快晴に雪たっぷりの宮指路岳♪(大石橋からヤケギ谷〜カワラコバ谷)
- GPS
- 06:12
- 距離
- 7.8km
- 上り
- 866m
- 下り
- 857m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※追記【御幣林道通行止めに関して】 小岐須渓谷山の家から大石橋に向かう御幣林道ですが、屏風岩から大石橋間に倒木が2箇所あり、林道を塞いでいました。その撤去作業と併せて路面修繕及び、落石防護網設置工事の為に1月22日〜3月4日まで山の家から林道終点間は車両と歩行者の通行を規制しているとの事でした。 当日は通行止めに気付かずに車両での通行及び歩行をしてしまいました。以後気を付けます。大変失礼いたしました。 http://www.kanko.suzuka.mie.jp/news/news.php?id=217 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《ヤケギ谷コース》 全体に急登が多いコースですが、目印は豊富で危険箇所も少ないと思います。通報ポイントは1〜9番。8番から東海展望を経由してから登り返しがあります。 《カワラコバ谷コース》 ヤケギ谷コース通報ポイント2番から分岐するコース。通報ポイントは11番〜19番。11〜14番辺りで山腹のトラバースが多くありますが足場が悪く、設置されているロープも少し頼りない印象でした。積雪や落葉、降雨等で難易度が増すと思います。15〜18番の沢沿いで岩にペイントされた目印があり、雪があるとマークを隠すので注意が必要かも知れません。 |
写真
感想
先週の記録的な寒波からすぐに暖冬に逆戻り…
根雪が付いてない山は暖かい日が続くとすぐに解けちゃいますよね〜
今週は土曜日が終日曇り予報だったので、回復して晴れ間のありそうな日曜日に出かけることにしました。
雪の状態が読めなかったので、12月に登った南鈴鹿の宮指路岳から仙ヶ岳の稜線を繋いでみようかと大石橋に向かいました。
前回と同じく小岐須渓谷山の家で登山届を提出して、冬季閉鎖を心配していたトイレも利用出来て助かりました。
小岐須渓谷山の家から大石橋へと再び林道を走行し始めると、屏風岩の看板を過ぎた辺りで山腹から倒れた木の梢部分が林道に被さっています。
相方が車から降りて押したり引いたりしてみましたが、車に接触せずに通り抜けるのは不可能のようなので、仕方なく車をバックさせて屏風岩を過ぎた先のスペースに駐車しました。
準備をして7時20分に出発。林道を歩いて登山口へ向かって歩いて行くとさっきの倒木の場所から更に先にも、倒木で林道が塞がれている場所がありました。倒木の情報はヤマレコでも記載がなかったと思うので、つい最近の事だと思います。宮指路岳登山口には駐車地から15分で着きました。
通報ポイント1番の標板のある取り付きから急な斜面を登り、傾斜が落ち着いた道を暫く進むとすぐに最初の渡渉地点になりますが、既にこの辺りから雪が残っていて先の期待が高まります。通報ポイント2番の分岐から前回下山で利用したヤケギ谷コースで頂上を目指します。
通報P3〜4番と雪と土がミックスした道が続きますが、恐らく数日前の積雪が週末の雨や暖かさで融け残っているせいで、固く締まった雪質ではなく地面に薄く乗ったグズグズの雪なので、斜面で足を乗せると雪ごと崩れて歩く難いです。それでも標高にして700mを越えた通報P5番辺りから積雪が増えてしっかりと締まった雪になってきて歩き易くなりました。
所々で前日以前のトレースも見えますがほぼノートレースの道です。
最初の内は足首が埋まる位の積雪だったのですが、通報P7〜8番辺りではひざ下位迄埋まる箇所もあったりで、予想外の雪の量に嬉しくもありますが、ここまで多くなくてもいいよって気もしました(笑)
通報P8番から東海展望に出ると快晴の青い空に鈴鹿南部の最高の展望が広がっていました。東海展望から一旦下って、通報P9番のある鞍部から登り返してスタートから3時間で宮指路岳の山頂に到着しました。
頂上に踏み跡はなく、今日も一番乗りの登頂になりました。
時間的には仙ヶ岳への縦走はできるとは思いますが、未踏ルートに加えてトレースがないので少し不安です。少し下りてルートを確認してみましたが、いきなり崖の様な急な尾根を下るようです。目で見る限りでは仙ヶ岳に至る縦走路にはしっかりと雪もあり、険しいピークを何度も越えて行く難易度の高いルートに感じます。この県境稜線を歩くのは無雪期にして、今日はやめておく事にしました。
そうと決まれば時間もあるので、前回も休憩した馬乗り岩に移動して、少し早めのお昼休憩にしました。馬乗り岩からは先月も歩いた入道ヶ岳や、尖峰が印象的な鎌ヶ岳、今日も人が多そうな御在所岳、そしてたっぷりと雪を蓄えた雨乞岳と鈴鹿南部の山々の展望を楽しめました。
今日は快晴で風もなく、ぽかぽか陽気で贅沢な休憩時間でした。
11時まで休憩をして、帰りは小岐須峠を経由してカワラコバコースで下山する事にします。往路もトレースなしでしたが復路もノートレース。
通報ポイントは19番から始まって1番まで辿るんでしょうか?
通報P18番の小岐須峠からカワラコバへ下る場所が雪庇で隠れて良く分からなかったので、急傾斜を無理やり木に掴まりながら下ります。
17番までは目印を辿って歩けましたが、沢沿いの道でルートを外して16番で何とか復帰できました。沢沿いの渡渉を繰り返すので岩場での雪の踏み抜きも多く疲れます。中盤から沢を離れて山腹のトラバース道になると、雪と土のミックスした道に足場が崩れ易くなって苦労しました。足場が狭くいやらしいトラバースが連続する箇所もあり、全体にヤケギ谷ルートよりも難易度が高いように感じました。
1番まで続くのかと思っていたカワラコバコースの通報ポイントは11番迄で、10番は現れずにヤケギ谷コースに合流しました。
最後の渡渉地点でアイゼンを洗って、その後すぐに登山口のある林道に下りました。林道を歩いて駐車場所まで戻りましたが、結局この日は登山者誰一人とも会いませんでした。こんな日もあるんですね。
計画していた仙ヶ岳への稜線繋ぎはなりませんでしたが未踏だったカワラコバコースも歩けたし、最初からずっとノートレースの雪道を歩けたのは楽しかったです。次回は春にでも仙ヶ岳を目指したいですが、それまでに林道の倒木は撤去されるでしょうか?
コメント
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道路に倒木があると、さらに先の
登山道の状況が不安になりますよね。
無事に山を楽しまれて、何よりです。
雪不足が言われる中、ほどよい
雪の量だったようですし。
急斜面での、悪戦苦闘も
振り返ると、楽しい思い出
ですよね。
倒木もあるし、車は1台も停まってないし、
もうメチャクチャ不安でした
何処に行っても雪が少なそうと思ったから、
南鈴鹿に足を向けてみたのに、予想外に雪山
だったので、稜線の縦走は尻込みしてしまい
ましたが、トレースのない雪道をずっと歩け
たのは楽しい経験になりました
無雪期と違ってその日の雪の状況で山の表情
が刻々と変わるので、怖さもある代わりに、
意外な嬉しいサプライズがあったりで、冬山
はやっぱり魅力的だなぁって思います
こんどは、ばったりではなく、ニアミスですね。
今年は雪がないということはわかっていましたが、寒波がきて…雨でとけたみたいで…でも、例年の鈴鹿の積雪は維持できてましたねえ(笑)
ちなみに入道から南のコースはまだ未踏です。前にいって、途中で道がわからずに撤退した苦い思い出があるとこです→大石橋から仙ヶ岳へのルートですが 四日市に泊まって、行ってみようかなあ。
大石橋までの林道が倒木で通れなかったので
御在所に行先変更しようと思ってたんです
駐車スペースが見つかったから、登山口まで
歩きましたがもしかしたらまたまたバッタリ
だったかもですね
霊仙や御池と違って、南鈴鹿に積雪は期待し
てなかったのに予想以上の雪でした
来週辺り久しぶりに御在所にも行きたいけど
雪はどうでしょうね〜
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