降雪後の西吾妻山パウダー
- GPS
- 08:55
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,045m
コースタイム
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:47
天候 | 薄日〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 登り7時間 下り1時間 標高範囲 1000m〜2000m 気温 朝ー8 帰りー3 山で会った人 頂上で2人 森林限界 最後の100mで展望 また行くか 次はデコから 日帰り温泉 磐梯熱海 走行距離 600k K2/pontoon/superfatski 179cm/160mm/140mm/120mm |
写真
感想
グレートサミッツ国内編NO158 降雪後の西吾妻山パウダー
新潟群馬の雪足らずに呆れて、グランデコだけが2mを超えていたから、久しぶりに福島へ。百名山西吾妻へは、かつて天元台からいってあっさり感だけしか残らず、ならばデコ側の麓から行こうかと意気込んで。バブル期に「何とか猫」と都会の女子が騒いでいたのが「グランデコ」でした。大笑い。
6時頃にスキー場の第二Pに入り込むと料金徴収前で得。7時前に、もうその場から山に入る。右の流れを横断すれば、スキー場離れて西吾妻の広大な山稜に入れると思ったわけで。ところが渇雪につき、これが割れたまま。仕方なく上にいくと営業前のスキー場にでてしまい、わずかに藪の陰ながら早朝のパトロールに「登るなら早めに下山してくださいよ」で、は〜い。すぐまた右に隠れて、1200m手前でどうにか横断して向こうの斜面に。ああ静かになった。わずかにスピーカーが聞こえる程度で、新雪ぐいぐい登っていく。ブーツ下程度だからさほど苦にもならず。藪がまああるが、降雪でいよいよ冬山らしく。
とりあえず1500mまで登ればとなり尾根のスキー場トップと同程度だし、こちら夏の湿地帯で平原になる。3時間登って高度差500m。新雪時期は、んなもんだ。
この辺りから枝だけのブナからシラビソ高原に。ひと月遅れのクリスマスツリーですね、あの頃どこにも雪がねーし。針葉樹林とモンスター系はブナ林より劣るからあまり好きじゃなかったが、こーゆーのは案外いいよねと思い直し。斜面が急になるといっても、長大な南面尾根だからさほどでもなく。時折薄日で、磐梯山の北側スキー場とか見えて、「ああ去年いった」とか。猪苗代はただの湖だが、桧原とか小野川などは全面氷の積雪で真っ白できれいだ。まさか流氷と間違うことはないけれど。そう未明には小野川辺りにワカサギ釣り客も相当早くから来ていたね。
陽が陰っても曇りのそよ風だから、頂上まで行くしかないだろうと思うが、何だか疲れて1時間ごとに休んでいく。シラビソが小さくミニモンスター系になって、展望が拡大。右に大回りすると、中吾妻、東吾妻方面で、もはや目線よりも低い。さらに回ると天元台からの平原が続いて、まもなく頂上。
GPSでその付近に出たが、頂上標識はどうだっけか?見えない。一回りして戻ると、向こうに本日初の客人二名は、グランデコトップからとか。そうね、そういう方法もあるよねと。この辺り雪が硬くて、自分のトレースつかずに、戻り口間違えてナビ見ながらミニモンの中を戻る。
さてスキー履き替えて滑って戻ろう。登りに7時間もかかったよ。でもまあ下りスムーズにいけば。
相当な緩斜面もどうにか滑らせて、湿地の平原は漕ぎ歩きながら、来た通り戻って、沢の横断登り返しから向こうはスキー場下りで、ああ大満足。東北特有の長大な尾根でラッセル登行満喫。
コメント
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はじめてコメントします。
同じ日にグランデコから西ダイテン、南西尾根を滑った者です。
いやはや、驚きました。このピストンをやられる方がいらっしゃったとは!!
脱帽です。
2時頃に頂上でお会いした二人さんですか。人気ルートでトレースがいくつかあったような。降雪あったもんで、下から登れるかと思いました。
いえ、2時には百貫清水からスキー場に戻る途中でしたので、別人です。
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