘れないようにザックに入れたアイゼン、使う機会はあるかな・・・
武奈の木平あたりから風景が白くなり、さらに標高を上げて木の枝が白くなり始めると、やっとイメージ通りのモノトーンの世界です。
このルートは南東斜面を上がるので北風は遮られ、ほぼ無風の快適な登りです。
栗柄越で右に曲がると山頂までは広い台地。 待ってましたとばかり北風が吹きつけてきます。
風速は7〜8mほどで、そう強くもないのですが、急に吹かれるとやっぱり寒い!
温度計はー2〜ー3度の表示ですから体感では−10度あたりですね。
山頂部はガスが出ています。 風で動きは早そうですが、思ったよりも濃いガスで視界は狭い状態。
栗柄越まで戻り大谷山方面へ、寒風までの稜線を歩きます。
以前にこの稜線を歩いた時は雪で完全に道が消え、地形図を頼りに不安なハイクでした。
今回はガスで地形を見渡そうにも限度があり、正直どうしようかと思ったんです。
すると、分岐から見えるルートに沿って、一人が歩いたトレースが残っているのが見えました!
昨日のトレースかな? 靴跡は残ってないけどなだらかな凹凸が続いてる・・・
おまけに見える範囲では前回のように雪の量は多くなく、なんとかルートを追えそうな雰囲気です。
こんな状況で無防備にトレースを追いかけて、途中で道を見失う愚は避けないといけません。
この風では自分のトレースが消えることはないのでどこからでも引き返すことはできます。
それと、地形図上で現在位置を頻繁に確認すること。
勢いだけで歩く癖を押さえて安全に・・・(怪しい!)
そんな及び腰の雪山歩きでしたが、今シーズン初めてまともに雪を踏んだ楽しさは十分に堪能しましたよ♪
まだ膝ほどの深さしかありませんが、張り出しかけた雪庇があり、時々差し込む太陽の光に森の木がシルエットの風景を作り、なんかガスの中に一人でいる贅沢を楽しんでいました。
下り始めるとまず木々の枝が白くなくなり、ガスが次第に消えて下界がはっきり見渡せるように。
道の雪が消えて、地面の堅さを足に感じると、 あ、下りてきた と。
(ほんの何時間かお散歩程度の雪山でしたが)
結局アイゼンを使う場面はなく、ツボ足で歩いてしまいました。
雪山はやっぱりいい!
雪を踏んで歩くだけで、他に何もなくてもテンション上がるし楽しいし。
また来ますね!
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