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Yamareco

記録ID: 807103
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雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山(地蔵岳、鈴ヶ岳)。侮るなかれ、鈴ヶ岳

2016年02月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:45
距離
12.0km
登り
928m
下り
930m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
0:48
合計
8:44
7:33
7:33
42
8:15
8:16
24
8:40
8:40
34
9:14
9:15
30
9:45
9:47
16
10:03
10:04
32
10:36
10:43
23
11:06
11:24
143
13:47
13:50
45
14:35
14:42
40
15:22
15:22
5
15:27
15:35
2
15:37
15:37
0
15:37
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葛西IC4時頃 → おのこ駐車場6時半頃
赤城山への道は雪があり、スタッドレスかチェーンの用意が必要です

私はノーマルタイヤでおのこ駐車場まで行ってしまいましたが、これは無謀です(一応AWDでオールシーズン用タイヤ)
帰りもチェーンを装着せずのろのろと下りてしまいました。後続車がくると左端に停車し、抜いてもらいました(10台くらい)
コース状況/
危険箇所等
おのこ駐車場から地蔵岳:
おのこ駐車場にはトイレあり
湖畔の食事処、土産物屋さんの間の道を旧赤城神社の鳥居まで進み、そこから赤城山第一スキー場へ左手の斜面を登ります。スキー場の左端をしばらく登り、車道のヘアピンカーブに出る。さらに進むと八丁峠Pに出て地蔵への登山道にでる。よく踏まれており問題なし。途中からアイゼンを使用したが、なくても登れる。ここから鈴ヶ岳までずっとアイゼンのまま

地蔵岳から新坂平駐車場:
こちらもそれなりに踏まれており、迷うことはない。途中で見晴らし方面への分岐にでるので、左に進んで新坂平へむかう。分岐には標識がある

新坂平駐車場から鍬柄山:
駐車場から道路に出ると、道路の向かい側に鈴ヶ岳への登山口がある。牧場への入り口の左側で標識もある。基本的に尾根伝いに進む。途中からは有刺鉄線沿いに進む

鍬柄山から鈴ヶ岳:
尾根伝いに進む。細い尾根があるので、左右に落ちないように注意する。そこそこ下り、鞍部(大ダオ)に出た後に鈴ヶ岳への急登になる。お助けトラロープが数か所ある。木の根や岩が完全に埋まっていないところがあり、アイゼンなどをひっかけないよう注意

鈴ヶ岳鞍部からキャンプ場への北回り:
大ダオからは踏み跡がないのでスノーシューに履き替えて適当に下りた。リボンや樹幹への赤印は少なく道が分かりづらい。GPSで位置を確認しながら沢まで下りた。大ダオから出張峠までの登り返しまで、ずっとスノーシューで新雪を踏んだ

沢から出張峠:
沢を渡って登り返す道を選んだが、沢を渡らず沢沿いに進むのが正解だったか。結構な登り返しで体力と時間を消費した。基本的に「関東ふれあいの道」をたどるのだが、ところどころ看板が出てくるものの、ピンクリボンがなかなか見つからない個所が数か所あり、GPSで確認しながら進んだ

出張峠から大沼:
緩やかな下りで問題なし。ここは踏み跡があった

大沼
全面的に凍っているが、赤城神社あたりの湖の真中がいかにもドボンと行きそうな感じ。両端はワカサギ釣りの人たちのテントが多数

その他周辺情報 富士見温泉ふれあいの湯を利用しました。510円
http://www.michi-fujimi.com/main_02.htm
汗を流すには十分ですが、温泉という雰囲気では・・
おのこ駐車場到着。黒檜方面はガス
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おのこ駐車場到着。黒檜方面はガス
地蔵方面は朝日が当たり雲も少ない。こちらから行こう
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地蔵方面は朝日が当たり雲も少ない。こちらから行こう
スキー場の左端を進む
スキー場の左端を進む
八丁峠Pに出ました。ここから地蔵へ向かいます
八丁峠Pに出ました。ここから地蔵へ向かいます
ガスが取れて青空。新調した雪山用靴との相性を見るため、このあたりでアイゼンを装着
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ガスが取れて青空。新調した雪山用靴との相性を見るため、このあたりでアイゼンを装着
富士山も遠望できる。白くなったな
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富士山も遠望できる。白くなったな
あと少し
山頂到着
大沼の右奥に見えるべき黒檜と駒ヶ岳は厚い雲の中
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大沼の右奥に見えるべき黒檜と駒ヶ岳は厚い雲の中
かろうじて霧氷
黒檜の反対方面には浅間が見える
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黒檜の反対方面には浅間が見える
新坂平Pまで一気に下りる。右上が地蔵の電波塔
新坂平Pまで一気に下りる。右上が地蔵の電波塔
新坂平Pから道路を渡ると左側に鈴ヶ岳への登山口
新坂平Pから道路を渡ると左側に鈴ヶ岳への登山口
鈴ヶ岳へ登る物好きは私だけではないらしい。トレースがある
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鈴ヶ岳へ登る物好きは私だけではないらしい。トレースがある
このような標識が途中途中にある
このような標識が途中途中にある
黒檜方面は徐々に晴れてきた
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黒檜方面は徐々に晴れてきた
黒檜は霧氷も期待できそう
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黒檜は霧氷も期待できそう
鈴ヶ岳へ向かう途中の鍬柄山から浅間山を望む
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鈴ヶ岳へ向かう途中の鍬柄山から浅間山を望む
その左に八ヶ岳連峰
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その左に八ヶ岳連峰
さらに左には甲斐駒ケ岳
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さらに左には甲斐駒ケ岳
その左には北岳と間ノ岳も
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その左には北岳と間ノ岳も
浅間山の右側には四阿山
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浅間山の右側には四阿山
駒ヶ岳、黒檜、小黒檜の稜線がいい
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駒ヶ岳、黒檜、小黒檜の稜線がいい
鈴ヶ岳へはこんな尾根を進む
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鈴ヶ岳へはこんな尾根を進む
鈴ヶ岳への鞍部(大ダオ)にザックをデポ
鈴ヶ岳への鞍部(大ダオ)にザックをデポ
さて登ります
ところどころお助け用トラロープが
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ところどころお助け用トラロープが
鈴ヶ岳山頂の石碑
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鈴ヶ岳山頂の石碑
その右に黒檜岳
黒檜方面も完全に晴れました
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黒檜方面も完全に晴れました
その左には皇海山
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その左には皇海山
さらに左に日光白根山ですが雲に隠れています
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さらに左に日光白根山ですが雲に隠れています
こちらは奥に地蔵岳。その前には歩いてきた姥子山、鍬柄山などの尾根
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こちらは奥に地蔵岳。その前には歩いてきた姥子山、鍬柄山などの尾根
セルフで
谷川連峰
その左に苗場山方面
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その左に苗場山方面
さて大ダオから北回りでキャンプ場方面へ下ります
さて大ダオから北回りでキャンプ場方面へ下ります
うさぎの足跡しかありません
うさぎの足跡しかありません
スノーシューで真っさらの雪面を沢まで下ります
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スノーシューで真っさらの雪面を沢まで下ります
ケモノの足跡が助けになります
ケモノの足跡が助けになります
沢からは関東ふれあいの道をたどって出張峠まで登り返します
沢からは関東ふれあいの道をたどって出張峠まで登り返します
赤城少年自然の家まで下りてきました。42年の時を経て閉館のようです
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赤城少年自然の家まで下りてきました。42年の時を経て閉館のようです
赤城神社に向かって大沼を歩きます
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赤城神社に向かって大沼を歩きます
今日は時間的に黒檜には登れそうもありません
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今日は時間的に黒檜には登れそうもありません
今回の山行の主目的である赤城神社への初詣
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今回の山行の主目的である赤城神社への初詣
今年もライトブルーの登山お守りにしました
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今年もライトブルーの登山お守りにしました
神社の前の氷は危ういな
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神社の前の氷は危ういな
ちょっと遅めの昼食にします。野菜入りちゃんぽんラーメン
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ちょっと遅めの昼食にします。野菜入りちゃんぽんラーメン
念のための3シーズン用の靴(右)は幸いなことに出番はありませんでした
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念のための3シーズン用の靴(右)は幸いなことに出番はありませんでした

感想

前回の鳳凰山で新調した雪山用の靴を使用したが、どうにも馴染まず途中撤退した。その後、自宅周辺のウォーキングで履き慣らし、今回は再トライ。結果はまずまず。かかとのマメはできず、小指の爪も問題なし。ただし、くるぶしだけは相変わらず違和感があり痛かった。万一、前回のような事態になりそうなら、駐車場へ戻って履きなれた靴に変えるつもりだったが、そこまでの必要はなかった

さて今回は、49日の法要が終わり喪が明けたので、ここ数年の恒例となっている赤城神社への初詣を兼ねて赤城山へ出かけることに。土日に出かけるつもりだったが、天気が悪そう。前日の木曜日に埼玉北部に出張で出かけ、快晴の赤城を見たら、いてもたってもいられず、金曜の休暇を即決(笑)。金曜日だったためと、歩いたルートがマイナールートだったため、おのこ駐車場を出てから駐車場に戻るまで、登山者には一人も会わなかった。というか、登山道では全く誰とも遭遇しなかった

今回は、Jimny-Hikerさんにお薦めいただいた赤城山周回に挑むつもりだった。本当は昨秋やるつもりが、天候や仕事の都合で実現せず、結局雪山のシーズンになってしまった。周回は鈴ヶ岳も入れて登るルートを計画したが、これがちょっと無理だった

到着時には黒檜方面がガスっていたので、地蔵からスタートしたが、これは正解だった。万一、黒檜からスタートしていたら、午後になってから鈴ヶ岳に突入することになり、うす暗がりの中でルーファイをしながら出張峠へ登り返しをすることになり、一つ間違えば遭難まがいになるところであった

それにしても誰も踏んでいない雪面をスノーシューで十分楽しむことができた。うさぎ、キツネ、カモシカ、それに熊(寝てないのかよ)、ケモノたちの足跡だけだったが、彼らも登山道を選んで歩くことが分かった。時々、きまぐれに外れるのはご愛嬌だが、かならずまた登山道に戻ってくる。斜面の道は雪で埋もれ分からないが、よく見るとここが登山道かなと分かる程度。そこを山の住人たちが通っている。彼らも歩きやすいところを歩くということか・・。この足跡のおかげでルーファイする上で助かったし、一方で一度は完全につられてコースを大きく外れてしまった(笑)

いつもと違う山の歩き方で、楽しい一日だった。それにしても、鈴ヶ岳はなかなか良い山だ。静かな赤城を楽しむには持って来いだと思う。尾根歩きが続き、黒檜や浅間、八つなどの眺望もあり、変化に富んでいる。標高は低い方なので、頑張れば行けると踏んで周回コースに組み込んでみたが、位置的にも距離的にも、私の足ではちと周回は無理だった。鈴ヶ岳、侮るなかれ、でした。鈴ヶ岳に行かれる方は、新坂平Pに駐車してピストンされるのが良いかと。

今回は期せずしてしずかな雪歩きを満喫でき、感謝感謝

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コメント

ゲスト
鈴ヶ岳
Pinballさんと赤城山でお会いして1年が経ちましたね

まさか冬山の赤城山縦走コースを計画されているとは思いませんでした
冬季鈴ヶ岳は未踏ですが、笹薮がなくていいですね。無雪期は藪漕ぎが大変
大ダオから赤城山北側のルート、関東ふれあいの道もこの時期かなりラッセルだったのでは。

私は冬季は鈴ヶ岳と北部外輪山を除いた周回を考えていました
しかし雪が降らず、降ったと思ったら豪雪でラッセルとまだ周回で歩けていません。
登山道は雪が締まって歩きやすくなったかな。
ようやく大沼も凍ったようなので訪問したいと思います(^^)/
2016/2/6 2:16
鈴ヶ岳は周回から外した方がよいですね
鈴ヶ岳の夏道は藪漕ぎなんですね。雪でとても歩きやすかったです
大ダオからの下りはあまりに気持ちの良い新雪下りだったので、一気にどんどん下りましたが、あんなに下ってしまうとは思ってもみませんでした(笑、調査不足です)

鈴ヶ岳からの下りはショートカットしようとして適当に下りられる斜面を探しましたが、なかなか良さげな斜面がなく、結局大ダオから下りました

沢まで下りて関東ふれあいの道を登り始めてすぐに、熊の足跡をしばらくたどりましたが、ルートを完全に外れてしまいました。あわてて戻って軌道修正しましたが、熊の足跡を追うなんてどうかしてますよね。慌てて熊鈴をつけました(笑)

Blue-Greenさんがやっていたように、鈴ヶ岳を外して周回していれば、今回は黒檜に登ったころには雲が取れて、霧氷と青空が楽しめたと思われます

次回は鈴ヶ岳をやめて、小黒檜を組み込んで周回チャレンジしてみたいと思います
2016/2/6 8:21
プロフィール画像
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