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Yamareco

記録ID: 80349
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳【前夜泊日帰り】

2010年09月25日(土) 〜 2010年09月26日(日)
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myokoba その他1人
GPS
08:05
距離
8.4km
登り
1,189m
下り
1,188m

コースタイム

25日 広河原から最終のバスで14:50に北沢峠着 長衛荘泊

26日 5:00北沢峠発→仙水小屋5:41-43→仙水峠6:17-6:27→駒津峰7:33-7:45→甲斐駒が岳山頂9:03-9:50→摩利支天分岐10:15→摩利支天10:35-10:40→摩利支天分岐10:50→駒津峰11:30-11:42→双児山12:12→北沢峠13:05
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
市営芦安駐車場(無料)に車を停め広河原へ、及び広河原から北沢峠までバス。

芦安からは最終のバス(13:10発)で広河原。そして広河原から北沢峠へ最終のバス(14:25発)で北沢峠着(14:50)
コース状況/
危険箇所等
北沢峠〜仙水峠間のガレ場は早朝は霜で濡れていて非常に滑りやすく、注意が必要でした(ちなみに北沢峠登山口朝5時過ぎの気温はほぼ0度でした)。

駒津峰から甲斐駒山頂への登頂は直登コースを通りましたが、鎖も梯子もない危険な岩場の連続です。何カ所かはどのように岩を登ればよいか迷うほどでした。

岩場の経験の浅い方などは摩利支天に向かう迂回コースを通った方が無難です。
それに大きい荷物を背負っていると岩にぶつかり非常に危険ですので注意が必要です。

また、直登コースは登りで使い、下りは迂回コースを通る方が無難です。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
前夜泊した長衛荘
前夜泊した長衛荘
夕食まで時間があったので登山口まで下見。
テント場にはたくさんのテントが有り、摩利支天も見えてました。
夕食まで時間があったので登山口まで下見。
テント場にはたくさんのテントが有り、摩利支天も見えてました。
午後4時の気温はなんと7度ほどしか。
午後4時の気温はなんと7度ほどしか。
朝4時過ぎに起床。
素泊まりでしたが、長衛荘は素泊まりのお客様にも朝食時にみそ汁をサービスしています。

出発前に非常にありがたかったです。
朝4時過ぎに起床。
素泊まりでしたが、長衛荘は素泊まりのお客様にも朝食時にみそ汁をサービスしています。

出発前に非常にありがたかったです。
まだ暗い中、朝5時にヘッドライトをつけて出発。
まだ暗い中、朝5時にヘッドライトをつけて出発。
登山口からはまだ沈まない月が見えています。
登山口からはまだ沈まない月が見えています。
登り初めは北八ヶ岳のような雰囲気。
登り初めは北八ヶ岳のような雰囲気。
この辺りのガレ場が霜で滑りやすかったこと。
この辺りのガレ場が霜で滑りやすかったこと。
霜が降り、葉の表面が凍っていたシャクナゲ。
霜が降り、葉の表面が凍っていたシャクナゲ。
コガラちゃんが目の前に留まってくれていました。
コガラちゃんが目の前に留まってくれていました。
仙水峠到着。
仙水峠からは鳳凰三山がみえオベリスクもわかりました。富士山も見えてましたよ!
仙水峠からは鳳凰三山がみえオベリスクもわかりました。富士山も見えてましたよ!
仙水峠から見た甲斐駒と摩利支天。
仙水峠から見た甲斐駒と摩利支天。
ナナカマドの赤い実が秋の訪れを感じさせてくれてます。
ナナカマドの赤い実が秋の訪れを感じさせてくれてます。
目指す山頂をバックに。
目指す山頂をバックに。
駒津峰への急登。
駒津峰への急登。
コバノコゴメグサがまだ咲いてました。
コバノコゴメグサがまだ咲いてました。
イワインチンも!!
イワインチンも!!
駒津峰から見る甲斐駒
駒津峰から見る甲斐駒
駒津峰で仙丈ヶ岳をバックに。
駒津峰で仙丈ヶ岳をバックに。
甲斐駒山頂をバックに
甲斐駒山頂をバックに
これが駒津峰から先、直登コースの急な岩場。
正直、びびった場所も。
これが駒津峰から先、直登コースの急な岩場。
正直、びびった場所も。
まだ難路の岩場は続きますが、平坦な場所で余裕の表情。後ろには北岳が!!
まだ難路の岩場は続きますが、平坦な場所で余裕の表情。後ろには北岳が!!
イワヒバリが出てくれました。
イワヒバリが出てくれました。
あと少しで甲斐駒山頂です。
あと少しで甲斐駒山頂です。
甲斐駒が岳山頂到着!!
仙丈ヶ岳をバックに。
甲斐駒が岳山頂到着!!
仙丈ヶ岳をバックに。
甲斐駒から見る八ヶ岳方面。
甲斐駒から見る八ヶ岳方面。
同じく山頂から見る北岳方面。
同じく山頂から見る北岳方面。
手前に鳳凰三山、その後ろに富士山。
手前に鳳凰三山、その後ろに富士山。
木曽駒や宝剣岳など中央アルプス方面と御岳。
木曽駒や宝剣岳など中央アルプス方面と御岳。
これが非常に長い道のりとなる黒戸尾根の登山道方面。
これが非常に長い道のりとなる黒戸尾根の登山道方面。
山頂でコーヒータイム!!
山頂でコーヒータイム!!
富士山を常に見ながら、山頂から摩利支天に向かいます。
富士山を常に見ながら、山頂から摩利支天に向かいます。
摩利支天への分岐。ここに荷物をデポしました。
摩利支天への分岐。ここに荷物をデポしました。
摩利支天手前でカップルのライチョウがお出迎え!!

雄は早くも一部が白い冬毛となっていました。
(写真左上方に少し写っています)
摩利支天手前でカップルのライチョウがお出迎え!!

雄は早くも一部が白い冬毛となっていました。
(写真左上方に少し写っています)
摩利支天にて。
駒津峰に戻り双児山を目指します。
遠くに見えるのは仙丈ヶ岳。
駒津峰に戻り双児山を目指します。
遠くに見えるのは仙丈ヶ岳。
危険との道標も出ていた鋸岳方面。
遠目に見ても怖そうな道のりでした。
危険との道標も出ていた鋸岳方面。
遠目に見ても怖そうな道のりでした。
双児山到着。
ここで12時12分。北沢峠13:05発のバスに間に合うかどうか微妙な時間でした。
双児山到着。
ここで12時12分。北沢峠13:05発のバスに間に合うかどうか微妙な時間でした。
双児山から見る甲斐駒方面。
お昼12時頃からは甲斐駒山頂も雲の中に。
双児山から見る甲斐駒方面。
お昼12時頃からは甲斐駒山頂も雲の中に。

感想

天候不順でのびのびとなっていた忙しい8月が終わってからの慰労のんびり山行。

今回の当初の予定は24日からの白馬三山山小屋2泊ののんびり山行。

しかし気象庁の寒気流入による異常天候早期警戒情報で鳳凰三山1泊山小屋山行に変更。

ところが急に発生した台風12号が土曜日に接近。土曜日は風が強いと思われたのでまたもや甲斐駒ヶ岳日曜日日帰り山行に変更。
のんびり登山をしたかったので、どうせならと土曜日のうちに北沢峠に入り、長衛荘に前夜泊する事にしました。

これが大正解!!透き通った青空の下、富士山、御岳、乗鞍岳、槍ヶ岳や白馬などの北アルプス方面、北岳、間の岳等南アルプス全域、木曽駒、宝剣など中央アルプス方面、八ヶ岳等360度の大パノラマを堪能できました。

広河原や北沢峠などから北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳へ登る場合、始発のバスで入山し日帰りでも可能ですが、やはり大パノラマを期待するには朝早く登山を開始できる前夜泊または山頂近くでの山小屋泊がいいですね!!

それにしても甲斐駒山頂直下の直登コースを完全になめていました。
登山地図にも「難路」と記載されていましたが、あれほどまでの岩場とは。。。

正直、びびった場所や、手足をどのようにおいて良いか悩んだ場所が何カ所有りました。

初心者の方は迂回コースを登り、下りとも選択しましょう!!

下山開始時には北沢峠15:30のバスに乗車の予定でしたが、双児山到着が12:12分。もしかしたら13:05のバスに間に合うかもと、休憩もとらず北沢峠を目指しました。

最後は足に来ましたが、北沢峠になんとか13:05到着。
バスの運転手さんに「待ってくださ〜い!!」と大きい声をだし、ぎりぎり乗車できました。

バスの運転手さん、それに乗車していた登山者の皆さん、有り難うございました(冷汗)。

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コメント

ライチョウ。
myokobaさん、こんばんは!

甲斐駒ケ岳登山、お疲れ様でした!
最高のお天気で、本当に良かったですね1

myokobaさんの記録はお花や鳥の名前がわかりやすく載っているのでとても参考になります!
仙丈ケ岳にも赤い実!ナナカマド、たくさんありました!

そして、ライチョウに出逢えてうらやましいです(^−^)
私は5年ほど前に立山でライチョウの赤ちゃんに1度、出逢ったきりで。。。
生き物との出逢いも、山の楽しみのひとつですね!
2010/9/30 22:50
RE:ライチョウ
hanakoさん、コメント有り難うございます。

ライチョウとの出会いは念願でした!

もう5〜6回登っている火打山や今年に登った燕岳、唐松岳でも一度も出会うことが出来ず、ちまたでは「ライチョウに見放された男」と言われてました

今回やっと出会えて、うれしさもひとしおでした

あとは篭ノ塔・水ノ登登山の時にほんの少しの出会いだったオコジョと今度はじっくりと対面したいと思っています。
2010/10/1 19:12
晴れ夫婦
相変わらず天気に当たってますねー
いつもアップの早いmyokobaさんがなかなか記録をアップしないのでまだ南アルプスをウロウロしているのかと思っていました。
念願の雷鳥さんにもお会いできてよかったですね
紅葉のシーズンで次はどこにお出かけですか
2010/10/1 23:21
次は・・・
foozinさん、コメント有り難うございます。

次の山行、、、実は昨日、登ってきました

嫁さんの友人が雨飾山に登りに来たので、同行させてもらいました。

9月になってからの三回の山行ほどではなかったですが、今回も天気に恵まれ、気持ち良く歩くことが出来ましたよ!!

北信地域は来週あたりから紅葉が最盛期となりそうなので、次回は近場で紅葉トレッキングでもとたくらんでます
2010/10/3 18:26
プロフィール画像
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体力レベル
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