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Yamareco

記録ID: 805031
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雪山ハイキング
丹沢

丹沢山・塔ノ岳・三ノ塔(表尾根は氷地獄!)大倉から周回

2016年01月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:10
距離
20.9km
登り
1,853m
下り
1,884m

コースタイム

日帰り
山行
7:12
休憩
1:33
合計
8:45
7:08
19
7:27
7:27
12
7:39
7:39
26
8:05
8:10
14
8:24
8:24
34
8:58
9:03
8
9:11
9:11
5
9:16
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14
金冷し
9:30
9:33
0
9:33
9:59
26
10:25
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10
10:35
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19
10:54
10:59
0
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11:29
17
11:46
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11
11:57
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22
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18
12:44
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3
12:47
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12
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13:01
9
13:10
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6
13:16
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16
13:32
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21
13:53
13:53
32
14:25
14:35
41
15:16
15:16
37
大倉→塔ノ岳 2時間22分/CT3時間30分
塔ノ岳→丹沢山 55分/CT1時間10分
丹沢山→塔ノ岳 50分/CT1時間
塔ノ岳→三ノ塔 1時間59分/CT1時間55分《CTオーバー!!》
三ノ塔→大倉 1時間18分/CT2時間

表尾根(塔ノ岳〜三ノ塔)のコンディションの悪さがタイムに如実に出たと思います。
天候 真っ白!
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:渋沢駅北口6:48〜大倉7:03 神奈中バス206円(始発)
復路:大倉15:55〜渋沢駅北口16:10 神奈中バス206円
コース状況/
危険箇所等
■ 大倉尾根:見晴茶屋過ぎあたりから登山道にも雪あり。朝なのでドロドロではなかった。木道も滑るので注意。花立山荘でアイゼンを付ける人が多かった。私はチェーンスパイクだったので早目に駒止茶屋で。
■ 丹沢主脈(塔ノ岳〜丹沢山):塔ノ岳から主脈に入る下りはカチカチ。チェーンスパイクの歯が効いておらず、12本の方が望ましいと感じた。同区間の上りと、他の場所はどんな滑り止めでも大丈夫そうだった。
■ 表尾根(塔ノ岳〜三ノ塔):滑り止め絶対必要。12本の方が良い。氷の張った木々が枝垂れて登山道を覆い、凍結した地面との隙間を無理な体勢で通過することが多かったことから、持参したトレッキングポールよりピッケルが欲しいと思った。ただし岩場はベルグラ状の氷雪も見られ、装備があっても必ず安全とは言えない状況だった。
■ 三ノ塔尾根:950mより上は雪、750mあたりまで土とのミックス。その下は雪なし。800m前後の緩斜面の雪が柔らかったが、心配していたような腐れ雪はなかった。

■ 丹沢山から蛭ヶ岳方面は、会った方によるとしっかりトレースがあったとのことです。みやま山荘の方に伺いましたが、丹沢三峰・宮ヶ瀬方面もトレースはあるものの、細いので十分注意して欲しいとのことでした(通行を勧めてはいなかった)。

■トイレ:大倉バス停、大倉尾根の茶屋(見晴茶屋のトイレは工事中)。尊仏山荘、みやま山荘。表尾根の木ノ又小屋、烏尾山荘にもあるはずだが、営業していなかったため使用可否は未確認。三ノ塔休憩所にはない。
■登山ポスト:大倉バス停(インフォメーションの外)
その他周辺情報 ■ 神奈中バス時刻表(スマホ版)
https://www.kanachu.co.jp/sp/
■ GPV気象予報(今回全然当たってなかった!)
http://weather-gpv.info/
始発の大倉からスタート。予報ではだんだん晴れてくるはず。
2016年01月31日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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始発の大倉からスタート。予報ではだんだん晴れてくるはず。
トイレ工事中の見晴茶屋。うっすら白いものが見えます。
2016年01月31日 07:41撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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トイレ工事中の見晴茶屋。うっすら白いものが見えます。
その先しばらくすると、登山道に凍った雪が乗り始めました。
2016年01月31日 07:55撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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1/31 7:55
その先しばらくすると、登山道に凍った雪が乗り始めました。
ちょっと早めですが駒止茶屋でチェーンスパイクを装着。
2016年01月31日 08:08撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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ちょっと早めですが駒止茶屋でチェーンスパイクを装着。
堀山付近まで来ると木が白くなってきた。霧氷?雨氷?だ。
2016年01月31日 08:14撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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1/31 8:14
堀山付近まで来ると木が白くなってきた。霧氷?雨氷?だ。
堀山の家の上は更にしっかりと氷が。そろそろ晴れてよ〜。
2016年01月31日 08:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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堀山の家の上は更にしっかりと氷が。そろそろ晴れてよ〜。
花立山荘を過ぎると・・・待っていたのは冬!
2016年01月31日 09:10撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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花立山荘を過ぎると・・・待っていたのは冬!
花立からの眺め、これまで登った中で一番ひどい。
2016年01月31日 09:11撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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花立からの眺め、これまで登った中で一番ひどい。
えーと9時くらいには晴れるはずの天気予報は...
2016年01月31日 09:12撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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えーと9時くらいには晴れるはずの天気予報は...
青空が欲しいよ〜。
2016年01月31日 09:12撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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青空が欲しいよ〜。
金冷し。道標も冷やされてます。
2016年01月31日 09:16撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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金冷し。道標も冷やされてます。
氷の重みで下がっている枝が多くなってきました。
2016年01月31日 09:28撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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氷の重みで下がっている枝が多くなってきました。
そろそろ青空の予定だった、塔ノ岳山頂に到着(チーン)。
2016年01月31日 09:31撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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そろそろ青空の予定だった、塔ノ岳山頂に到着(チーン)。
片手で失礼ながら、寒風に耐える石仏さまにお参り。
2016年01月31日 09:32撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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片手で失礼ながら、寒風に耐える石仏さまにお参り。
天候回復を待って、尊仏山荘でコーヒーブレイクにしました。
2016年01月31日 09:39撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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天候回復を待って、尊仏山荘でコーヒーブレイクにしました。
待つこと30分。天候は回復しませんが、期待しつつ丹沢山へ。
2016年01月31日 09:59撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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待つこと30分。天候は回復しませんが、期待しつつ丹沢山へ。
ますます圧倒的な氷の世界。
2016年01月31日 10:01撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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ますます圧倒的な氷の世界。
しかも路面ツルツル。丹沢で初めて12本が必要と思いました。
2016年01月31日 10:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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しかも路面ツルツル。丹沢で初めて12本が必要と思いました。
霧氷?雨氷?もうよくわからないくらい氷の大安売り。
2016年01月31日 10:04撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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霧氷?雨氷?もうよくわからないくらい氷の大安売り。
これで青空があれば...
2016年01月31日 10:19撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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これで青空があれば...
ポクポクと歩いて日高(ひったか)を過ぎ、
2016年01月31日 10:25撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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ポクポクと歩いて日高(ひったか)を過ぎ、
ポクポクと歩いて竜ヶ馬場を過ぎ、、、
2016年01月31日 10:40撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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ポクポクと歩いて竜ヶ馬場を過ぎ、、、
まさにこのあたりで青空が欲しいのですが...
2016年01月31日 10:50撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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まさにこのあたりで青空が欲しいのですが...
願いもむなしく、凍てつく丹沢山に到着。
2016年01月31日 10:54撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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願いもむなしく、凍てつく丹沢山に到着。
このシンボルツリーも、何で背景色が白なんだろ。
2016年01月31日 10:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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このシンボルツリーも、何で背景色が白なんだろ。
寒そうですがマイナス1度。そして塔ノ岳より確実に暖かい。
2016年01月31日 10:59撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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寒そうですがマイナス1度。そして塔ノ岳より確実に暖かい。
天候好転に一抹の期待を抱き、みやま山荘へ。
2016年01月31日 11:00撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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天候好転に一抹の期待を抱き、みやま山荘へ。
ラーメンブレイク。1杯400円で小屋の方とのお話つき。
2016年01月31日 11:09撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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ラーメンブレイク。1杯400円で小屋の方とのお話つき。
30分後。もっとひどくなってる。戻ります。
2016年01月31日 11:29撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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30分後。もっとひどくなってる。戻ります。
帰り道も氷の大安売りだよ〜。
2016年01月31日 11:31撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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帰り道も氷の大安売りだよ〜。
登山道にアピールしてきて邪魔だよ〜。
2016年01月31日 11:34撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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登山道にアピールしてきて邪魔だよ〜。
霧氷というより透明なソーセージがいっぱいある感じ。
2016年01月31日 11:55撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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霧氷というより透明なソーセージがいっぱいある感じ。
日高の笹もガリガリに凍ってます。
2016年01月31日 11:57撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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日高の笹もガリガリに凍ってます。
これで青空があれば...
2016年01月31日 11:59撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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これで青空があれば...
青空があれば...
2016年01月31日 12:02撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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青空があれば...
一瞬でも青空があれば...
2016年01月31日 12:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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一瞬でも青空があれば...
塔ノ岳に戻ってきました。出発した時よりひどい。予定通り三ノ塔を回るか逡巡しましたが、
2016年01月31日 12:21撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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塔ノ岳に戻ってきました。出発した時よりひどい。予定通り三ノ塔を回るか逡巡しましたが、
金冷しより上がひどいと登って来た人から聞き、高度が下がれば晴れると期待して表尾根へ。
2016年01月31日 12:24撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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金冷しより上がひどいと登って来た人から聞き、高度が下がれば晴れると期待して表尾根へ。
しかしそこは、ガチガチの登山道を凍った枝が覆う魔境。
2016年01月31日 12:29撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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しかしそこは、ガチガチの登山道を凍った枝が覆う魔境。
至る所で凍った登山道を通せんぼ。本当に通るのが苦痛で危険。
2016年01月31日 12:52撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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至る所で凍った登山道を通せんぼ。本当に通るのが苦痛で危険。
戸沢との分岐。道標も垂れ下がった氷の枝に襲われています。
2016年01月31日 13:16撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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戸沢との分岐。道標も垂れ下がった氷の枝に襲われています。
行者岳の鎖場。氷の枝が鎖に覆いかぶさって殺意を感じる。
2016年01月31日 13:23撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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行者岳の鎖場。氷の枝が鎖に覆いかぶさって殺意を感じる。
もう青空なんてどうでいい。氷さえ消えてくれれば。
2016年01月31日 13:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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もう青空なんてどうでいい。氷さえ消えてくれれば。
行者岳。何の修行なんだ。家まで安全に帰してほしい。
2016年01月31日 13:32撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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行者岳。何の修行なんだ。家まで安全に帰してほしい。
烏尾山荘。何だか新潟か北海道で遭難している気分。
2016年01月31日 13:53撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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烏尾山荘。何だか新潟か北海道で遭難している気分。
そして通せんぼ。ここまで氷のカーテンと倒木に何百回と格闘。
2016年01月31日 13:56撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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そして通せんぼ。ここまで氷のカーテンと倒木に何百回と格闘。
結局塔ノ岳から三ノ塔まで、ずーっと氷のやりたい放題。
2016年01月31日 14:08撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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結局塔ノ岳から三ノ塔まで、ずーっと氷のやりたい放題。
これが、たかが標高1200mの景色とは思えない。
2016年01月31日 14:10撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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これが、たかが標高1200mの景色とは思えない。
三ノ塔に到着。素晴らしい眺め。。。
2016年01月31日 14:25撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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三ノ塔に到着。素晴らしい眺め。。。
休憩所でひと息。この場所にあって本当に良かった。
2016年01月31日 14:35撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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休憩所でひと息。この場所にあって本当に良かった。
行動再開。わずかに二ノ塔方面に進んだ所に下り口。道標隠すとは、最後まで邪魔しやがる。
2016年01月31日 14:38撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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行動再開。わずかに二ノ塔方面に進んだ所に下り口。道標隠すとは、最後まで邪魔しやがる。
三ノ塔尾根に入るとそこは天国。天国的な長さも苦痛じゃない。
2016年01月31日 14:42撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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三ノ塔尾根に入るとそこは天国。天国的な長さも苦痛じゃない。
標高950mより下は土が出始めます。心配していた腐れ雪は大丈夫でした。
2016年01月31日 15:02撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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1/31 15:02
標高950mより下は土が出始めます。心配していた腐れ雪は大丈夫でした。
しばらく粘って、標高720mでチェーンスパイクを脱ぎました。
2016年01月31日 15:11撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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しばらく粘って、標高720mでチェーンスパイクを脱ぎました。
牛首に到着。林道経由は通行止めのため、この先も登山道へ。
2016年01月31日 15:16撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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牛首に到着。林道経由は通行止めのため、この先も登山道へ。
テクテク進んでいくと、おお、登山道の真上にアレですよ。
2016年01月31日 15:30撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1/31 15:30
テクテク進んでいくと、おお、登山道の真上にアレですよ。
新秦野線43号いただきました!ゴメンナサイ師匠、曲がった!
2016年01月31日 15:30撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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1/31 15:30
新秦野線43号いただきました!ゴメンナサイ師匠、曲がった!
戸川公園の上の林道まで辿りつきました。よかった帰って来れた。
2016年01月31日 15:41撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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戸川公園の上の林道まで辿りつきました。よかった帰って来れた。
大倉のバス停から見える立派な橋を、初めて渡ります。
2016年01月31日 15:50撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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1/31 15:50
大倉のバス停から見える立派な橋を、初めて渡ります。
氷との格闘で何だかあちこち濡れてますが、そのままバス直行で帰宅しました(終)。
2016年01月31日 15:53撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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1/31 15:53
氷との格闘で何だかあちこち濡れてますが、そのままバス直行で帰宅しました(終)。
撮影機器:

感想

天気予報とにらめっこしながら、天候好転を期待して日曜日に丹沢に行ってきました。すでに大倉付近から、上の方の山肌が白くなっているのを確認し、稜線での青空を期待して大倉尾根を登りました。果たして、高度を上げるに連れて木々は氷で覆われ始めましたが、肝心の空が・・・携帯の電波の入る塔ノ岳で停滞中、一般的な天気予報だけでなく、GPV気象予報でも雲がかかっていないことを確認しましたが、山の上の天気は違うのか、空はその後も変わることなく一日中白いままでした(やっぱりヤマテン必要か...)。

それでも丹沢山まで行って帰って来るまでは万事快調、体力的にも大丈夫そうだったので三ノ塔を回って帰れるかと、あわよくば途中で青空が望めるかと、表尾根に進んだものの・・・丹沢主脈でも至る所で木々の枝が氷でしだれていましたが、表尾根は細い木が多いのか、もともと幅の狭い登山道を覆い隠すように木々が倒れ掛かってきていました。しかも塔ノ岳から新大日までは主脈よりもカチカチ。その先も終始ツルツルで、行者岳と三ノ塔への登りはベルグラ、烏尾山の前後は倒木が多数。枝とツルツルの間の隙間を潜ったり、倒れている反対側から幹をまたいだり。隙間を通過したあと、そのまま登山道を外れて斜面を滑り落ちる危険のあるところもありました。途中で会った丹沢をよく登ってそうな方も、こんな道は歩いたことがないとボヤかれてました。触れるとガラスのような音を立てる、硬い氷の枝が当たったのか、額から血を流している人ともすれ違いました。

結果的には無事安全に下山が出来ました。三ノ塔尾根の下りは快適で元気も回復しました。これで何かの経験値が上がったかどうか(障害物競走?)。正直、同じ状況にいますぐもう一度行きたいとは思いませんが、丹沢の持つ幅広い側面をまたひとつ経験する機会となりました。

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3/5
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利用交通機関: 車・バイク
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体力レベル
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