安達太良山 〜ホワイトアウト気味でも風が弱いから問題なし♪〜
- GPS
- 06:02
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 764m
- 下り
- 760m
コースタイム
天候 | 晴れ→曇り→小雪 ◆気温 勢至平(9時) −7℃ 山頂(11時) −4℃ ◆風速 峰の辻(10時) 4m/s 山頂(11時) 7m/s |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あだたら高原スキー場 ・7時到着で先客15台ほど ・トイレあり(レストハウス/ゴンドラ乗り場) ◆道の状況 朝は岳温泉から上部にうっすら積雪あり。下山時はほぼ融けていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆積雪 去年と比較すると積雪量は少ないが、踏み跡を外せば踏み抜く。特に勢至平〜峰の辻は深い。 ◆道迷い 山頂から薬師岳に下山する場合、ガスに巻かれると登山道と方向を見失う。GPS携行が望ましい。 ◆装備 凍結箇所はなく、クランポンよりワカンまたはスノーシューが有効。クランポンとピッケルは未使用だったが、ほとんどの登山者はクランポンを装着していた。 ※明日からの南岸低気圧で状況は激変すると思われるので注意!! |
その他周辺情報 | 登山口に日帰り温泉施設 『あだたら山 奥岳の湯』が出来ていた。 知っていたら温泉セット持ってきたのに! http://www.adatara-resort.com/ski/faciliti.stm#okudake |
写真
感想
今週は土曜日に新テントを受け取るという最優先任務があり、山行は日曜日の日帰りを計画。候補は安達太良山、白毛門、谷川岳といった標高2000m弱の雪山で、検討の結果、午前中までは天気が良さそうな安達太良山を選択した。
あだたら高原スキー場から見た安達太良山の頂上周辺には分厚い雲が乗っている。頭上は青空が広がるが、山の天気は良くなさそうだ。
青空の下、ダケカンバの森を歩く。旧道を登り、勢至平に向かう。凍結もなくツボ足で問題ない。多くの登山者に歩かれた道は適度に固められて歩きやすい。その歩きやすさも勢至平から峰の辻に向かう分岐で終わる。踏み跡を少し外せば深く沈み、行く手を遮る枝をくぐろうとするとザックが引っかかる。森林限界を越えるとホワイトアウトに近い視界。過去に6回登頂している山といえど油断は禁物。ただ、過去の安達太良山より容易に感じるのは風が弱いためだ。峰の辻に着いても山頂は見えないが、風が弱いので落ち着いて行動できる。登山道と空間の境が曖昧となる環境で10m先にいる人の姿もぼやけて見えるが、GPSとトレースを頼りに歩ける。
山頂直下からも見えない山頂。天候の回復は望めないが、山頂の祠を目指して「乳首」と呼ばれる山頂の斜面をツボ足で登る。ここでもクランポンは未使用だが何の問題もなかった。11時、通算7回目の登頂。
展望はないので牛ノ背に向かわず、薬師岳経由での下山に変更。下山し始めでトレースがほとんど見えず、視界もないので少し不安に感じたが、GPSで現在地を確認しながら進む。登山道を少しそれたが途中で合流し、それからは安心の登山道をずっと歩いた。下るにつれて周囲の状況が見えるようになるが、山頂は相変わらず雲の中。今日の安達太良山は顔を見せてくれないようだ。薬師岳から五葉松平、ゲレンデ脇を歩いてスキー場に戻る。カラフルなスキーウェアに身を包んだ方々を見て、「ああ、地上に戻った。」と感じた。
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