大河を見たので岩殿山(猿橋見学も)

2016年01月16日(土) [日帰り]

• GPS: 06:47
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,375m
• 下り: 1,352m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:48

7:26 猿橋駅
7:42 7:53 猿橋
8:18 8:18 百蔵山登山口バス停
8:39 8:39 百蔵山登山口バス停
9:37 9:38 百蔵山
9:55 9:55 表登山道分岐
10:16 10:16 金比羅宮
10:44 10:44 福泉寺前バス停
10:57 11:03 岩殿上バス停
11:30 11:47 岩殿山
12:35 12:37 天神山
13:02 13:02 稚児落し
13:59 14:10 大月駅
14:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

JR横浜線東神奈川5：37発→6：31八王子着JR中央線松本行き6：35発→7：15猿橋
冬になり中央線は大分空いているので普通に座れます。

コース状況／危険箇所等

　百蔵山(東ルート)：道は明瞭、一部泥濘あり積雪、凍結等はなし多少勾配のあるところで落ち葉も積もっていますので足元注意で。
　百蔵山〜福泉寺方面：ルート上倒木が何か所かあり、この時期は葉も落ちて比較的明るい道です。
　岩殿山：よく整備されています。
　岩殿山〜稚児落とし：鎖場が数か所あり、しっかり整備されています今回兜岩の鎖は団体さんで大渋滞していたのでスルー巻き道は道幅が狭いところもあるので足元ご注意を。

その他周辺情報

トイレ：猿橋、百蔵山(東ルート)浄水場手前の広場にあり

写真

1/16 7:23

昨年末に続いて猿橋駅にて下車、今回は北口からスタート目的地はすでに見えていますが。

1/16 7:40

「申年」という事で何となく猿橋を見物してから行くことに。

1/16 7:41

まだ早いのでお店も何もやっていません。

1/16 7:43

おサルのトーテムポール。

1/16 7:43

地味に重要文化財、詳しい説明は見当たらず。

1/16 7:44

トイレの脇に隠れるように建っている像、ウォークマン聞いてます？

1/16 7:45

本題の猿橋。

1/16 7:46

この橋大河で温水さんが演じていた小山田さんのおじいさんの頃に合戦があったそうです。

1/16 7:49

少し降りたところから、こんなところに橋かけるのは大変ですよね。

1/16 7:49

魚が沢山泳いでいます。

1/16 7:50

結構大きいですよ。

1/16 7:51

でも釣ったらだめです、上の「黄金の国」？っていうのが気になります。

1/16 7:52

では猿橋渡って前進。

1/16 7:53

先ほどの「水路橋」も良く見えます。

1/16 8:03

猿橋駅から百蔵山へ向かうルートまで戻ってきました。

1/16 8:05

後の目的地「岩殿山」先週大河ドラマ「真田丸」みて久しぶりに行きたくなりました、ここから勝頼さんが岩殿まで行ったらとか岩櫃に行っていたらと歴史妄想タイム。

1/16 8:18

ほんとはここを左(写真左の道)に行かなければいけないのに頭の中はすっかり歴史妄想でいっぱいで直進・・・結構進んでから戻ってきました(笑)

1/16 8:40

案内は親切にあるのでちゃんと従いましょう。

1/16 8:42

左に行けば西ルート右に行けば東ルートです。

1/16 8:46

今回は東ルートから、浄水場の所に公衆トイレあり。

1/16 8:51

浄水場周辺は開けていて富士山ビューポイント。

1/16 8:52

駅を出て1時間半ようやく登山口に到着(笑)

1/16 9:00

道は明瞭です。

1/16 9:09

一部泥濘有、それほど長くは無いですが。

1/16 9:14

ぐいぐいと登って行きます。

1/16 9:31

勾配はそこそこ、ロープも設置してありますので滑って不安の方は使いましょう。

1/16 9:35

扇山からのルートに合流。

1/16 9:35

ここから平坦な道をしばらく行けば。

1/16 9:37

百蔵山山頂に到着。

1/16 9:38

「百蔵大明神」維新百年記念とあります廃仏毀釈の中で取り壊されたとか勝手に考えていますが不明です。

1/16 9:40

申年なので昨日パン屋さんでかった「モンキーパンと日本一」

1/16 9:45

予定通り綺麗な富士山が見れました。

1/16 9:45

1/16 9:46

山頂は広いです、ベンチは一個だけですが。

1/16 9:54

では出発、岩殿方面は直進。

1/16 9:54

今年初チャッピー

1/16 10:03

しばらくは小さいアップダウンの道

1/16 10:07

この標識から一気に下り開始。

1/16 10:14

祠とかいくつか。

1/16 10:16

とりあえず安全をお願いします。

1/16 10:16

鐘もありました。

1/16 10:26

こちらのルートは倒木は所々にあり

1/16 10:30

集落が見えてきますした。

1/16 10:32

百蔵山下山です前半戦終了。

1/16 10:37

続いて岩殿山へ

1/16 10:38

道中車の中や道行く人に不思議そうな顔で見られるので「登山者は珍しくないだろうけど」と思っていましたがあとで思えば半袖状態で歩いていたのが原因だったかもです。

1/16 10:47

いい天気です。

1/16 10:47

百蔵山方面を振り返る。

1/16 10:57

円通寺からショートカットで上へ。

1/16 10:58

少し氷張ってました。

1/16 10:59

今回はしっかり道を見ていたのでサクッと登山道入り口発見。

1/16 11:00

1/16 11:03

整備された階段が多いです。

1/16 11:07

道は土で脚にやさしいですが。

1/16 11:12

山頂の前に「七社権現」へ

1/16 11:14

こんな洞窟があります。

1/16 11:15

「岩殿大神」さん

1/16 11:16

なんだか執念のようなものを感じるほどの石の積様・・・

1/16 11:19

戻って山頂目指します途中からぱしゃり。

1/16 11:24

電波塔のあるところが山頂です。

1/16 11:27

1/16 11:28

城跡なので構造の案内が沢山。

1/16 11:32

山頂は電波中継施設などが沢山、昔も烽火台があり通信の要所だったようです。

1/16 11:41

山頂棒ではなく「烽火台」棒が最高点を指してる様です。
そして本日のおやつは「武田騎馬隊」にちなんで「にんじん」(の米菓子)

1/16 11:45

山頂=本丸、小さい山城ですが東国屈指の堅城と評されますね。

1/16 11:49

山頂は狭いですがすぐ下の馬場は広いです。

1/16 11:50

山頂からは富士は樹間から。

1/16 11:51

広いとはいえ馬とか訓練するには少々狭い気もします。

1/16 11:52

馬場の先に東屋があり立派な看板もあり

1/16 11:53

お城の構え。

1/16 11:54

東屋のあるスペースからは富士山良く見えます。

1/16 11:55

なのでここにこの看板・・・「山頂」この先→のシールがちょっと悲しいですね(笑)山梨百名山の標柱もここに建ってますし頑張れ山頂！

1/16 11:56

「岩殿山」岩だらけの要害ですが風化とかで落石もあるようで「岩ゴロ山」でもある様です。

1/16 11:57

どこも切れていて攻めるのは大変そう。

1/16 11:57

看板の案内は基本シンプル

1/16 12:00

この大岩の間に門があったそうで、人数もかけられない狭いスペースですし守りやすい事この上ないですね。

1/16 12:00

1/16 12:02

では稚児落としへ向かいます。

1/16 12:03

向かう途中もこんな壁

1/16 12:04

歩きやすい道です

1/16 12:10

城はこの辺までのようですね。

1/16 12:12

6万6千ボルトが流れているそうです、「君の瞳」6.6人に相当しますから強力ですね(笑)

1/16 12:16

鎖場には巻き道も用意されています。

1/16 12:17

鎧岩への登り。

1/16 12:17

鎧岩の鎖、梯子もありますしステップになるものも多いです。

1/16 12:18

上から見たところ、距離もあるわけではありません。

1/16 12:21

一番の楽しみ？兜岩の鎖が団体さんで大渋滞・・・2，30分はかかると思ったので

1/16 12:24

仕方ないので巻き道を行きます。

1/16 12:25

少々道が細いところもあります。

1/16 12:30

合流したところで岩殿山を振り返る。

1/16 12:32

昨年末に歩いた九鬼山方面。

1/16 12:44

しばらくのんびり歩くと・・・

1/16 12:46

「稚児落とし」が出現

1/16 12:47

今日も切れてます！

1/16 12:51

標高は低いですが絶壁なので高度感は楽しめます。

1/16 12:52

見晴らしは抜群です。

1/16 12:52

しかしこのころには富士山は雲に隠れてきていました。

1/16 12:55

日差しも温かいいい陽気でした。

1/16 13:11

下り始めてすぐにちょっとした鎖、勾配はきつくは無いです。

1/16 13:21

スタスタ下って登山道終了。

1/16 13:37

富士山見えれば花咲山にもよるつもりでしたが曇って来てましたし・・・

1/16 13:37

手前の自販機ですでにこんなものをゲットしていたので当然行きませんよね(笑)

1/16 13:40

高速の下を通過。

1/16 13:50

滝子山や小金沢方面。

1/16 13:56

陸橋渡ってるところで富士急行の「フジサン特急」が走ってきたのでパシャリ。

1/16 13:56

いろんな富士山。ニュースで見ましたが私が見たのは新型車両のようです。

1/16 14:04

大月駅に到着。

1/16 16:29

予定より早かったので帰りに横浜で美味しいカフェラテを飲んで帰りました。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

masat

　週末連休取れれば少し雪のあるところでもと思っていましたが残念ながら仕事が入り断念、どうしようかと思っていてふと先週から始まったNHK大河ドラマ「真田丸」を思いだし久しぶりに岩殿山城に行こうと計画。

　岩殿山だけでは少し物足りないのでどこかセットに、そういえば今年は申年だから猿橋も寄ろうと登山何だか観光なのか分からない感じになりましたがスタート、猿橋を久しぶりにゆっくり見て(朝早いので人は全然いません)百蔵山へ、途中岩殿を見ながら小山田さんが裏切らなかったらとか岩櫃に行っていたらと妄想全開で道を間違えたことに気付かず歩いていると突如ラジオ体操が！ふと我に返って良かったです(笑)
　百蔵山では予定通り綺麗な富士山堪能して岩殿山へ山頂では地元の方と少しお話ししてゆっくり、小山田さんはここで勝頼自刃の知らせを聞いたのかなーとかいろいろ考えながら城の縄張り見ながらゆっくり時間を過ごし稚児落としへ、ルート上の楽しみの一つだった兜岩の鎖で団体さんが大渋滞、どうもまだ鎖慣れしてない方の練習？できたようでリーダーらしき方が一人ずつ指示してますが人数多すぎ・・・相当待つ事になりそうなのでスルーしたのが少し残念でしたが稚児落としからいい眺めを見て下山、花咲山はまた次回という事で。
　暖かい日が続く冬ですがさすがに観光客は減っていてのんびり座って行き返り出来るいい時期ですね(爆睡していて気づいたら高尾についてましたが)

　せっかく歩いたばかりなので本日の「真田丸」もしっかり見たいと思います(個人的には武田＞真田な感じで好きなので勝頼さん自刃は悲しいシーンでしょうが)

　ようやく冬も本気出して今晩辺りから荒れ模様の場所も多そうで山も一気に様相が変わるでしょうから皆様お気をつけて。

コメント

aochanman777

あぶない人…
masat様

　今年初めての「八王子駅乗り換え」、乗り換え時間”４分間”という非常に微妙な時間ですが、無事間に合いまして何よりでした。
　masat様にとってはこの八王子駅での乗り換えこそ、登山全行程中の最大の”難所”だったことと思います。（←自力ではどうしようもないし…。とはいうものの先日、常磐線の朝のラッシュアワーの時間帯に、”重要な会議に間に合わせるため”という理由で停止中の電車の窓を開けて、線路に降りて駅に向かって歩き出したオッチャンがいましたね！駅で警察官に捕まっちゃいましたけど…）

　ところで『半袖』だったんですかぁ！？そりゃ周りの皆さんビックリすると思いますよ！masat様ご本人としては「安心してください！暑いだけですから…」なのかもしれませんけど…。
　私も昨年の真夏、ビキニギャルがわんさかいる湘南の海水浴場の浜辺から「海抜０ｍからの登山」ということで、登山スタイルで出発したのですが、浜辺での周囲からの視線は、それこそ真夏の太陽よりまぶしく感じたことを今でも忘れることができません。（おまけに手にはカメラも持っていたし…）

　ということで、お互い今年は山での「安全登山」に加えて、街中で周囲から通報されることのないよう注意していきたいものですね！

masat

Re: あぶない人…
aochanman777さん　こんにちは

　八王子駅の乗り換え、何年もお世話になっているおかげでダイヤ通りに動いているときは乗降位置なども覚えてしまったおかげで結構余裕です 中央線は季節ごとの客層も変わって面白いですしね

　怪しい人・・・実は岩殿に向かっているときにパトカーがサイレン鳴らして走って来たので少しドキドキしてました(笑)(もちろん事故か事件現場に向かって通り過ぎていきましたが)
　地元の方との話でもやはり非常に暖かいそうで山歩いてる時は「暑いですね〜」って挨拶をした人もいましたよ (ダウン着て歩いてる方もいましたが)私は夏の浜辺で登山スタイルで歩いていたら間違いなく「ちょっとお話し聞かせてもらえますか？」って警備員に声かけられること間違いなしなので絶対に近ずきません

　世の中的に街中でリュック背負って怪しい行動してたら警戒されやすいでしょうから下山してからも気を付けないといけませんね

namifuji

小山田さん
こんばんは。
今年の大河、私も非常に興味ある題材なので見ています！
岩殿城の小山田信茂さん、武田二十四将の一人に数えられる名将なのに、ドラマでは散々な描かれ方でしたね〜。
裏切りと離反が常の戦国時代、現代の価値観であんな風に描くのはちょっと疑問を抱かずにはいられませんが・・・まあ三谷幸喜のコメディとして見れば結構面白いですね！

って、山とは全く無関係な話題で失礼しました。

岩殿山、いつも大月あたりから望む勇姿に、いつか登りたいと思いながらまだ実現できていません。
今年こそはぜひ登りたい。
そんな思いを新たにさせていただいたレコでした。
ありがとうございます！

masat

Re: 小山田さん
namifujiさん　こんにちは

　ドラマでも「真田家」の生き残りの物語が序盤の中心のようですが小山田さんも武田の縁戚とはいえ「小山田家」を残すために悩んだ末でしょうから間違えたとすれば離反したことではなく時期を逸したことでしょうしね おかげでドラマでは織田家への手土産に真田家の人を人質にしようとしたり悪役を押し付けられてしまいましたね。個人的には草刈正雄さんの真田昌幸が結構ハマっています

　岩殿山、単体では距離的に微妙に感じてしまいますが眺望・鎖場・絶壁と山の面白さもいろいろ詰まってて面白いですし、お城という目線で見ると戦国期らしい地形を利用した要害っぷりが凄いので楽しめますのでぜひ