白銀の山懐に抱かれて☆*＊。.・冬季武尊

2016年02月08日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.6km
• 登り: 511m
• 下り: 511m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:10

9:30 リフトトップ
10:20 10:20 剣ヶ峰山
12:00 12:30 武尊山（沖武尊）
14:10 14:10 剣ヶ峰山
14:40 リフトトップ

天候

小雪のち☀　山頂気温-10℃　風強い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・道の駅田園プラザ（川場）から無料シャトルバス利用
・リフト2本往復1,800円（＠450＊4）

写真

寒々とした川場スキー場のゲレンデ。リフトに向かうも小雪模様、予報は終日☀なのに、まったく期待ハズレ(>_<)

リフトトップからモナカ雪の急登、ヨッコイショと

剣ヶ峰山頂の道標。風強く、視界不良・・・撤退の二文字も浮かぶが、ま、も少し前進しよう。

一瞬の雪景色。その後もずっとガスの中、嫌んなっちゃうね。

ヤレヤレ、山頂の肩まで辿ってきました。山スキーの方のようですね。

山頂の記念に、山スキーの方に写真を撮っていただきました。ありがとうございます。

展望のない山頂風景。寒いけど、サクッとお昼にしようかな。

岩陰に身をひそめて・・・雪の上で食べる冷凍いなりも乙なもの。温かい味噌汁が嬉しいねぇ。

不意に、雲が切れて真っ青な空が！

お〜、一気に視界が開ける!(^^)!

お隣の中ノ岳が姿を現した。美しいねぇ

辿った剣ヶ峰山は未だびどい雲の中、風のせめぎ合いといった感じ。

雲海が引いていく、風向き変わった？

尾瀬の山々が一望、目の前は笠ヶ岳かなぁ

からだも冷えて・・潮時なので、帰路に着きましょう。

青空に樹氷が清々しいなぁ。

振り返る武尊山頂部、さながら白亜のお城だねぇ

雪の塊り、重すぎませんか？

降り積もった雪が滝のように流れ下ったみたい。

白銀の大斜面、武尊の山懐に抱かれて・・・

剣ヶ峰山の尖峰が薄っすら

寄せては返す雲の波

両翼を広げた美しい姿だね。

柔らかい雪の造形、なぜか温もりを感じますね。

前武尊から続く対岸の尾根を一望

剣ヶ峰山の尖峰、頭上に薄っすら陽の光。見上げる急登ダネ！

剣ヶ峰山を越えて、遥かに望む武尊山

獅子ヶ鼻山、奥には谷川連峰

リフトトップ手前で山々にお別れします。今日も清々しい青空をありがとう！

感想

nksan

今季初めての雪山ハイクで、武尊山に向かうことにした。

朝方、往路の関越道から白銀の武尊を望むつもりが、雲でまったく見えない。
今日は予報ハズレかな、と思いながら川場の道の駅に着いた。無料シャトルバスが山間を縫って川場スキー場へ向かうと、小雪が舞っていた。

まったく冴えない天気だが、好天予報に望みをつなぎリフトへと向かった。リフト2本を乗り継いで、リフトトップに着く。ハイカー数人が身支度を終え、先行して山に入っていった。その後ろ姿もガスに包まれ、あっという間に見えなくなった。

低温、強い風、視界不良で先行きが思いやられる。早や剣ヶ峰山頂手前で撤退の方も見かけた。これ以上荒天になるようなら今日は中止にしよう、そう決めた。剣ヶ峰山を越えたのちも、天候が回復する兆しは見えないものの、悪化する感じでもないので、山頂へ向け、ガスの中を辿ってみることにした。こんな天候の時の、ひとり歩きは気が重い。

途上で早くも登頂をすませ下山してきたハイカーと行き違った。山頂は強風、視界不良とのこと。昨年2月にも来ているので、視界不良でも今の自分の立ち位置はだいたい見当がつく。もうひと頑張りというところか。

武尊の胸に取り付き西稜線を辿って山頂着。視界なしのお疲れさま。兎に角、この天気で山頂まで辿り着けたので良しとしよう。山スキーの方と2人だけの山頂だったので、記念の写真を撮っていただいた。

強風と寒さで、山頂での昼食には迷いもあったが、下山途上も風避けに適当な場所もないことから、山頂の岩陰で済ますことにした。食べていると、突如として雲が切れ青空が覗いた。まったく不意の青空だった。写真を撮っていると、からだが冷えたので、これを潮時に下山した。

時折、写真を撮りながら往路を戻った。風があるので往路のトレースも刻々消えていく。途中でトレース（らしきもの）を一瞬失い、あろうことか支尾根に入って吹き溜まりに突っ込むヘマをやらかした。たまたま、晴れていたので本来ルートを拾えたが、ガスっていたらひと苦労だったかもしれない。雪山には細心の注意が必要と思う。

終盤、剣ヶ峰山を越えると紺碧の青空も広がったが、妙に生ぬるい空気に一変した。やはり冬山はピリッと張り詰める空気がいいなぁと思う。冬季武尊、また来季も機会があれば来たい。

コメント

いいゆ

素晴らしい景色ですね。
おめでとうございます。
素晴らしい景色を堪能出来て。
苦労した甲斐がありましたね。
私共は剣ヶ峰山で早くも下山してしまった２人組です。
ねばれば報われる典型的な例ですね。
私も今度はねばります。

nksan

Re: 素晴らしい景色ですね。
iiyuさん、こんばんは。
剣ヶ峰山への途上で、行き違ったお２人でしたかね。
荒天でしたね。
私も今日は途中撤退かなぁ、なんてスタート時点で思いました。
終日ガスの中だったかもしれません。お天気だけはどうにもなりませんね。
次回は好天を祈念しています。ありがとうございました。

kazuto645

武尊山
nksanさん　こんばんは。

白と青の世界、素晴らしい景色ですね！
冬山のピリッとした空気が伝わってくるようです
樹氷もとても美しいです。
苦労した甲斐がありましたね。

私も一度行ってみたいとおもっておりますが、風の弱い穏やかな日を選んで行くようにします。

強風で寒い中、お疲れさまでした。

nksan

Re: 武尊山
kazutoさん、こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。

１年振りの雪山で手こずってきました。
今回は低温でのカメラ作動具合を試す目的もありました。
幸いマイナス10℃くらいでも支障なく作動してくれました。
撮影時以外はカメラバックに収納し、濡れや低温の対策に心がけたつもりです。
それにしても、降雪、強風時は落ち着いて撮影なんかできませんね。
毎度、見苦しい写真で失礼しました。

和竿🐟wazao

山頂の青空はウレシイですね
こんばんはnksanさん

山頂では強風と寒さの中、昼食を迷ったようですが
突如、雲が切れて青空が出現とは
nkさん、『持ってますね』
山頂での青空は最高のご褒美です

下山時は強風でトレースが消えて大変だったようですね
気まぐれな天気のなかシッカリと楽しまれたようでお疲れさまでした。

nksan

Re: 山頂の青空はウレシイですね
wazaoさん、こんばんは。
毎々ご訪問ありがとうございます。

wazaoさんの雲取復帰に刺激されて、雪山ハイクに出かけてきました。
１年振りの冬季靴とアイゼンで、足が重たかったです。
今回は往復距離も短いので助かりましたが、雪道の長距離はもう年齢的に厳しいです。
wazaoさんの脚力をちょこっと拝借したいくらいですね。
レコ楽しみにお待ちしています！

ランツベルク

羨ましいほどの絶景
nksanさん、こんばんは。

天気の好転、おめでとうございます。
羨ましいほどの絶景を堪能されましたね。
山の天気は急変するとは言われていますがスタート時点での不安を払拭するような急変、白銀の世界を楽しませて頂きました。

Landsberg

nksan

Re: 羨ましいほどの絶景
Landsbergさん、こんばんは。
いつもご訪問ありがとうございます。

このところ、寒さにかまけていましたので、目覚ましに出かけてきました。
厳冬期の雪山はやはり天候の不安がありますね。
当日の天気図では、あまり良くない天候（やや気圧の谷気味）でしたが、予報を鵜呑みして出かけてしまいました。この時季は慎重でないといけません。
今回は良い方に展開しましたが、いつもそういう具合にはなりませんからね。
今後は用心して出かけたいと反省しています。

ふわすけ🐾✨

美しい
nksanさん こんにちは〜
武尊山行かれたのですね〜
大好きな山です

冬の厳しさと
不意に見え隠れする
美しい光景
素晴らしいですね

雪山の天候読みづらいですよね
お疲れ山でした

ふわり

nksan

Re: 美しい
ふわりさん、こんにちは。
ご訪問いただきありがとうございます。

冬季武尊は白銀が美しい山ですね。
ただ、２月末頃までは天候に恵まれないと、結構厳しい場面に遭遇しますね。
今回も山頂まではガスと風で視界不良、途中撤退かなと思っていました。
冬の上越国境周辺の山はやはり安全第一かと思っています。

ふわりさんの美しいレコ、いつも楽しみにしています。
ありがとうございました。

happu1411

美しい冬季武尊
nksan こんばんは。
冬季武尊の登頂おめでとうございます！
雪山素人のわたしにとって、ハラハラドキドキの
レコです…。
荒天でトレースも不鮮明の中、冷静なご判断で、
無事下山されて良かったですね。
やはり雪山は豊富な経験が肝心だと改めて思いました。
雲が突然切れて現れる青空は、最高に美しいですね！
青と白のコントラストがやっぱり違います。
また雪を被った中ノ岳の写真は、心を打つとても
素晴らしいお写真です。自然の美しさと同時に、
怖さみたいな見えない力が伝わってきます…。
次回のレコも楽しみにしています。
happuより

nksan

Re: 美しい冬季武尊
happuさん、おはようございます。
冬季の武尊はスキー場から短距離なので、雲取山よりはるかに楽チンです。
ただ、1月下旬〜２月は荒れることが多いので、好天の日をお奨めします。

冬の雲取山荘もずいぶんご無沙汰しています。
以前は山荘に、ご主人の新井信太郎さん（だいぶお年かと・・）がおられ、夕食後なんかストーブを囲んで、山荘立ち上げの苦労話をしみじみとお聞きしたことがありました。
冬の雲取レコを拝見すると、また行きたくなりますね！