トムラウシ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,632m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
トムラウシ山を登って滑ってみた。
東大雪荘からスタート。ヘッドライトをつけて暗闇の登山道に入って行く。ルートほぼ夏道沿い。かなり締まった雪でラッセルも殆ど無く軽快に登って行くことが出来た。
朝の気温は手持ちのチャチな温度計でマイナス17-18度ぐらいを指していた。「ちょっと痺れる」といった感じの寒さ。それでも歩いていると次第に暖かくなってきて太陽が昇ると暑いくらいになった。
この日は無風快晴の空。真冬にこんな日はシーズンに一度遭遇できるかどうかと思われるぐらい最高の天気だった。天気がいいとモチベーションも上がる。
夏尾根を進んで標高1300m辺りまで登ったところから隣の尾根に移動するためにカムイサンケナイ川方向へトラバース。帰りに登り返しが無いよう標高1350m位をトラバースしながら進んでカムイサンケナイ川へ合流した。
隣の尾根に取り付き後は前トム平へ向けて登る。標高1550m辺りでスキーアイゼンを装着。ザクザクと刃が良く刺さり快適に登ることができる雪質だった。
前トム平まで登ると風が強め。ただ風があったのはこの辺りだけで少し登ると風も治まった。正面にはトムラウシもドーンと見えて雄大な風景を見ながらルンルン気分?の登りだった。
トムラウシ公園辺りで正面に6人ぐらいのグループが歩いているのが見えた。トレースが無かったのでまさか人がいるとは思わなかった。かなりビックリだった。
トムラウシ公園辺りからは意外と雪が柔らかった。ツルツル氷とザクザク雪のミックスという感じ。かなり登りやすい雪(氷?)で結局山頂まではスキーのまま登ることが出来た。
山頂にはさっき正面の斜面を登っていた6人グループの方々がいた。「さわやか自然百景」という番組の撮影隊とのことでデカいカメラを使って撮影していた。この辺りに約一週間滞在して撮影するらしい。
山頂からも素晴らしい景色が広がっていた。どの方向もクッキリと良く見えて360度のパノラマ風景を堪能した。山頂では風も穏やかでそんなに寒くなかったため約一時間近く滞在してしまった。真冬の山頂で一時間も居れるなんてスゲー珍しいかも。カメラがあって落ち着けなかったのが残念。
山頂でシールを外す。山頂直下のところは岩がかなり露出しているし恐ろしいぐらいスピードが出る雪なので斜滑降で慎重に滑った。それ以外のところはシュカブラのデコボコ斜面。太ももが疲れる我慢の滑りだった。
前トム平からはコマドリ沢?を滑り下りる。ここはゲレンデの圧雪斜面のような滑りだった。パウダーはないけどスピードが出てそれなりには楽しい滑りだった。
沢まで滑り下りたら夏尾根まで登りトレースに沿ってひたすらトラバース。その後は登りトレースに沿って滑る。斜度は緩いし重めの雪だが良く滑る雪で結構楽しい滑りだった。
途中の標高947mの小ピークはシールを付ける必要がないぐらいの微妙な登り返しあり。そこ以外はほぼ滑って登山口まで戻ることができた。天気にも恵まれて素晴らしい景色を見ながらの最高の山スキーだった。
下山後片づけをしていたらtetsu-kitaさんと遭遇。三股山から下山してきたとのことだった。駐車場所も僕の隣でなんとも偶然。山スキーを検討しているというtetsu-kitaさんには購入するよう強くお勧めしておいた。それにしてもtetsu-kitaさんは超イケメンだ。
aofukurohさん
ちょうどレコ(写真の部分)を拝見していたところです。
すると「うわーきれい!」と、横から息子。確かに!(^^ゞ
私は軽めにカラダリセットしたところです(^^ヾ
Ei-taroさん
こんにちは
長い激務お疲れ様でした。疲れたときにする軽い山歩きはいいストレス解消になります。
写真に関してはそもそもセンスが無いのでメモ程度のつもりで写していますが、安カメラでも天気いいとそこそこ綺麗には写るもんですよね。そんな写真を見て綺麗だと言ってくれるなんてめっちゃ嬉しいです。息子さんはえらい!
アオフクロウさん、こんばんは!
最高のお天気にあたりましたね〜
トムラウシからの絶景、いただきました(*^^)
しかしあれです、スキーの機動力以上にアオフクロウさんの超人的スピードにただただ圧倒されてしまいます。
僕も「トムラウシ山を登って滑ってみた。」といつか言える日が!
来る...のでしょうか?
p.s.
イケメン(笑)お世辞でもうれしいですがご勘弁を〜
実物を知らない人の誤解を招きますゆえ(^_^;)
tetsu-kitaさん
こんにちは!
この日は本当に素晴らしい天気でしたね。こんなコンディションの日に山へ登れるなんてお互い本当にラッキーです。
僕は山スキーを始めて10年以上になります。近所の低山も含めると年間約30回以上は山スキーをしています。飽きもせずこんなことを10年以上も続けていたら、それなりに体力がつきました。「継続は力なり」ですかね。
tetsu-kitaさんも続けていけば必ず冬のトムラウシに登る日が来るかと思います。必要なのはモチベーションの維持です。
ちなみにトムラウシは天気が良ければそんなに大変な山ではないですよ。
あと僕はお世辞は言わない主義なのです。
aofukurohさん こんにちは
自分も 十勝側からのトムラウシ積雪期 山スキーのチャンスを狙っていますが、
トムラウシは、天人峡ルートと俵真布ルートしか登ったことがなく、東大雪山荘すら行ったこともないので、なかなか単独では、深夜発で行けない状況です。
以前、扇沢から蓮華岳(北アルプス)にナイトハイクで道にかなり迷ったトラウマがあります。
aofukurohさんのログを参考にし、同じいける仲間がいれば、チャレンジしてみたいと思います。
regacykenさん
こんにちは
東大雪荘からの夏尾根は分岐や支尾根もなく夜間でもそんなに迷うポイントは無さそうだと思います。札幌からだと登山口までが結構遠いということが一番の問題ですかね。
ルートも山スキーだと帰りに滑って下りれるのでそんなに大変ではないと思います。是非チャレンジして下さい。
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