三頭山周辺は残雪たっぷりでした（ムロクボ尾根→風張峠）

2016年02月06日(土) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,504m
• 下り: 1,508m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:33

7:33 陣屋バス停
7:37 7:37 三頭山登山口(ムロクボ尾根(丸山尾根))
8:59 8:59 ヌカザス山(糠指ノ峰・キタミノ峰)
9:05 9:05 ツネ泣峠
9:18 9:18 入小沢ノ峰(檜尾ノ峰)
9:36 9:36 鶴峠分岐
10:00 10:07 三頭山(西峰)
10:09 10:09 御堂峠
10:11 10:11 三頭山
10:29 10:30 見晴し小屋
10:46 10:46 鞘口峠
11:05 11:05 栂ノ尾
11:17 11:18 砥山
11:32 11:32 戸沢峯
11:42 11:47 風張峠駐車場
11:47 11:47 風張峠
12:26 12:29 月夜見第一駐車場
13:49 13:50 三頭山登山口（ヌカザス尾根）
14:03 14:03 三頭山登山口(ムロクボ尾根(丸山尾根))
14:06 陣屋バス停

深山荘 → 三頭山西峰　約2:30
三頭山西峰 → 風張峠　約1:40
風張峠　→　深山荘　　約2:20

天候

くもり　ときどき　はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山橋手前の無料駐車場を利用しました。

コース状況／危険箇所等

◆ムロクボ尾根（深山橋→ヌカザス山→鶴峠分岐→三頭山）
奥多摩周遊道路入口にある三頭橋を渡ってすぐの場所が登山口です。九十九折りの急坂です。振り返ると、深山橋がずっと見えています。それほど、急斜面ということでしょうか。歩く度に高度が上がる実感があるので、達成感のある尾根道です。ただし、西斜面なので、凍結、残雪多数につき、歩くことに慣れていない方は、この時期のハイクは十分検討された方がいいと思います。

◆三頭山→鞘口峠→風張峠
鞘口峠までは、踏み固められた雪道でした。凍結部分もあるので、登り利用でも軽アイゼンなど滑り止めは必携です。鞘口峠から先は、日当りが良いせいか、ゆるゆるの雪道です。歩く人も少ないせいか、ズボ足状態です。浅間尾根方面との分岐から風張り峠までは、踏み跡が全くありませんでした。固い雪の下にやわらかい雪です。

写真

2/6 7:31

深山橋を小菅方面に渡り、深山荘前の駐車場に車を停車。寒いです。

2/6 7:33

登山口は三頭橋を渡って、右側にあります。

2/6 7:36

ここが登山口。もう、雪がたっぷりです。最初は緩やかに始まります。

2/6 7:42

立派な道標。今日は、ムロクボ尾根を登って行きます。奥多摩三大急登のヌカザス尾根と合流するルートです。だから、そこそこ急坂です。

2/6 7:42

日の出から相当時間が経過していますが、西斜面のため、陽が射しません。なので、雪が締まっています。すぐに軽アイゼンを装着しました。

2/6 8:00

古くサビサビの道標です。

2/6 8:10

次の道標には、橋沢尾根と書いてありました。？？？なんだろう。

2/6 8:10

なだらかな登りで、なかなか高度が稼げません。

2/6 8:45

倒木の上の雪。そこそこの量です。

2/6 8:55

ようやく勾配がきつくなってきました。振り返って一枚。いい尾根道です。

2/6 8:57

付いているロープを利用して登って行きます。雪は固く締まっています。

2/6 8:58

ヌカザス尾根と合流しました。ここから、急坂が本格化します。

2/6 9:17

踏み跡を外せば、ヒザ上までズッポリとなります。

2/6 9:19

入小沢ノ峰です。境界尾根の分岐点です。境界尾根はワイルドですので、興味のある方はぜひどうぞ。

2/6 9:22

陽だまり感のある、よい尾根道です。

2/6 9:25

このルートは、歩いている方が少ないようです。

2/6 9:37

鶴峠分岐です。雪深いです。歩いた跡をたどって行きます。

2/6 10:00

雨氷。先週の鷹ノ巣山の樹木に比べると、かわいらしいもんです。

2/6 10:01

三頭山に着きました。深山荘からの所要時間は2:30でした。

2/6 10:01

三頭山西峰の山名標。

2/6 10:01

今日は、富士山はお休みです。2週連続、見れませんでした。

2/6 10:07

鷹ノ巣山。先週登った山です。

2/6 10:11

三頭山中央峰です。

2/6 10:12

三頭山東峰です。

2/6 10:13

東峰そばの展望台です。

2/6 10:13

普段なら、御前山や大岳山が見えるのですが、今日は、ガスの中です。

2/6 10:13

階段の下のツララ。

2/6 10:16

鞘口峠の方に下って行きます。多くのハイカーのおかげで、雪が踏み固められています。

2/6 10:29

次の展望台。

2/6 10:29

このツララの長さはスゴイ。子供の頃は、どの軒先にもぶら下がっていたもんだが・・屋根がトタンだったし、熱が伝わるような建物だったということですね。

2/6 10:47

数十人の大パーティーを始め沢山のハイカーとすれ違って、鞘口峠に到着。

2/6 10:47

だいぶ下りましたが、まだ標高は1142mもあります。

2/6 10:48

鞘口峠から風張峠に行くには、登って行きます。深山橋に戻るにはふれあいの村方面に下れば近いのですが・・・。

2/6 11:05

途中、石尾根が良く見える場所があります。鷹ノ巣、高丸・・・

2/6 11:06

ビューポイントを下がって撮影するとこんな感じです。

2/6 11:14

このルートは、さらに歩く人が少なく、大変です。

2/6 11:16

なんにもありません。

2/6 11:20

雪は深いし、固いし、なかなか前に進みません。

2/6 11:31

浅間尾根との分岐点。風張峠方面は歩いた跡がありません。

2/6 11:39

表層は固く、足を入れるとその下は柔らかい雪。すねが痛いです。

2/6 11:42

どのくらいの期間、誰も歩いていないのでしょうか？

2/6 11:42

風張峠。ここから月夜見山に進むのは諦めました。車道に下ります。

2/6 11:45

風張峠駐車場。

2/6 11:46

風張峠駐車場前の周遊道路は除雪がされています。

2/6 11:46

さて、ここから車道を12km歩きます。2時間位かな？

2/6 11:47

途中、遠望がきくので、飽きません。奥多摩三山の一つ、御前山です。

2/6 12:08

月夜見山の登山口。足跡なしでした。

2/6 12:25

先週下った六ツ石山から水根までのルートです。

2/6 12:25

ダムをアップ。

2/6 12:26

月夜見第一駐車場です。

2/6 12:27

駐車場から六ツ石山方面を望みます。

2/6 12:27

奥多摩湖全景が良く見えました。奥がダムです。

2/6 12:27

石尾根もよく見えます。

2/6 12:27

雲取ははるか彼方。

2/6 12:28

鷹ノ巣山だよなぁ・・自信なし

2/6 12:36

ぐるっと周回しています。2時間半前にあの上にいたと思うと不思議な感じがします。

2/6 13:05

鞘口峠からのルートの合流点付近です。

2/6 13:42

ドラム缶橋付近。

2/6 13:49

ヌカザス尾根の登山口です。雪たっぷり。

2/6 13:52

あの橋まで。奥の山は、大寺山。

2/6 14:01

周遊道路は、今日は、通行量が少なく、助かりました。

2/6 14:03

三頭山です。

2/6 14:03

登山口まで戻ってきました。

2/6 14:06

三頭橋をもう一度撮影。

2/6 14:06

車道歩きが余計でしたが、なかなかいいハイキングでした。おしまい。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR200 カシオ

感想

MUSICA001

こんな私にも　いくつかの「好き」があります。

「好き」の一つに、　尾根歩き　があります。
頂上でバンザイするよりも、尾根を歩いてムフフするのが好きなんです。

ムロクボ尾根やヌカザス尾根の上部は、そんな場所です。
もちろん、南アルプスの白根三山や、八ヶ岳の横岳あたりもいいですね。

今日歩いた場所は、降雪後の2月に歩くには、なかなかハードなルートです。
石尾根より歩く人も少なく、日当りも悪いので、奥多摩の中でも厳しい場所
となっていました。その分静かな山歩きが楽しめる訳ですが
コースタイムが長くなるなど、より計画性が求められますね。

三頭山は、都民の森からなら、軽アイゼンを装着すれば
楽しい低山雪山ハイクが楽しめますね。いいと思います。

月夜見山から尾根伝いに奥多摩湖に降りようと思ったのですが
砥山から先は、歩いた跡が全くなく、風張峠までは進んだものの
そこから月夜見山に向かうのは諦めました。
雪面の上は固く、下がふわふわ
強く踏みぬくと、脛に雪表層部がガツン　痛ってぃ・・で、ズボっ
これでは、時間がいくらあっても足りません。
仕方なく、風張峠から周遊道路に降りて、あとは、道路を歩いて
深山荘まで戻りました。車道歩き2時間。これもハードでした。

三頭山から鞘口山の間以外は人もおらず、静かな尾根歩きが楽しめました。
冬の奥多摩は、おススメですね。