乗鞍 富士見沢
- GPS
- 04:46
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 902m
- 下り
- 907m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 4:39
09:33 かもしかリフト上 09:44 -> シール登行
(最初の急斜面でちょっとだけキックステップ登行)
11:49 摩利支天分岐 12:06 -> 板を手に持ったまま歩き
12:11 摩利支天-富士見岳コル 12:35 -> スキー滑降
13:00 乗鞍エコーライン(位ヶ原山荘西100m)13:23 -> シール登行
13:46 ツアーコース終点上部2423m 13:56 -> スキー滑降
14:23 かもしかリフト上 14:29 -> ゲレンデ内スキー滑降(コースタイム外)
14:47 第3駐車場
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
リフト3本 \400×3 |
その他周辺情報 | 乗鞍高原 湯けむり館 \720 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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感想
これまで乗鞍というと剣ヶ峰や摩利支天滑り台しか滑ったことがなかったのですが、ヤマレコ諸氏のレポを見るとこの時期は富士見沢を滑る人も多いようなので、今日はそちらを滑ってみることにしました。
その場合、位ヶ原山荘手前からシールを付けてツアーコースまで戻る必要がありますが(鳥居尾根方面に下ることもできるようですが)、その手間をかけてなおこの沢を滑るからには、きっとそれだけの価値があるに違いないと。。。
で、実際滑ってみると、なるほど納得の面白さ。
無木立の新雪をこれだけ堪能できたのは久しぶりです。
木が出てきてからも思った以上に滑りやすい斜面が続き、クラストした位ヶ原を滑るよりもはるかに楽しむことができました。
剣ヶ峰に登るような達成感はありませんが、これだけ滑りが楽しめれば十分です。
9:43 1973m かもしかリフトトップ。
しばらくは針葉樹林帯に切り開かれたツアーコースの登り。
すぐに急斜面があるのだが、カリカリのコブ斜面で多くの人が登りに苦労している上、大所帯の登山の団体さんが下ってきて大渋滞。シールのジグザク登行では時間がかかりそうなので、サッサとスキーを脱いでキックステップで登る。
しかしまぁ混雑しているのはここだけ。急斜面を抜けたら一気に静かになり、自分なりのペースで登ることができる。
10:41 2376m ツアーコース終点。
ここから位ヶ原まで標高差50mほどの急斜面。昨日そこそこ降雪はあったようだが、すでに十分なトレースがついていて難なく登ることができる。
位ヶ原はいつものように強風。バラクラバをかぶったりと装備を整えるが、止まっているとそれでも寒い。
ここからは正面に見える肩ノ小屋へのルートを外れ、摩利支天岳分岐を目指して枝尾根上を登る。
11:49 2788m 摩利支天岳分岐。
昨年は板をデポして摩利支天岳までピストンしたが、今日は割愛。代わりに摩利支天滑り台を途中まで滑る予定。
が、稜線をウロウロしていたらこの寒さでlivein1107くんのシールが片方完全に剥がれてしまう。エッジで雪をこそいで再接着はできたが、これだけ気温が低いと登り返し中にまた剥がれてしまうかもしれない。今日のところは滑り台は取りやめ、富士見沢だけにしておきましょう。
ということで富士見沢コルへ。稜線上は岩だらけなので板を持って不消ヶ池側の登山道を下る。
せっかくなので富士見岳まで登ろうかと考えたが、livein1107の新しい手袋はこの寒さに耐えられなかったようで、手が保たないからと断念。まぁ上からだと雪崩が怖いし、素直にコルから滑ることにしましょう。
12:35 2771m 滑降開始。
富士見岳南ピークからのシュプールが1本残っているが、富士見沢はまだまだ真っ白。昨日の新雪もいい感じで吹き溜っている。最上部こそクラストしかかっていたが、すぐに滑りやすい雪質に。これは楽しい。
2500mくらいから森林限界下に入って多少木も出てくるが、沢沿いはまだまだ滑りやすい。剣ヶ峰や肩ノ小屋からの往復コースの場合、2600mからはクラストしまくりの位ヶ原を滑ることになるのだが、それに比べるとはるかに快適だ。
13:00-13:23 2354m 乗鞍エコーライン合流。
富士見沢滑降はここまで。標高差400mちょっとの滑降だったが、だいぶ滑った感がある。
すぐ近くに位ヶ原山荘。屋根板を滑ってきたボーダーさんが何人か山荘に向かっていったが、風もなく暖かいので山荘には寄らずにここで昼休憩。
休憩後、シールを付けてツアーコース終点に向けエコーラインを登る。
といっても標高差・距離ともさほどのものではなく、トレースもたくさん付いている。この程度の登り返しで済むなら、確かに富士見沢や屋根板を滑る価値がある。
13:46 2423m ツアーコース終点上部。いわゆる位ヶ原急斜面の横っ腹に出た。
ここでシールを外し滑降開始。すでにシュプールでギタギタの急斜面を滑り、そのままツアーコースへ。
あとはゲレンデのようなツアーコースを滑るのみ。傾斜の強い箇所はコブまでできているが、すでに十分新雪を堪能しているのでもはや不満はない。
そのままゲレンデに合流し、駐車場までゲレンデ内を滑って終了だ。
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