霧氷の花咲くトンネルを抜けて 塔ノ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,285m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 9:00
天候 | 基本晴れだが午前中ときどき曇り、午後からは風が強くなってきた |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂部は前夜の前線通過時に雪が降ったかもしれないが山麓は降ってないと思われる。 トレースはしっかりと踏み固められているが軽アイゼンかチェーンスパイクがあると楽。 |
その他周辺情報 | 渋沢駅南口 若竹食堂(食事、お酒)、渋沢駅北口 なんつっ亭(ラーメン屋) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
朝イチで友人へ参加の意向を連絡、家から2時間かけて小田急線の渋沢駅に到着。
電車の中では沢木耕太郎執筆の『凍』という小説を読んでたので退屈はしなかった。
7時40分頃に着いたが待ち合わせは8時、南口のコンビニへ昼食等を買いに行く。
駅に戻るとメンバーが揃ったので大倉までバスで移動、車内は登山客で満員だった。
準備を終え大倉尾根の守護女神である美人姉妹?に挨拶をして登山を開始。
実のところ大倉尾根を下から登った記憶が無い、おそらく登りは初めてなのだろう。
歩き始めしばらくは無雪だったが駒止茶屋に来るまでに徐々に雪道に変わっていく。
アイゼンもしくはチェーンスパイクの着用率は高く仲間も駒止茶屋の手前で装着。
トレランの人達は概ね着けていないし、なくても大丈夫な程度の雪ではある。
朝は晴れていたが段々曇ってきて、強風予報だったがこの時点ではそよ風程度。
気温は低いため、休憩中に身体を冷やさないように衣服で調整する。
花立小屋手前あたりで徐々に日が射し始め、木々の霧氷をキラキラと照らす。
ときおり登ってきた道を振り返ると、眼下には相模湾が黄金色に輝いて見えた。
花立山荘の前で休憩、友人は山荘名物の玉こんにゃくを食べて大絶賛していた。
この頃からテレサ・テンの『時の流れに身を任せ』が頭の中でリフレインし始める。
金冷シを経る頃にはすっかり晴れ、先ほどまで隠れていた富士山も全貌を現した。
最後の登りを終えて塔ノ岳山頂に到着、この頃から少しずつ風が強くなり始めた。
頭の中で鳴り止まぬテレサ・テンの歌を友人に打ち明けると驚いた顔をして、
彼自身もやはり花立山荘のあたりからその曲が頭の中で鳴り響いている、という。
因果性は思い当たらず、宇宙意志からのメッセージ?というSF的考察で〆た。
この日塔ノ岳に登った人の何割かは同じ体験をしていたのかもしれない。
お湯を沸かし持参したカップ酒をお燗してソーセージ入りのラーメンをつくる。
寒いので燗酒が五臓六腑に染み渡る、もちろんラーメンも旨い。
しばし遊んでいたら、人の姿が減ってきたのでアイゼンを装着して下山する。
尾根では突風が吹き抜け、あれだけあった霧氷はほとんど落ちてしまっていた。
花立山荘前で再び休憩、缶チューハイを一本空け友人が買ってきた玉こんにゃくを
ひと玉もらう、ピリ辛で噛みごたえがざくざくと心地よくなかなかの一品。
下りは天神尾根を利用、前人の足跡はあるもののふかふかの雪が残っていて楽しい。
戸沢山荘、新芽山荘を経て風の吊橋を渡る頃には空が紫色に変わる逢魔が時。
バスで渋沢駅へ移動し、反省会という名の食事会をするため駅南口にある食堂へ。
値段が手ごろかつ雰囲気も良いお店だったので今後も利用したいと思った。
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