黒檜山(赤城山)ピストン
- GPS
- 04:46
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 459m
- 下り
- 456m
コースタイム
天候 | 曇のち小雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒檜山登山口からのトレースはあるものの、数日で雪が降り積もったため、山肌から新雪が70〜80cmあり、踏み抜くとしばしば山肌まではまる状況。雪がしまるまではアイゼンだけではなく、わかんやスノーシューの利用が良い。駒ケ岳登山口からのトレースは一切なし。 |
その他周辺情報 | 大沼が完全凍結していないため、湖畔の商店や食堂はいずれも閉店していた模様。 |
写真
装備
個人装備 |
ハンディアマチュア無線機
ハードシェル
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
スノーシュー
ピッケル
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感想
昨年の初めに中高の同級生であるitakuya氏とfacebookでつながった。
あるときふとitakuya氏に雪山経験があることを知り、赤城山に連れて行ってもらう話は年末から立ち上がっていた。
年明けから装備を検討し始め、最初は厳冬期用のブーツを購入するつもりでいたが、シリオのトレッキングブーツのソールがすり減ってきており、2足購入する余裕はないため、セミワンタッチアイゼンが取り付けられる登山靴を購入することに。
その他に、靴下、アイゼン、トレッキングポール、ブレスサーモ上下、アルパインスパッツ、そして前日になって、風が強そうだということでバラクラバも購入。
グローブとゴーグルはスノボ用の物を流用することに。
しかし、暖冬のため、肝心の雪が降らない! 雪がなけりゃ雪山じゃない! とやきもきした日々が経過しましたが、直前の17日に大雪が!!
今度は大雪から間もない平日ということで、ラッセルの必要性が高まってきました。
といった状況でドキドキしながら10時半頃に駒ヶ岳登山口に到着。誰のトレースもく、これは周回ルートは時間がかかり過ぎて無理と判断し、黒檜山登山口へ。
登山口付近には1台車が停まっていて、さらにあとから1台来ました。トレースも少しだけあります! ということで黒檜山登山口から山頂までのピストンをすることに決定!
とりあえず山頂で食べるカップ麺のためにコンロでお湯を沸かします。が、雪のちらつく中、なかなか沸騰しません。itakuyaさんは山専ボトルで自宅からお湯を持ってきていたので、着々と準備が進んでいます。なので、これ以上頑張るのは時間とガスの無駄と判断し、湯気が少し立ってきたところで象印のステンレスマグ・タフにぬるま湯を入れ、靴を履き替え、レインウェアの下を履き、スパッツを付け、アイゼンを付け、ハードシェルを着て、準備完了しました。
先頭を行くitakuya氏に続いて登山開始!
斜度がいきなり急で、膝まで雪に埋まります。ほんの少しトレースはあるものの、それもワカンかスノーシューを履いた登山者でしょう。我々はアイゼンのみ(itakuya氏はスノーシューも持ってましたが)なので、簡単に岩肌まで踏み抜き、腰まで埋まることも・・・。
途中何度か写真を撮るものの、トレッキングポールを両手に持っているので、そのうち徐々にカメラを出すのも億劫になり、登るのも一苦労だし、ということであまり写真はありません。
2回ほど、両足踏み抜いて腰まで埋まり、身動きが取れなくなりましたが、必死で膝でよじ登り、何とか脱出。ここで右足がつりそうになりました。(翌日まで地味に痛かった)
相変わらず雪がちらほら舞い、徐々にガスってきて、眺望も何もあったもんじゃなく、また登るのに必死で・・・気づいたら山頂という、あっという間の3時間でした。
山頂で記念写真を撮った後、ぬるいお湯でカップ麺を作って食べました。−8度なので、最後の方の汁はシャリシャリしてました(笑)
下りは下りでまた必死。雪を踏み抜き、アイゼンが岩に引っかかり、体勢を崩して腰まで埋まるということを何度やったことか。
でも下りは埋まっても前へ進めば出れるので、登りよりは何倍も楽でしたね。
1時間で登山口に到着しました。
着替えて、急いで赤城神社へ向かいました。登山守りを買いたかったので。でも、タッチの差で社務所が閉まってしまいました。残念・・・。
その後、道の駅ふじみにある「富士見温泉ふれあい館」で温泉につかろうとするも、定休日・・・。仕方がないのでその近くにある「創作ラーメン工房 藤家」で食事にすることに。
ちょっと変わったメニューを取り揃えているラーメン屋です。少し悩んだ挙句、牛すじラーメンを食べました。なぜかタジン鍋に入ってました。
そうそう、出来上がる前に写真を撮ってくれて、翌日ブログにも載せていただきました(笑)
http://ameblo.jp/love-fujiya/entry-12120225983.html?post_id=882470505205579_882470501872246#_=_
気さくな店主といろいろな話で盛り上がり、1時間以上もお邪魔してしまいました。
その後、店主が紹介してくれた利休の湯で温泉につかり、帰路に着きました。
久々に再会した学生時代の同期のcrayon894さんと一緒に黒檜山(赤城山)へ。雪山行ったことがなく是非一緒に行きたいということで、危険箇所もなく稜線歩きも楽しめ、ビューポイントからの眺望も良い赤城山(駒ケ岳〜黒檜山)を予定…していたものの、直前の2016年1月17日まで積雪の様子がなく、やきもきしていたところ、週初めからのドカ雪。ほっとした反面、全行程新雪の踏み抜きに苦労しました。
念のためスノーシューも携行したものの、crayon894さんが購入した新品アイゼンで頑張ってくれたので、利用の機会はなし。ビューポイントからの眺めも期待できず、雪山の素晴らしさをお伝えできない残念な山行となりましたが、「雪中行軍」の貫徹お疲れ様でした!
まだ積雪が続くようなので、雪がしまる2016年1月下旬くらいまでは、わかんやスノーシューでの登頂が良いかもしれません。あ〜、スノーシューで遊びたくなってきた…。
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