焼岳・下堀沢左岸尾根 標高2000mにも届かず
- GPS
- 00:56
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 28m
- 下り
- 501m
コースタイム
12:25 1738m地点 〜 12:40
14:00 1930m地点 〜 14:10
14:30 1738m地点
15:10 からまつ橋
【お断り】
ルート図は、スマホGPSアプリ=山旅ロガーのログで書かれていますが、
その時間は編集していますので全く出鱈目です。
上記コースタイムを参照下さい。
またAGPSデータが上手く取れていなかったようで往路は多少ずれているので復路だけのトレースにしました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下堀沢左岸尾根の取り付は意外と急で右に、左にと斜上しました。 |
写真
感想
スノーシューと雪岩稜が楽しめるかも、と焼岳・下堀沢左岸尾根を考えました。
当初は、1738m付近にテントを張って翌日焼岳往復の予定でいましたが、前夜新島島で車中泊をしていたら結構寒くなって軟弱にして日帰りに急遽予定変更しました。
その新島島のコンビニでゆっくり朝食をいただいてから沢渡岩見平へ入りました。
沢渡から中ノ湯(釜トン入口)までは路線バスのお世話になり、そこから釜トンを抜けて太兵衛平の先の からまつ橋 までは軽トラックに運良く乗せて頂いて楽させてもらいました。
(からまつ橋とは梓川右岸林道へと渡る橋です)
からまつ橋を渡ったところでスノーシューを付けて左に雪の中へと入っていきました。
1年ぶりのスノーシューは楽しいですが、尾根に取り付くと意外と急で、右へ、左へと斜上していきました。
ラッセルの深さは膝ラッセルでした。
1720mの台地は広くて風はなくどこにでもテント張れそうで良いところでした。
この辺りまで来ると右手には前穂高方面は見えますが残念ながらスッキリとはガスが晴れてくれません。
背中側には霞沢岳が樹林の間から見えます。
今日の目標は、森林限界を超えた2000mでしたが、まだこの先1時間ぐらい掛かりそうなので14時に前進を終了しました。
朝、10時過ぎに登り始めているので当然の結果でしょうね。
*冬は終わった?
登った足跡通りに下降しましたが、かなりの範囲で雪がスノーシューにあたってカラカラ音がしてました。
パフパフの雪ではなく、凍り付いた湿雪ということの様です。1月の雪とは思えません。
つい2〜3日前に記録的な寒波だったのに、北アではこれですから、もう冬は終わった?って感じがしました。
5月の連休の山を楽しみにして居られる方も多いと思いますが、例年以上に、浮き石・落石には注意が要りそうです。
*下堀沢右岸尾根と左岸尾根
山スキーで右岸尾根は2回登下降しましたが、今回登った左岸尾根の方が樹林の密度が半分程度でスキーで滑走するのなら絶対こちらの左岸尾根だと思います。
ただ往復するのでない場合は、焼岳山頂から下堀沢に入って左岸尾根に乗る場所が分かるかどうか疑問ですが・・
*上高地トンネル
釜トンの上に掘られているトンネルです。
今年の夏に開通するらしいです。
「釜トンから歩いて雪の上高地」という表現も今年で最後のようで、来シーズンからは「上高地トンネルから歩いて雪の上高地」という表現になりそうです。
「釜トン」がまた一つ特徴を無くすようで少し淋しい気持ちになりました。
コメント
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いや〜雪を楽しんでますね
林道途中の写真を見るとガードレールが見えないので
私が上高地に入った時よりかなり雪がありますね 。
その中を独りで焼岳を目指すのですから驚きます
霞沢岳を見ての登りは素晴らしいですね。
「釜トンネル」の特徴が無くなり残念ですが、
落石・雪崩の危険個所を回避して上高地に入山
できる新しい時代になると考えましょう
お疲れさまでした。
soratokaze さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
左岸尾根を登っていて実に気持ちよかったのが疎林の性?と思っていたのですが、赤テープなど人工物が全くないのに気が付いて、その開放感が気持ちよかった見たいです。
> 落石・雪崩の危険個所を回避して上高地に入山できる新しい時代
ハイ、確かにそうですね。
夏や紅葉期の下手したら渋谷や新宿よりも混雑している河童橋ではない、雪の上高地にもっと多くの方に安全に楽しんでもらえるようになれば、それはそれで嬉しいですね。
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