ヤマレコ

HOME > 山行記録一覧 > 山行記録の表示
記録ID: 809327 全員に公開 ハイキング近畿

三草山〜農業遺産昭和池を訪ねるみち〜加東市

日程 2016年02月07日(日) [日帰り]
メンバー hitokura, その他メンバー1人
天候曇り時々雪
アクセス
利用交通機関
自転車
国道372号沿いのヤシロゴルフクラブの北側に「三草山登山口」を示す道路標識があるので、標識に従い農道に入り暫く進んだところが登山口です。
登山口にはWCと東屋があります。正面の丘は昭和池の堰堤です。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
Web Services by Yahoo! JAPAN
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
4時間10分
休憩
1時間20分
合計
5時間30分
S上三草登山口10:5011:00三草コース癸院ヾ波11:202つ目鎖場12:10三草山(播磨)12:5013:10露岩帯13:2013:40四等三角点天狗岩14:00天狗岩14:1014:30鹿野コース癸検ヾ波15:00炭焼き釜跡15:10昭和池コース取り付き15:20昭和池畔15:40記念碑15:5016:00堰堤出水口16:1016:20上三草登山口G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
今回のコースの前半はよく踏まれたポピュラーなルートです。鎖の手摺りがある岩場が4箇所あり、多少のスリルを味わえます。山頂を過ぎ、天狗岩への道は訪れる人も少ないのか道幅は狭く傾斜も急です。先輩方が残したテープ類が頼りになるルートです。天狗岩は足元が滑りやすく、子供連れには注意が必要です。昭和池へ下山する際はショートカットルートを使いました。こちらもテープとケルンが頼りのルートです。
その他周辺情報登山口周辺に自販機の類は無いので、事前に購入しておきましょう。
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) 保険証 携帯 万能ナイフ 時計

写真

三草コースは道中振り返れば昭和池が良く見えます。
2016年02月07日 11:11撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
三草コースは道中振り返れば昭和池が良く見えます。
いつ来ても不思議な青色の水を湛えています。
2016年02月07日 11:21撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
いつ来ても不思議な青色の水を湛えています。
1
これから歩く尾根筋と山頂が良く見えます。
2016年02月07日 11:31撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
これから歩く尾根筋と山頂が良く見えます。
1
山頂の三草神社です。隣には記帳所があり、記念スタンプとスタンプ帳があります。
2016年02月07日 12:39撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
山頂の三草神社です。隣には記帳所があり、記念スタンプとスタンプ帳があります。
四等三角点「天狗岩」に向かう途中にある露岩帯からの景色です。方角は南→西→北です。
2016年02月07日 13:11撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
四等三角点「天狗岩」に向かう途中にある露岩帯からの景色です。方角は南→西→北です。
1
天狗岩です。岩の下部は切れ落ちています。
2016年02月07日 14:07撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
天狗岩です。岩の下部は切れ落ちています。
炭焼き釜の跡があります。50年ほど前のものでしょうか。
2016年02月07日 14:58撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
炭焼き釜の跡があります。50年ほど前のものでしょうか。
釜のすぐそばに周囲には見当たらないサルナシの木が生えています。恐らくこの炭焼き釜の主が当時に植栽したものでしょう。
2016年02月07日 14:59撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
釜のすぐそばに周囲には見当たらないサルナシの木が生えています。恐らくこの炭焼き釜の主が当時に植栽したものでしょう。
炭焼き釜の煙突が崩れずに現存していました。こういうものは大切にしたいですね。
2016年02月07日 15:01撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
炭焼き釜の煙突が崩れずに現存していました。こういうものは大切にしたいですね。
昭和池の水面から堰堤を望む
2016年02月07日 15:21撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
昭和池の水面から堰堤を望む
1
池に沿って周回路がつけられています。
2016年02月07日 15:36撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
池に沿って周回路がつけられています。
1
昭和池の竣工記念碑です。昭和9年に造られた歴史ある池です。
2016年02月07日 15:50撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
昭和池の竣工記念碑です。昭和9年に造られた歴史ある池です。
何と読むのでしょうか?「千載精農」ですかね?
2016年02月07日 15:50撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
何と読むのでしょうか?「千載精農」ですかね?
最近改修されたようで出水口がコンクリートで固めてあります。
2016年02月07日 15:56撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
最近改修されたようで出水口がコンクリートで固めてあります。
登山口に戻ってきました。
2016年02月07日 16:08撮影 by SOV31, Sony
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
登山口に戻ってきました。
1

感想/記録

 今回は登山口まで自転車で行きました。上三草登山口のWCや駐車場はとても綺麗になっており、30台ほど普通車をとめられます。また、宝くじの収益金活用事業によって道標が新しく作られ、コースが大変分かりやすくなっています。
 
登山口からは三草コースの案内に従って歩くと、採石場の跡があります。やがて小さな谷筋を登り詰めると道標があり、ここから尾根に入ります。この尾根は土壌が全体的に乾燥していて、赤松が多く生えています。その為か、山火事が起こった時に備えてコースの所々にナンバーが書かれた表示板があります。この尾根筋は木が低く、景色がとても良いです。振り返ると眼下に昭和池、播磨平野が見渡せます。山頂までに鎖場を4箇所通ります。鎖はステンレスのポールに手摺り状に設置されており、無くても十分歩けます。

 標高をかせぐにつれて、本来海岸に多いウバメガシが多くなってきますが、これはかつて播磨平野の奥深くまで入り込んだ瀬戸内海の沿岸若しくは古瀬戸内湖に生えていたものの名残と推測できます。歩きながら播磨平野を眺め、太古の海を想像しました。山頂に近づくと前日深夜から早朝に降った雪が少し残っていました。

 山頂に着いたのは昼過ぎです。着いたと同時に予報外れの小雪が空を舞い始めました。山頂には先に着いて昼食を食べる登山者で賑わっていました。山頂では赤飯お握りとサンドイッチと桃パイを食べました。彼女と食べる昼飯は最高です。山頂には三草神社と記帳所があり、記帳所には月例記念スタンプとスタンプ帳が置いてあります。

山頂からは播磨平野はもちろん、六甲山が端から端まで見えます。 また、三田の羽束山や千丈寺山、 私のホームグランドである北摂の山々も見えます。特に遥か南の大阪湾も見渡せました。背後は丹波の國との境であり、これだけ多くの山々を見渡せる独立峰だから、この山が平家の本拠地に選ばれたことも頷けます。そんな平氏も、源氏の夜討ちに遭い呆気なく敗戦に追い込まれ、後の一ヶ谷の戦いによって滅びるのです。歴史ロマンを感じつつ、山頂をあとにします。

山頂の少し下には段々の地形が僅かながら残っており、保護されています。山頂からは鹿野コースをたどります。鹿野コースも標識や道標が多くあり、迷うことは無いでしょう。途中、天狗岩への分岐がありますので、宝くじの標識に従い左折します。鹿野コースから外れてすぐに分岐があり、右の小道を5メートルほど進んだところに4等三角点「天狗岩」があります。コシダに埋もれかけていて、標識がもし無かったとすれば見つけることは困難でしょう。この三角点から更に少し下った所に天狗岩があります。この天狗岩は南の展望が素晴らしく、暫し展望を楽しんでから、もと来た鹿野コースに戻ります。

 鹿野コースの尾根を少しアップダウンしながら暫く行くと、8の標識の分岐に出ます。ここで大回りとなる鹿野コースから外れ、炭焼き釜跡のある谷へとショートカット目的で下って行きます。この谷はケルンや、ピンクのテープが所々に巻いてあるので、これを頼りに下って行きます。途中の炭焼き釜跡は石組みと煙突跡が現存しています。やがて、昭和池コースに取り付きます。

 昭和池コースに取り付いた後は、昭和池の湖畔に沿って歩いていきます。途中、昭和池の畔に入れますので、池のほぼ中央から三草山が一望できます。昭和池の堰堤手前には記念碑があり、昭和池の造られた経緯などが記されています。この記念碑は昭和9年に建てられたもので、碑文も古い文体で記されており、国語の得意な彼女に解読してもらいました。記念碑正面の記述によると、この池は大正時代の大旱魃を受けた下流の町村の要請により、築かれた歴史ある農業遺産のようです。

 記念碑を後にして、舗装路を少し進むとすぐ堰堤に出ます。最近登山口の駐車場などと同じ時期に堰堤の出水口や水門が改修されたようで、真新しく白い輝きのあるコンクリートの構造物が目立ちました。堰堤の下の隋道の出口は築堤当時のままとなっており、時代の流れを感じさせられました。登山口には16:20に着き、軽食をとってから帰路に着きました。今回の山行は源平の合戦場として有名な三草山でしたが、歴史ある農業遺産というまた違った一面に出会う事が出来ました。
訪問者数:84人
-
拍手
関連する記事 by
登山 登山用品 山ごはん ウェア トレイルラン
トレッキング クライミング 富士山 高尾山 日本百名山

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録へのコメント

まだコメントはありません

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
ページの先頭へ