千畳敷カール、宝剣山、中岳、木曽駒、伊那前
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 589m
- 下り
- 601m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
約20年ぶり、子供ころ家族旅行きた以来です。
あの頃は登山に興味なく、ちょっと上ってくるって言って30分で乗越まで登った記憶があります。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが。
この山に行きたいと思ったのは去年。ヤマレコのとある記事を読んでから、なんてきれいな山んだろうと調べているうちに、子供のころに上った山だということがわかり。よし登ろうと思ったけどその時はもうすでに春すぎ、きれいな雪化粧の景色は見れない時期にきていました。なので、行くなら冬だよな。と、計画を温存してきました。
この山は、雪崩の巣結構危険な山です。
でも、予定を立てた日は見事に晴れ、寒波は来ていたけどそのほとんどは西日本。
天気予報を見ていたら長野県は雪マークあんまりついてない。
風予報も、25日よりも26日が弱まる。絶好の登山日和。
一番の心配の雪崩も、まず巨大な雪崩が発生するには何度も寒波が来て大雪を降らせないといけない。今回は1回の寒波のみ。2回目は西日本中心。長野は雪が少ない。で、気温は低い。一回目の寒波の雪は冷えて引き締まっているはず。雪崩れるのは気温が暖かくなってからのはず・・・・と計画を立てました。
そして、みごとに予想は的中。
多少ラッセルしたものの、雪はしっかり引き締まり、雪崩の前兆すらないいい雪質でした。
そもそも、ここで大事故が起きたのは95年と08年のみ、飛行機事故よりも確率は低い。そのうえ、山岳警備隊の人が常駐。ここほど安全な山はないよっていううくらいだ。小さなけがをする雪崩は頻発してますが・・・・
とにかく、この冬で一番の登山日和だったのは間違いないはず。
なのになんで・・・俺の連れはキャンセルしたんだろう・・・・やっぱ俺・・・嫌われているのかな?
とまあ、冗談はさておき、おそらく冬の安定しない天気を考えれば晴れて風が穏やかなんて日は春までもう来ないかもしれない、っていうくらい絶好な登山日和でした。
絶景を背景にテンション挙げてのぼり始め、昨日、腰ラッセルしたのでゆっくりマイペースに上っていこうと、あわよくばラッセル泥棒して楽させてもらおうと考えていたのに、一番最後に登山届出して外に出たのに誰も登り始めていない・・・・ななに?とりあえずゆっくりしても仕方がないし、動き出すかと登り始める。すると、雪が少しかたいことにきづいてやっぱアイゼンつけようと、つけているうちに2人組が昇り始めていた。やった、ラッセル泥棒させてもらおうと足を入れると、歩幅があわねえ・・・仕方がない自分でトレースつけるかと別のところを歩く。
千畳敷カールを半ばまで来た頃にようやく後続がやってくる。遅い。
先行組に追いついたころに後続1番手に追いつかれ、疲れていたので先を譲る。
が、すぐにバテテ俺が先頭になる。そして、そのまま乗越までトップを独走。
結局最後まで昨日に続きラッセルし続けました。
なので、稜線上がるのも一番乗り、そのあと上った宝剣山も一番乗り、木曽駒は無理でしたけど、誰も登らなかった伊那前も一番乗りでした。
宝剣山は結構危険です。滑落日本一らしいです。
実際、僕もちゃんとハーネスロープ持ってきたのに、行けそうと思ってダブルアックスで行ってしましました。ロープ出して降りたほうがより安全だったように思えます。反省です。でも、ピッケル1本でロープなしで行くつわものがいて、僕もまだまだ修行が足りないですね。
宝剣山の難易度は僕の過去の経験から言って、中の下といった感じでしょうか?西穂の独標の雪壁が下の下なので、ぼちぼちの危険さです。
雪壁上る技術ない人は絶対に無理ですね。
ロープ沿いは危険です。雪が積もって半分以上ロープは雪の中です。うまいことルートファイする必要があるます。
宝剣降りた後は、楽なもんです。木曽駒いって、伊那前よって14時55分には降りて終了。千畳敷カール内には登山道具のない観光客がうろちょろしてました。見に行くだけでも価値はあると思います。
あした、朝六時に仕事あるのでさっさと帰ってきましたが明日起きれるかな・・・・
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