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記録ID: 805961 全員に公開 アルパインクライミング八ヶ岳・蓼科

今年もまたまた試練の石尊稜

日程 2016年01月31日(日) [日帰り]
メンバー kamehiba
天候昼までは快晴この上なし。
微風、気温も高め。
昼過ぎより稜線上はガスって風がでる。
とはいえ、気温はさほど下がらす、歩けないほどの風でもなし。
アクセス
利用交通機関
車・バイク
八ヶ岳山荘の仮眠室で前泊。
詳しくは書きませんが、素晴らし過ぎる施設です。
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.9〜1.0(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち40%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
13時間26分
休憩
1時間29分
合計
14時間55分
Sスタート地点04:2605:08やまのこ村05:15美濃戸山荘06:01堰堤広場06:52赤岳鉱泉07:1914:29石尊峰15:2215:26鉾岳15:3015:33日ノ岳15:3415:44二十三夜峰15:54地蔵の頭15:5516:36行者小屋16:3817:14中ノ行者小屋跡17:1518:26美濃戸山荘18:31赤岳山荘19:21八ヶ岳山荘19:21ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
横岳西壁石尊稜は、柳川北沢右俣から石尊峰に突き上げる冬季限定ルートです。
下部岩壁、リッジ、上部岩壁の3部構成。
日本登山体系によれば「特別に難しいところはなく、中級クラスの人が冬期登攀の腕を磨くのに格好のルートである」
南八のアルパインルートでは、阿弥陀北稜、阿弥陀南稜、赤岳主稜に次ぐグレード感かと思いますが、その考えで阿弥陀北稜の次にくると下部岩壁の悪さにびっくりするでしょう。
核心は下部岩壁を抜けて右上するリッジにでるまで(個人的に)。
ありがたいペツルボルトが打たれていますが、元蘢度の壁をサクサクとアイゼンで登れないと厳しいかも。
下部岩壁を抜け、しばらくコンテで登ると爽快なリッジ。
リッジを通り過ぎてすぐ目の前に、上部岩壁の取付き。
難しくないものの、約30mのランアウト。ミスは絶対許されません。
岩角でセカンドビレイ。
上部岩壁を抜けたら右上するガリーをコンテで詰めると稜線に出ます。

今回は寡雪でカラカラに乾いたところに一気に新雪が積もり、その上に薄く重めの雪が積もった、という状況でした。
随所で苦しいラッセルを強いられました。
膝で押し込んでもちっとも固まらない。
下部岩壁を抜けたリッジもラッセル。
昨年とあまりにも状況が異なり、「実は今登ってるの石尊峰じゃないんじゃないの?」と思ってしまうほど。
その他周辺情報残業のため、どこにも寄れず〜
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図 [pdf]

写真

八ヶ岳山荘の仮眠室で前泊。
朝食を暖かいところで食べられるのはありがたいです。
2016年01月31日 03:49撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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八ヶ岳山荘の仮眠室で前泊。
朝食を暖かいところで食べられるのはありがたいです。
17
赤岳鉱泉はアイスキャンディーフェスで賑わってました。
我々はそそくさとトイレの前で装備装着
2016年01月31日 07:16撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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赤岳鉱泉はアイスキャンディーフェスで賑わってました。
我々はそそくさとトイレの前で装備装着
3
登山道から取付へ向かうルートにはトレースがありました
2016年01月31日 07:31撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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登山道から取付へ向かうルートにはトレースがありました
4
期待大な晴天
しかもさほど寒くない
2016年01月31日 07:31撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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期待大な晴天
しかもさほど寒くない
4
枝がうるさいが、概ね順調
2016年01月31日 07:33撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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枝がうるさいが、概ね順調
5
しだいに横岳西壁に近づいてきました
2016年01月31日 07:33撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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しだいに横岳西壁に近づいてきました
4
やっと真っ白な世界になりましたね
2016年01月31日 07:33撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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やっと真っ白な世界になりましたね
4
もうちょっとかな〜
このあと三叉峰ルンゼのトレースに引き込まれてタイムロス
2016年01月31日 08:06撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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もうちょっとかな〜
このあと三叉峰ルンゼのトレースに引き込まれてタイムロス
5
取付の下に到着
装備を整えます
いきなりラッセルだ・・・
2016年01月31日 09:04撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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取付の下に到着
装備を整えます
いきなりラッセルだ・・・
6
小同心に日があたりはじめました
2016年01月31日 09:04撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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小同心に日があたりはじめました
9
写真撮る余裕がなく、下部岩壁を抜けてリッジの手前で撮影
阿弥陀さまがご立派でした
2016年01月31日 12:12撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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写真撮る余裕がなく、下部岩壁を抜けてリッジの手前で撮影
阿弥陀さまがご立派でした
27
中山尾根が圧倒的
2016年01月31日 12:12撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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中山尾根が圧倒的
12
まだ先は長い・・・
心が折れて下降を決断したときに撮った写真
2016年01月31日 12:43撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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まだ先は長い・・・
心が折れて下降を決断したときに撮った写真
19
登り返してリッジをラッセル中に撮影
こんなリッジなのに腿ラッセル
2016年01月31日 13:58撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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登り返してリッジをラッセル中に撮影
こんなリッジなのに腿ラッセル
15
この写真でもよくみると写ってますが、三叉峰ルンゼからのトレース発見!
この後カメラのバッテリーが力尽きる
2016年01月31日 13:59撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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この写真でもよくみると写ってますが、三叉峰ルンゼからのトレース発見!
この後カメラのバッテリーが力尽きる
7
延々と続く南沢・・・
2016年01月31日 16:56撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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延々と続く南沢・・・
8
またがんばろう!!
2016年01月31日 16:57撮影 by RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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またがんばろう!!
15

感想/記録

そう、これが冬山だ。
正月の聖岳登頂でふわふわ浮き足立った足をスカッと痛快にすくっていただきました。
技術、体力、気力、どれもこれも足りない上にセンスもない。
ないないづくしのkamehiba隊だけど、すげー楽しかった!

土、日どちらかお天気のいい日に八ヶ岳に行こうと計画していたのですが
金、土と大雪の警報が出たりしたので中止に。
ところが金曜の夜くらいから予報がいい方に段々変わってきた。
土曜夕方のヤマテンで日曜の3時くらいまでは晴れ、気温も風もさほど悪くないようなので「やっぱ雪山行きたい!」と支度をして都内出発。
お初の八ヶ岳山荘仮眠室で前泊。ウワサ通りの快適さ。ありがたや。

4時過ぎに美濃戸口出発。
辺りはもちろん真っ暗。お月様も星も綺麗に見える。
ようやく雪のついた美濃戸までの林道はまだ車に荒らされる前のせいか歩きやすかった。
暗く静まり返った林道を珍しく黙々と歩く。
暗いといつもより赤岳鉱泉までが遠く感じたなぁ。
北沢は相変わらず歩きやすい。雪がようやくしっかり付いて余計に歩きやすくなったよう。
この日は夜明け前のわりに寒くなかったけど、さすがに立ち止まると寒いのでほとんど休まず鉱泉まで歩いたので焦らず歩いたわりに予定より早めに鉱泉到着。

鉱泉の前には出発の準備をする大勢の登山者がいました。
私達もここで休憩とハーネス・ヘルメット装着。
鉱泉の手前で日の出になり白く美しい稜線が見えて気持ちが高まる。
どきどき、わくわくが止まらない。さぁ出発。

まずはラッセルが懸案のアプローチ。
今朝のものと思われるトレースがありました。
深さはつぼ足で膝上くらいで締まらない雪なのでトレースの上でも足がとられるのと、まだ雪に埋もれていない木の枝がうざい。
トレースは三叉峰ルンゼに向かっているようだったので地図を確認して
石尊稜下部岩壁直下へ進む。
やっぱりトレース様様、ノートレースになった途端にラッセル開始。
沢筋だから雪は深いし、でもあまりのんびり歩きたい地形でないので頑張る。
石尊稜下部岩壁直下にたどり着いたけど、去年と見た目があまりにも違いすぎる。
見上げる西面壁は神々しいまでに白い。青い空に映えて美しいけどなんだかコワイ。
ロープや登攀ギアを準備しながらまずはルート確認。
去年は雪がすっかり溶けて黒々としていた下部岩壁は雪で真っ白で取り付きの支点も下からでは見えない。

壁脇の立ち木のある位置などを見て、去年の記憶をふりしぼりおおよその予測を立てて雪壁を登り始める。
この雪壁が思いのほか悪い。
さらさらした雪の上に前日のみぞれ混じりの固い雪が乗るという二層雪で嫌な感じ。
雪が深いわりにピッケルとバイルの掛かりがよくないし、「取り付き手前でこんなに悪かったっけ??」と不安になる。

ようやく下部岩壁の最初の支点を見つけてほっとするがそこから見上げる壁が。。
雪のない前回は取り付きは狭いながらもテラスがあったけれど今回は雪で埋もれています。
「これ登るの〜〜?」と言ったらhibaがあっさり「登れるっしょ」と言うと何故かここでkameのやる気スイッチが入りkameリードで登攀開始。
岩はほとんど雪に覆われ、雪のないところばベルグラがついていてホールド、スタンスがわからん。
そして確かにあったはずのハンガーボルトも雪で見えない。
かかりの悪いピッケルはバランス程度で前爪でどうにかスタンスを見つけて立ち込んでスラブ登り。
「ちくしょー、はずれんなよ、足!」と心の叫びとともに登っていくと恵みのボルト様が!
AOして息を整えてまた気合のスラブ登り。
アイスの時はトップロープで確保されててもずりずり足が抜けていたのになぁ。
人間気合が入ると違うんだなぁ。
そして氷でべったり壁に張り付いた残置ロープのある支点をようやく発見。ふぅ。
ピッケルのアッズでロープを掘り起こしてセルフを取ってhibaをセカンドビレイ。
次もkameリード。まだまだ手も足も悪いけど「あっスラブ登りか」って気が付いたところで体も心も安定して登れるようになった。
次の支点にも到着してhibaをビレイ。
最後はhibaがリード。ここはそれまでの直上から左上する感じ。
hibaは日頃からリード慣れしているのでルートファイや支点取りが上手い。
すぐ上の立ち木が支点によさそうに見えるけどそのすぐ手前に岩が飛び出ているのでとどかない。
hibaはあわてずトラバースして左手の木に到着してkameがフォロー。
自分のリードが終わった途端に張っていた気が抜けて急に怖くなるという残念なkame。
ビレイしているhibaのところにたどり着き、下部岩壁終了。ほぉ〜〜〜。
この辺りで下部直下に後続の二人組さんが見えました。

ここから雪稜歩きまでは去年は雪のほとんど溶けた草つきの急登で砂まみれになった記憶しかない。
今年は締まらない雪のついた急登のラッセル。
下部岩壁の後から雪稜帯までは結構な傾斜ですが下部の辛い登攀で二人とも感覚が麻痺していたのか、一部岩が出て悪いところでhibaに確保してもらった以外はオールコンテだった。
馬力のあるhibaがピッケルで雪を崩し、膝で足場を固めて進みますが固めたはずの足場があっさり崩れてまさに「三歩進んで二歩下がる」感じ。
見上げると真っ白い山に青い空と素晴らしい景色ですが二人とも不安に押しつぶされそうになる。
こんな調子で本当に稜線まで抜けられるのか。
懸垂できそうな木を目に焼き付けながら終わらないラッセル。

「次の足場のいいところまで行ってみよう」とお互いに言いながら進むとようやく雪稜帯にたどり着く。
もちろんトレースはなし。
まずは素晴らしい景色をみながら休憩。サングラスをしても眩しいくらい山はキラキラしてます。
去年は気持ちのいいリッジ歩きだったので、そろそろ歩きやるくなるかもと期待してスタート。
そんな甘い考えのふたりを嘲るように雪は深いままです。
リッジを少し進んだところでふたりで「もう降りよう」と話す。
簡単な下降じゃないことはわかっているけどもう登る気力がなかった。。
あぁなんて惨めなんだろう。
まずは傾斜もさほどでないのでクライムダウン開始。
10〜20メートルくらい降りたところで後続の二人組のトップの男性と出会う。
男性「どうしたんですか?」
kame「ラッセルがまだまだ続くので私達には抜けられそうもないので降ります」
男性「でもここから気持ちのいい雪稜で上部岩壁はガバガバだよ。下降も50Mロープだとかえって大変だよ」
kame・hiba「。。。」
ふたりで顔をみあわせる。
二人だけじゃないとわかったらどうにか頑張れる気がしてきた。
あぁ情けない。
フォローの女性も登ってきて「え〜ここまで頑張ってきたのに」と声を掛けてくださる。

「行きます」と二人で言って自分達のつけたトレースを登りかえす。
あぁ、トレースがあるってなんて楽なんだろう。
引き返した地点まで登って、また真っ白いリッジに自分達のトレースをつけ始めると皮肉なことに雪が少しだけ浅くなり格段に歩きすくなった。
そして一段上がって上部岩壁が見えるところまで来ると三叉峰ルンゼからつめてきたクライマーのトレースが見えた!
下部岩壁までの短い距離だったけど人様のトレースは天国に続く階段のようだった。

リッジ歩きあたりからガスと風が出始めました。
視界は10〜20Mくらい。
上部岩壁は雪がついていたけど下部に比べたら本当に「ガバガバ」で特に去年はフリーで抜けたhibaは迷わずリードで稜線までスタカット。
無事稜線にたどり着いて握手。
テルモスのホットドリンクを飲んでロープをしまって下山開始。
視界が悪く、周りの山が見えなくなったのと、トップで登りフォローのkameを確保するのにあっちをむいたりこっちをむいたりしたせいかhibaがまさにびっくりポンな方向に降りだす。
あわてて止めてコンパスで確認して、正しい方角に進む。あぁ怖い怖い。

風は強く視界もよくないけど、午前中の好天でトレースはしっかりあるし、クサリも出ているので「あわてない、あわてない」と自分に言い聞かせて歩く。
慌てなさ過ぎて後続の二人組さんや中山尾根から合流した3人組さんにもあっという間にぶち抜かれました。うふふ。
地蔵の下降もそれほど状態が悪くなかったと思う。
傾斜が緩んだところでようやくザックを降ろしてハーネスや登攀ギアをはずして、一休み〜。
ここから行者小屋は早かった〜。

行者小屋前で後続だった二人組の女性が笑顔で手を振ってあいさつしてくださった。
リッジ歩きの時や上部岩壁取り付きでお話をさせていただいたが、お二人とも厳冬期の北、南アルプスに登っている猛者だった。
あらゆる意味でいっぱいいっぱいだったkamehibaとは違い余裕をもって登っていました。
そして二人ともこんなkamehiba隊にも上からものを言うことなく、とってもステキな方達だった。
女性は何度も「ラッセルありがとうございます」と言ってくれて、稜線に上がるまで我々を先行させてくれたのはベテランの配慮だったのだと思う。
ありがとうございました。

帰りは南沢を歩きましたがやっぱり北沢と違って歩きづらいことこの上ない。
よく整備された北沢と違い、気ままに沢沿いのドボン覚悟みたいなショートカット道がついていて暗くなってヘッデン歩きになってからは特に疲れた。
横着せずに鉱泉経由で北沢に帰ればよかったと後悔。
すっかり車のなくなった赤岳山荘を通り過ぎ、痛くなった膝で林道を歩いて、
ようやく八ヶ岳山荘の電飾が見えた時は超うれしかったなぁ。

ヘッデンではじまりヘッデンで終わるというなんとも情けない15時間行動。
帰りの車は大丈夫かいな、と思ったけど二人とも興奮冷めずにドライブ中は話尽きず。
渋滞なして2時間半で帰宅。
下校の小学生が玄関からランドセルを放り投げて遊びに行くように、ザックを玄関に放って地元の銭湯と居酒屋に直行!

去年の雪のない石尊稜が悪いと思っていたら、今年はもっと厳しかった。
二人とも「あ〜冬山ってこうゆうことだよね」と。
ないないづくしのkamehiba隊にはいい経験になった最高の山行でした。
最高に楽しかったです。
でもこれは最悪のレコです。大丈夫だと思いますがへっぽこ隊の珍道中は参考にしないでください。
しっかりとした技術と体力のある方々でしたら爽快で素晴らしいルートです。









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この記録へのコメント

登録日: 2008/10/24
投稿数: 1130
2016/2/3 14:48
 いいなぁ〜
雪の八ヶ岳、いいですねー
今年はまだどこにも行けてません、トホホ

今週末こそはと狙ってますが、どうなることか
登録日: 2010/5/10
投稿数: 2979
2016/2/3 22:29
 Re: いいなぁ〜
sakuraさん、こんばんは!
八ヶ岳、ようやく雪がついてきました。
って思ったらラッセルでした〜
今週末出陣ですか
うちもお天気がよければ連投です
お互いによいお天気で白く美しいお山に登れるといいですね
ゲスト
登録日:
投稿数: 0
2016/2/4 11:03
 こんにちは
石尊稜のレコありがとうございます。
下部は昔のチャレンジアルパインクライミングの頃のトポと比べると悪いというのはいろんな方の記録から(去年のkamehina隊も含む)も感じられましたが、特に今回のレコを拝見すると身がひきしまりました
行ってみたいけどしっかり準備してからですね
読み応えのあるレコでしたー
僕も一段落できたらトレーニングしてチャレンジしてみたいですー
おつかれさまでしたー
登録日: 2010/11/22
投稿数: 5517
2016/2/4 12:27
 お疲れ様っした!!
いや〜なかなか緊張感のあるレコでした。
やっぱ雪山って奥が深いですね

ラッセルの厳しさと、下山開始時のヒバさんの方向間違え等、臨場感あってこっちまで緊張しました。
ウチラのレベルとは到底かけ離れた山行ですが、緊張するシーンはわかるもんですね

でも、こういう山行ってレベルアップした感が半端無くないですか??
危機回避さえ怠らなければ、困難だった山行って大きな財産になるって思ってます。
登録日: 2015/5/14
投稿数: 79
2016/2/5 8:56
 雪山の厳しさわかりました。
まだ本格雪山未経験なので、今回のレコを拝読して、とても参考になりました。
読みながら、その場の雰囲気や緊張感が伝わりました。
ありがとうございました。
登録日: 2010/5/10
投稿数: 2979
2016/2/5 15:53
 Re: こんにちは
めたぱぱさん、こんにちは!
姫のご機嫌はいかがですか?

下部は私達には厳しかったですが、今から考えると細かいスタンスをアイゼンの先できちんととらえられる人だったら問題ないのだと思います。
支点が雪で見えなかったのも厳しかった〜

でもどうもこの日は赤岳主稜も阿弥陀岳北稜も大渋滞だったようなですし、
足跡一つない静かな石尊稜を登れたのは非常にラッキーだったのだと思います。

めたさんの石尊稜のレコ、楽しみにしてますね
登録日: 2010/5/10
投稿数: 2979
2016/2/5 16:00
 Re: お疲れ様っした!!
うたおとさん、こんにちは!

改めて字にすると、ラッセルでへたれる、下山の下降方向ミスなど本当にダメレコ全開です。
とほほ。

レベルアップはどうだろう。
もともとのレベルが残念なのでアップしても全然たりないかも
でも今回の山行でたくさん学んで次に生かせなければいけないとは切実に感じています。

ほんと、おっしゃるとおり雪山は奥が深いです。
標高が高くても低くても入門レベルでも厳しくってそして楽しいです。
ようやく雪も積もってきましたのでお互いに雪山を堪能しましょ〜
登録日: 2010/5/10
投稿数: 2979
2016/2/5 16:04
 Re: 雪山の厳しさわかりました。
REALISTさん、はじめまして!

雪山は高くでも低くても急峻でもなだらかでも、お天気やトレースの有無で
どんどん状況が変わってくるので厳しいと思います。
でも雪山でなくては見られない、濃い蒼い空やモントーンの世界など厳しくも素晴らしく美しいです。

お互いに安全に楽しく雪山を歩きましょう
コメント、ありがとうございました!
登録日: 2012/2/4
投稿数: 921
2016/2/6 21:30
 楽しそう〜
こんばんは!
今年の行きたいところ候補ですので、じっくり拝見させて頂きました!
なんか自分が思っていたよりも難易度が高そう(笑)
雪の状態も関係有るのでしょうけど、3000m近いバリエーション、なかなか手強そうですね。
でも無事に登攀できた達成感は凄そう!!
いや〜行ってみたい!
後続の方がおられると何か安心しますよね、ましてやバリエーションならなおさらそう感じます。
苦戦しちゃうと焦ってしまいますが(笑)
登録日: 2010/5/10
投稿数: 2979
2016/2/8 16:55
 Re: 楽しそう〜
noruさん、こんにちは〜

へたれkamehiba隊のレコなので斜め読みでよろしくお願いします

下部岩壁は雪のない昨年と雪で真っ白の今年の両方を経験しましたが
昨年はボロイ岩でいやらしかったですがルート(ホールドやスタンスと支点)が
判り易く、まだましだったと気が付きました
山の先輩曰く、「初見だと下部に雪がついてルートがわからない場合はコワイ。」
でも雪山はその時の状態で状況がかなり違ってきますし、noruさんは我々とはレベルが
違うと思いますのできっと大丈夫
アドバイスするのはおこがましいですが、アイゼントレでもスラブ系の細かいスタンスをひろう練習をしておくといいかも。

昨年講習で1回、自分達で今回2回目を登った贔屓目か石尊稜は素晴らしいルートだと思います。
noruさんのレコ、楽しみにしてますよ〜

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