八ヶ岳(阿弥陀岳 赤岳鉱泉泊)
- GPS
- 27:10
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:56
天候 | 8日は一日を通して快晴 9日山中は朝から吹雪 標高を下げるにつれ回復 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に積雪期の登山道です 文三郎尾根は雪たっぷりで若干鎖の支柱が出てる 所もありますが大変歩きやすい 分岐から阿弥陀岳 中岳を過ぎてからが細く両側 切れ落ちているところがあります 距離はそんなに 長くないですがここで風に吹かれると状況が一転すると 思います 阿弥陀岳はあの斜度ですので一歩一歩慎重に行けば登れます 下りも慎重に行けば降りられます(この日に限ってです)状況は 今後の降雪や風などでどうにでも変わってしまうと思います |
その他周辺情報 | 河童の湯 400円 こじんまりとしていて地元のお風呂って 感じですが なかなか良いです |
写真
感想
阿弥陀岳は自分の中で特別で何時かは登らせてもらいたいとずっと思っていました
八ヶ岳山中から見ても一際目立つし茅野の方から見ても赤岳よりも主峰に見えてしまうほどカッコいい山阿弥陀岳
今回一日目は赤岳か阿弥陀岳のどちらかに行って 二日目は朝に硫黄岳辺りまで行って降りようと思っていましたが 結局は二日目は朝から吹雪いていたためそのまま降りてきました
一日目の行者小屋から見る稜線 まだこの時は赤岳でも阿弥陀岳でもどちらでもって感じで 文三郎尾根に取り付き樹林を抜けた辺りから見た阿弥陀岳はいつもより大きく見えてここで心は決まりました
そしてその文三郎尾根の上部を一人で黙々と登っている方に追いつきます 挨拶を交わすとなんと女性でしかも大先輩です その時はあいさつ程度で道を譲ってもらい先に進ませてもらいました この方とは後で何度か会うことになります
阿弥陀岳 いつも文三郎尾根の分岐からみて一つにしか見えず 中岳の存在が自分の中ではないのですが実際に行ってみると行きも帰りも中岳の存在が十分すぎるほど実感できます ヒィ〜ヒィ〜言いながらやっとの思いで文三郎尾根の分岐まで登り返して赤岳を見上げます 行こうかどうしようか考える前に
赤岳はお正月に登っているからと心はとっくに下山しています そそくさと赤岳鉱泉に向かいわざとカラカラに乾かしておいた喉に冷たいビールをあっという間に複数本頂いてしまいました 夕食までは時間がありこのままでは寝てしまいそうなので外を散策しようと気怠い体に鞭をうって中山展望台まで登り返します その途中でまたあの女性ハイカーと行き会いました そこでも少し話をさせて頂き 酒臭さがばれない様に話すのが大変でした
中山展望台では小屋番さんが夕日の鑑賞に来ていて そこで色々な事を聞いたり教えてもらったりとで日没までの退屈な時間がアッという間で 真っ赤に染まっていく岩稜は素晴らしく色はどんどん変わっていくし一瞬として同じ景色が無いようで それからはあっという間に暗闇になってしまいました
それから小屋で何度か先ほどのハイカーさんと話しをする事があり色々感心したり考えさせられたり 自分のこれからの人生のお手本のようでしたし これかの自信にもなりました これから先の脚の衰えを考えてあと何年したらここは無理だろうとか あの景色はもう見られないのかなって思う時がありますが そんなことは関係ないですね 脚は動いているうちは動く 歩幅は小さくてもあの人のように確実に高みに行けるし その時の感動は何時でも味わえるんだなって 自分も何に対しても謙虚な気持ちを忘れることなく歩き続けようと思いました
山は人々を平等に受け入れてくれる 登っている苦しい場面でも不思議と笑顔で挨拶を交わしたり 皆いい笑顔になれる やっぱりいいなぁ〜山は
今回も素敵な出会い 感動をありがとう。
Kijimunaさんこんばんは。
良い日に行かれましたね〜(^^)v
厳しい冬の季節ならではの美しさがビンビン伝わってきます!!
アイスキャディーとオリオンもいいですね(^^)v
私もいつかは冬の赤岳に行ってみたいものです。
小屋泊まりならではの美しい写真、堪能させて頂きました!!
kazumさん こんにちは〜
たまたまいい天気に恵まれました
こればっかりは運ですよね
不思議と休みに雨がぶつかるとそれが続いたり
そんな時は何で自分の休みだけってボヤキたくもなりますが
待っていればこんな日にもぶつかるので不平な気持ちは
持たないように心がけています
今回は山中も一日を通して大変クリアでkazumさんなら
どんな写真になるのかなぁ〜と思っていましたよ
星の写真は難しいですね どうしても流れてしまうし
逆だと暗くなってしまうしで
今度コツを教えてください
kijimuna さん
はじめまして。(^-^)/
積雪期の阿弥陀、憧れです。
この日は、天候にも恵まれて
とても素敵な景観が満載です!
この界隈では有名な、あのおばあさんとの
出会いがあったのですね。 w(゜o゜)w
(私も北沢と赤岳鉱泉さんでお話しました)
あるガイドさんから伺ったのですが、
彼女は何度も途中で引き返しているようで
積雪期の阿弥陀が当面の目標なんだそうです。
年齢を全く気にされていないご様子や、
目標の山に何度もチャレンジする心意気が
素晴らしいと思いました。\(^o^)/
(年齢を理由に様々なことを
やらずに断念するかたが実に多いので…)
辛い登りの時は、彼女の一歩一歩を
思い浮かべるようにしています。
ゆっくりでも確実な一歩を。
そしていつまでも歩き続けたいですね。
素敵なレコをありがとうございます!(*^^*)
sionさん 初めまして こんにちは
コメントありがとうございます
あの日は本当に天気に恵まれて 最高の山行が
出来ました
自分はちょくちょく山に出かけているのですが
あそこまでの晴天は珍しいと思いますよ
あの方はやっぱり有名なお方だったのですね
赤岳鉱泉で話した時に言っておられましたけど
腰だったか脊椎に大怪我をして また歩き始めたと
言っていました 本当に凄いですね〜
下山の朝 自分は天気が悪いので北沢でそのまま降りてきた
のですが おばあちゃんは行者小屋まで登り返して
南沢で降りると 朝支度をされていて登山靴とアイゼンを
出す姿がとってもかっこよかったです
本当にいつまでも元気で歩いてほしいですね
自分も辛くなって来たらあの文三郎尾根を登るおばあちゃん
の脚を思い出して少しずつでも前に進もうと思います
ありがとうございました
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