アカンダナは諦め「しげはら山」(2165m無名峰)で山スキーデビュー
- GPS
- 08:24
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 920m
- 下り
- 928m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:16
天候 | くもり(小雪) 四つ玉低気圧のおかげで、小雪はちらつくも終日微風程度。 視程は1km程度で遠望は楽しめず。 気温;登山口-9℃→山頂-7℃→国道-5℃ 山頂では風があって寒かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
渋滞は、帰路の塩尻からチェーン規制開始で10分ほどのみ。 あかんだな駐車場は雪で入口が塞がれていて入れず。入口のすぐ上のゲートの手前の除雪スペースに駐車。登着時は他に車なし、帰りは神戸noのワゴンが1台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場からの登りは、急で笹も出ており難儀した(写真2~6)。 ・尾根筋からのアカンダナを計画していたが、雪が少なく樹林も濃密で諦めた(写真10地点)。 ・安房峠経由でアカンダナ東面を伺いたかったが、こちらも雪少なく×(写真11〜13)。 雪がありそうな北斜面を求めて南進すると単独者?のトレースあり(写真14〜15)。 ・登りの十石尾根?は時折テープもあり、シール登行しやすかった(写真16)。 標高1900の肩より上は、笹も埋まって快調になる(写真17〜20)。 ・先行者は安房山南のコル(写真21付近)へのトラバースしていたが雪崩の危険あり。 トレースを辿ったものの、もう少し上部でトラバースした方が無難。 ・2165峰(しげはら山)からの滑降は、小地形を間違えずに尾根に入れば問題なし。 登りでは笹が気になったが意外と快調に滑れた(写真31〜39)。 ・最後の下りは国道を辿ったが、ショートカットしてフェンスに阻まれる(写真44〜45)。 足場がなく乗り越しがなかなか困難。 ・ラッセルはくるぶし〜スネ。ノートレースでは登頂は厳しかったかも。 ・帰宅後、航空写真を確認してみたら、 −安房山の東尾根周辺 −アカンダナ東面 −しげはら山南方の沢型 あたりなら滑りももっと楽しかったかも。戻ってこれないけど。 以上(い) |
写真
装備
個人装備 |
雪山個人装備
グローブ予備
ヘッドランプ・サングラス等
リップ・日焼け止め等
地図・コンパス・GPS
ツエルト(い)
のこ・スコップ(い)
携行修理具(い)
ストーブ(し)
コッヘル(し)
カップ(し)
山専ボトル500(し)
ファーストエイドセット(し)
レスキューシート(し)
|
---|---|
共同装備 |
HAGAN160+ディアミール(し)
DYNAFIT160BCX(い)
ストック×2(い)
|
感想
shigetoshiさんの山スキーデビューを目指して、平湯温泉からアカンダナを計画してみた。が、少ない雪と濃密なブッシュに阻まれ、アカンダナはあかんだなぁという展開に・・・。かなり凹み気分で雪のありそうな斜面を探していたら、運よく地元人?と思われるトレースにありついた。西斜面に導かれ一抹の不安もよぎったが、これが意外といい感じのトレースで、気づけば順調に高度を稼ぎ、アカンダナよりも高いしげはら山に登頂することができた。先行者に大感謝。
下りのスキー、shigetoshiさんの技術にはびっくりした。とても初めての山スキーという雰囲気ではなく、どこでも滑っちゃうぞ!!と喜色満面で滑っていた。私も嬉しくなるのだが、滑りの差は歴然・・・。下りはあっという間で、ほとんど写真も撮らずに降りてしまった。登りも後半はラッセルに追いつけないくらいだったし、さすがという感じ。もう少し体力つけないと置いてかれてしまう。
朝は雪が少なくてどうなることかと思ったけど、山スキーらしさを満喫できた一日になった。shigetoshiさん、車・コーヒー・ラーメン等々いろいろありがとうございました〜。
iharaさんがわざわざ私のために企画してくれた山スキー計画、やりたいと思ってから久しい山スキー、きっかけが無くてできずにいましたが、ようやく実現できてました。iharaさんにはとにかく感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
シールを付けて、急斜面でもあんな風に登れてしまうとは知りませんでした。流石にアカンダナへの尾根は樹木が蜜な急斜面で、スキーを履いての登りは無理でしたが、密林&急でなければふかふか雪でも自由に歩きまわれる自由は他では得られない山スキーの醍醐味ですね。
今回はゲレンデスキー靴でしたが、踵が上がるので特に歩きにくいということはありませんでした。ただ、いかんせん歩くには重すぎますね。軽くてそこそこ足首を固定もできる山スキー靴がほしくなりました。
そして踵を固定しての滑降、最高でした。今回はパウダーの大斜面というわけにはいきませんでしたが、それでも笹や灌木に邪魔された登山口付近からは予想ができなかった気持ちの良い滑りが山頂付近では堪能できました。
今回滑ったのは時間的にはあっという間でしたが、山スキーは滑降だけが楽しみではないことが分かりました。バージンスノーの斜面をスキーを履いてスイスイ登るのはワカンで登るよりも気持ちが良かったです。
iharaさんには山スキーセットを妻の分までお貸しいただき、ありがとうございます。妻を連れてどこに行こうかと思案中です。車で行けて、あまり遠く無くて、登りが急ではなくて、パウダーも楽しめる場所・・・なかなかないいなあ。
コメント
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タイトルその他、特にこだわりありませんので、適当に編集しちゃってください。
顔写真だけ非公開でお願いしま〜す。
長い一日、お疲れ様でしたー
iharaさん、こんばんは。
いろいろお世話になりありがとうございました。
前回の沢登りに続き、またまた新しい世界を堪能させていただきました
レコ、公開しましたのでご確認ください。おかしなところがあったら修正していただいて結構です。
また、「しげはら山」を地名登録しておきました (昨夜は寝ぼけて「しがはら」と書いてしまいましたので修正しました )
また次もよろしくお願いします
次はぜひyoutaroさんと一緒で。それから今回ご参加できなかったyoneyamaさんにもそのうちぜひご一緒させてください。よろしくお願いします。
アナカンダはなんだかなあでしたか
しかし、写真を見ると、雪は充分に見えますね。
そして、なんだかんだで結構高い山に登ってしまったのですね。
shigetoshiさんは圧雪していない新雪のバーンを好んで
滑るとおっしゃっていたので、私とは滑りっぷりが全然
違うだろうなあと思っていましたが、その通りだった
ようで
shigetoshiさんがたんたんと進んでいくと、ついて行くのは
大変ですよね、iharaさん。
少し落ち着いたらまたご一緒させてください。
youtaroさん、こんばんは。
この辺りの地理に詳しそうな方(多分地元の方?)のスキーのトレースがあったので、途中までこれを辿ることでアカンダナよりも高い山に登れました 。
無名の山らしかったのでiharaさんの提案で命名しておきました
普段ゲレンデでも滑走可能なコース外でバージンスノーが残っている所を探して滑っているので、特に違和感はありませんでした 板が普段使っているゲレンデスキーとちがった感触だったので、少しぎこちない感じはありましが
林道に出てiharaさんにおいて行かれた時は必死にあるいても全然はかどらずに、大汗かいてしんどかったのですが、ようやく休憩をとってトレースを辿って本格的に登り始めた時には、ようやく慣れてきて、板を履いていても普通に(板を付けいていな時と同じ感覚で)歩けばいいことが分かってきて、そこからはペースを保って息を上げずに登ることができました。それでも大ベテランのiharaさんには簡単に追いつかれるだろうと思ったのですが
youtaroさんは成田で相当忙しそうですね。何時頃に落ち着いて、何時頃の鴻巣へ戻れそうでしょうか。早く戻れるといいのですが
youtaroさん、おはようございます。
今回は残念でした
新潟方面の記録見ても雪は少ないようだったので、結果的にはアカンダナでよかったなぁって感じなのかしら・・・アカンダナ、また改めて狙ってみようと思います。shigetoshiさんのスキーは、もうなんていうか『上手』の一言ですね。自分に合った板を使い始めたら、絶対ついていけないと思います。登りは動ける身体になればなんとか着いていけるかな あとやっぱり、ハードブーツの方が滑りは楽しそうですね。次回3人でいけるようなら、ちゃんとした開放機構のある板を用意しますので、youtaroさんもゲレブーツで歩いてみては?
shigetoshiさん
登りも下りもついてくの大変ですよ! 言い訳的には、適度な距離をおいて歩くのも楽しいってことで・・・ とはいえ、shigetoshiさんと一緒なら一人では行く気がしなかった山奥へも行ける気がして、地図を眺める楽しみが増えました。基礎体力の差はともかく、来期は私もアンクルウェイトつけて日常の鍛錬をしておこうと思います。また機会作ってどっか行きましょう
youtaroさんも行きやすそうな場所探しておきますね
iharaさん、youtaroさん、おはようございます。
はるばる岐阜県まで行った甲斐がありましたね
でも雪が少なそうな時は初めから北側か東側斜面狙いで行った方がスキーにはいいかもしれませんね。地図を見てみると、安房峠や安房山なら東側の中ノ湯の焼岳登山口から登る手も良さそうな感じです
今回は登りがそれほどでもない予想だったので、滑り重視でゲレンデスキーブーツで登りましたので滑りはほとんど違和感無くで最高でした 靴が重くて登りはたいへんだったので、なるべく軽いハードブーツ=山スキー用の靴?がいいかなと思いますが、iharaさんいかがでしょうか。
「ちゃんとした開放機構のある板」・・・今回私が履いた板のビンディングは解放機構があったのでしょうか。あまり気にせずに滑ってましたが、いざという時に解放してくれないとやっぱり怖いですよね。
「一人では行く気がしなかった山奥へも行ける気が」・・・そう言っていただけると、一緒に行った甲斐がありました。お世話になりっぱなしでは申し訳ないので
アンクルウェイト、いきなり思いものを付けると継続できないので、軽めから始めるのをお勧めします。また安物は足に当たったり擦れたりして痛いかもしれないので、私が使っているのと同じナイキのものをお勧めします。(「ナイキ アンクルウェイト」で検索すると出て来ます。私は2.27kgを使っていますが半分の重さの物もあります)
youtaroさんもお仕事が忙しそうですが、早く行けるようになるといいですね。その時はご一緒させてください。よろしくお願い致します。
shigetoshiさん
うーん。ハードブーツ(ゲレンデ靴も含めて)は数回しか履いたことがないので、なんとも言えないのですが・・・。
shigetoshiさんやyoutaroさんは、『山スキーは滑降だけが楽しみではない』と思える方だと思うので、軽量ゲレンデ靴よりはちゃんとした兼用靴(=山スキー靴・ATブーツ)の方がいいかと思います。選択肢が減るとは思いますが、アイゼンとの相性も考慮していい靴を見つけられるといいですね。TEC/ゲレンデ両対応のブーツがあると思うので、そのへんなら将来的にも間違いないかと・・・。神保町行く機会があったらお店で相談してみてください
開放機構。実は、youtaroさんの締め具(ジルブレッタ300)だと横(ねじれ)方向が無いのです 僕の同期が同じ締め具で骨折しているので、ハードブーツは履かせたくないですね。かくいう私が愛用していた締め具は前後・左右とも開放機構の無いものでしたが、ソフトブーツしか履かないので幸い怪我もなく楽しんでこられました。
そういえばshigetoshiさんが使ったビンディングは、ヒールのロック/フリー機構がちょっと変な感じでしたね。あの症状は私は経験ないので、分析する必要がありそうです。奥様がゲレンデブーツで履くときは、サイズ調整と開放値の設定は確実に
アンクルウェイト。情報ありがとうございます。昔使ってたのがあるのですが、確かに足に当たります。ナイキの探してみますね
初めまして!
最近運動不足なので私も装着してます、がいきなり2kgは重過ぎました。
慣れるのに1ヶ月。。。
しかしやはり重いです。
楽しそうだなーー
chusakaiさん、はじめまして
初めてつけた時は、ジワジワときますよね。
500gくらいから始めてみようと思います。
北海道の記録、拝見しました。
シール歩きは慣れてくると足を持ち上げなくなるので、
久しぶりでも意外と歩けるのですが、
最近は、道具を軽くするようになってしまいました
シーハイル
chusakai さん、こんばんは
コメントありがとうございます。
アンクルウェイト、使ってますか!
私はごく最近になってようやく重さが気にならなくなり、小走りもできるようにました。使い初めてから半年以上です。
気長に使い続けて下さい。
果敢に単独で山スキーにチャレンジしているんですね。今後、レコを参考にさせていただきます。
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