関山から尾根伝いにカケスガ峰
- GPS
- 05:50
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 765m
- 下り
- 753m
コースタイム
天候 | 曇りときどき木漏れ日〜小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■10台くらいは余裕で駐車可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登りは積雪期限定ルートなので、全体にヤブが煩い。 ■鉄塔を越えた後に急斜面が続き、雪が柔らかいと通過は四苦八苦。 ■この急斜面を越える所まではトレースは期待できない。 |
写真
感想
このルートは昨年3月にも歩いたが、厳冬期にもう一度歩いてみたいと思っていた。今回その計画を実行に移すことに。本当はもっと早出するつもりだったが、いろいろあって遅くなってしまった。前回は国道から林道に入って途中から尾根に乗ったが、今回は尾根の突端から走破してみた。
歩き出しからスノーシューを装着。駐車場の向かいからちょっと林道を歩き、尾根の突端に取りつく。トレースは痕跡すらなし。忠実に尾根を辿って進む。藪がだんだん煩くなり雪も深い。P282の鉄塔からはこのルートの核心部の急斜面が始まる。 所々で60度くらいの急斜面になりスノーシューを蹴り込んでも足元が崩れて全く登れない。ストックからピッケルに持ち替えシャフトを雪面に刺して登るも、雪が柔らかく支点にならず。膝で押した雪面を手で踏み固めそこに足を乗せて、枝を掴んで体を引き上げます。1歩1歩登ってはずり落ち登ってはずり落ちながら少しずつ高度を上げていく。何とかこの急斜面を登り切ると斜度が緩み尾根が広がった。P992を踏んで進むと右手からトレースが合流。トレースの上は沈み込みが少ないのでやはり歩き易い。しばしこのトレースを辿るが、途中からトレースを見送り尾根に向かう。枝が煩い急斜面を登ると木々がなくなり視界が開ける。容赦なく吹きつける風に晒された雪面は固くなり歩き易い。サクサク登ると見覚えのある小屋が見えてきた。カケスガ峰の山頂だ。
小屋の風下でちょっと休憩.厳冬期の雁戸山を見てみたかったが天気は下り坂。次第にガスがかかってきた。サッサと下山しなければ。再びザックを背負って笹谷峠に向かって下りはじめる。まだ藪を覆い隠すほどの積雪はなく、まっすぐ笹谷に向かうのは躊躇した。登りのトレースを途中まで追い、途中で右に進路を取った。GPSを確認しながら深い谷を避けて下っていく。ガスが出始め雪が降ってきた。谷に入らなければ笹谷に着けると分かっていても不安・・・送電塔が見えた時はホッとした。笹谷からは明瞭なトレースを辿り駐車場に着いた。
笹谷からカケスガ峰の周回コース。歩き切った充実感は味わえたがかなり疲れた。このルートは積雪量が多くかつ雪が落ち着く3月下旬が登り時なんだろうなぁ。次に訪れる時は林道を先に進んだ地点から登ってみるかな。(TONO)
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