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Yamareco

記録ID: 809374
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ハイキング
伊豆・愛鷹

天城踊子歩道 河津七滝めぐり

2016年02月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
yosi-yama その他7人
GPS
07:50
距離
8.3km
登り
282m
下り
716m

コースタイム

08:05 天城トンネルバス停⇒ 09:10 旧道 天城山隧道⇒ 
09:55 寒天橋 二階滝⇒  10:50 国道414号線横断⇒
(踊子歩道)⇒ 11:05 平滑の滝⇒ 
11:40 宗太郎園地(昼食)12:05⇒ 
12:30 河津七滝入口(登尾方面)⇒
13:55 河津七滝入口バス停
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
伊豆市内東海バス修善寺駅より「天城路フリーきっぷ」河津駅行きのバスに乗り湯ヶ島方面に向かい天城峠停留所で降りました。
復路は河津七滝入口バス停よりバスで出発地に戻りました。
コース状況/
危険箇所等
 時折雪が顔をかすめる寒空の中、天城トンネルバス停より登山道に入り旧下田街道天城山隧道に向け登って行きました。
 裸電球が灯る暗いトンネルを抜け河津町地内の曲がりくねった旧下田街道を、周囲の針葉樹などの大木を鑑賞しながら下り途中二階滝に立ち寄りました。
 国道414号線を横断して「踊子歩道」に入りさわやかな緑色の山葵沢や柔らかい流れの平滑の滝を通過して林道に下がりました。
 二本杉峠からの道と合流する宗太郎園地の東屋付近で昼食を採りました。
 丹精された大きな杉や檜の人工林に囲まれた林道を進み途中から整備された木製の階段を下がり河津川上流の猿田淵に出ました。
 河津七滝(かわづななだる)めぐりの最上部地になていて、つづら折りの階段をさらに下がり「釜滝」に向かいました。
 天を覆うように湾曲にそびえる柱状節理の岩盤の底から「釜滝」を眺め火山が作り出した迫力ある風景に圧倒されました。
 遊歩道を下がり河津川に架かるその他の滝をめぐり河津温泉郷に着きました。
 一番のメインと思われる「大滝」に向かう道が閉鎖されていて見る事が出来ないのが残念でした。
 河津七滝入口バス停から修善寺駅行きの路線バスに乗り天城峠を越えて出発地に戻りました。
新天城トンネルバス停脇からトンネルの上に登って堰堤を越え階段を上ると旧天城山隧道に出ました。
2016年02月07日 09:21撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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新天城トンネルバス停脇からトンネルの上に登って堰堤を越え階段を上ると旧天城山隧道に出ました。
道標は確りとありました。
2016年02月07日 09:24撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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道標は確りとありました。
旧天城山隧道湯ヶ島側
トイレがありますが冬季は閉鎖され使用できません。
2016年02月07日 09:24撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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旧天城山隧道湯ヶ島側
トイレがありますが冬季は閉鎖され使用できません。
旧天城山隧道湯ヶ島側内部
アーチ状にきれいに石積みされていました。
2016年02月07日 09:31撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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旧天城山隧道湯ヶ島側内部
アーチ状にきれいに石積みされていました。
河津側に出ました。
2016年02月07日 09:38撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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河津側に出ました。
「寒天橋」付近の旧下田街道
2016年02月07日 10:00撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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「寒天橋」付近の旧下田街道
「寒天橋」を過ぎてすぐに二階滝が道路下に見えました。
2016年02月07日 10:07撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 10:07
「寒天橋」を過ぎてすぐに二階滝が道路下に見えました。
大きな杉の木に覆われひんやりした空気が漂うしゃどうを進みました。
2016年02月07日 10:32撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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大きな杉の木に覆われひんやりした空気が漂うしゃどうを進みました。
旧下田街道から外れ国道414号線に下がりました。
2016年02月07日 10:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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旧下田街道から外れ国道414号線に下がりました。
国道414号線の車道を横断しました。
交通量がかなりあり車のスピードが出ていますので注意して横断しました。
2016年02月07日 10:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2/7 10:56
国道414号線の車道を横断しました。
交通量がかなりあり車のスピードが出ていますので注意して横断しました。
踊子歩道に入りました。
2016年02月07日 10:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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踊子歩道に入りました。
小さな橋が架かる踊子歩道
2016年02月07日 11:02撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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小さな橋が架かる踊子歩道
山葵の緑色の葉がとてもきれいで春を感じました。
2016年02月07日 11:04撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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山葵の緑色の葉がとてもきれいで春を感じました。
赤いトラスの橋
2016年02月07日 11:04撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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赤いトラスの橋
平滑ノ滝
低い落差で水の流れが柔らかに感じ心が癒されました。
2016年02月07日 11:06撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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平滑ノ滝
低い落差で水の流れが柔らかに感じ心が癒されました。
木漏れ日が差し込んだのどかな踊子歩道
2016年02月07日 11:22撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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木漏れ日が差し込んだのどかな踊子歩道
整備された木の階段
2016年02月07日 11:22撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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整備された木の階段
国道414号線高架橋
2016年02月07日 11:26撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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国道414号線高架橋
小さな谷に架かる赤いトラスの橋
2016年02月07日 11:26撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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小さな谷に架かる赤いトラスの橋
河津本谷林道に出ました。
2016年02月07日 11:33撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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河津本谷林道に出ました。
下がって来た踊子歩道
2016年02月07日 11:33撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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下がって来た踊子歩道
河津本谷林道を下がりました。
2016年02月07日 11:33撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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河津本谷林道を下がりました。
沢の風景
2016年02月07日 11:34撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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沢の風景
二本杉峠からの道が合流していました。
2016年02月07日 11:39撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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二本杉峠からの道が合流していました。
宗太郎園地の樅の大木根元に石仏がありました。
2016年02月07日 11:40撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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宗太郎園地の樅の大木根元に石仏がありました。
宗太郎園地の明治10年頃植林された杉の人工林
2016年02月07日 12:13撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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宗太郎園地の明治10年頃植林された杉の人工林
題目塔
2016年02月07日 12:15撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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題目塔
花粉症は大丈夫かな?
2016年02月07日 12:15撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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花粉症は大丈夫かな?
林道横にあった公衆トイレ中はとてもきれいでした。
2016年02月07日 12:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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林道横にあった公衆トイレ中はとてもきれいでした。
公衆トイレと休憩所
2016年02月07日 12:28撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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公衆トイレと休憩所
林道から外れ河津七滝に下がりました。
2016年02月07日 12:38撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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林道から外れ河津七滝に下がりました。
案内板などを見ているようです。」
2016年02月07日 12:38撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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案内板などを見ているようです。」
木道と階段を下がりました。
2016年02月07日 12:40撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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木道と階段を下がりました。
河津川の流れが見えて来ました。
2016年02月07日 12:42撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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河津川の流れが見えて来ました。
侘助と言われましたが?
2016年02月07日 12:44撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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侘助と言われましたが?
猿田淵
猿田彦命がこの淵を訪れた時大きな「ヤマメ」を吊りあげたそうです。
その後里人はこの淵を「猿田淵」と呼ぶようになったとさ。
2016年02月07日 12:44撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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猿田淵
猿田彦命がこの淵を訪れた時大きな「ヤマメ」を吊りあげたそうです。
その後里人はこの淵を「猿田淵」と呼ぶようになったとさ。
木の階段を上ります。
2016年02月07日 12:47撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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木の階段を上ります。
今度はかなりの勾配の下りでした。
2016年02月07日 12:50撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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今度はかなりの勾配の下りでした。
釜滝の横に下がって来ました。
滝壺が下に見えました。
2016年02月07日 12:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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釜滝の横に下がって来ました。
滝壺が下に見えました。
釜滝
2016年02月07日 12:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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釜滝
釜滝
釜の底から見上げました。
2016年02月07日 13:00撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 13:00
釜滝
釜の底から見上げました。
一般の観光客が主に訪れるので岩場の巻道は安全に通過できるように整備されていました。
2016年02月07日 13:03撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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一般の観光客が主に訪れるので岩場の巻道は安全に通過できるように整備されていました。
エビ滝
エビの尾に似ている所から呼ばれているようです。
柱状節理の新しい地層が削られなめらかな海底火山の古い地層の上を水が流れています。
2016年02月07日 13:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 13:05
エビ滝
エビの尾に似ている所から呼ばれているようです。
柱状節理の新しい地層が削られなめらかな海底火山の古い地層の上を水が流れています。
長い吊り橋
2016年02月07日 13:07撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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長い吊り橋
吊橋に階段がありなかなか面白い構造をして橋の曲線がきれいでした。
2016年02月07日 13:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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吊橋に階段がありなかなか面白い構造をして橋の曲線がきれいでした。
蛇滝上部の柱状節理の岩肌
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蛇滝上部の柱状節理の岩肌
蛇滝
滝の上部の岩が蛇の模様に似ている所から蛇滝と呼ばれているようです。
写真左側に伊豆半島が海底火山だった頃の古い地層の上に上り尾南溶岩が被さっているのが見えました。
2016年02月07日 13:11撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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蛇滝
滝の上部の岩が蛇の模様に似ている所から蛇滝と呼ばれているようです。
写真左側に伊豆半島が海底火山だった頃の古い地層の上に上り尾南溶岩が被さっているのが見えました。
名水をちょっこっといっぱいいただきます。
2016年02月07日 13:17撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 13:17
名水をちょっこっといっぱいいただきます。
初景滝と踊子の銅像
踊子が脇に抱えている太鼓をたたくと音がしました。
2016年02月07日 13:17撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 13:17
初景滝と踊子の銅像
踊子が脇に抱えている太鼓をたたくと音がしました。
大岩成就
子の大岩は風に耐え大水にも押し流される事無く現在までこの地に留まっているようです。
2016年02月07日 13:24撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 13:24
大岩成就
子の大岩は風に耐え大水にも押し流される事無く現在までこの地に留まっているようです。
初景滝から下がって来た遊歩道
2016年02月07日 13:26撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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初景滝から下がって来た遊歩道
発電水車
2016年02月07日 13:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 13:30
発電水車
川端康成先生の「伊豆の踊子」が映画化された時代のヒロイン。
名優になる登竜門でした。
2016年02月07日 13:37撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 13:37
川端康成先生の「伊豆の踊子」が映画化された時代のヒロイン。
名優になる登竜門でした。
土産物屋が並び賑わってきました。
2016年02月07日 13:43撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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土産物屋が並び賑わってきました。
出合滝
支流が本流に注いていました。
2016年02月07日 13:46撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 13:46
出合滝
支流が本流に注いていました。
大滝の上部
2016年02月07日 13:47撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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大滝の上部
ループ橋
2016年02月07日 14:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 14:01
ループ橋
河津桜が咲き始めていました。
2016年02月07日 14:02撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 14:02
河津桜が咲き始めていました。
大滝入口のバス停
2016年02月07日 14:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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2/7 14:10
大滝入口のバス停

感想

 今日は登山愛好会の定例山行に参加しました。
 登りは最初の15分間程度あとは全て下りコースになり、楽々コースと思いきや体を使わず汗もかかないので体が冷えて道中寒かったです。
 立春が過ぎたばかりで寒気が残る寒い時季の山行はやはり登りがある方が温かく体にも良さそうに感じました。
 今回のコースは遊歩道が大半なので道標などは良く整備されていて道迷いや特に危険個所はありませんでした。
 天城越えの旧天城山隧道は明治38年に開通したようで現在の新天城トンネルが開通するまで伊豆半島を南北に結ぶ要所でした。
 地元の後藤先生の著書にお湯ヶ島側から祖母さんとトンネルを抜けて下田に行ったことが書かれています。
 徒歩で山道を登り天城を越えていた当時、トンネルが開通したことで馬車や人の往来も出来るようになり飛躍的に交通が便利になった画期的な出来事だったと思いました。
 川端康成先生の小説「伊豆の踊子」の舞台になった道を歩み主人公の
文学青年と踊子の純愛物語を想像し昔の面影が残る旧街道を歩きました。 河津側の渓谷は深く切れ落ちていて河津七滝までかなり下がりました。 海底火山から地上に出たマグマの上に陸上火山から流れ出した溶岩が被さった様子などが見られ、躍動した何万年か前はどんなだったのか文明の力で見れるものなら見てみたい気持ちになりました。
 閉鎖されている「大滝」に向かう道を早期に開放して多くの皆さんに見てもらえるようにご尽力お願いします。
「天城路フリーきっぷ」
東海バス修善寺駅で1900円で販売しています。
二日間利用でき河津駅までの間乗り放題です。






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