記録ID: 808961
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
本沢温泉〜硫黄岳
2016年02月06日(土) 〜
2016年02月07日(日)
- GPS
- 28:30
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:20
2日目
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:30
前日の夜に群馬を出発し23:30高尾駅にてKota氏とBaba氏と合流
南きよさとの道の駅にてビバーク
【1日目】
朝6:00に起床し朝食を済ませ撤収
車で移動中八ヶ岳には雲がかかっており天気はいまいち、、、稲子湯あたりから木々が凍った雨氷を見ることが出来た。
8:30にミドリ池入口に到着した。車は4台ほど既に停まっているがまだスペースは十分にあった。
9:00に準備完了。登山届を入り口のポストに投函して出発。
歩き出してしばらくは、雨氷の林の中を移動した。多くの木々が雨氷の重さのため垂れ下がっているか、重さに耐えられずに折れてしまっていた。
しらびそ小屋まではトレースがしっかり付いており、傾斜もきつくないのでアイゼンを付けづに進んだ。しらびそ小屋手前は傾斜がきつくなる。アイゼンはつけなかったが足跡を見るとアイゼンを付けている人もいたようだ。
しらびそ小屋に10:20に到着。行程表は上りをCTの1.5倍に設定していたのだが、CT通りに進むことが出来たため、小屋でコーヒーをいただき30分ほど休憩した。
小屋の外には小鳥のエサ箱があり、小さな鳥がたくさん来ていた。中には大きな鳥も来ていて小屋の人曰くホシガラスだそうだ。
11:00にしらびそ小屋出発。12:20本沢温泉到着。CTより10分巻いて進み予定よりも早く本日の行程終了。初日は全然行動していない…
到着してチェックインするときに当日のキャンセルが出たので個室が借りることができた。+1000円でコタツ付きの個室に泊まることが出来た!
昼食を済ませ、日本最高所の野天風呂を目指す。本沢温泉から徒歩10分程度の場所にある。標高2150mの雪山の野天風呂だからさぞかし寒いのだろうと予想していたのだが、入ってみると最高!!暖かい硫黄泉質のお湯で体の芯まで温まる。出るときも意外と寒くなく着替えることが出来た、
風呂から帰ったら、コタツでゴロゴロしたりしてダラダラと1日目が終了した。なお内湯にも入ったが、こちらは鉄分泉質の風呂でまた野天風呂とは違って気持ちが良かった。
【2日目】
朝5:30に起床し、朝食までに出発準備を整える。
使わない荷物をデポさせてもらい7:00出発。アイゼンを装着しソフトシェルで行動開始した。天候は快晴で無風、気温は-10℃ほどだった。グローブをしていても指先は冷たかったが、体はさほど冷えない。(Kota氏は素手で歩いていたが信じられない…)
夏沢峠まで樹林帯を歩く。トレースはしっかりしていてとても歩きやすい。
8:10に夏沢峠に到着。ここから稜線に出るために装備を整える。
夏沢峠では予想に反してほとんど風が吹いておらずビックリした。それでもこれから稜線は風が吹くはずなのでハードシェルとバラクラバ、ピッケルと念のためヘルメットも着用した。
8:20に出発し樹林帯を抜けると突然風が吹き始めた。風が吹き始めると急に体温を奪われる。バラクラバを鼻まで上げて、フードを被り登っていく。次第にまつげが凍り始めた。気温は日なたでは-15℃程度だが、日陰になる場所では-18℃を指していた。寒いし傾斜もそこそこ(30〜35°くらい?)あるのでゆっくり進む。他にも沢山の人が登っているので時々道を譲り合いながら登っていく。それでもCTの+10分で山頂まで到着した。山頂到着は9:30。赤岳鉱泉からの分岐が硫黄岳の山頂とされていて、結構な数の人たちが登っていた。360°快晴で展望も最高!!しかし、留まっていると風でどんどん体温を奪われる。やはり指先が一番冷たくなってしまう。写真を撮ってそそくさと下山した。
10:00に下山開始、10:30に夏沢峠。バラクラバ、ハードシェル、ヘルメット等の装備を外してそのまま本沢温泉へ、本沢温泉11:10到着。ここまでCTをだいぶ巻くことができた。
荷物を整理して本沢温泉11:35出発、しらびそ小屋12:30に到着。
本沢温泉でもそうだったが、昼食を取るか検討したが、早く下山したかったので、行動食のみ口にして15分ほど休憩した後に出発した。
しらびそ小屋からの道は適度な傾斜があったのでBaba氏が持ってきたソリを使いながら滑走して下山した。
先日の雨氷も太陽の光で輝いており、最後まで心を満たしてくれた山行だった。
南きよさとの道の駅にてビバーク
【1日目】
朝6:00に起床し朝食を済ませ撤収
車で移動中八ヶ岳には雲がかかっており天気はいまいち、、、稲子湯あたりから木々が凍った雨氷を見ることが出来た。
8:30にミドリ池入口に到着した。車は4台ほど既に停まっているがまだスペースは十分にあった。
9:00に準備完了。登山届を入り口のポストに投函して出発。
歩き出してしばらくは、雨氷の林の中を移動した。多くの木々が雨氷の重さのため垂れ下がっているか、重さに耐えられずに折れてしまっていた。
しらびそ小屋まではトレースがしっかり付いており、傾斜もきつくないのでアイゼンを付けづに進んだ。しらびそ小屋手前は傾斜がきつくなる。アイゼンはつけなかったが足跡を見るとアイゼンを付けている人もいたようだ。
しらびそ小屋に10:20に到着。行程表は上りをCTの1.5倍に設定していたのだが、CT通りに進むことが出来たため、小屋でコーヒーをいただき30分ほど休憩した。
小屋の外には小鳥のエサ箱があり、小さな鳥がたくさん来ていた。中には大きな鳥も来ていて小屋の人曰くホシガラスだそうだ。
11:00にしらびそ小屋出発。12:20本沢温泉到着。CTより10分巻いて進み予定よりも早く本日の行程終了。初日は全然行動していない…
到着してチェックインするときに当日のキャンセルが出たので個室が借りることができた。+1000円でコタツ付きの個室に泊まることが出来た!
昼食を済ませ、日本最高所の野天風呂を目指す。本沢温泉から徒歩10分程度の場所にある。標高2150mの雪山の野天風呂だからさぞかし寒いのだろうと予想していたのだが、入ってみると最高!!暖かい硫黄泉質のお湯で体の芯まで温まる。出るときも意外と寒くなく着替えることが出来た、
風呂から帰ったら、コタツでゴロゴロしたりしてダラダラと1日目が終了した。なお内湯にも入ったが、こちらは鉄分泉質の風呂でまた野天風呂とは違って気持ちが良かった。
【2日目】
朝5:30に起床し、朝食までに出発準備を整える。
使わない荷物をデポさせてもらい7:00出発。アイゼンを装着しソフトシェルで行動開始した。天候は快晴で無風、気温は-10℃ほどだった。グローブをしていても指先は冷たかったが、体はさほど冷えない。(Kota氏は素手で歩いていたが信じられない…)
夏沢峠まで樹林帯を歩く。トレースはしっかりしていてとても歩きやすい。
8:10に夏沢峠に到着。ここから稜線に出るために装備を整える。
夏沢峠では予想に反してほとんど風が吹いておらずビックリした。それでもこれから稜線は風が吹くはずなのでハードシェルとバラクラバ、ピッケルと念のためヘルメットも着用した。
8:20に出発し樹林帯を抜けると突然風が吹き始めた。風が吹き始めると急に体温を奪われる。バラクラバを鼻まで上げて、フードを被り登っていく。次第にまつげが凍り始めた。気温は日なたでは-15℃程度だが、日陰になる場所では-18℃を指していた。寒いし傾斜もそこそこ(30〜35°くらい?)あるのでゆっくり進む。他にも沢山の人が登っているので時々道を譲り合いながら登っていく。それでもCTの+10分で山頂まで到着した。山頂到着は9:30。赤岳鉱泉からの分岐が硫黄岳の山頂とされていて、結構な数の人たちが登っていた。360°快晴で展望も最高!!しかし、留まっていると風でどんどん体温を奪われる。やはり指先が一番冷たくなってしまう。写真を撮ってそそくさと下山した。
10:00に下山開始、10:30に夏沢峠。バラクラバ、ハードシェル、ヘルメット等の装備を外してそのまま本沢温泉へ、本沢温泉11:10到着。ここまでCTをだいぶ巻くことができた。
荷物を整理して本沢温泉11:35出発、しらびそ小屋12:30に到着。
本沢温泉でもそうだったが、昼食を取るか検討したが、早く下山したかったので、行動食のみ口にして15分ほど休憩した後に出発した。
しらびそ小屋からの道は適度な傾斜があったのでBaba氏が持ってきたソリを使いながら滑走して下山した。
先日の雨氷も太陽の光で輝いており、最後まで心を満たしてくれた山行だった。
天候 | 【1日目】晴れ臼曇り、【2日目】快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【みどり池〜本沢温泉】トレースあり 【本沢温泉〜夏沢峠】トレースあり・アイゼン必要 【夏沢峠〜硫黄岳】トレースあり・アイゼン必要・風強し |
写真
装備
備考 | 同伴者が持ってきたソリが下りで大活躍!! |
---|
感想
冬の八ヶ岳は初めてで比べようがないが、噂には大変風の強い場所と聞いているので、今日経験した風は普通か序の口なのだろうと思う。
以下は、備忘録として
装備にベースレイヤーとしてwaipauaのメリノウール(厚手)を使用した。
・2100〜2500付近の樹林帯(気温-7〜-15℃)では、ドライレイヤー+ベースレイヤー+インサレーション(フリース)で行動中は十分。寒さを感じる、蒸れることは一切なかった。
・2500〜山頂付近の稜線(気温-15〜18℃)では、ドライレイヤー+ベースレイヤー+インサレーション(フリース)+ハードシェルで行動中は十分
次回、雪山に行くとき
・指先、つま先が冷たかったのでウールインナーグローブ、ソックス等がほしい。
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